※この作品はR-18です。

ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで―   作:暁深夜

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水の国

 あぁ、本当に僕の体は……。

 あんなに激しく絶頂させられたのに、もういくらでも動ける。

 

「もう! アスモデウス様もう! 一気に10画も淫紋成長してるじゃん!」

 

 何よりも、背中の超回復の淫紋の効果が大きかったのに、さらに大きくなっている。こんなもの、長距離を全力で疾走できるほどのものだ。

 それにこんなにずっと刺激されていたら途中から痛くなるものなのに、痛いなんて感じたことがない。きっと怪我もすぐ治る。背中の淫紋だけで充分に過保護だと思う。

 

「可愛くてつい……。ごめんね♡」

 

 ピュセルの体で僕の体がどんな風に動いちゃうのか教え込まれたし、快楽を与える満足感もちょっと理解できるようにされた。

 

「うぅ……もう……」

 

 だから、気持ちよかったしいいかって気分になってしまう。

 最近の僕は、甘えるのが好きだし、こうして抱かれるのが好き。

 

「それだけ私がアレン君に夢中なの……。許してくれる♡」

 

 アスモデウス様はずるい。こんなことを言われたら、怒ってるフリもできなくなってしまう。

 

「うん……」

 

 僕はコクりとうなづいた。

 そんなベッドエリアは、砂浜の端にあった。

 

「それよりアレン君! この前言ってた、淫獄の水が安い理由を見せてあげるよ!」

 

 水は、食べ物を生産するには絶対不可欠。それどころか、ほとんどの仕事に自体にも関わってくる。

 それだけではなく、仕事をするための人間が生きる上で一番重要だ。

 

「うん!」

 

 だから、それにはすごく興味があった。

 

―――――――――

 

 ベッドエリアから、さらに奥に進むと、そこには広い葉っぱを持つ背の低い植物たちがひしめいている。

 

「塩ー?」

「体液ー?」

 

 淫獄の植物たちは普通に喋る。それに動く。

 それでも植物の動きは、動物に比べればゆっくりだ。それでも、塩分が必要らしい。塩分が植物に必要なんて、常識がぶち壊される。

 

「私たちは見学だよ!」

 

 それはそれとして、植物に犯されている淫魔も普通に居るのだ。

 そして、植物たちから塩を受け取っている淫魔も。これが淫獄の塩田だ。

 それも人間がわざわざ海水を撒く必要がない。植物が勝手に海水を汲み上げて、過剰な塩分を備蓄する。

 

「えー」

 

 植物が不満そうな声を上げるのも、常識をぶち壊してくる。

 

「アレン君どう? この大きな葉っぱが、毎日たくさんの水を空に飛ばしてるの! その作用が強くなる日中は、陸が太陽に温められてるから、海から陸に風が吹き込むの! その風が、山にぶつかると、雨がたくさん降る! 一年中雨が降ってる山があるくらいだよ!」

 

 水も安いわけだと納得するけど、それ以上になんというか……。

 

「都合良すぎない!?」

 そんなご都合主義的な地形があってたまるかと言いたくなる。

 

「ていってもなぁ……。暖かい空気が空に上がっていくのは知ってる? 人間界でも、普通に起こる物理作用だけど……」

 

 淫魔たちの知識は、明らかに僕がいた国の誰をも超えている。

 

「光のエレスを受けたものは僅かに軽くなるとかじゃなかったの?」

 

 だって、人間界ではこう言われいるからだ。

 

「光がなくても温かいものは膨張して、軽くなるよ?」

 

 さも当たり前と言っている。絶対に、人間は淫魔を敵に回してはいけない。

 

「し、知らなかった……」

 

 淫魔に必要かどうかわからないけど、それならもしかしたら人は空を飛べるかも知れない。

 

「今度、見せてあげるね!」

 

 実際にそれを見られたら、何か形にできるかもしれない。

 

「うん!」

 

 だから、それが楽しみになったりした。

 ふと、ひとつ気になった。

 

「アスモデウス様、どうして未だにバイコーンが移動手段の主流なの?」

 

 そこだ。これだけ色々なものを考えつく種族。別の移動手段を思いついても何も不思議はないのに。

 

「簡単だよ! バイコーンが好きだから!」

 

 利便性より、えっちを選ぶのは淫魔として当然だったのだ。

 

「そっかぁ……」

 

 ともあれ、少し引いた。そこまでして淫魔はバイ婚がしたいのだ。

 

「アレン君も淫魔になったら、バイコーンの気持ちになってみる?」

 

 不用意な発言で将来のプレイが決まってしまったりする。でも、そもそも牧場の人に言われていたことだし……。

 

「うぅ……」

 

 ただ、すごく恥ずかしいのだ。なのに、淫紋が光るのだ。環境が全力で調教しに来る、まさに淫獄だ。

 

「それよりも、ほら直売所!」

 

 その葉の広い植物ばかりが、あるわけじゃない。少し奥に目を向ければ果物を付ける木がある。

 そんな果物に穴を開けて細い筒を刺しただけ、それが売られている無人の販売所がそこに置いてあった。

 アスモデウス様は身分証を店にかざして、果物を二つ取って、一つを僕に渡した。

 こんなこともできる。淫獄の食べ物が、媚薬にならなくなったから。

 

「あ、ありがとう!」

 

 匂いは美味しそうでアレカレスに似ている。

 

「ふふっ、それより飲んで! 美味しいよ!」

 

 アスモデウス様がそう言いながら筒に口をつけて、中の液を吸い上げた。

 だから、僕もそれを真似してみた。

 

「え!? 嘘でしょ! 甘い……」

 

 アレカレスは美味しいけど、なんというか薄い。すごく集中して、やっと甘味を感じられるくらいだ。

 独特の匂いと水分の柔らかさを楽しむ飲み物だ。

 だけどこれは、集中するまでもなく甘い。そこに、集中してやっと感じ取れる塩気が加わっている。そのせいか、余計に甘く感じる。アレカレスのいいところはそのまま、ちょっと不満だったところに全力の答えを投げつけてくるかのようだった。しかも冷たい。ビーチで楽しむのに、これ以上最適なものは多分存在しないと思う。

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