ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで― 作:暁深夜
イツニナッタラタイクツデキルカワカラナーイ。
外での昼食は僕には不可能だ。だから昼食を城で済まして、一番近場の目的地である研究所を最初に訪れた。
「これ……人間用媚薬……魔界の食べ物から抽出した……」
提出は朝だったのに、研究がこんなに進んでいる。淫獄の研究員が凄すぎる……。
「んー! アリちゃん優秀! 淫獄随一!」
むしろ、彼女に比類する存在がいるのだろうか。
だいたい、淫魔とはほとんどがプロポーション抜群の美女だと思っていた。なのに、彼女はとても小さく童顔で、ブカブカの白衣を着た子供のような淫魔だった。僕より小さい人は初めてだ……。
ただ、布のように見えるから、産んだのだ……。
「えっへん。陛下に褒められる……アリスト……嬉しい」
あ、子供だ……。とても子供っぽい性格。頭脳の成長にリソースを全て回し、精神や肉体を永遠に後回しにしているかのようだった。
「彼女は……アリスト様で……いいんだよね?」
本当に研究員なのか疑いたくなる。
「うん! 淫獄最高の研究発明家。アリスト・アッカディアちゃん! どう?」
人間界にこの人が来たら、人間界の発明家たちの心が折れそうなきがする。
「正直びっくり……。だって、半日経った? それでこの成果!?」
驚天動地とはまさにこのこと。というよりありえない。一週間もあれば、全て理解されてしまうと思う。
だって、この短時間で人間の体に媚薬として効果を発揮するものだけをより分けてしまったのだ。
「殿下……褒めてくれた……嬉しい……。照れてきた……欠点、言う」
さすがのアリストでも、欠点のない物をこの短期間で作れないのは当たり前だ。
「なぁに?」
アスモデウス様が尋ねると、アリストが答えた。
「濃縮……起こった……薄めないと……使っちゃダメ……。あと、味ある……美味しい……飲みすぎ……注意」
あまり欠点とは思えない。でも確かに効果の強い薬の味がよくて、たくさん飲んでしまいたくなるのは欠点かも知れない。
「どのくらいの効果?」
ただ、その答えを聞いて納得した。
「一滴……性欲以外……消える……。精神系……」
しかし、アリストはすごく必要最低限しか喋らない。ただし、その最低限には感情も含まれていて、すごく人間味がある。
なんというか、すごく矛盾した魅力的な存在だった。
しかし言っていることは恐ろしい。一滴で性欲以外の全てを消し去る精神作用を発揮させる薬。
僕は食料ではくこっちを売るほうがいいと思ったけど、それは危険すぎる。
「薄める……理想……原液……ダメ……」
ただ、その効果の強さは薄めればよかったのだ。それをすぐに教えてくれた。
そう言いながらももアリストはそれを手元でちゃちゃっと薄めた。瓶から一滴を取り出して、それをコップに入れる。そしてそのコップから一滴僕のコップに入れた。
どれだけ薄めたのか全くわからない。どんなに濃い味があっても、これだけ薄めてしまえば無味無臭だ。
「って、飲みませんよ!!」
ここで発情させられてはたまったものじゃない。デート中だ。
「残念……」
しかし、アリストはそう言ってから自分の水を飲み干した。僕には絶対飲めない濃度であろうそれを。
「淫魔には効かない?」
アスモデウス様が尋ねる。
「ん」
しかし、結局欠点は簡単に克服可能なものばかりで、アリストは照れ隠しに言いたいだけだったみたいだ。とても可愛らしい性格だと思う。
「そっかー! じゃあ、他の成果もある?」
アスモデウス様がさらに尋ねると、アリストは少しだけ申し訳なさそうな顔をした。
「おもちゃ……だけ……」
あるにはちゃんとあるみたいだ。
彼女は足元から箱を拾い上げると、それを机の上に置いた。
「これは?」
そしてアスモデウス様が取り出したのは猫耳と猫尻尾のセットだった。
「猫、なりきりセット……」
おもちゃらしいものが来た。ただ気になるのが、猫尻尾が腰に貼り付けるシールのようなものがついているのだ。それが結構大きい。
「アリちゃん、何か機能あるでしょ?」
確かに、こんなの人間の世界でも作れる。
「ん! 猫の性感帯……再現する……」
瞬間、アスモデウスの目が急にえっちになった。
「買って帰れる?」
するとアリストは言った。
「献上する……」
まぁ、女王様だしそんなこともあるだろうけど、アスモデウス様絶対僕につけさせる気だ……。
「注意ある……。性感帯……しっぽ取ると……なくなる……」
と、アリストがいうのだけど……。
「よかった……」
僕は胸をなでおろした。
「ん……改良中……殿下……えっち♡」
絵面的に子供がそんなことを言ってはいけないと言いたくなるけど、多分彼女も僕よりよっぽど年上だ。
「うんうん、よかったよかった! ちなみにこの段階は機能それだけ?」
アスモデウス様が尋ねると、少しアリストは考え込んで答えた。
「つけた人しか取れない……」
結構ガッツリと色々な機能がある。淫具の開発なども彼女が行っているきがする。
「うんうん! 販路は作って大丈夫?」
割とアスモデウス様も商売的なこともするものだと勧進した。
「ん!」
彼女の表情から読み取れた。大歓迎であることを。
きっと僕は今夜猫にされてしまうのだろう……。