※この作品はR-18です。

ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで―   作:暁深夜

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半淫魔のプリンセス

「それじゃあ、使ってみていい?」

 

 ドレインは触らないと使えない魔法。でも淫獄も平和だ、愛撫しつつ使うのが日常。だからきっと、射程距離が必要だなんて思わなかったのだ。

 

「どうぞどうぞー!」

 

 シェムハザが勝手にアスモデウス様がピュセルに魔法を使うのを許可する。僕にも見えやすいようにか、空中に書かれている魔法式に魔力を流し込むような形で。

 紫色の魔弾が生み出され、それが射出される。

 

「んぐぅ♡」

 

 ピュセルは唐突な絶頂に驚いて意識を取り戻して身を仰け反らせた。

 

「おはよーピュセルちゃん♡ 少し、陛下と殿下のドレインの的になってあげてね♡」

 

 シェムハザのサディストっぷりが凄まじい。ピュセルが快楽に翻弄されるのを喜んでみているのだ。

 

「ほら、アレンちゃんも!」

 

 と僕はアスモデウス様に急かされた。文字列を僕の前に浮かべてくれて、マイナードレインの魔法式はこの時にやっと知った。武力というより、娯楽に使われる魔法だ。単発の絶頂では、少なくとも淫魔は止められない。

 

「じゃあ、まずはマイナードレインだけ覚えてみるね!」

 

 アスモデウス様が見本として展開してくれている、魔法の中から射出の文字列を外して構成することにした。

 既存の魔法は、何故かすぐに覚えられる。複雑でも、使用できる力量があると頭に焼き付くのだ。それで、まずはマイナードレインの魔法式を覚えようとした。

 

「……うん!」

 

 何故か喜色満面のアスモデウス様。

 僕は疑問を抱きながら、マイナードレインの魔法式を発動させる。

 

「んんんんんんんんん♡!?」

 

 その効果を受けたのは僕だった……。

 

「アスモデウスも意地が悪い。接触の項目を外している事を教えないとはな!」

 

 見ていたルシフに盛大に笑われてしまった。既存魔法式ではなかったのだ。その魔法効果は僕自身にかかり、僕自身を絶頂させる。一回分、普通の絶頂。

 普段から何度も絶頂させられている僕だ。一回だとやっぱり普通に耐えられる。身を持って、止められないことをしっかり理解した。

 

「オナニー魔法、セルフドレイン……なんてね♡」

 

 アスモデウス様のお茶目に引っかかってしまった。本物のドレインじゃなくて良かった、これまで経験した絶頂を一瞬で経験させられるだなんて、死んじゃう……。

 

「もう!」

 

 それはさておき、アスモデウス様はちょっとひどいのである。

 

「ごめんごめん! これがタッチかなぁ……」

 

 そう言って、目の前に描き出してくれたタッチの魔法式。それをそれまでの魔法式に組み込むと、アスモデウス様が使うように光を灯すことができる。

 

「今度こそッ!」

 

 僕はやけになっていた。だから、そのままその手でピュセルを触ったのである。

 

「んっぅ♡」

 

 ピュセルは絶頂し、のけぞった。そして、何故だか全身に甘美な感覚が広がる。

 

「なんだろう……この感覚……」

 

 癖になるような、じんわりと体の奥に何かを供給されるようだった。

 

「あ! ドレインで回復するんだ!」

 

 アスモデウス様の言葉で気づいた。僕も半分は淫魔、だから相手の絶頂を食らうことができる体質になったのだ。

 

「おぉおお! 半淫魔だから!」

 

 人間としての魔力自然回復能力があり、相手を絶頂させることで魔力を増加させることができる。半淫魔はかなりズルい(チート)存在かも知れない。

 それと同時に、頭の中に魔法式が少し焼き付く。

 

「さ、今度は射出でね!」

 

 アスモデウス様に言われるまま僕は射出のマイナードレインの魔法式を構成する。

 

「うん!」

 

 そう言って放った。

 

「んんんんんんんんん♡」

 

 絶頂しビクンと跳ねるピュセルの体。

 

「アレンちゃん♡ 今度アレンちゃんをあぁしてあげるからね♡」

 

 アスモデウス様に言われてハッとする。僕がやっていたのは、ピュセルに対する快楽責めだ。深く考えずにやってしまったけど、そうなのだ。

 

「あ、ごめんなさい!」

 

 慌てて僕は謝った。

 

「謝罪なんていりませんよ、ほら見てください。この満たされた顔……」

 

 シェムハザがピュセルの顎を掴んで、顔を上げさせる。そこにはまるで楽しく遊んだあとの子供のような、疲労困憊なのに満たされた表情が浮かんでいた。

 

「ふふっ。ねぇ、アレンちゃん?」

 

 急にアスモデウス様に呼ばれて、僕はそっちを見た。

 

「なに?」

 

 楽しげな表情をしていたものだから、ワクワクした。

 

「イっちゃえ♡」

 

 僕にはドレインが必要なかったのだ。

 

「んぁあああ♡」

 

 そう、夢の中であんなにも刷り込まれてしまった。だから、それを言われるとマイナードレインよろしく僕は絶頂してしまうのだ。

 

「ふふふっ、私専用のドレイン♡」

 

 夢の中で刷り込まれた条件は、魔法のように抵抗できなかった。

 

「高度な心理テクニックは、魔法と見分けが付かんな! だぁーっははは!」

 

 ルシフはそう言いながら笑った。氷獄は意外と笑顔の耐えない場所なのだろう。

 

「もう!」

 

 そして、また僕は憤慨することになる。

 それから、いろいろなことを考えた。ピュセルは相変わらず的で、でも後でシェムハザがちゃんと役に立つものは伝えてくれるらしい。

 込められた術式を繰り返す制御球。それを悪用して、命中してしまえば無限にドレインを繰り返す魔法なんていうものが生まれたりもした。凶悪すぎて、もはやそれは処刑である。

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