※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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信頼と依存

「分かっていると思うが、説得は5分だ。それ以上は我々が危険である為、すぐに離脱するぞ」

 

そう、コックピットにいるリタからの声を聞く。

それは、今回の作戦の目的で使えるタイムリミット。

 

「ありがとう」

 

今回、僕は弟と話す為に、初めて、キングオージャーを使った。

これまでの道のりもあり、無事にキングオージャーは合体する事が出来、そのまま正面から入る事が出来た。

キングオージャーに必要な条件はクリアする事も出来たが、C.C.さんが言うには、まだ不完全らしい。

それでも、ここで、話す事は出来る。

 

「あなたが、兄上」

 

そう、僕は目の前に現れた弟を見る。

弟は、未だに幼く、王になるのは、まだ早すぎる。

 

「あぁ、そう言う事になる。俺様も、また最近になって、知った」

「最近」

「あぁ、とある人物から聞いてな、真偽は未だに分からんがな」

 

これに関しては、本当に、自信はない。

だけど、今の僕が出来る事をするしかない。

 

「だが、その真偽の前に、弟である貴様に問わなければならない」

「なんですか」

 

そのまま、僕は真っ直ぐと、弟の目を見つめる。

 

「貴様の正義は、貴様自身が本当に信じた正義なのか」

 

その問いが、僕にとっては知りたい事の第一優先だった。

 

「何を言っている、この正義は変わらない。信頼出来る大臣と共に「下らないな」なに」

 

その言葉を聞いた瞬間、僕も、理解出来た。

多くの噂を聞いた。

だが、真実を、この耳で確かめるまでは、その言葉を言わなかった。

しかし、ここで、言わなければ、僕は、いや俺様は。

 

「信頼と依存は紙一重!堕落した王に、国に、未来はない!!」

「なっ」

 

その言葉に対して、弟は、目を見開く。

 

「貴様が、いや、この帝都が、もしも、その正義を貫くならば、俺様はお前達の敵だ!」

 

それと同時に、キングオージャーに乗り込もうとする。

早すぎるかもしれない。

本当だったら、もっと話せば、分かり合えるかもしれない。

だけど、今の弟では、それに気づかない。

それと共にブドーへと目を向ける。

俺様の言葉の真意に、気づく。

動揺を隠せず、だが、同時に理解したように頷く。

 

「だからこそ、ここに再び、俺様は宣言しよう!恐怖しろ! そして慄け! 一切の情け容赦無く、一木一草尽く!

この国の正義を討ち滅ぼす者の名は、ギラ! 邪悪の王となる男!」

 

それと共に、キングオージャーは、そのままキングオージャーは天高くまで駆け上がる。

周囲の危険種も、それに追撃するが、キングオージャーの速さには追いつく事が出来ず、やがて、空を越えた先へと辿り着く。

その頃には、危険種もいなくなっていた。

 

「・・・良いのか、お前。

まだ、話せたんじゃないのか?」

「・・・俺様の言葉で伝えたとしても、傀儡となっている奴には届かない。その目で、耳で、確かに聞き、真実を知り、自ら、傀儡の皇帝から抜け出さなければ、意味はない」

「本当に、傲慢ね」

「だが、その気持ちは痛い程、分かります。

それにしても、これがキングオージャーの力、確かに凄まじいですなぁ」

 

そうしながら、今回の1件で協力してくれたヤンマ、ヒメノ、カグラギからの声を聞きながら、頷く。

 

「さて、これからが、問題だ。

今回の1件で、どうせお前は帝都中を敵に回したんだ」

「だからこそ、探さなければならない。キングオージャーの本当の力を発揮する為に、三体のシュゴッドを」

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