※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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砦の再会

その城の門の前で、俺様は仁王立ちで待つ。

こちらに迫る影は、確かに感じる。

既に夜の闇で覆われており、中にいた革命軍もいない。

 

「あれって」「まさか、盗賊退治で来たはずなのに、まさか、いきなり大物なんてね」

 

俺様の姿を見て、驚きの声を出している人物もいる。

だが、変わらない。

 

「コロ、GOっ」

 

そう、イェーガーズの1人が指示をする前に、そこにいた女の子が1人、止めた。

 

「何をしている「少しだけ、黙って」っ」

 

攻撃をしようとした行動に対して、問いかけようとした少女だが、その女の子から出す殺気に口を閉じる。

 

「・・・久し振り、ギラお兄ちゃん」

「・・・」

 

その言葉を聞いた瞬間、一瞬だけ疑問に思った。

目の前にいる少女には見覚えがあった。

あの時、会ったアカメとどこか同じく懐かしい感じがする。

この懐かしさは何か、一瞬疑問に思った。

だがその疑問は、2人の顔を見て、ようやく理解出来た。

 

「確か、まだ、俺様が村に来たばかりの時に一緒に遊んだ姉妹の」

「そう、妹のクロメだよ」

 

その一言に、俺様は、さすがに度肝を抜かれた。

だが、すぐに俺様は切り替えた。

 

「ならば、忠告する。この砦は、もうすぐ崩れ墜ちる。今すぐ、退けば、命は助かるぞ」

「へぇ、そうなんだ」

 

だが、そんな俺様の言葉とは裏腹に、クロメはその手にある刀をゆっくりと構える。

 

「えっ、クロメ、何を」「っ」

 

隣にいる青年が戸惑う最中で、そのままクロメは、そのまま俺様に向かって斬りかかる。

俺様もまた、王の剣を構え、受け止める。

 

「戦いを挑むのか」「えぇ、大好きなお兄ちゃんだからね。お姉ちゃんと一緒になる為にね」

 

それと共に、その目を見て悲しくなる。

 

「さて、結成されたばかりで、連携も何もないので、どうしますか」

「まぁ、大丈夫でしょ、なんだってっ」

 

そうしていると、彼らの前には複数の人間が吹き飛ばされていた。

 

「この人達は山賊でしょうか」

「いいえ、私のチーム・スタイリッシュだけど、一体」

「まったく、相変わらず悪趣味な実験をしているのね」

「あらぁ」

 

それと共にイェーガーズのメンバーの1人であるDr.スタイリッシュは、その声をした人物に目を向ける。

 

「これはこれは、ヒメノ様じゃないの。こんな汚い所に一体何の用かしら?」

「そんなの決まっているじゃない。お前の気味の悪い研究を潰す為よ」

「酷い言われようねぇ、本当に」

 

ヒメノのこれまでにない表情に対して、Dr.スタイリッシュは余裕の表情であった。

それと共に、セリューもまたそんなヒメノに対して攻撃を仕掛けようとした。

だが、それよりも早く、セリューの足下を貫く青い光。

 

「これは」

「ようやく見つけたぜ」

 

そこにいたのはヤンマだった。

 

「お前はぁ、悪の集団のトップっ」

「悪だとかくだらない事で、俺の仲間を殺した罪、きっちりと償って貰うからなぁ」

 

同時にヤンマは、煮えたぎる怒りを隠す様子もなかった。

 

「・・・これは、少し厄介な事になりましたね」

「まさか」

 

それと共にランも、ボルスも、この状況と共に自身と因縁がある人物が来ている事も察し、振り返る。

 

「久し振りですね、裁判官」

 

そうランは、眼前にいるリタに微笑む。

 

「・・・恨んでいるのか」

「・・・いいえ、あなたに関しては、恨んでいません。むしろ、公平に裁判をしようとした事に対して、感謝すらしていますよ」

 

僅かなやり取り。

それと共にリタは、そのままランに向けて聞く。

 

「その道を選んだ理由はあえて聞かない。だが、先程もギラが通告した通り、この砦をもうすぐ破壊される。

早々に立ち去れ」

「すみませんが、これも任務ですので。何よりも、目の前にいるギラを捕まえなければならないので」

「そうか」

 

そうした2人の会話と共に、ボルスに対して、カグラギは笑みを浮かべていた。

 

「久しいですなぁ、ボルス殿。こうして、再会したのはあの事件以来ですなぁ」

「カグラギ様っ」

 

カグラギの姿を見て、ボルスは一瞬戸惑う。

それは、ボルス自身の罪悪感からなのか、顔を見られなかった。

 

「あの時の事、やはり、私を恨んでいますか」

「えぇ、そうですね、恨んでいますね、本当に。だからこそ、あなたには罪を償って貰わなければならない」

「ですが、私も帰る場所がありますから」

 

そう、5人が各々の因縁を再確認するように呟くと同時に。

 

『王鎧武装!』

 

同時に5人の王もまた、キングオージャーへと変身し、そのまま戦いが始まる。

 

「・・・えっと、俺、どうしよう」

 

その最中、ぽつんっと立つウェイブは、困惑を隠せない状態であった。

生存アンケート ボルスは

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