ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで― 作:暁深夜
ピュセルを連れて帰ってきて、そんなピュセルにもちゃんと休憩の時間を与えてからそれは始まった。
「この部屋、吊りに最適ですよ!」
梁のある、見たことのない装飾の部屋。でもやはり、繊維質がこれでもかというほどない。金属や皮革で作られた、部屋だった。
「古代風か……。あの頃は、本当に家を作る方法で難儀した」
なんて、少し真面目な話を持ち込むルシフ。
「実はね、アレンちゃんが淫獄の食べ物から作れる媚薬を人間界で交易して布なんかを仕入れてくれるの!」
アスモデウス様が言った瞬間、三人分の瞳がキラキラと輝きながら僕を見たのだ。
「なんと、アレン! 当然かもしれないが、君は天地の期待の星となった!」
天国、及び地獄。それらは、繊維質の不足に喘いでいて、特に布を求めていたのだ。大変だけど、僕にとって手の届くところに天地の渇望がある。そしてそれを手に入れるために売る材料は、淫獄でありふれたもの。
きっとお互いの欲しいという欲望が噛み合わさった時に、そこに商売が成り立つのだ。
「ん……殿下すごい!」
ただ、自分の能力の範囲内。僕が一人で出来ること。だから、そんなにすごいことだなんて思っていなかったのだ。
でも結局そういうことだと思う、仕事というものは。自分の中で大したことないことが、他者にとってとてつもない恩恵に化ける。そんなとてつもない恩恵だと感じる人に、市場を通してつながる。きっとそれが仕事で、商売で……。人間界にいた時みたいにギスギスしなくてよかったのだ。
「ところで、その媚薬とは我ら悪魔にも効くのか?」
しかし、忘れていたのである。僕は、淫獄の媚薬効果を消す薬を飲んでいない。なのに、お茶菓子を食べてしまった。
「うーん、多分効かないよ……ただの食べ物だから……」
アスモデウス様たちが話している間にも、僕は心臓が早くなっていくのを感じていた。
「お二人様。殿下、発情して限界みたいですよ? その媚薬が、唯一効いちゃう殿下の事、忘れてました?」
なんてシェムハザが茶化した。
そう、今でも僕の体には淫獄の食べ物が媚薬と化す。中和剤は食べる前に飲まなくてはいけない。僕も、それを忘れていた。忘れちゃったのである。
「ふふっ♡ 忘れてた♡ ちょうどいいから、このままシよっか♡」
と、アスモデウス様がとぼけて……。
「妹よ、確信犯だな……」
と、ルシフがじっとりとした目を向けていた。
「ピュセルちゃんもずっと裸で居させるのもかわいそうなので早速縄を着せてあげましょう♡」
そんな風に始まってしまったのである。
シェムハザはピュセルの後ろに、アスモデウス様は僕の後ろに移動して、そのまま流れるように両手を掴んで後ろに組ませる。僕はアスモデウス様には身体能力で絶対にかなわないし、かなっても抵抗する気はない。
「シェムちゃん、吊るなら全身を縛る縄のかけ方がいいよね?」
アスモデウス様も縄のかけ方はいくつも知っている。もはや、淫魔の嗜みだ。
「はい! 縄が奴隷ちゃんのハンモックですから! 体を支える縄が少ないと、痛い思いさせちゃいます!」
淫魔が与えたいのは被虐感であり、苦痛ではない。シェムハザの縄のかけ方は、足を編み込むようだった。それと同じことをアスモデウス様が僕に行う。
足だけじゃない、体も編み込んで、まるで網の中に閉じ込めるかのようだ。股にも縄が渡される。
「んんっ♡」
それが、クリトリスを擦り上げるのだ。淫獄の縄は皮革であり、表面は滑らかだ。なめらかだけど、確かに摩擦があり、クリトリスを適度に刺激する。
「あ、キモチイ?」
肉体が半淫魔の女性になってからさんざんいじめられたクリトリスだ。敏感で、これでもかというほどの性感を発していた。
「ピュセルちゃんももう気持ちよくなってきてるよね? このあと逃げ場なくなっちゃうのに、大変だね♡」
続いて、上半身の縄も完成させられていく。先に抵抗するための四肢を固定して、それを編み上げるような縛り方へと発展させて行く。
アスモデウス様も、見るだけでそれを完全に真似していく。シェムハザと変わらないような速度で。
僕には複雑で覚えられそうもない縛り方なのに。
「なるほど、縦に吊るんだね?」
ピュセルも僕も、足を折り曲げられてお互いにおまんこを向け合うような格好で恥ずかしくてたまらない。なのに、顔を隠す両手も後ろに組まされて縛り上げられている。
「はい! 縄余ってるじゃないですか? それを天井の梁にかけて……引っ張る!」
淫魔は元々人間に比べると何倍も怪力だ。でも、人体と似た肉体構造だけに下向きの方が引っ張りやすい。
僕たちの体は宙にうかされていくお互いに、恥部を見せあいっこしながら。
「んんっ♡」
「あっ♡ んっ♡」
クリトリスが縄に擦り上げられて、体が気持ちよくなってしまう。それを逃れようと、身をよじると縄はさらにクリトリスを刺激する。シェムハザの縛り方はそれだけで、快楽の無限ループに突き落とすシステムだったのだ。
「はい、陛下! ノンホールピアスですよ♡」
僕はそれを知っていた、いつぞや水着についていたものだ。その先端に鈴がついている。
「えぇ~♡ そこまでしちゃうの♡」
それは、快楽と恥辱の両方を僕たちに与える道具だったのだ。
僕もピュセルも、そのピアスも三つ付けられる。両乳首と、クリトリスに……。