――エニトゥーラヤ。その名前と名声を知らない者はこの国に居ないとされる、そんな女冒険者がいる。
旅と風の神の加護を背負う、剣振るいし賢者。吟遊詩人に謳われる程の武勇と功績を誇る、現代の英雄の一人。
数々の貴族より求婚を受ける程の美女でありながら、自分に対するあらゆる
その孤高の在り方は、”気高く鋭く、夜空に輝く銀の月”とすら称されている。
……の、だが。
「……銀竜イスクヴォレル。少し宜しいでしょうか」
「まぁ、エニトゥーラヤ先生。どうかされましたか、その様に畏まられて?」
「この様な場で”先生”は不要です」
「ならば、エニトゥーラヤ様。わたくしの事も、どうかイスクとお呼び下さいませ。是非、ぜひぜひぜひ。貴女の隣人の様に、親しみと気安さを込めて」
「…………では。イスク」
腰まで伸びる滑らかな黒髪、
剣の賢者、エニトゥーラヤ。助けられた人々や冒険者達からは”エニ先生”の愛称で呼ばれている彼女は現在、ルクレア村に滞在している。
そして深夜の村の宿内にて、人に変化している銀竜のイスクヴォレルと向き合っていた。
しかし、現状を正確に表すなら。
「……あなたの後ろに居る方々は、どういう集まりでしょうか?」
「どう、と言われましても……貴女との儀式の為に集まって頂いた、わたくしの親しき者達ですが。エニトゥーラヤ様であれば、聞かずともお分かりの筈では?」
「ええ、理解はしていますよ。……用意された人数以外は、ですが」
エニトゥーラヤ――エニは、一糸纏わぬ状態でベッドの上に座り込み、衣服の代わりにシーツを使い自分の体を隠している。
その眼前では全裸のイスクが身を一切隠す事無く凛として座しており――ただし銀の尻尾は犬の様に高速で左右に振り回されている――、その背後には四人もの男達がこれまた裸で並んで立っていた。
エニとイスクが今密会している理由は、ドラゴンカインドの儀式を行う為である。が、男の数が多い。明らかに儀式をするには過剰な人数が揃っている。
ドラゴンカインドは竜と人の個人間で結ぶ契約の様な物であり、ドラゴンキンが代役をする場合もその原則は変わらない。つまりエニがイスクとドラゴンカインドを行う場合、男は一人いればそれで十分なのだ。
なのに何故、この場には男が四人もいるのか。
「お恥ずかしながら、エニトゥーラヤ様程のお方が好む英雄が想像出来なかった物でして……誠に勝手ながら、相応しいと思われる方々をこちらから選ばせて頂きました。申し訳御座いません、物足りなければわたくしの方から謝罪致します」
「…………」
違う、そうじゃない。足りている、足り過ぎて及ばない方がマシだ。表情をギリギリ平静に留めたまま、エニはそう思った。
イスクは人間の英雄を好み、その中でも今を生きる伝説の一人とも呼べるエニトゥーラヤに対しては、最早慕情にも近いクソデカ敬意を持っている。吟遊詩人よりエニに関する詩歌を聞くだけで、テンションが上がり尻尾を振り回して酒場の椅子を吹き飛ばす程である。
そんなエニから、ドラゴンカインドの申し出が来た。これはもう、自分に出来得る限りのもてなしをしなければ無作法というもの。そう考えたイスクは善意百パーセント中の百パーセントで、自分の
とんでもなく大きな世話だ。単なる儀式と言うには過剰な人数をあてがわれる羽目になったエニは、心の底からそう思った。
「まぁまぁエニ先生、そんな仏頂面しないで。こっちだって乱暴するつもりは無いからさ」
「そうそう、折角なんだし楽しんでこうぜ? どうせ一晩こっきりのお遊びだろ?」
「……軽い男は好みではありません」
二人の男がベッドの上のエニに近付き、シーツに覆われていない肩を掌で撫でる。陶器の表面をなぞる様に柔らかな、しかし欲が透けた手付きをエニは虫の様に弾いた。
エニは別に完全な潔癖という訳でもなく、自分の身体を
する事をするだけで、身体を安売りするつもりも無い。下手に勝手を許せば、男というのはどこまでも調子に乗る生き物だ。
余計な事はしない、させない。複数の男に囲まれているというのはどう考えてもろくでもない事態にしかならないだろうが、その姿勢は徹底する。
「嗚呼、エニトゥーラヤ様。お気を損ねたならば、わたくしが代わりに失礼を詫びます。この儀式における全ての責はわたくしにあります故。……皆様、エニトゥーラヤ様に失礼が無いよう気をつけましょう?」
「んー、それもそうですねぇイスクさん。俺もコレでエニ先生に嫌われたくねえしなぁ」
「つーかエニ先生敵に回して朝日拝める自信あるヤツ、ここにいるか? 当たり前だけどオレは無い」
ぺこりとイスクがエニへ頭を下げ、その場の男全員の意気も同調して下がった。
エニトゥーラヤは強い。本業は
鋭利な剣を生やした高嶺の薔薇。そんなエニに本気で嫌われれば、後日死ぬより恐ろしい目に遭わされるだろう。加えてエニは冒険者・民間人問わず方々より慕われており、身体の関係を持ったと軽率に喧伝した場合、彼女の意思に関係無く第三者達から私刑を受けてもおかしくはない。
極上の女性であり、極大の地雷。エニとセックス出来るという千載一遇の機会に先走る男達の心は、現実を思い出し理性を思い出した。
「ドラゴンカインドが性行為という形式である以上、欲情を抱く事は否定しません。ただ、人としての一線は守る事。分かりましたね?」
「わ、わかってますって、エニ先生」
「そ、そんな目で凄まないでくれよ。さっきのはその……緊張を和ませる、ただのジョーダンだって」
「……分かっているなら宜しい」
エニが目を少し絞り一瞥する、それだけで抑止力となる。そう、これはただの変則的な形式の儀式なのだ。
男女が交わるという行為より以前に、目的と名目がある。悪意を以てこちらを辱めるなら、相応の報復をさせてもらう。そういった意図で、エニはこの場に見えないラインを引いた。
人として一線を超えるな、状況を履き違えるな。武器も服も持っていない女のただの眼光は、男達の心に剣を突き付けられた様な感覚を与えた。
「……そうで御座いますね、エニトゥーラヤ様。わたくしにとっても望外の機会で少々気が昂っておりましたが、これは儀式。貴女程の英雄であれば、こちらから頭を下げるのが道理というもの」
男達が黙り込み場の空気が冷えた中、エニの正面に座っていたイスクが静かに声を出す。
イスクにとって人間の英雄とは特別な存在だ。脆弱に生まれ短命に生きながら、時にはその中で強大な魔族や竜種すら討つ者が現れる。なんと恐ろしく、なんと素晴らしい種族か。
”英雄”と称されるその特異性こそイスクが何よりも尊ぶ物であり、金銀財宝の山ですら代えられない存在が今、自分と交わってくれるのだ。こちらから差し出せるものは、全て捧げるべきだ。
そう考え、心の底から反省したイスクは――
「――ですので、皆様。今宵は只ひたすら、エニトゥーラヤ様に尽くす事としましょう?」
「……は?」
◆ ◆ ◆
十分後。
「……ちゅっ……ちゅ、れろっ……」
「はー……エニ先生、ほんと肌キレーだよなぁ……あ。でもここ、傷跡少し残ってるわ」
「耳とか感じたりするの? あ、ちょっとビクっとした。意外と弱い感じ?」
「背中もすげえスベスベだわ……うわ、腰まで細くなりすぎだろ……」
「脚ちょっと震えてるよ、先生? おぉ、ふともも柔らけー……」
「……っ……ぅ……ふ……」
イスクが対面で座るエニに愛おしく口付けを交わしては、時折舌先で唇の表面をなぞる。
それを囲む様な形で、四人の男はエニの全身をじっくりと観察しつつ、身体の隅から隅までを丁寧な力加減で撫で回していた。
◆ ◆ ◆
三十分後。
「んっ、む、ちゅ、ちゅ……ちゅぅ、ちゅぱ、んっふっんぅっ……」
「腋まで完璧なんだよなぁ、毛とか全然無ぇし……ちょっと舐めていい、先生?」
「耳とか舐められた事ある?
「ちゅぅーっ……あ、先生安心してよ。キスマーク、背中の絶対見えないトコに残すから」
「尻とか触るのは……流石に抜け駆けだよなぁ。じゃあ付け根の辺りだけ揉むかぁ」
「ぁっ……ん、ぅ……っ……」
イスクが正面から強く抱き着き、エニと胸を押し付け合いながら小刻みに啄みを繰り返す。
男達は時間をかけて観察し触っていた身体の部位に対し、それぞれ一歩踏み込んだ様な行為で性感をじわじわと煽り始めた。
◆ ◆ ◆
一時間後。
「ちゅぅぅっ……んぅんっ、ぢゅる、じゅるるっ……はぁっ、嗚呼……! まこと甘いです、エニトゥーラヤ様……! ず、ぢゅ、れろぉっ……」
「おぉ、デッカ、おっも……腋からこの辺まで、めっちゃ乳突き出てるじゃん……」
「服の上からでも分かるぐらいだしなぁ。うお、指先めっちゃ沈む。……おっと、乳首は後だよな」
「これがエニ先生の尻かぁ……ん、先生? 腰、ちょっとカクカクしてない?」
「こっちも大分濡れてきてるぜ。あ、まだ直には触らないから安心してくれよ先生。周りだけ、周りだけっと」
「むぅっ……! あっ、んぅっ……! んぁ、はぁっ……!」
背中から抱き締めるイスクが自分の全身でエニの背中を上下に擦りながら、顔を横に向かせて口の中と唾液を奥まで啜り尽くす。
その最中で男達はエニの性感帯を触り始めており、しかし決定的な局部だけは避けて緩い刺激を与え続けていた。
◆ ◆ ◆
――そして。
「よし、次俺の番な。エニ先生、失礼するよー? ちゅっ、じゅるっ、れろろっ、ぢゅうぅ……イイ顔だぜ、センセ? 可愛いなぁもう」
「あーヤバ、いつまでも揉めるわこの乳……乳首もこんなビンビンのコリッコリにしてさぁ、ちゃんと気持ち良くなってるよね?」
「そりゃ間違い無ぇよ、こんな腰浮かせて尻にも指余裕で入ってるし。……お、また締まった。ごめんごめん先生、流石に恥ずかしいよなこんなん。やめねえけど」
「じゅる、じゅるるっ――あーもう、下もヨダレだっらだら。こっちの顔もビッショビショだよ」
「んむっ、ふあっ、はうっ、んぅうんっ! もっ、だ、やめっ――あぁんッ!」
誰もが数えていない程の時間の末。入念で執拗な愛撫を受けたエニの身体は一切の抵抗を失い、ベッドに仰向けに倒れ全身を震わせながら、男達に身体全てを堪能されていた。
閉じる事を忘れて舌を出しっぱなしになり呆けた唇を、思うがまま奪われる。張りのある豊満な両胸を揉みしだかれながら、尖りきった乳首は指で捏ね回される。
尻肉を掴み開かれた尻穴は、エニ自身が垂らした愛液で塗れた指を入れられている。全身の刺激でびくびくと浮いた腰は、秘部と陰核を啜っている男の手で固定されている。
四人がかりでじっくり仕上げられた身体は、完全に女としての火が点ってしまっていた。声を抑えようとする意識が、襲い来る快楽に塗り替えられる。否定の言葉は口にする前に、喘ぎ声に変わってしまう。
「嗚呼、嗚呼……堪らない景色です、エニトゥーラヤ様……! あっだめっ、イク、イクイクッ――んあッ、ふあぁんッ……!!」
一方でイスクはベッドから一歩引いた位置で、その光景を見て立ちながら自慰に耽って一人で絶頂していた。
エニトゥーラヤという自分が想う英雄が、自分の親しく想う男達の手で乱れよがっている。自分の男達で、自分の儀式で、悦んでくれている。それはイスクにとって何よりも嬉しく喜ばしい事だった。
男達に群がられ身体を弄り回される事に恥の色を見せながら、それを本能で受け容れてしまっている。誰もを寄せ付けぬ強き英雄が、今だけは脱力してただ快楽に溺れている。
この事態を招いたのは自分で、この光景を眺められる
「……ふぅ。さて、皆様。エニトゥーラヤ様も十分準備が整った様ですし、そろそろ本格的な儀式に移りましょうか」
「あ、もう良い感じです? いやぁ、やっと本番かー」
「ずーっと休みナシで責めてたもんなぁ、時間感覚無くなってたわ」
「ヤッベ、俺もう股間破裂しそう……」
「こっちも今夜は十発ぐらいイケそうな気分だわ」
「んはぁっ……! はぁっ、はぁっ……くぅっ、んんぅ……」
男に延々と責められ続けたエニと同じ位に股から愛液を垂らしながらも、澄ました顔でイスクはベッドの傍に戻ってきた。
群がり絡み続けていた男達は一旦エニから離れる。永遠にも思えた責め苦から一時解放されたエニは、安堵と共に周囲を見渡し、そして軽く絶望した。
一所に留まらない旅を続けていた事により、エニの身体は軽く女としての本能を忘れかけていた。そんな状態で迂遠で永い愛撫を受けさせられた事で、張り詰めた様な性感が全身に満ちて体の自由は利かなくなっている。
そして自分の周りには、はち切れんばかりに膨張した赤黒い男根が四本。ついでにこの事態を招いた、こちらの痴態を見て発情している竜。
これはもう、どうにもならない。身体で唯一まともに機能する脳は、熱で蕩けきった自分と周囲を客観的に見て、現状を早々に諦めた。
「とはいえ、その前に。今度は皆様の番ですね」
「ん? どゆ事、イスクさん」
「エニ先生は皆様のおかげで愉しんで貰えましたが、その分皆様には多大な自制を強いてしまいましたので。返礼として、皆様の”準備”はまずはわたくしの方からさせて頂こうかと」
もう誰が衝動的にエニを犯し始めてもおかしくない、そんな状況でイスクが一声を挟む。
エニの身体は長過ぎる時間を経て、本人の意思が届かない程完全に女として出来上がった。男達もまた、そんなエニの身体と痴態を存分に味わった事で、興奮は天井に達しようとしている。
しかしそれでも、直接的な快楽を得たのはエニのみ。それは不公平だ。
「……ですので、皆様。まずはわたくしを、思うがままに犯してくださいませ」
◆ ◆ ◆
「んっ、じゅぷ、んんんぅ! はぁ、あむ、むふぅっ……んぁ、むっ、あっ、んはあぁっ!」
「おほっ……! あーやっべ、イスクさんのナカ気持ち良すぎっ……! めっちゃ吸い付いてくるっ……!」
「ケツ穴締め過ぎだってッ……あーくそ、腰離れねぇ……!」
「もっと奥まで咥えてくれよイスクさん……あー、その舌で舐め回されるの、最高っ……!」
「あっあっ、それっ、玉と竿同時に触られるの、良いっ……! 手コキだけでイキそっ……!」
力を抜いて寝転がったままエニのすぐ目の前で、淫猥極まる光景が繰り広げられていた。
今のイスクは後ろの男の腰の上で尻穴を奥深くまで貫かれ、それと同時に前に居る男に身体を押し潰す様な勢いでしとどな肉壺を蹂躙されている。
前後の穴を二人の男から犯されながら、イスクは右に居る男に肉棒を口の奥までピストンされる。そんな状態のまま左の男が突き出している肉竿を余す所無く両の掌で丁寧に愛撫していく。
完全に堰が切れた男達全員に嬲られながらも、イスクは恍惚とした顔を浮かべていた。
「あー限界、イく、出る出るっ――うッ!!」
「うあ、締ま、ヤベッ――うっ、ほぉおっ……!」
「こっち、も――ッ、おぉぉ……! 俺の精子、全部呑んでくれよイスクさん……!」
「あーそれ、玉揉みながら根本擦るの、めっちゃ精子、クるっ……!」
「んんんぅーッ! ……んぐっ、っふ……! はぁ、あぁん……ッ」
そして男達は遠慮無く、溜め込んでいた欲望を白濁としてイスクの身体に吐き出した。
腟内・尻穴・喉奥・両手。最後の
凌辱とすら言える雄からの暴行を受けながらも、イスクの身体はその全てを悦んで呑み込んでいった。
「んくっ、んふ、はぁん……ふふ。皆様、有難うございます。大変、心地良かったです……」
「はぁー……めっちゃ出たわ、やっぱイスクさんのカラダは堪んねえなぁ……」
「…………」
一通り性欲をぶつけ終えた男達が離れ、イスクの身体の穴という穴から精液が漏れ落ちる。一連の行為を眼前で見せつけられたエニは、どういう顔をすればいいのかわからなかった。
今の行為はドラゴンカインドではない。紛れもなく人と竜との性交ではあったが、加護の貸与を示す発光現象が起きていない。貸与は竜による自由意志で行われるものであり、性交さえすれば儀式が成立するという事は無い。
つまり今の乱交は、ただ無意味にイスクが男達に一方的に犯され尽くされただけであった。
「では、皆様。今度こそ、エニトゥーラヤ様の儀式に移りましょう。くれぐれも、失礼の無い様にお願いしますね?」
「はー……イスクさんも良かったけど、エニ先生のカラダも楽しみだなぁ」
「今日はマジで無限に
「……っ」
イスクの一声で、四人の男達の視線が一斉にエニへと向けられた。男達の肉棒はてらてらと汁に塗れ、まだまだ物足りないとばかりにいきり立っている。
犯される。先程までイスクがされていた様に、自分も犯されてしまう。獣欲に満ちた視線はそんな確信をエニに与えてきた。
しかし。
(……こんな事、好きでするつもりは無い、ハズなのにっ……)
ろくでもない事になる、それも事前の予想以上に。それが分かっているつもりなのに、エニの身体の下腹部はぞわりと疼く。
期待、してしまっている。所詮これは儀式であり、自分を安売りするつもりはなく、余計な事をしないと考えていたのに。なのにどうしようもなく、下腹の奥が熱い。
勝手を許せばあんな風に犯されると、イスクが目の前で実演したばかりなのに。あんな風に、我も忘れて乱れされ尽くされると心で分かっているのに。なのにどうして、身体はそれを恐れていないのか。
「んじゃ、とりあえず俺からで良い? さっき手コキだけだったし、ちょっと物足りねぇんだよ」
「オッケーオッケー。そんじゃ、次の順番はこっちで決めとくわ」
「あいよー。……うわ、エニ先生。めっちゃ糸引いてるじゃん、実は結構待ってた?」
「んあっ! ……その様な事は、ありません。するならば、ご自由にどうぞ」
先程までイスクの両手で肉棒を扱かれていた男が、仰向けで寝転がっているエニの秘部を一撫でする。それだけでくちゅりと水音が立ち、男の掌にエニの愛液の糸が伸びた。
エニは表情を取り繕い毅然とした態度を取るも、内心では焦っていた。軽く撫でられるだけで声が上擦る程の性感が走ったのだ。思っている以上に、異常に身体が敏感になってしまっている。
こんな状態で。あんな太い肉棒を。身体の奥に、打ち込まれてしまったら――?
「それじゃ、失礼して……んっ、うぉっ……!?」
「あっ――ん、ぅ……~~~ッ!!」
「ちょ、エニ先生っ、いきなり締めすぎっ……!」
秘部に軽く添え、腰を前に出す。たったそれだけの事で、エニの膣は肉棒を呑み込んだ。
いとも容易く、すんなり、何の抵抗も無く。むしろ蠢く肉襞に引きずり込まれる様な感覚で、男の肉棒が緩々と奥へ埋まっていく。
蕩けた雌肉が肉棒に押し広げられ埋まり切る直前。エニは押し殺した様な吐息と共に両の太腿を強く閉じ、男の腰を留めた。
「~~ッ……あっ、はぁっ、はぁっ……ん、ふぅ……」
「……エニ先生。もしかして、挿れただけで――」
「その様な事は。ありません」
食い気味の反論。ほんのりと染まった頬。そして挿れてきた男に対し、小刻みに震えて締まる両脚と腟内。
それら全てが、自ら男の言葉の先を暗に肯定している。反射的に返答したエニ自身が遅れてそれを理解し、余計に恥ずかしくなった。
「……うんうん、そうだよね。んじゃ、改めて……っ!」
「あっ!? くっ、くぅんっ、ふ……あッ……!」
挿れただけで達してしまったか、男を追求しなかった。その代わりとばかりに、男はエニの太腿を掴んで大きく横に開き、改めて腰を前後し始める。
腰を押し込み、とん、と奥に軽い衝撃。肉棒が子宮にまで届く、それだけで堪え難い官能の稲妻がエニの下半身に走る。そして思考するより先に、膣全体が緊縮して肉棒に絡み付いた。
「くあっ……! スゲッ、エニ先生のナカ、イってるみたいに奥まで締まるっ……最っ高……!」
「ん、くっ、ふぅっ……! いちいち、口に出す事、ではっ――あっ、あっ!」
「悪いエニ先生、腰止まんねっ……!」
「あぅ、んんっ! だめ、そんな、つよくっ――はっ、あッ!」
そして男の肉棒は、エニの中を本格的に犯し始めた。どろどろに溶けた秘肉はそれを留める力も無く、否定や静止の言葉を全て喘ぎ声に塗り潰していく。
挿れるまで男はエニに乱暴にする気は無かった。しかしそんな思考も、自分に犯され乱れるエニという極上の光景と快楽が許してくれない。
熱に浮かされ緩み潤んだ眼差し。波打つ豊満な乳房と、珠の様な汗で光る引き締まった肢体。自分の分身をより深く受け容れようと、僅かに上がった腰。そして、肉襞一つ一つで肉棒に食いつく様に蠢く雌肉。
平時では有り得ないエニトゥーラヤの痴態に、本能が肉棒を急かした。
「あっ、んくっ、ふっ……あぁっ! んっ、ッ、ぁ――あぁんっ!」
「ッ、エニ先生ッ!」
「んあっ!? やぁっ、待っ、ふ、ぁ、ああぁッ!」
欲求のままに肉棒を突き入れ、その度にエニの抑え込んでいた声が少しずつ漏れ出す。抑えきれない熱い愛液の飛沫が男の股座を何度も濡らす。
もっとその声を聴きたい、自分の
押せば締まり、引けば絡まる。無意識に男の願望に応えるエニの肉壺へ、男は一心不乱に抽挿を繰り返した。
「ひっ、あッ! はっ、うっ、んうぅッ! んぁッ、はッ、あぁんッ!」
男の我武者羅な腰使いを受け続け、エニは完全に嬌声を抑える事が出来なくなった。肉棒で奥を突かれる度に、自分の物とは思えない甘い声が喉から飛び出る。
喘ぐ口を抑えるという発想も失い、掌は無意味に背中のシーツを握り締めるだけ。男を止める事も、自分を律する事も、全ての意思が腹から走る快楽の波に浚われていく。
抵抗出来ない。男に、肉棒に、快楽に――自分自身に。男に犯される悦びに震える自分の肉壺に、エニ自身が屈してしまっていた。
「
「ッ、うう、ああっ! あ、ぁっ、あッあッ――あぁあぁッ!!」
「う゛――
「ぅああッ!? あっ、ナカ、だされっ……はッ、あぁんッ……!!」
射精される。その事実を大声で告げられ、胎の奥を突かれ、意識させられ。男より先にエニが、絶頂にまで至った。
一人では絶対に味わえない、胎の奥から湧く深い絶頂。散々に熱し熱された感覚の激流に呑まれ、エニの思考が飛ぶ。それにより締まる膣の圧力に負け、男も精液を吐き出した。
ただでさえ敏感になっている身体で、イカされた直後に男の濁流が流し込まれる。自分の身体の奥で跳ねる雄の感覚に、エニは再び絶頂させられる。昇り詰めた感覚が、全く降りてこない。
”降りてこない”という感覚がそのまま表れた様に、エニは脚を伸ばし腰を浮かせた体勢で男の長い射精を受け続けた。
「――んッ、はぁっ、はぁっ……! はっ、あぁ……んぅ……」
「あー……すっげえ出た……めっちゃ気持ち良かったです、先生……」
「んうっ。……それは……どうも」
身体の充足感と、心の虚無感。男の思うがままに絶頂させられた事に対し、エニはそっけない態度で返事を返す事しか出来なかった
自分にも相手にも、これを見ている他の全員にも。誰にも隠せない程、快楽に流されてしまった。こうはなるまいと思っていた最悪の事態と痴態に耽って溺れてしまった。
男が腰を引き、どろどろに汚れた肉棒がエニの中から抜け落ちる。しかし胎の奥には快楽の余韻と、精液のこびり付く感覚が残ったまま。どれだけ態度を取り繕っても、自身の身体がそれを虚勢だと理解してしまっている。
恥だ。不覚極まりない。エニはそう自嘲して――
「エニ先生、何してんの。ほら、次俺の番なんだから」
「え」
未だ力が入らず寝転んでいた身体を、別の男に引き起こされた。
「先生も随分気持ち良くなってたみたいだし、もう遠慮とかしなくて良いよな? な?」
「いやっ……いえ、すみません。少し、少しで良いので、間を――」
「バックでヤるから、はい尻向けて。んじゃ、挿れるぜ」
「だめ、待っ――くうぅんっ!」
反射的に口を衝いて出た拒絶の懇願も虚しく、エニの体は男の手により仰向けからうつ伏せに転がされる。そのまま流れる様に男は無防備に晒されたエニの陰裂へと自らを突き入れた。
精液と愛液でぬかるんだ肉壺は、最初の男よりもすんなりと肉棒を迎え入れる。一切抵抗する力が身体に込められていない事を感触で確かめた男は、エニの尻肉を鷲掴みにして腰を振り始めた。
「うお、めっちゃトロトロ……あー気持ち良ぃー……」
「んぁっ、あ、はあっ! だ、やぁっ――あッ! そこ、そこ、はっ……!」
「お、先生ココ良い感じ? こう、この辺?」
「ああッ! やっ、だめっ……くっ、ぁあんっ!」
男が余裕を持って探る様に肉壺を突いて擦ると、少ししてエニの嬌声がワントーン上がる。確認する様に男が一点を集中的に肉棒でノックすれば、目に見えてエニの身体が跳ねた。
堪える事が出来ない明確な女の弱点。それをエニの反応から察した男は、肉棒を深く突き入れるよりもその一点を責めるのを優先する事にした。
「あ、んっ、んんんッ! だっ、めッ、くぅんッ!」
「どうよ先生、気持ち良い?」
「そんなっ、ことっ――んあッ、は、あぁんッ!」
問いかけられてもまともな声で答えられない事実に、エニは辱められている自覚が強まる。実の所、男からすればエニに気持ち良くなって欲しいという思いの方が強かったのだが、そんな事はなんらエニが知る事では無い。
望まぬ行為で望まぬ快楽を押し付けられ、望まぬ痴態を赤の他人達に晒している。英雄だのという他人からの評判を気にしている訳ではないが、純粋に人として恥ずかしい。
それを噛み締めながらも、今のエニに出来る事は何も無かった。
「んくっ、ふ、ぁあっ、あああッ! くぅ、んっ、んんんッ……ふあんッ!」
尻肉を掌全体で揉まれながら、親指で尻穴を擦られ、その上で内側の弱点を何度と無く虐められる。狭いベッドの上に逃げ場は無く、身体は男に媚びる様に腰が跳ねて顔を伏せる事も許さない。
ちかちかと頭の中が白み、喉が嗄れそうな喘ぎ声を抑えられず、ただ突き入れられる男の逸物の感触に打ち震える。自分でも抗えない性の欲求のまま、肉壺がきゅうきゅうと締まる。
雄を求める自分の中の雌が、自分自身を乗っ取っている様だ。流浪の旅中では決して味わう事の出来ない、深く長い性行為が、エニから全ての意志を奪ってしまっていた。
「あー
「あっ、あッあッ! ……もう、好きに、してくださ――あぁぁんッ!」
最早形でしかない今更な許可を求めた男は、エニから諦めの言葉が出た瞬間に遠慮を無くし、それまでじっくり動かしていた肉棒を最奥まで叩き付けた。
肉付きの良い尻が弾ける音が部屋全体に響く。それから男はエニの細腰をがっしりと掴んで、絶対に逃げられない様にした上で腰を激しく前後させる。それによる衝撃は、エニが構えていたよりもずっと大きかった。
「うあッ、あ゛、はあッ! おく、きてッ! うぁ、あぁッ……あああッ!!」
思う存分奥を貫かれ、肢体を揺すられ、最も弱い
おかしくなる、おかしくなる。賢者と言われる程の頭脳はたった一つの事しか考えられず、その思考すら肉棒一突きで淫らに上書きされる。
胎の奥を貫く肉棒の硬さ、熱、快楽。べしゃべしゃと愛液を股間から漏らす不快、恥、快楽。女、雌、快楽。
感じる全てが最後にはひとつになる。ひとつの事しかわからない。何もわからず、頭と身体が達してしまう。
「あーイクイク、
「んあぁぁッ! あッあッ! んぅっ……あっ、はぁあッ……!!」
エニ自身絶頂しているのかしていないのか、その境目すら分からず翻弄される中で、男はエニの背に覆い被さり潰す様にしながら最奥に精液をぶち撒けた。
鍛え抜かれた男の肉体。逞しく硬い重みに押し潰されながら、押し込んだ肉棒が脈打ちエニの中で精を流し込んでくる。男の力と女の無力を全身で感じさせられながら、エニは重ねて絶頂に追いやられてしまう。
もう何も出来ない。全ての自由を奪われた代わりに押し付けられた大きすぎる快楽に、エニは喉と肢体を震わせて屈した。
「はぁ、はぁ……たまんねぇわ、二発目なのに……イスクさんより良かったかも」
「おいおいマジかよ、次俺いっていいか?」
「いやぁ、流石にちょっとぐらい間置いた方が良くね? ほら、先生もぐったりしてるし」
「……くぅ……はぁ……」
体で圧し潰されていたエニから男が離れ、開き切った秘部から白濁がごぽりと溢れる。二人分の挿抜と射精をまとめて受けた陰裂は、閉じる事を忘れてひくひくと痙攣し続けていた。
いつでも、いくらでも、どんな風にも犯せるだろうそんな状態。そんな様でありながら、未だエニを犯していない残った男二人は一旦時間を置いていた。事前にエニと決めていた通り、最低限の一線は守る様に。
それが今のエニには逆に辛かった。いっそただ状況に流され、一方的に男達に凌辱されていると考えれば、諦めてこの無力感にも割り切れた物を。
男達が与えた配慮は、今のエニにとってこれが同意の行為と思い出させ、忘れ切れない羞恥心を再び沸騰させるだけでしかなかった。
「ふふっ、エニトゥーラヤ様。失礼、少しお体に触ります……」
「……っ……」
「嗚呼、その蕩け切ったお顔……! 美しいです、エニトゥーラヤ様……!」
「むぅっ!? じゅ、るぅっ、んぷ、うぅんっ……!」
離れた場所に居たイスク――手持ち無沙汰であった為、行為を終えた男達の肉棒の”掃除”を行っていた――がエニの元にやってきて、うつ伏せになっていた体を引っくり返す。エニが今浮かべている表情を見たイスクは、辛抱堪らないとばかりに抱き着き、ディープキスをし始めた。
唇を深く合わせ、斜めに食み、開いた口内に舌を入れて舐めしゃぶる。音を立てて唾液を啜りながら、エニの両胸に掌を沈ませ、下から持ち上げる様に揉みしだく。
思わぬ不意打ちとそこから齎される官能を、エニは為すすべなく受け続けた。
「ぷはっ――ふふっ。エニトゥーラヤ様、旅は素晴らしい物ですが……たまには、この様な一時も良いでしょう?」
「……なに、を……?」
「海を渡る鳥達ですら、船を止り木として休む事もあります。……何にも縛られない事こそが貴女の魅力ですが、時にはこうして在り方を捨てて休まるのも、悪い気分では無いでしょう?」
「……そんな事は……あんっ」
反論しようとしたエニの下腹部を、イスクが撫でる。それだけで上擦った声がエニの言葉を塗り潰した。
悪いと言えなかった、それが答えだった。少なくとも今は快楽が理性を上回り、抵抗する気も起きない。
イスクはエニを自身のドラゴンキンとして下に置くつもりは毛頭無い。ただ、短い時を生きる英雄に刹那で良いから、心身共に休まる節を与えてあげたかったのだ。
「……今だけはお忘れ下さい。これまでの旅の疲れも、いずれ先に訪れる試練も、何もかも。全てを忘れ、今に浸り。英雄としてでなく、人としての享楽を思い出して下さい」
表情を殆ど変えぬ微笑みで、しかし聖母の様な雰囲気を以て、イスクはエニを抱き締める。
どこまで行っても竜であるイスクに、人の英雄たるエニの苦労は分からない。しかしこうして他者と交わる暖かさと心地良さは、本能的に共有出来る。だからこの場を設け、エニの心を癒そうと思ったのだ。
ドラゴンカインドで与える加護はそのついでに過ぎない。イスクが尊ぶのは金銀をも超える英雄の、儚くも美しい人の輝きなのだから。
――だが。
(……余計なお世話でしかありません……!)
そんな綺麗な心遣いなどどうでもいい。何を言おうとどんな思想だろうと、今エニがやられている事はドラゴンカインドの場を借りた辱めでしか無い。
そして下手に善意が絡んでいる分、否定もし辛い。ドラゴンカインドで加護を受けるメリットを考え、受け容れたのも自分である。
なのでエニは喉のすぐそこまで来ている文句を、極めて、物凄く、不本意ながら呑み込んで。不機嫌さも顔に一切表す事無く、上機嫌なイスクに真っ直ぐ視線を返した。
「……ふふ。さて、皆様。実はわたくしも少々寂しくなってしまいまして……エニトゥーラヤ様の傍らで構いませんので、わたくしの身体も慰めてはくれませんか……?」
「勿論ですよイスクさん、皆で気持ち良くなりましょう」
「いやぁ、この村に居合わせて良かったなぁ……」
密着して脚同士を絡めたイスクがエニの股を縦に開かせ、二人の濡れそぼった股座を共に男達に見せつける。絶世の美女と言える二人が淫猥に絡み合い、陰部を見せつけて誘ってくる様に、待たされている男達は身をせり出してくる。
ぎしり、四人分の重みで一つのベッドが小さく悲鳴を上げた。どうやら今度は二人まとめて、二人に犯されるらしい。しかもイスクがエニを責める気である以上、構図は三対一に近い。
その上。
「じっくりやっても良いけど、俺達もまだ元気だからな。あんまり夢中になり過ぎんなよ?」
「そうそう、今日の夜は長いんだから。全員満足するまでヤりまくろうぜ」
「…………」
ついさっきエニを犯し終えた男二人も、また肉棒を屹立させている。今は何度か射精して余裕が出来ているだけで、肉欲はまだまだ残している。
イスクがわざわざ選び抜いた程の男達だ、体力切れはそうそう見込めまい。今夜だけで何度射精する気か、というか夜が明けるまでにこの行為が終わり切るかも怪しく思えてきた。
本当にもう、どうしようもない。
「……はぁ。もう良いです、満足するまでやってください……」
「お、先生もノリ気になった? 満足するまでシて欲しいって、やっぱ欲求不満だった感じ?」
「……どうせ、そうしなければ終わらないだろうというだけです」
好きで犯されたい訳では無い、それだけは違う。しかし今晩この儀式を受け容れたのは自分だし、すぐに終わらない事も間違いないだろう。
もう良い。もう考えるだけ無駄だ。言われた通り、今だけは全部を忘れて、夜が終わるまで流されてしまおう。どうせ一晩限りの事だ、恥も外聞も無い。
エニは諦めた感じで男達に横目を――潤んで熱っぽい流し目にしか見えない、そんな眼差しを向けた。
「へへっ、まぁ安心してくれよエニ先生。期待された分、しっかり気持ち良くしてあげるからさ」
「イスクさん、もう挿れて良い? 先にもっかいイスクさんのナカ味わって、それからエニ先生ヤりたいからさ」
「ええ、どうか存分に――ああんッ! あぁ、ああ……! 逞しい、ですっ……!」
返事もそこそこに、男はイスクを松葉崩しの形で犯し始める。突然の行為にもイスクは喜色満面といった風に顔を緩ませ、逆に腰を男へと押し付ける様にして歓迎した。
イスクの甲高い喘ぎ声は、密着しているエニの頭の中にまで響く。自分以外の雌声を強制的に聞かされ、自分まで妙な気分になる事をエニはやっぱり諦めて、甘んじて受け入れる。
全部、今夜だけ。今夜の事だけだ。だから、どうでもいい。
「今夜は寝かさないぜ、エニ先生?」
「……どうぞ、ご勝手に……あぁっ!? やっ、あ、おっき……あんッ!」
自棄という名の通りに一切自分の意思を捨て、エニの肉壺が
肉棒から伝わる男の興奮も、それを受け止め悦ぶ自分の官能も、抑え切れず溢れる喘ぎも、何もかも。何もかもを男に委ね、自身の女に委ねる。
全てを忘れて、淫らに乱れる。
「あっ、ああっ、ああぁんッ! みな、さま、もっと! もっともっと、わたくしたちを、ご堪能下さい……はぁあんッ!」
「くっ、う、はぁんッ! ん、んぅッ、はあっ、あ゛……あああッ!」
それから、一晩を通し。村の片隅にある宿からは、二つの雌の声が高らかに響き続けたという。
ドラゴンワームリングの中ではエニ先生が一番好きです。次がイスクさん。
前話で「めっちゃ書くの遅れてるので気長にお待ち下さい」とか言って本当に一年以上経過してしまいました。済まぬ……済まぬ……
一応まだ続き書く気はあるんですが、確約は出来ません。書くならセレスさん+ウェインさんの話になります。