ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで― 作:暁深夜
「ダメぇ♡ コワレル♡ 壊れちゃう♡」
淫紋が刻まれるとき、それだけで快楽が全身を襲う。それは絶頂に酷似した快感、それが間断なく続く。
今はそれを、アスモデウス様のおちんぽを受け入れながら受けている。
あまりの快楽に、衝撃に涙が勝手に溢れ出す。
今回新しい淫紋は左肩に刻まれている……。
「殿下♡ お辛そうですね♡ 気持ちよすぎますものね♡」
同じ被虐嗜好を持つメイドは、それを的確に理解して言葉にしてしまう。
組み敷かれる敗北感と、強制される被支配感を彼女はよく知っている。
「まだ二つ目だよ♡ 淫紋はね、一度に四つ入れられるの♡ 淫紋が消える頃にはどんなえっちな体になっちゃうのかな♡」
おなかの淫紋だけでいっぱいいっぱいなのに、新しい淫紋を刻まれてそれにまだ二つも刻まれてしまう。
恐ろしい快楽責めが僕を待ち構えているのに、気持ちよすぎて何も考えられない。
「そんな殿下に朗報です。背中には、お腹と同程度の効果を有する大淫紋が刻めますよ♡ そして、四つが完成して淫紋が消えると、また四つの淫紋刻むことができます♡」
しかも一度刻まれた淫紋の効果は決して消えることがない。僕の体はどんどんアスモデウス様に都合がいいように改造されていってしまう。
被虐的で、なのに与えられるのは身に余る快楽だけ。だから僕はどんどんとのめり込んでしまう。どんどんキモチよくなってしまう。
「そんなの♡ 無理ぃ♡」
僕が言ってもきっとやめないでくれる。僕がこう思ってしまう限り……。
「はい♡ もう刻んじゃったよ♡」
今は小さな線にしか過ぎないそれが、やがて僕を快楽の地獄に叩き落としてくれる。
そんな被虐感を僕は楽しんでいた。
「これ……が……?」
息も絶え絶えに、僕は尋ねる。
「うん♡ これがね、宝飾品みたいになるんだよ♡ 見えやすい部分だから、ちょっとおしゃれなのにしたよ♡」
でも、見えるようにして歩いていたら淫魔たちにはわかってしまう。僕が淫紋を刻まれてしまった、調教済みの体であることを。
でも、そもそも淫紋が最初に刻まれた時から、興奮してしまえば淫魔には気付かれてしまう。
「では陛下。私はバビロン様より、貞操帯をお預かりしてきます!」
淫紋の刻印が終わるとメイドがそういった。
「はーい!」
アスモデウス様の返答を聞き届けると、そのメイドは部屋を出て行ったのだ。
「バビロン様? 貞操帯?」
一つは聞いたことがない名前、そしてもう一つが人間界で聞いたことのある最悪の物品。
「バビちゃんは、メイドのオシオキ担当官で、基本的に軍を取り仕切ってもくれてるよ!」
こんな国だから、多分軍の仕事にもえっちなことが関わってくるんだと思う。
「それで、貞操帯は? 僕が付けるの?」
正直震えていた。それは悪い噂しか聞いたことがない。主に、人間界でも奴隷が着用させられるものだ。
奥歯がカチカチと震えていた。
「人間界の貞操帯って怖いものなの?」
すっかり僕が萎えてしまったのかを感じてか、性行為は一時中断になった。
「うん……。金属が擦れて血が出たり、錆びて壊死しちゃったって話も聞いて……」
大体冒険者から聞かされる話だ。そんな冒険者たちに騙されそうになった過去も一度や二度じゃない。
男性冒険者で、そんな場面を助けてくれる人もいたけど、大体がそれはそれでひどいことを言う人だった。助けたことを恩に着せて“妊娠しないのが好都合”だなんて……。
「そっか、じゃあ人間と国交が開けたら輸出しよう! 淫獄の貞操帯は怪我しないよー! ただ、つけた人がその気になると、きもちよーくさせられるだけ♡ でも、そんなひどいものが使い道あるの?」
淫獄に存在する拷問はただ許容量を大きく超える快楽を与えるだけ。そして、拷問とは名ばかりで、人によってはご褒美にしかならないと思う。例えば、アクセサリーを自分で首輪にしちゃう淫魔とか。
「大体……奴隷……」
だから、きっとわけわからないと思う。こんなことを言っても。
「なんで!? 大切な奴隷ちゃんにそんなことするなんてありえない!」
そう、この国では奴隷は自分の意思でなるもの。それに、首輪に鍵がかかった奴隷は長い時間をかけて人権を移譲するもの。だから、奴隷という身分に自分を置く人も大切にされているのだ。
ちょうど、いつでも誰でも娼婦になれるし、いつでもやめられる。そんな状況に近いと思う。娼館から逃げ出す必要なんてない。
「そっか、淫獄だもんね……。ところで、暴力を受ける人とかいるの?」
いない気もするけど、微妙にいる気もするのがこの淫獄だ。だって淫魔の趣味趣向はえっち方面で多様すぎる。
「いるよー! そういうのして欲しい人は、自身が望む範囲かつ、肉体に不可逆的損傷が起こらない範囲で被暴力を楽しむ権利を有します! 私が作った法律です!」
アスモデウス様はドヤ顔でそういった。
「対応する法律まであるんだ……。あれ? 淫紋って不可逆じゃ?」
ふと、そんなことを思った。
「あれは暴力じゃないからいいの!」
急にちょっと子供っぽくなるアスモデウス様。女王様ですごく美人だけど、こういうところは可愛いと思った。
「そっか! あ、そうそう。陛下に具申です!」
ちょっとだけ今思いついたことがあった。
「なんでしょう我が愛しの国婿候!」
ちょっとふざけたやり取りだ。こういう時の態度はフラットだった。そして、それが心地よかった。
「食べ物は、媚薬としてなら人間界に輸出できると思うんだ」
でも、まずは国交を開かなきゃいけないけど……。
「え? 大丈夫?」
僕は特段どうしてもまたあのお茶菓子を食べたいとは思わない。食べたいといえば食べたいけど、あれは淫魔のシェフの腕がいいからあんなに美味しい。
「うん、人間界の媚薬は中毒性があるから。でも、淫獄の食べ物にそれはないと思う。まぁ、シェフさんたちの料理の腕には中毒性があるけどね!」
例えばそれを僕が人間の国に持って行って、売りさばいてもいいと思う。帰りにたくさんの布を買って帰れば、喜んでもらえると思う。
「うん! じゃあ、シトリーに言っておくね! アレン君もすっかり国婿殿下だねぇ♡」
アスモデウス様が嬉しそうで、僕まで嬉しかった。
ちょっとふざけたやり取りで、気持ちが和んだ。