「分かっていると思うが、説得は5分だ。それ以上は我々が危険である為、すぐに離脱するぞ」
そう、コックピットにいるリタからの声を聞く。
それは、今回の作戦の目的で使えるタイムリミット。
「ありがとう」
今回、僕は弟と話す為に、初めて、キングオージャーを使った。
これまでの道のりもあり、無事にキングオージャーは合体する事が出来、そのまま正面から入る事が出来た。
キングオージャーに必要な条件はクリアする事も出来たが、C.C.さんが言うには、まだ不完全らしい。
それでも、ここで、話す事は出来る。
「あなたが、兄上」
そう、僕は目の前に現れた弟を見る。
弟は、未だに幼く、王になるのは、まだ早すぎる。
「あぁ、そう言う事になる。俺様も、また最近になって、知った」
「最近」
「あぁ、とある人物から聞いてな、真偽は未だに分からんがな」
これに関しては、本当に、自信はない。
だけど、今の僕が出来る事をするしかない。
「だが、その真偽の前に、弟である貴様に問わなければならない」
「なんですか」
そのまま、僕は真っ直ぐと、弟の目を見つめる。
「貴様の正義は、貴様自身が本当に信じた正義なのか」
その問いが、僕にとっては知りたい事の第一優先だった。
「何を言っている、この正義は変わらない。信頼出来る大臣と共に「下らないな」なに」
その言葉を聞いた瞬間、僕も、理解出来た。
多くの噂を聞いた。
だが、真実を、この耳で確かめるまでは、その言葉を言わなかった。
しかし、ここで、言わなければ、僕は、いや俺様は。
「信頼と依存は紙一重!堕落した王に、国に、未来はない!!」
「なっ」
その言葉に対して、弟は、目を見開く。
「貴様が、いや、この帝都が、もしも、その正義を貫くならば、俺様はお前達の敵だ!」
それと同時に、キングオージャーに乗り込もうとする。
早すぎるかもしれない。
本当だったら、もっと話せば、分かり合えるかもしれない。
だけど、今の弟では、それに気づかない。
それと共にブドーへと目を向ける。
俺様の言葉の真意に、気づく。
動揺を隠せず、だが、同時に理解したように頷く。
「だからこそ、ここに再び、俺様は宣言しよう!恐怖しろ! そして慄け! 一切の情け容赦無く、一木一草尽く!
この国の正義を討ち滅ぼす者の名は、ギラ! 邪悪の王となる男!」
それと共に、キングオージャーは、そのままキングオージャーは天高くまで駆け上がる。
周囲の危険種も、それに追撃するが、キングオージャーの速さには追いつく事が出来ず、やがて、空を越えた先へと辿り着く。
その頃には、危険種もいなくなっていた。
「・・・良いのか、お前。
まだ、話せたんじゃないのか?」
「・・・俺様の言葉で伝えたとしても、傀儡となっている奴には届かない。その目で、耳で、確かに聞き、真実を知り、自ら、傀儡の皇帝から抜け出さなければ、意味はない」
「本当に、傲慢ね」
「だが、その気持ちは痛い程、分かります。
それにしても、これがキングオージャーの力、確かに凄まじいですなぁ」
そうしながら、今回の1件で協力してくれたヤンマ、ヒメノ、カグラギからの声を聞きながら、頷く。
「さて、これからが、問題だ。
今回の1件で、どうせお前は帝都中を敵に回したんだ」
「だからこそ、探さなければならない。キングオージャーの本当の力を発揮する為に、三体のシュゴッドを」
生存アンケート ボルスは
-
生存
-
死亡