※この作品はR-18です。

ふたなり淫獄女王の幸せメス奴隷な婿―冴えない男の娘冒険者の僕が貞操観念狂ってる淫獄でふたなり淫魔女王のメス堕ち快楽調教に屈して実質王妃な国婿になるまで―   作:暁深夜

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騎士の魔法

 夕食を食べて、夜を超えてまた淫獄で朝を迎える。

 地獄とは名ばかり、朝も夜も人間界と変わらずにあって、この世界の常識の上にある幸せを謳歌している。

 僕だって、人間界で言ってしまえばまさに性奴隷としての扱い。ただ言葉で伝えただけじゃ、僕が今幸せだということを伝えられない相手なんて無数にいるのだろう。

 

「おはようアレン君! 今日は何しよっか!」

 

 この世界の性奴隷は愛されて、慈しまれるものだ。

 

「おはようアスモデウス様! うーん、ちょっと戦闘能力を強化したいかな……」

 

 どんなに突き詰めても、アスモデウス様より上にはいけないけど……。だからといって、結局力で打ち立てる権威は何よりもわかりやすい。

 なにせ、交渉の時に相手の命を人質にできてしまう。ただそればかりを振りかざすと、単純な野生になる。

 

 それでも、その権威を用いて“あなたが対等の席につかなければ私はこの暴力を行使する”。そのためだけに使えば、相手を強制的に対等にまで引き下げることができるのだ。

 そうして、無理やりに打ち立てられた権威が人間界において、今冒険者ギルドという治外法権を打ち立てている。結局、武力というのは、いついかなる時も最強の最終手段だ。

 

「わかった! じゃあ、今日はアレン君は騎士団で勉強しようね!」

 

 こんなものを求めていても、淫魔たちはのほほんとしている。だって、この世界ではいろんな形で心地よい関わり方を目指すのだから。

 そもそも、力に訴える必要がある場合の方が少ないのだ。この淫獄にいる限り……。

 

―――――――――――――

 

 魔法の教官は今日はアルプだった。彼女は、淫獄騎士団の地上の団長。

 彼女たちの戦いは一撃一撃が見えず、騎士団の剣は触れたところに火花が無数に起こって、炎の膜に見えるほどだ。

 

「さて、殿下はレジーナと違い、未だ人間の体です。ですので今日はレジーナと一緒に身体強化の魔法を練習してもらいましょう!」

 

 いつの間にかレジーナが呼び捨てにされている。きっと、騎士団の一員として信頼されつつあるのだと思う。

 

「はい!」

 

 レジーナは、人間時代の記憶を残したままだ。肉体的には特徴こそないもののしっかりと淫魔で、きっと剣術の基礎は人間時代から持ち越せたのだろう。

 

「ちなみに、レジーナはたいしたものです! めきめきと強くなります! 出来ぬ出来ぬと、どの口で言っていたのか……」

 

 なんて、アルプが言うから隣でレジーナは顔を赤くしていた。

 

「団長!」

 

 しかし、あのレジーナがかなり乙女な顔をするようになったと思う。

 

「優秀な部下を自慢しないでどうする!?」

 

 なんて、誇らしげにアルプは返した。なんというか、すごく安心だ。レジーナの居場所もすっかり出来上がっている。

 

「……そ、そんなことより身体強化魔法の訓練を始めますよ!」

 

 レジーナのそれは、露骨な照れ隠しだった。

 

「ふふっ、いいだろう! さぁ、殿下。翼を出現させるのと同じに、最初は私が体に触れて魔力を操作します。ちょうどこのように」

 

 そう言って、アルプはレジーナの頬に手を置いた。

 

「なんで雰囲気出すのですか!!??」

 

 僕はその光景に、びっくりする。だって、あの女を捨てたと言い張っていたレジーナがアルプにいいように照れさせられているのだ。その表情は、本当に恥じらう乙女そのものだった。

 

「午後の訓練もあるのだ。いいじゃないか!」

 

 そのキーワードにぴくりと反応させられるレジーナ。やっぱり淫魔は、快楽責めをするのが大好きなようだ。

 

「もう! もう!」

 

 レジーナは音が出そうな勢いで照れ隠しの怒りを表現している。それがなんとも可愛らしかった。

 

「一体、何があったんですかね……」

 

 もう、想像するだけでニヤニヤしてしまう。きっと昨日あたり、レジーナの相手がこのアルプだったのだ。

 

「規定通りに30回付き合ってもらっただけですよ。彼女は30ではすみませんでしたけどね……」

 

 騎士の訓練規定。毎日絶頂30回分の魔力を受け取ること。ただ、レジーナはまだ純粋な女性体であるためそれが大変だ。淫魔に30回中出しされないと規定をみたせない。

 

「団長はイジワルです……」

 

 そのせいで、レジーナがすごく可愛らしい。

 

「それより、ほら。身体強化の感覚をしっかりと覚るんだ。じゃないと、午後はドレインも併用する」

 

 正直、ドレインは一撃で快楽地獄に突き落とすような魔法だ。

 

「ひっ!」

 

 レジーナはそれに戦慄していた。

 

「では、殿下も失礼しますね」

 

 それは放っておいて、次は僕の番。アルプは手をとって、僕の体内の魔力を操った。

 目を閉じて、それを感じる。

 

「……なるほど、循環と緊張ですか」

 

 僕はこれでも、魔法の技術は褒めてもらっている。それに翼の訓練のおかげで、魔力の触覚をイメージできるのだ。

 

「その通りです! やはり殿下は魔法が優れていますね!」

 

 どちらかというと魔法寄りの才能だと思っていた。どっちも能力が低すぎてどんぐりの背比べだったけど……。

 でも今や、魔力は化物だ。うまく使えば強くなれる。

 

「ありがとうございます。えっと、これって……」

 

 途中からアルプは僕の魔力を制御しなくなっていた。

 

「はい、維持できています。さすがですね! レジーナはこちらはからっきしなので……」

 

 レジーナはかなり剣に特化した才能のようだった……。

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