極寒の吹雪で支配される雪景色。
そこで、俺達は上から見つめながら、目指していた場所へと向かう。
真っ直ぐと、クワゴンに乗っている俺達は、そのまま帝都へと向かう馬車の前に降り立つ。
「何者だっ」
それと共に、護衛だと思われる集団が、俺達の方に叫んだ。
その事を気にせず、俺達は、そのまま堂々と前に出ながら、その手にある王の剣を、馬車の中にいる人物に向けて言う。
「悪いが、ここから先、通す訳にはいかない」
「賊かっ、貴様達は一体」
護衛の1人だと思われる女性は、その手にある槍をこちらに向けている。
だが、俺様は、その事を気にせず、そのまま彼らの前に出る。
「俺様は邪悪の王ギラ!この先、お前達が通る事は許さない!」
「邪悪の王だとっ、貴様は一体「ギラだってっ」お父様!」
俺様の名を聞いた瞬間、馬車から飛びだした男性は、俺を見つめる。
その目は、信じられない物を見るように、それと共に、その目元には涙が溜まっていた。
「その面影、髪の一部にある赤っ、間違いないっ、ギラ様っ」
「お父様、知っているのですか?」
そう、その人物は、俺様の正体を見ると共に、その娘だと思われる女性は、尋ねる。
「今から10年以上前にっ、前皇帝夫婦と共に事故で行方不明になったはずっ」
「そのギラ様がなぜっ、まさか大臣のっ」
「大臣が誰だが分からんが、関係ない。お前達は、今、ここを通れば、命はない」
その言葉と共に、俺様は、そのまま王の剣の剣先を、真っ直ぐと向ける。
「そろそろ出てきたらどうだ、雑魚が」
その言葉に合わせるように、現れたのは、3人の人影。
その衣装から、軍服である事は目に見えて分かる。
「盗賊っ」
「まったく、こういうのは、あんまり好きじゃねぇがな」
その言葉と共に、ヤンマもまた、俺様の横に出る。
「てめぇら、帝都の三獣士だな」
「なっ、ヤンマ国王っそれにっ」
それと共に、ヒメノ、カグラギ、リタもまた前に出ていた。
「各国の王がっ、なぜ」
「別に。ただエスデスには、以前、私の国にも迷惑をかけられたから、その腹いせよ」
「あのお方のおかげで、収穫が遅くなりましたからな」
「現状、チョウリ、お前はまだ、我が国の国民だ。そうである以上は、守る義務がある」
その言葉と共に、俺達は並び立つ。
「これはこれは、まさかギラ様に加えて、各国の王までここに来るとは」
「けど、ここにいるという事は、殺しても問題ないという事だよな」
「そうなんじゃない。まぁ、王様が、僕達を殺せるかどうかは」
そう、こちらに向けて言っているが、関係ない。
「片腹痛いな。お前達程度、倒す事に、苦などない」『クワガタ』
「分かっていると思うが、あの帝具の一つは、俺が貰うぞ」『トンボ』
「あら、だったら私は、あの斧を貰うわ。飾りには丁度良いから」『カマキリ』
「ではでは、私は、チョウリ殿と後々に、話でもしなくてはいけませんな」『ハチ』
「お前達、真面目にやれ」『パピヨン』
そう、各々の意見を言っている間に、奴らの内の1人が、その手に持った斧をこちらに向ける。
「おいおい、そんなんだったら、すぐに死ぬぜぇ!」
重量のある斧は、真っ直ぐと俺様達に襲い掛かる。
だが。
『王鎧武装』
俺様の身体は、一瞬だけ宝石に包み込まれる。
それと同時に、その斧は、跳ね返される。
『You are the KING!You are the,you are the KING!』
それと共に、俺達は、鎧を身に纏う。
「王が5人」
それらを見ていたチョウリは、その光景を見つめ言う。
「邪悪の王! ギラ!」 クワガタオージャー!
「叡智の王! ヤンマ・ガストだ!」 トンボオージャー!
「絢爛の女王! ヒメノ・ラン!」 カマキリオージャー!
「不動の王、リタ・カニスカ!」 パピヨンオージャー!
「豊穣の王殿様! カグラギ・ディボウスキ~!」 ハチオージャー!
「さぁ、雑魚共、掛かってくるが良い!!」
その言葉と共に、3人を見つめる。
「それで、どうするんだぁ?」
「元より、王の剣を奪還は計画の一つならば」
「纏めて、倒しても良いという事だよっ」
そう、奴らが言う前に、俺は一番歳を取っていると思われる男性に。
ヤンマとヒメノは笛を持つ少年に。
リタとカグラギは斧を持つ大男に戦いを挑んだ。
生存アンケート ボルスは
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