ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで― 作:暁深夜
僕は早々にアスモデウス様に負けてしまった。スパーダはメイドに揉まれながら、時折僕たちを見たりもしていたようだ。
「なぁ! あんたも馬鹿みたい強ぇな! アルトリアとの戦いは全然全力じゃなかったわけだ!」
剣で誘導して魔法を当てる。それが僕が騎士団長に冷や汗をかかせることができる戦い方だ。
「殿下は強いですよー! 私、多分勝てないですもん!」
一般淫魔にはそろそろ負けない。とてもズルを積み重ねているから、そろそろ負けていられないのだ。
「あはは! こうしてアスモデウス様と訓練してますから!」
こうしてだけではない。僕は既に半淫魔であり、淫紋の成長と合わせて、アスモデウス様に抱かれるだけで強くなる。
「まぁ、アスモデウスさんだっけ? あんたが一番ヤバそうだ! ちなみに、どのくらい強い?」
なんて、スパーダはアスモデウス様に尋ねる。
「ん? 淫獄の国民を全員無傷で取り押さえられるくらいかなぁ? 今もうちょっと強いかも!」
だから、淫獄の最強戦力がベールを脱いでしまった。そう、魔王は魔王を除く地獄の一領域の戦力を超えている。だから、圧政もやりたい放題にできる。それをやってしまうと
そうじゃなくても無数の触手を持っているが、アスモデウス様の普段のそれは戦闘能力より利便性だ。
「やっべぇ……」
スパーダは素直に、ドン引きした。
「そうそう、急な質問だけど、スパーダくんはえっちなこと好き?」
晴天の霹靂。アスモデウス様の口から鳴り響いた。
「あたぼうよ! こんなに暴れると滾る!」
冒険者の男がよく言うことだ。だから抱かせろと何度言われたことか……。
「例えば、そのメイドちゃんが両性具有だったら気持ち悪い?」
錬金術の書には、両性具有の絵が描かれていたりする。ただ、男性ベースの両性具有ばかりだ。きっと女性蔑視の女性ベースのものが省かれてしまったのだろう。
「んー? あぁ……。めちゃくちゃ滾る!!!」
ところで、ここは淫獄。淫獄のおもてなしといえば……。
「では、よろしければ枷を致しましょうか?」
そう、えっちだ。
「いいのか!? あぁ、でも少し落ち着かせてくれ。師匠にそこまでしてしてもらうって、俺としてはちょっと滾りすぎてな……」
そう、スパーダは圧倒され、久方ぶりに師と仰げるほどの人と出会った。終盤は、完全にメイドに剣術を指導されていた。
「構いませんよ? 私、淫魔ですから!」
淫魔の性欲は旺盛で、人間で言うところの絶倫が大好きだ。なぜなら、淫魔はさらに絶倫であり、そうでなくては相手にならない。
「じゃあ……お言葉に甘えて……」
結局スパーダも誘惑には勝てなかったのである。
「14番ちゃん、ではお客様が満足してくれるようにその体でいっぱい奉仕してあげてね♡ ただし、相手が人間だっていうことを忘れないように!」
メイドに対する言い方というのもある。メイドであり、娼婦であり、とそんな扱いの言葉かけのほうがメイドは喜ぶのだ。技能を持った人のメイドごっこを、メイドとして役立てているに近いのだから。
「はい♡ では、参りましょう♡」
メイドはスパーダの腕を抱きしめ、誘導を始める。あぁ、彼も贄になるのだ……。
きっと精液は採取され、媚薬へと加工されてしまう。絶頂はエネルギーとして取り込まれ、メイドはさらに強くなる。
「お、おう……」
スパーダの鼻の下は伸び、そして股間にはテントが張られていた。
「まぁ、まだ上層だから大丈夫かなぁ……」
今挑んでいるのは最悪のダンジョン。最奥にいるロストが、ロストを強力なものへと変貌させる力の供給を行っている。それが上層階にはほとんど届かないため、弱いものから順になっているのだ。
だから上層では、スパーダはきっと暴れられない。
「私たちも後でシようね♡」
なんて、アスモデウス様に耳元で囁かれて心臓が飛び跳ねる。今となっては、アスモデウス様のお誘いは媚薬のように心を犯すのだ……。
「うん……♡」
しかし、まだ松明持ちたちをもてなさなくてはならない。
「じゃあ、テラスに戻ろうか?」
―――――――――
テラスに戻ると、ローランスとラルクは既にいなかった。もしかすると、既に淫魔に連れて行かれてしまったのかもしれない。彼らも贄になるのかもしれない……。
ジプシエルもいなかった。ジプシエルに関しては謎である。性欲があるかどうかわからない。
そして、アルトリアもおらずメタトロンだけかと思った。しかし、声が聞こえた。
「アルトリア、降リナクテイイノカ?」
僕らが戻った時に最初に聞いたのはメタトロンの声だった。
「いいのです。こうしてメタトロン様に髪を梳いてもらうなど、これまではなかったのですから。堪能させてください」
アルトリアの声は甘かった。愛しい人に、甘えている時の声だったのだ。
「アルトリア、愛シイ。私ハアナタガ天使トナリ、永遠ノ愛ヲ誓イ合ウ日ヲ、待チ切レナクナリソウダ」
そしてメタトロンの声は、低く優しく響いていた。そこに確かに愛があった。
「私もなのです、メタトロン様。その暁には、毎日私の髪を梳いていただけますか?」
しかしとて、アルトリアの声がこんなに甘く儚いものになるなんて予想できなかった。
「モチロン。毎日サセテオクレ」
慈しみ深く響くメタトロンの声。メタトロンに勇気を出してもらって本当に良かったのだ。アスモデウス様は、偉大な恋のキューピットである。