※この作品はR-18です。

ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで―   作:暁深夜

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騎士の淫紋

 アスモデウス様は政務に、僕は国婿教育に別れることになる。正直ちょっと寂しいけど、午後になればまた会える。

 アスモデウス様が優秀すぎるせいか、政務の仕事をちゃっちゃっと片付けてしまうのだ。

 僕の方は僕の方で、殺傷性の魔法が使えるようになれば、一度人間界へ帰ろう。人間界で売るものも決まったから。

 

 一度目は媚薬の噂を作る事。そのために安くていいから、10個も売ればなんとかなると思う。

 その時に多少冒険者稼業もやって、布を用意する。媚薬という言葉は、平民をやっててもわかるくらい貴族たちが欲している。そのせいで平民は多くの被害を今でも出している……。

 依存性があり、肉体を蝕む代償を払いながら、一時の快楽と興奮を得る媚薬なんて消え去ればいい。

 

 一方淫獄の食べ物の効果は、興奮しか得られない。ただ、それでもえっちをすれば快楽を得られるのだから媚薬としては十分だ。依存性と、肉体への悪影響がなくなる対価として、快楽を得るために行動が必要になった物。間違いなく、人間界の既存の媚薬よりも安全だ。

 あとは売り方、売り家の師弟を参考にしよう。なにか芸をやって、その芸の対価として買ってもらえれば……。ここが一番難しい……。

 失敗してもアスモデウス様も許してくれるだろう。お仕置きにかこつけて、えっちしてもらえるくらいだと思う。だから、駄目で元々、とにかく試してみよう。

 

「あ、アルプちゃんにレジーナちゃん!」

 

 しかしアスモデウス様もすごい、ただの騎士一人の名前がすんなりと出てくる。

 

「陛下に殿下! ごきげんよう! これから、政務ですね!」

 

 そして、アルプもやっぱりちょっとフランクだ。それでもやっぱり、ちゃんと尊敬も表してくれる。

 

「お目にかかれて光栄に存じます! 御身に、幸福と実り多き日でございますよう!」

 

 レジーナは、やっぱり人間の文化だ。昨日フランクになりすぎたと反省して、少し態度を改めてるのかもしれない。

 そんなことをするから、アスモデウス様に肩を揉まれる……。

 

「硬いってー! でも、そんなところも可愛いかな♡」

 

 レジーナは、顔を赤くして挙動不審になっている。多分、可愛いと言われ慣れていないのだ。

 

「へ、陛下! お戯れを!」

 

 アスモデウス様はみんなに優しい無私の王なんだと思う。でも、昨日は結構アスモデウス様の欲望を受け止められた。ちょっと、アスモデウス様の特別になれた気持ちだ。

 

「それより、二人はこれから肉体訓練?」

 

 多分、魔法の方の訓練もあるのだ。だからあえてわざわざ、こういった言葉があるんだと思う。

 

「はい陛下! レジーナ殿も剣を振りたいご様子! 口説き伏せてみたのです!」

 

 アルプが誘ったなら、レジーナも参加しやすいと思う。彼女も騎士だったみたいだし、すごく良さそうだ。

 

「じゃあ、飛行訓練の騎士にアレン君を混ぜてあげて?」

 

 急にアスモデウス様がそんなことを言ったから僕はびっくりした。

 

「え!? 僕飛べませんよ!?」

 

 すると、アスモデウス様は忘れてたとばかりにちょっといたずらっぽく……。

 

「あ、言い忘れてた……。背中の淫紋はね、翼になるの!」

 

 それを聞いて、アルプはマントを脱いだ。淫獄の騎士鎧は背中の鉄板がなかったのだ……。

 

「殿下、私にも背の淫紋がございますよ! 淫魔と一口に言っても様々です。お聞きしたところアリスト様にはお会いしたとか?」

 

 確かに、アルプの背中には淫紋があった。それも、四枚の翼が生えた紋章のような大きな淫紋が。

 お腹に刻まれた淫紋より大きい気がする。もしかしたら、一番大きい淫紋は背中なのかもしれない。

 

「うわぁ……すごい……って、はい!」

 

 ただ、なんというか色っぽい……。淫魔の背中はとても綺麗なんだとよくわかる。

 アスモデウス様が綺麗なのは当然だ。だって色欲の権化なのだから……。

 それと、僕が出会ったアリストは確かに他の淫魔と全く体格が違った。

 

「彼女はリリィと呼ばれる種の淫魔です。子供のような愛らしさが特徴ですね! 中には翼のない淫魔も居て、そんな彼女たちでもこれがあれば飛ぶことができます! だた、その飛行能力と超回復能力が高いので、騎士なら皆この淫紋を刻印します」

 

 冒険者に有意な淫紋が、騎士に有意じゃないわけもないか……。

 しかし、飛行能力まで手に入っちゃうなんて……。この淫獄で、手に入らないものがあるのかどうかという疑問が浮上する。

 

「なるほど、アスモデウス様! ありがとう!」

 

 言い忘れてたのはちょっとドジで可愛い。でも、淫紋の能力はすごくありがたい。

 

「え? うん!」

 

 勝手に入れたの、気にしてるのかも……。そんなのどうでもいいくらい、ありがたいものなのに。

 

「アルプ殿、私もそれを手に入れられないでしょうか!?」

 

 飛べることが騎士にとってどれほど有意義か……。高い機動性を確保できるのだ。

 

「バビロン様に頼めば……。しかし、対価に性交を求められますよ?」

 

 淫紋は大量の魔力を注いで刻印する。刻印した淫魔は、魔力を取り戻さなくてはならない。だから、えっちして回復する必要があんだと思う。

 

「ぐっ……少し考えさせてください……」

 

 今のレジーナならそうだと思う。人間の記憶が消えたときは、もしかしたらかもしれないけど……。

 

「ところで、訓練にアレン君を混ぜてもらうのは大丈夫?」

 

 そういえば、その返答がまだだった。

 

「もちろん! 騎士団は殿下を歓迎します!」

 

 今日の国婿教育はこうして飛行訓練になった。

 アルプは少なくとも魔術で僕より優れている。あの光刃の魔法、僕には使えないから……。

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