「さて、この場合は初めましてと言うべきかな、ギラ君」
ふと、僕は気づくと、知らない人に話しかけられていた。周りを見るが、そこは、先程まで僕がいた場所とはまるで違う場所であるのは、すぐに分かった。
「ここは」
「そうだね、ここは夢の中とでも言っておこうか」
そう、目の前の女性は、微笑みながら呟く。
彼女は腰まで伸びた白い髪に赤い瞳をしており、どこか神秘的で美しい女性だと思った。
それと共に、彼女は、僕をまるで懐かしい物を見るように、暖かな視線を向ける。 だけど、そんな事はどうだっていい。それよりも気になる事が出来たからだ。 どうしてこの人は僕の夢の中にいるんだ?
それに.この場所は何なんだ? 今見ている光景は明らかに現実ではない。
これは、僕の脳が作り出した幻想の世界か何かだろうか? だとしたら何故、こんなにもはっきりとした風景が浮かぶのか不思議である。
そんな事を考えていたら、女性は口を開いた。
「ふふっ、気になる事は多いだろうけど、今はね」
その言葉と共に、女性はゆっくりと僕の頬に、彼女は触れる。
その手の感触は柔らかく、温かい。 まるで聖母のような慈愛に満ちた表情を浮かべる女性の顔を間近で見て、思わずドキッとした。
そして、その手はそのまま下に下がり、僕の胸に触れる。
すると突然、体中に電流が流れたかのような衝撃を受けた。 体が熱い。
まるで全身が燃えているようだ。
「夢の中だからね、何が起きても可笑しくないさ、勿論、これもね」
その言葉を呟きながら、僕に近付き、そのままゆっくりとキスをしてくる。最初は軽く触れ合う程度の優しいものだったが、次第に舌を絡ませてきた。 そして、それは段々と激しくなっていき、お互いの唾液を交換していくような感覚に陥る。息苦しくなり、呼吸が荒くなるが、それでも止めようとしない。寧ろより一層激しさを増した気がする。 それから数分後、ようやく唇を離してくれた。 名残惜しそうな顔をしながら、今度は服を脱ぎ始める。 上着を脱ぐと、豊満なバストが現れ、ズボンに手をかけると、綺麗な白い脚が現れる。
その姿はとても美しく、見惚れてしまう程だ。
そして、下着姿になると、こちらを見つめてくる。
その瞳は妖艶な光を帯びており、吸い込まれてしまいそうだ。
僕は恥ずかしくて目を逸らすと、「こっちを見て?」と言われて、また視線を合わせる。
すると再び深い口付けを交わし、今度は胸に手を這わせ始めた。 そして遂にブラを外すと、露わになった大きな果実を口に含み、優しく舐め回し始める。
その度に体はビクビクッと反応してしまう。 暫くそうしていると、今度は下腹部の方へと手を伸ばし、ショーツ越しに触れられる。
そこは既に濡れていて、指先が動くたびに水音が聞こえる。 そして、遂に脱がされてしまい、直接触れられると更に大きく反応してしまった。
そんな僕の姿を見てか、クスリと笑う声が聞こえた。 少しムカついたので、仕返ししてやろうと思い、自分の方から抱きつき、胸を押し当てる。
それを見た瞬間、驚いた顔をしていたが、すぐに嬉しそうな表情になり、そのまま押し倒されてしまった。
そして、首筋にキスマークを付け始め、そこから徐々に下がっていき、乳房や乳首を吸ったり噛んだりし始めた。
痛いはずなのに何故か気持ちよく感じてしまい、思わず喘いでしまう。 その後、秘部に指を入れられ、掻き乱される。
何度もイキそうになるが、寸でのところで止められてしまい、焦らされてしまう。 我慢出来ずに懇願すると、やっと入れてもらえたが、ゆっくり動かすだけで全然動いてくれない。
それが余計にもどかしくなり、自ら腰を動かして快感を得ようとしてしまう。
「んっ、君からっ動いてくれるなんて、嬉しいね」そう言って私の胸元に顔を埋めてくる。 その瞬間、今まで感じたことのない快楽に襲われ、絶頂を迎えてしまう。
「出すっ」「あぁ、出してくれ、私の中に」
その一言をきっかけに、俺は溜まりに溜まった精液を、彼女の膣中に向けて、精液を吐き出した。
吐き出された精液は、まるで生き物のように、脈動しながら、子宮へと向かっていく。
そして、精液を受け止めている子宮口からは、愛おしそうに亀頭に吸い付き、精液を飲み干そうとしていた。
「んぐぅ.♡」
精液を全て飲み干し、満足げな声を上げる。
射精後の気怠さからか、それとも絶頂の余韻に浸っているのか、少しの間沈黙が流れる。
「さて、そろそろ、目覚める時だろうね」
そう言った彼女は、微笑みながら言う。
「ギラ、君がこれから向かうのは王の道だ。だけど、私はそれを見守ろう」
「あなたは一体」
「ふむ、そうだね、私の名前かい? そうだねぇ、あえて言うならば、マーリンと名乗っておこう。
また、君の話、楽しみにしているよ」
その言葉を最後に、僕は、光に包まれた。
それと同時だった。
僕の意識は、目覚めた。
「んっ」
目が覚めると、そこは、裁判所だった。
僕は、そこに立たされており、目の前には、僕をここに連れてきた人、リタがいた。
「くくっ、随分と呑気に寝ていたようですねぇ」
それと共に、後ろを見れば、それを見ていた人物がいた。
「少し静かにしてもらえるか、サイキュウ補佐官」
「いえいえ、大臣からの情報を伝えましたのでね、まさしく、邪悪の王に相応しい悪党っぷりの事件をね」
「っ」
同時に理解した。
今回の事件の裏にいたのが、誰か。
「そうか、では、すぐに判決を出す」
「えっ、そんなっ」
事件の詳細すら分からずに、このまま処刑されてしまう。
その事に、僕は思わず叫んでしまう。
「被告人、ギラは」
僕は、それを止めるように、叫ぼうとした。
だが、止める事が出来なかった。
「無罪」
「「えっ」」
その一言に、僕も、そして、それを見ていたサイキョウも呆けてしまった。
「今、なんと」
「だから、言ったはずだ、ム・ザ・イと」
そのまま、リタさんは、そのまま告げた。
「なっ何を言っている! そいつは、ノウケンと何度も戦った。そして、あの時の戦いの後、ノウケンは確かに殺された!」
「あぁ、だが、現場までの距離では、ギラは移動は不可能である。それは既にこちらで調査済みだ」
「だがっ、証拠が「それを調べていないとでも」っ」
それと同時に、リタさんの手には、何かを握られていた。
「この国の最大の強みが何か、貴様も知っているはずだ」
「ぐっ」
「強み?」
それには、僕は首を傾げた。
「ルラトューニは公平な国。だからこそ、罪を背負った罪人でも、その働きに対して、確かな報酬を与える。そして、それは、どの国だろうと、異民族でも関係ない」
「ぐっ」
それと同時にリタさんは、そのまま、サイキョウへと目を向ける。
「そして、貴様には裁判での偽装した証拠の罪がある」
「お前っ、これは帝都への反逆だぞっ」
そう、睨んだサイキョウに対して、リタは、反対に睨み返す。
「法とは王を穿つ矛……法とは民を守る盾……なればこそ、不動なり、地が裂け、天が降ろうとも、このリタ・カニスカは揺るがない!」
その一言によって、サイキョウを拘束するように影からひっそりと現れた人物達が現れる。
「連れて行け」「まっ」
その言葉を終える前に、サイキョウは、既に姿はなかった。
「……ありがとう、ございます」
「……礼を言われる筋合いはない。何よりも、お前には、これから手伝ってもらう事がある」
それと共にリタさんは、そのまま歩き出す。
「手伝ってほしい事?」
「最近になって、この国から帝都に戻った文官がいる。だが、既に大臣が動いてる事が分かる」
「……その文官は、帝都を良くしようとしているのか」
「……さぁな、だが、この国の民。そして、罪を犯していないならば、守る事は、王の務めだ」
その一言に対して、僕は、否。
「ならば、俺様も戦うとする!」
その言葉と共に、俺様もまた、歩き始める。
生存アンケート ボルスは
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