あの出来事が起きた後、僕達は、そのまま宿に泊まった。
彼の、ブドーさんから詳しい話を聞きたかったが、彼もまた、忙しい身であった。
また、話が出来る機会に、詳しい事を聞く予定となった。
「……けど、僕がか」
正直に言うと、僕にはあの村よりも前の記憶はない。
ボロボロの状態の僕を偶然拾ってくれた村人によって、育てられたからだ。
だからこそ、まさか僕が王様だとは、思わなかった。
そんな考えをしていた時だった。
「……失礼します」
「えっ」
音もなく、隣から声が聞こえた。
見ると、そこには飛鳥さんがいて、彼女がなぜか隣にいた。
「飛鳥さん、えっ、ここにどうやって」
「実は、私、その忍者なんです」
「……忍者って?」
その単語自体、僕は聞いた事がなかったので、思わず聞き返してしまう。
それに対して、少しだけこけた飛鳥さんだが、すぐに説明をしてくれた。
「忍者というのは、簡単に言うと様々な国を行き来し、情報を収集する者です」
「そうなの、だったら、もしかして、僕って」
「はい、カグラギ殿からの命で、少し試させて貰いました。そして、カグラギ殿は、ギラ様を信頼されました」
「そうなのか」
まさかの出来事に、少し僕は驚きながらも、頷く。
「そして、事情も少しC.C.さんから聞きました。だから」
畳の上で、僕は寝転がっていた。戸惑いを隠せない僕に対して、飛鳥もまた、僕を上から見つめていた。
「えっと、飛鳥さん、これは一体」
「その、ギラさんは、そのままじっとしているだけで良いんです.」
「えっ? いやでも、これじゃあまるで、その」
僕の上に跨ったまま、顔を赤らめる飛鳥。そんな表情をされると、こっちまで恥ずかしくなってきてしまう。
「あの、こういうことはやっぱり、ちゃんと手順を踏むべきだと思うんですよね」
「それはそうですけど、でも、私はもう準備できてますから」「うーん、そういう問題じゃないような気がするんだけどなぁ」僕の言葉を聞いて、飛鳥の顔が少しだけムッとしたように見えた。 しかしそれも一瞬のこと。
すぐにまた笑顔を浮かべて、僕の身体に手を伸ばしてくる。
まずは肩に触れてきた。優しく撫でるように触られる。
次に首筋。それから胸元へ。服越しに指先で軽くなぞられて、ゾクゾクするような感覚に襲われる。
続いて頬だ。ゆっくりと手が伸びてきて、そっと触れられた。温かい掌に包まれると、なんだか気持ちよくなってきた。 耳たぶに触れるようにしながら、髪の中へと手が入ってくる。
頭皮を撫でられているようで、ちょっと変な気分になってくる。「ふぅ.ん」
鼻息が漏れる。
飛鳥の手つきはとても丁寧だった。
髪の毛一本すら傷つけないようにしているのかと思えるほどに優しいタッチで、頭を愛撫してくるのだ。
思わず目を閉じてしまったけれど、視界が閉ざされたことで他の五感が鋭くなっていくのを感じた。
肌に触れる空気の流れとか、自分の心臓の音とか、そういったものが鮮明に感じられるようになる。
「.んっ」
今度は唇に指先が触れてきた。爪先を使って輪郭を確かめるみたいにしてなぞってくる。やがて中指の腹だけが口の中に入り込んできて、舌の表面に触れた。
ぬめりのある柔らかさが心地いい。もっと味わいたくて舌を動かしてみるものの、上手く動かせなくて歯に当たってしまう。それがかえって刺激になるらしく、「あっ.ん」という艶っぽい声が聞こえた。
「んぐ.」
喉の奥の方からそんな音が漏れてしまう。苦しさはないけれど、やっぱり違和感がある。
「あ、ごめんなさい。痛かったですか?」
心配そうな声で尋ねられた。僕は首を横に振って否定する。
「大丈夫だから続けてよ」 「わかりました。じゃあ続けますね」 そう言って、再び飛鳥の指が動き始める。舌を摘まんだり上顎の裏をさすったりしてきた。その度にくすぐったいような不思議な感覚に襲われる。 しばらくすると指を引き抜いてくれた。唾液で濡れたそれを舐める仕草が妙に色っぽく見える。
「それじゃ、あなたのここを、こちらに入れますから」
それと共に、俺の肉棒を、飛鳥は自分の膣内へと導いた。 ゆっくりと腰を落としていく。 熱い。 溶けてしまいそうだ。
「うぁ.すごいです。こんなに大きくなってるなんて」
飛鳥の中に入った瞬間、俺は達してしまいそうになった。
だがなんとか堪えることができた。
飛鳥は嬉しそうに微笑むと、そのまま腰を振り始めた。
最初はゆっくりだったけど、だんだん激しくなる。結合部からはグチュッグチョッという水音とパンッパンッという肌同士がぶつかり合う音が鳴り響く。 飛鳥の動きに合わせて、俺の身体も上下左右に揺さぶられる。気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだ。
「ああ、すごく硬い.それに大きいっ♡ 私の中で暴れ回っていますぅ~♡」
喘ぎながら言う飛鳥の言葉通り、俺の肉棒は飛鳥の蜜壺に包み込まれてビクビク脈動している。その刺激がまた新たな快感となって全身に広がるのだ。
「これはっ♡もぅ.♡我慢できませんね♡」 そう言って飛鳥は身体を起こすと、俺の顔の上に跨って騎乗位の体勢になった。 「んむ!? ︎んぐっ!! ︎」 俺はいきなり視界を奪われて驚く。しかしそんなことはお構いなしに、飛鳥はそのまま腰を振り始めた。 「ほらぁ♡どうですか? 私の中は気持ちいいでしょう?」 「ああっ♡これっ♡最高ですっ♡」 パンッ♡パンッ♡という音と共に肉棒が激しく擦られる。その快感に思わず声が出てしまう。だが飛鳥はそれでも動きを止めず、そのまま絶頂を迎えようとしていた。
「出すよっ、飛鳥っ」
その瞬間、僕は我慢が出来ずに、そのまま飛鳥の中へと精液を吐き出す。
「あああっ♡熱いぃぃっ♡私の中にいっぱい出てるぅぅっ♡」 飛鳥はビクビクっと痙攣しながら絶頂を迎えた。
「うぐ.くそっ、搾り取られるッ!」 俺は歯を食い縛りながら、最後の一滴まで精液を放出した。
「ふぁぁぁんっ♡お腹の中、あったかいよぉ♡」
飛鳥は幸せそうな顔をしながら、自分の下腹部をさすった。 「ハァ.ハァ.飛鳥、大丈夫か?」
「うん、平気だよ.」
俺は飛鳥から身体を起こし、ペニスを引き抜いた。すると、栓を失った膣口から大量の白濁液が流れ出した。
「けど、なんでいきなり」
その疑問を、飛鳥に僕はぶつける。
「……そうだね、殿が信頼出来るならば、見守って欲しい。そう言われたからかな」
そう言った、飛鳥の言葉には嘘はない。
だからこそ、僕は、その言葉通りに行動した。 飛鳥の顔から視線を外さず、ゆっくりと顔を近づけて、唇を重ねた。 柔らかかった。 とても柔らかくて、暖かかった。 キスってこんなにも気持ちいいものなんだなって思った。
そんな翌日の事だった。
僕達は再びカグラギから話を聞く為に、向かおうとした時だった。
「……貴様がギラか」
「えっ?」
僕達が行く途中で、誰かが止める。
そこにいたのは、黒を基調に紫のラインが入った服装をしており、顔の下半分が隠れるほど襟が長く、黒髪のロングヘアで右目は髪で隠れている。
「あなたは?」
「ルラトューニの国王、リタ・カニスカ」
「えっ」
それと共に見れば、その背中には、確かに王の剣が。
疑問に思っていると、そのまま僕の腕には手錠が。
「えっ?」
「お前が、帝都の将軍、ノウケン。
そのノウケンを殺した罪で、連行する」
「えぇ?!」
僕が戸惑っている間にも、突然現れた蝶の危険種に連れられて、そのまま去って行った。
それは、瞬く間の行動に、呆然としていた。
生存アンケート ボルスは
-
生存
-
死亡