※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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山賊の城

帝都での宣戦布告から、少し経った。

僕達は、とある場所へと向かった。

山奥のとある城。

その城には、巷では山賊が住んでいる場所だと聞いている。

その城に、僕は、とある目的で向かっていた。

 

「少し、話したい事があるが、良いかな?」

「っ、お前はっ」

 

僕は、そのまま正面から入ろうとすると、門番である兵士が僕を見て、驚きを隠せない様子だった。

 

「邪悪の王っ、ギラっ」

「そうっ、俺様こそがっ、邪悪の王ギラだ!」

 

とりあえず、そのまま空気を読むように、叫ぶと共に、そのまま警戒する。

その最中で。

 

「開けろ」

「っ隊長」

 

聞こえた声と共に、その兵士は、そのまま扉を開ける。

開けた扉の中から出てきたのは、赤髪の少女だった。

かなりラフな格好をしているが、それと共に感じるのは、身体から出ている熱気だった。

 

「あなたが、ギラ様で良いんだよね」

「あぁ、その通りだ、お前はっ」

 

それと共に、俺様が呟くと同時に、そのまま胸ぐらを掴んできた。

同時に、こちらを睨んでいた。

 

「あんたの事はこっちまで噂が来ているわ。それで、まさかここをあんたの言う侵略に使うつもりかい」

 

それは、怒りと言える言葉だろう。

かなり警戒している様子らしく、あの時の俺様の言葉を確かに聞いたようだ。

 

「そんなつもりはない。お前達の力を借りるつもりは毛頭ない」

「なんですって?」

 

その言葉と共に、こちらを睨むのを止めない。

 

「事実だ、帝都の正義を潰す戦いに対して、俺様は、キングオージャーの力のみで、戦う」

「随分と傲慢な考えな事だ」

「あぁ、そうだな」

 

それを否定するつもりはない。

 

「そして、ここに来たのも、俺様にとって、必要な物を貰いに来ただけだ」

「貰いに来たって、素直に渡すとでも思っているのかい?」

 

それに対して、目の前の少女は勿論の事、周囲の奴らはこちらを睨んでいる。

それは、殺気だろうが、変わりない。

 

「対価があるんだったら、言え。他の民に迷惑をかけないならば、俺様が叶えよう」

「・・・なんで、民が迷惑にかける事を、邪悪の王が気にするんだ」

「邪悪の王が気にして、何が悪い。それに」

 

そのまま、俺様は、真っ直ぐと、目の前にいる少女を見つめる。

 

「俺様は犠牲を出さない戦いをする。正義の為ならば、犠牲が必要ならば、俺様は目的の為に手段は選ばず、犠牲を出さず、邪悪に滅ぼす」

「滅茶苦茶だよ、あんたの言っている事は」

 

そう、彼女は突き飛ばす。

それでも、俺様は下がらない。

それに対して、呆れたように、ため息を吐く。

 

「・・・ナイトレイドのアカメからある程度、噂では聞いていたけど、本当に民の為に戦っているんだね」

「アカメは、元気なのか!」

 

その言葉を聞いて、僕は思わず目を見開く。

 

「うおっと、あんた、そういうのは聞かないのかい。まぁ、暗殺部隊だけどね。

まぁ、ここは革命軍にとっては、前線基地みたいな場所だからね」

「そうなのか?」

「えぇ、山賊というのは、いわばカモフラージュだよ、私はここの特攻隊長を務めているカレンよ」

「特攻、道理でさっきから猪突猛進っぷりな訳だ」

「・・・一応聞くけど、そっちの奴は?」

「えっあぁ、彼女はC.C.さん、俺様の第一の家来だ!」

「おい、誰が家来だ」

「ごめんなさい」

 

すぐに演技をするように言うが、C.C.さんの言葉で、思わず謝ってしまう。

 

「そっちが素って感じな訳ね。それで、何を探しているんだい」

「あっ、そうだった、実は」

 

そのまま、僕は、そのまま紙を取り出す。

 

「これは琥珀かい?」

「あぁ、実は、キングオージャーの力を完全に解き放つ為に、他の仲間達を探しているんだ。

その中で、このシュゴッドソウルを探しているんだけど」

「・・・それ、私、持っているわよ」

「えっ!?」

 

その言葉と共に、僕もC.C.さんも、思わず驚きの声を出してしまう。

それと共に、カレンさんが取り出したのは、間違いなくシュゴッドソウルだった。

 

「私の家系が代々継いでいるんだけど、価値がないって言われて、押しつけられたんだけど」

「それだ!」

 

そのまま、僕は、そのままシュゴッドソウルを手にしているカレンさんの手を握る。

 

「えっ!」

「お願いします!そのシュゴッドソウル、僕に貸して下さい!!」

 

僕は真っ直ぐとカレンさんを見つめる。

 

「まぁ、あんたがやろうとしている事はこっちとしても手伝いたいから、良いけど、それって、本当に、何もないわよ」

「そんな事ないです。少し借りますね」

 

そのまま、僕はシュゴッドソウルを手にする。

それと同時に、そこから感じる感覚。

それは、地下から聞こえる。

 

「・・・ここにいたのか」

「えっ?」

「だけど、どうしよう、このままじゃ、この城がヤバいっ」

「えぇ?!」

 

僕の言葉にさすがに驚きを隠せないカレンさん。

 

「それって、どういう事なの!」

「このシュゴッドソウルと関連するシュゴッドが、この地下にいたんだ。

今、それに反応して、地上に向かって、掘り進んでいるんだけど、このままじゃ、城にぶつかちゃうから」

「どっどうしたらっ『おい!』っ」

 

そうしていると、僕の腕にある通信機から連絡が来た。

それは、ヤンマからの連絡からだった。

 

『お前がいる場所、今、厄介な奴らが来ているぞ』

「厄介な奴ら?」

『特殊警察イェーガーズという奴らだ。

奴ら、その山賊共の討伐依頼を受けているようだ』

「イェーガーズってっ、あのエスデスが新設した帝具使いの集まりっ」

「・・・エスデス?」

 

まるで聞いた事のない名前に、僕は思わず、首を傾げる。

 

「お前の知っているブドーと並ぶ帝国最強と謳われる女将軍だな」

「まさかっ、ここにっ」

『幸い、向こうはお前を気づいていない、さっさと逃げるのも「それが出来ないんだ」あぁ?』

「ここで、シュゴッドが起きようとしている。ここに来るには、夜までかかるから」

『その場合、向こうにシュゴッドが手に渡る訳か、そうなったら、かなりヤバいぞ』

「だったらっ、私達も戦うよ!そのシュゴッドだっけ、そいつを奪われたら、こっちもヤバいからっ」

「・・・ヤンマ、そのイェーガーズの数は」

『こっちで調べた限りだと、8人だ、だが、帝具使いがほとんどだ』

「・・・だったら、俺様だけで相手をする」

 

ヤンマからの話を聞いて、俺様は、覚悟を決めた。

 

「何を言っているんだっ、相手は「あぁ、強敵だろうな、1人では無謀かもしれないだろうな」だったら」

「だがっ、お前達がいた所で、戦況が良くなるとは考えられない!」

「っ」

 

それには、その場にいる全員が、反論出来なかった。

 

「だから、生き残ってくれ」

「っ」

 

それに対して、カレンは、何も言えなかった。

 

『あぁ、仕方ない、俺もそっちに行くわ』

「ヤンマ!」

 

ヤンマの言葉に、僕は嬉しくなる。

 

『それに、他の奴らも、イェーガーズの所属の奴らに、用があるからな、俺も含めてな』

生存アンケート ボルスは

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