ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで― 作:暁深夜
「淫紋は、淫魔が使う性行為による発生エネルギーを最大化する手段として使われます。大きく二種類に大別できます! 一つは固定型。これは短期的なエネルギーの増大を目指すもので、即座に注がれた魔力に応じた効果が現れます! もう一つは成長型。こちらは長期的なエネルギーの増大で、一定条件を満たす毎に模様と効果を増大させます。副次的に、それが刻まれた人は注がれた魔力に応じて、自身の魔力も成長させます!」
メイドの説明を聞いていて、思っていたことがつい口からポロリと漏れてしまう。
「あ、それだ……」
すると、メイドたちに複雑な目を向けられた。哀れみと、興奮が入り混じっているかのようだった。
「羨ましいような……怖いような……」
基本的に、アスモデウスの城でメイドをしている人たちは首輪を付けて誰かの為に仕事をする。そんなことを、自ら望んでやっている人たちだ。
「説明続けますね……。えっと、成長型の淫紋はいくつか種類があって、腹部に刻印されるもので陛
下の魔力から考えると……。45画あたりが最大だと思います。つまり、その模様ですと殿下の性感に対する感度は45段階に分けて上昇します」
少し、恐怖に身が震えた。多分今の僕の淫紋が2画なんだと思う。多分、昨日のえっちで1画増えたんだと思うから、経験したのは1画の状態でのえっちだったということになる。
「だから、本当にごめんね……。私の私財は、全部アレン君が自由に使えるようにするから!」
アスモデウスは少し涙目で訴えてきた。
「う……うん……消せないんだよね?」
それなら仕方ないと思うし、嫌な記憶じゃないし……。
「うん……。一応見た目だけなら消せるけど……」
アスモデウスは本当に申し訳なさそうな顔をしていた。
とこで、淫獄と人間界では常識が違う。
「ご安心ください陛下! 殿下の腹部にご注目ください!」
衣服にほんのりとピンク色の光が透けていた。
「興奮してくれちゃうの!?」
それを見て、アスモデウスは一気にパッと表情を明るくした。
絶対思い出しちゃったせいだ……。
「殿下、これがあっては性的な興奮は一切隠せませんよ! 今、2画なんですね! 殿下はとてもえっちです! 陛下に実に相応しい!」
常識も違えば、褒め言葉も違うし、褒められる原因も違う。
メイド達の目から哀れみの色が消えて、純粋な興奮の視線が僕に注がれた。
「うぅ……ひどいです……」
そして、この言葉の受け取られ方も違う。僕はもっとしっかりと淫獄を理解しないといけない……。
「殿下、光、強くなっちゃってますよ? 陛下におねだりなさっているのですか?」
そして、アスモデウスも根本的には淫魔であり、人間の常識は知識として持っているだけ。
「ごめんね、お昼すぎまで待ってね~」
だからそれがどこかへ消えてしまい、淫魔の常識の中で扱われてしまう。
「うぅ……」
なのに、淫紋は光を増していく。恥ずかしくて、なのに昨日のことを思い出しては体が昂ぶってしまう。
もう、おかしくなるか、淫魔たちに自分の気持ちを正しく伝えられるようになるかの勝負な気もした。
「これはこれは。陛下、国婿教育を始めてもよろしいのではないでしょうか?」
冒険者というのは噂の
上位冒険者たちが仲間内で話している言葉も聞こえてきたりはする。
「うーん、アレン君、どう?」
中には淫獄と
淫獄と違うのは、それが陰鬱な雰囲気をまとっていること
「え……えっちなやつですか?」
僕は、そんな話から陰鬱さを取り除いて考える。
「ちがうよー! えっちな教育は、私がしたいな♡」
その発言だけで、夜が大変になった気がした。
「殿下が淫らでなによりでございます!
淫らで何よりだなんて、人間界で聞いたことがまずない。
「でも、私以外とシて欲しくないからなぁ……」
アスモデウスは心配性だった。しかし、昨日のことを考えると首を傾げざるを得ない。昨日は、庭園の植物の相手をしても良さそうな雰囲気を出していた。
「では、所有奴隷の契約試用制度を使うのはいかがでしょうか?」
こうして話はどんどんと進んでいく。すっかり淫獄の常識の中で……。
「いいかも! でも、アレン君どう? ひどい命令はしないよ?」
アスモデウスのことだから、信用してもいいとは思う。
「それって……?」
制度によっては断固の拒否が必要だった。
「所有奴隷は、個人に隷属する唯一の手段です。最初は一日から始め、徐々に解除不可能な時間を伸ばしていきます。そして最終的に、恒久的な人権の移譲をを行うのです! 陛下が人権を保証しているから、殿下に人権があると言う状態になりますね! 保証主が陛下であれば、淫獄でこれ以上安全な立場はございません。ただし、陛下に対して、一切の拒否権がなくなります」
奴隷ではある。奴隷ではあるのだけど、普通に幸せになれそうなところがこの淫獄のおかしなところだと思う。だって、ひどいことをしない人の奴隷は人間界でもそこまで不幸に見えなかった。
「じゃあ、お願いします……」
しかし、ここは淫獄。地獄の一角だ。何が起こるかわからない。身の安全は大事だ。
未知でしかない淫獄の治安に任せるより、一晩優しくしてくれたアスモデウスの方が安心できる。
「じゃあアレン君、身分証を貸してね」
そしてそれも身分である以上、身分証の状態を変えなくてはいけない。
「はい……」
身分証のアクセサリーをアスモデウスに渡すと、彼女はそれを少しいじって首輪の状態にした。
ただの首輪じゃない。前に飾りのような錠前がついているのだ。
「抵抗するなら今のうちだよ♡」
「え?」
あっけにとられた瞬間に、カチンと音がして首輪は施錠されてしまった。
「アレン君、これで今日は私の命令に逆らえないよ♡ 私の見てないところで、えっちなことしちゃダメだよ?」
それが最初の命令だった。もともとするつもりがなくて、その命令はあってもなくても関係なかったけど……。
その言葉を終えた頃には、アスモデウスは食事を終えていた。そして、公務をしなくてはいけないようで立ち上がって部屋を出て行った。
「今日は犯罪についてだよね? 直近の犯罪率は?」
そして、この首輪は少し待てば良かった。アスモデウスはメイド一人を連れて行き、そのメイドとちょうど治安の話をしていた。
「相変わらずです陛下! ずっと減少傾向です! 前年比90%の減少で十万人当たり0.001件です」
そして、治安が異次元に良かった。ただ、犯罪になることも違うのだと思うし、人間界なら犯罪になるようなことを好き好んで受けに行く人もいる。
「ふふっ、殿下! 人権、あずけちゃいましたね!」
ちょっと人間界に帰りたいような気持ちになった。でも、どう考えても慣れればこっちのほうが幸せだ……。