※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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原作変更点
ギラの悪行により、本来死亡するはずのキャラが生存しています。


邪悪の王の影響

その日、帝都で行われたギラによる帝都を滅ぼす宣言。

それは、ある意味、帝都の歴史的な瞬間でもあり、帝都でも様々な動きが見えた。

 

「このままじゃ、あの邪悪の王によって、帝都は滅ぼされてしまう」

「なんとしてでも、あのギラを殺さなければ」

 

帝都の中心にいる貴族を中心に、ギラを殺す方針で話が進んでいた。

その中心にいたのは。

 

「これ以上、あの兄と名乗る極悪人に、好きにさせてはいけない!」

 

未だに幼い皇帝であった。

これまで、彼の周囲には確かに敵はいた。

だが、それは帝都に比べたら、小さい敵でしかなく、明確に帝都を滅ぼす可能性はなかった。

しかし、ギラの持つキングオージャーは、かつて帝都を繁栄させた確かな実績があり、その力は嘘偽りがなかった事を確かに見せつけられた。

だからこそ、皇帝は、ギラの脅威を確かに感じていた。

 

「このまま、良かったのだろうか」

 

そんな騒ぎの最中、ショウイは手を強く握り締めていた。

帝都で、ギラでの事件を起こした事件により、彼の裁判は延期された。

それは、同時にチョウリの介入によって、彼は無罪を証明された。

それでも、ショウイの言葉は、皇帝に届く事はなかった。

 

「今は、待つしかない。皇帝は、未だに大臣を信じている。それを崩すのは簡単ではない」

「ですが、どうすれば」

 

そう、密談をする最中、チョウリは既にある程度の考えを持っていた。

 

「皇帝に、この国の今の姿を見せる」

「だが、どうすれば」

「・・・ギラ様が、それを作ってくれる」

「ギラ様が」

 

それと共に、頷く。

 

「あのお方は、これからおそらく多くの騒動を起こす。

それと同時に、皇帝自ら、動かなければならないように儂の方でもなんとかする。

そこで、今の帝都の真実を見て貰う」

「そんな事が可能なのですか」

「可能か不可能ではない。

儂らもまた、ギラ様と同様に、命懸けでやる必要がある」

 

その言葉には、確かな熱意があった。

同時に部屋に入ってきたのは、ブドーだった。

 

「その為に、我々はその身を悪にする事も戸惑ってはいけない。今、この国における正義に対してな」

「・・・ギラ様は、このまま王位は継いでくれないのでしょうか」

「それは、分かりません。ギラ殿のこれからは」

 

その言葉に、確かに会議は冷えていた。

そして、そんな会議を行う帝都から遠く、暗殺組織であるナイトレイドでは、ギラの事で話題になっていた。

 

「それで、その、ギラはどうするんだ」

 

その言葉を聞いたのは、ナイトレイドの新人であるタツミであった。

ナイトレイドでも入ったばかりであり、現状の状況に関して、どうするべきか周囲に確認してしまう。

 

「今後に関して、ギラに関しては暗殺はないだろう」

「そうか、良かった」

 

その言葉と共にアカメは安堵の声を出した。

 

「おやおやぁ、アカメは何か気になっているのか?」

「あぁ、私にとっては、恩人だから」

「恩人?」

 

その言葉に首を傾げる。

 

「ギラがいたあの村は、私の生まれ故郷でもあったんだ」

「えっ」

 

それには、さすがにその場にいた全員が驚きを隠せなかった。

 

「本当になのか?」

「といっても、ギラがいたから、思い出したんだ」

「そうなのか」

 

それと共に、ある程度、アカメの過去を知っているナイトレイドの面々は、少しだけ重かった。

 

「過ごせたのは、本当に僅かだったけどな、それでも」

 

それには、今のアカメを確かに作った想い出があったのだろう。

 

「とにかく、現状、彼は暗殺対象ではない。そして、彼の影響なのか、反乱軍に入る者達も多くなっている」

「それはまぁ、帝都に対して不満を持つ奴らが、ある意味、希望を持てる存在が出たからな」

「反乱軍にとっても、明確な象徴はいなかったからな、その影響だろ」

「なんというか、その人を利用しているようで、嫌だな」

 

その事に対して、タツミは少し悩んだ。

そう、ギラの事を話しながら、思う。

そして、彼の事を思い出した人物もまた、空を見ていた。

 

「まさか、こうしてまた会えるとはね、ギラお兄ちゃん」

 

それは、アカメと、どこか似た容姿をした少女もまた、同じ想い出に黄昏れていた。

生存アンケート ボルスは

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