※この作品はR-18です。

ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで―   作:暁深夜

26 / 191
ドレインは別に吸ってない

 疲れすぎて、夕飯がほとんど食べられなかった。淫魔は恐ろしい……。

 しかもお腹の大淫紋は7画、左肩の小淫紋は4画まで成長してしまっていた……。

 残ってしまった料理はシェフたちが食べてくれたそうだ。このあたりの仕組みは……よくわからない。人間界でも同じなのだろうか……。

 僕だってどっちかというと冴えない冒険者。貴族のことは詳しくない。

 そんなわけで、僕は午前の国婿教育を受けていた。なんと、シトリーが僕の先生だった。

 

「まず、殿下の疑問にお答えしましょう。殿下はこうお思いではないでしょうか? 私が布の衣服を着ていると……」

 

 そう、ドレスもそうなのだが今日も布でできた燕尾服を着ているように見える。

 まるで女性の騎士のようで、かっこいい。

 

「正直……はい……」

 

 だから、布の服が余計に恋しく思えるのだ。

 

「それは間違えでございまして、これは生体衣服です。これは一日に一度着用して、自由に行動させてあげる必要があります。その際、強烈な快楽を与えるものでして、淫魔の性具の一つです。一度自由を与えると、最低限の食事を終えるまでは決して止まりません。更に許可段階を引き上げてしまえば、この衣服は着用者に更なる快楽地獄を味あわせてくれるため、国民の被虐嗜好によって欲求不満に陥る国民にとても人気です」

 

 そのシトリー先生だが、真面目な顔してものすごくえっちなことを教えてきた。

 生体、つまり生きているということ。だったら餌だって必要だし、しっかり面倒を見なくてはいけない。

 

「そう、淫獄ではほとんどの生き物が、絶頂からエネルギーを得て生きることができます。私たち淫魔も例外ではなく、性交を満足に行えていれば最低限死ぬことはありません。しかし、淫魔同士の性交によるエネルギーは人間に比べると圧倒的に低いのです。相手が人間の場合、同じ魔力量を保有する者同士の間でも最低10倍と言われています」

 

 だから、人間と契約したがる淫魔が多いんだと納得できる。だからきっとアスモデウス様も人間にも目を向けたんだろうと思う。

 本当に、そんな肉体構造に感謝したい。少なくとも、人間界より随分生きやすい世界に来ることができた。同時にイキやすいことはさておいて……。

 

「さて、ここからは殿下が欲していた力に関しての教育を行いたいと思います。まずは、なんでもいいので魔法を使ってみてください!」

 

 身長も低い、筋力もつかない。肉体に関してナイナイ尽くしだった僕は、魔法はちょっとはできる。

 といっても全部独学で、魔道書の一つすら買えなかった。ただ、生き残るために必要なことはなんでもできる。

 

「はい! 理をここに、我は水の摂理より、僅かな恵みを望む。四海の理より来たれ、水よ」

 

 これだけ長い詠唱をしないと、一杯の水を手に入れるのに僕は魔力のほとんどを失ってしまっていた。

 だがどうだろう。魔力が減った気がしない。なのに、水はちゃんとある。

 空中に浮遊するそれを、シトリーは近くにあった花瓶から花を抜いてで受け止めてくれた。そしてその水を少し観察すると、花を戻した。

 

「丁寧な詠唱ですね。魔力も陛下と同じ傾向を強くお持ちです。これなら、淫魔の固有魔法、ひいては陛下の固有魔法すら使えるでしょう。さて、淫魔の固有魔法についてお話します。基本的に淫魔の固有魔法は殺傷能力が低く、無力化能力が高いです。どういう魔法かというと、これまで経験した性的快楽を相手に叩きつける魔法が一番簡単です。想像してください、相手はこれまで殿下が陛下から受けた性的快楽を一瞬で全て経験させられます。動けますか?」

 

 率直な感想……しんじゃう……。

 

「絶対無理……です……」

 

 というかそれを想像したくない。ただ、さすが淫魔だと思う。戦闘にまで、快楽を使うのだ……。

 

「ですね。しかも相手は絶頂しますので、淫魔が使うと使用した魔力をほとんど回復できます。よって、ドレインと呼ばれています」

 

 その名前は聞いたことがあった。魔術には二人の始祖がいて、その片方が使うことができたと言われている伝説の魔法だ。不殺を貫いた始祖だが、放蕩の限りを尽くしたと言われている。

 英雄色を好むと思っていたけど、色を淫魔に好まされていたのかもしれないと思った。

 

「ドレインって、そんな魔法だったんですね……」

 

 相手のスタミナを魔力に変換して吸い取る魔法だと言われていた。全く違った、この魔法では対象が絶頂してスタミナが消費しているだけだった……。

 

「はい、なのでドレインを受けたがる淫魔も居ます」

 

 淫獄のマゾヒストは桁違いだった……。

 

「えぇ……」 

 

 アスモデウス様も僕にそんなことしたいんだろうか。絶対無理だから、絶対に言わない……。

 

「尚、これは成長型の淫紋を一気に最大まで成長させるために使うことがあります。これが淫獄の最高刑の前段階です。その後、国営の畜産施設に回されて永遠に強制労働させられます。さて、ドレインについてはよくわかったと思います。では殿下、使ってみましょう。バビロン様が罪人を管理していますので、そちらへ参りましょう。大丈夫、使い方は丁寧に教えて差し上げます」

 

 淫獄の最高刑は恐ろしすぎた……。だって、庭園の植物を見ればわかる、畜産業も絶対に性的快楽による蹂躙だ。それを休むこともできず、永遠に……。

 でも、淫獄だ。それがされたい人もいるのではないだろうかとちょっと思ってしまった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。