ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで― 作:暁深夜
そのバビロンという淫魔が居たのは、城の半地下。なんちゃって牢獄だった。
何がなんちゃてかというと、床が綺麗だし日光もちゃんと届くのだ。
一度冤罪で三日ほど投獄されたことがある。牢獄は、もっと腐った匂いがする場所だ。
ここはそうじゃない。えっちな匂いがするだけだ。投獄されている淫魔たちの肌も綺麗だし、なんだったら投獄されているほとんどがメイドなのだ。
「おはよう副王様♡ 今日はお楽しみのため? それも、そちらの子と♡」
本能が、感じる。ここにいては犯される……。
そのバビロンという淫魔は、淫獄のてらてらとした衣装を着ていて、それがセックスシンボルを強調している。もはや色欲を具現化したかのような外見だった。
「そちらは、後ほど。今は殿下のドレインの練習台を探しています」
後ほどなのが驚きだ……。シトリーはパッと見ると身持ちが堅そうに見えるのに。
でも記憶を漁れば絶対にそんなわけはない。初日にあんな格好をしていた人なんだから……。
「ということはぁ♡ あなたが、国婿候殿下ですね♡ 私の小さな地獄へようこそぉ♡ いつでも陛下と遊びに来てくださいねぇ♡ いかなる施設でもお貸ししますから♡」
言葉遣いからわかる……。このバビロンに対してシトリーは少し性的に隷属的な立場なんだと思う。だって、バビロンは僕に敬語を使っているから敬語を使わない人ではない。そんな彼女が副王と呼んでいたシトリーには敬語を使っていない。淫獄の相関図はぐっちゃぐちゃだ……。
「あ、はぃ……」
それより何より、アスモデウス様にここに連れてこられる可能性は十分だ。ここには大型の診察台などがたくさんある。
「そんなことよりもバビロン様、殿下に淫獄の刑罰や犯罪の主な発生原因などを教えて差し上げてください」
やっぱり犯罪はどうしても発生するのだ。こんなに、優しい国民性なのに……。
「そうですねぇ、基本的に軽犯罪を犯してしまった人はここで騎士たちの資源として奉仕させられますよぉ♡ 困ったことに、重大犯罪の多くは究極のドMちゃんによって引き起こされますねぇ♡ 農場で、ローパーの苗床になって永遠に屈辱と快楽にまみれたい子たちのせいです♡」
……犯罪の原因が、思ってたとのと全く違った。
「そんな人がどんな犯罪を……?」
環境のせいかもしれないけど、淫獄はマゾヒストが多すぎる気がする。もしくは、マゾヒズムのスイッチを入れてする仕事が王城に多いからかもしれない。
「大体、重大虚偽告訴を暇をしてる騎士に何度も行いますねぇ♡」
別に対して重大ではないような気がした。もちろんそれだって人間界では騎士の機嫌が悪ければ首が飛ぶ。淫獄に比べたら修羅の国だ。
「殿下、問題はそれを自分が最高刑に処されるまで続けることです。他人に最も迷惑をかけず、罪を重ねるの方法だそうです……」
淫魔の性への執着が凄すぎる。でも他人にかける迷惑を最小限に抑えようとするあたり、僕が抱く幻想がひょっとすると現実なんじゃないかと思ってしまう。
「他にも処罰は色々ありますよぉ♡ あ、彼女とかどうですかぁ♡ ちゃんと最高刑ですからね♡」
結局その人も淫魔で、綺麗な人だった……。
仰向けに、ビロードのような生地のベッドの上に裸で拘束されていて、肌には確かに淫紋が刻まれていた。
でも、それが淫紋とはわかるけど僕のものとは随分と違う気がする。
「この淫紋って……」
なんだかとっても色がくすんでいるのだ。
「なんですかぁ♡?」
バビロンは、僕に訪ね返した。
「殿下、陛下の淫紋は特別製ででございます」
そんな僕にシトリーは耳打ちをしてくれた。
「あらぁ♡ 陛下に淫紋頂いているのですね♡」
ただ、そんな言葉を淫魔が聞き逃すわけがない。バビロンもすごく興味津々の様子を示した。
「こほん、それよりも殿下、彼女にドレインを」
シトリーがそれを言っている間に気づいた、彼女の淫紋はこれで光っているのだ。
つまり、彼女はそれを心から望んでいて今その永遠の屈辱と快楽の地獄に堕とされるのを待っている。
痛いとか、辛いような刑罰にすればいいのに……。
「えっと……こうですか?」
僕は彼女に手をかざし、シトリーに言われたとおりに魔力を流してみる。
すると、彼女の腰は跳ね上がり、淫紋は一気に4も画数を増やした。
「お見事です! しかし、初めてでこれほどの効果を表せるとは……」
ドレインは魔法の練度が上がるたびに、これまでに経験した快楽の全ての完全再現に近づくらしい。
もちろん、ドレインを扱うのにはこれまでにどれほど快楽を経験してきたかも重要だ。
「さすがは陛下ですねぇ♡ たった二日でこれほどの快楽を♡」
僕がされてきたことは淫魔の業界でもちょっと異常らしい。バビロンの話を聞いているとわかる。
「だ、だって! 昨日は午後の間ずっと……」
僕はずっとアスモデウス様に抱かれていた。凄まじい快楽だった。それを一瞬で体験させられた彼女はたまったものではないだろう……。
なのに、彼女の淫紋はより強く光っている。
「殿下、それよりももう一度!」
まだ、魔力が回復するという感覚はなかったけど、彼女の淫紋を成長させきるまで連発しても疲れなかった。本当に強くなっていたのだ……。
アスモデウス様は確実に僕に力もくれている。もはや、悪魔の欺瞞でも何でもない。契約の誠実な履行だった。