その城の門の前で、俺様は仁王立ちで待つ。
こちらに迫る影は、確かに感じる。
既に夜の闇で覆われており、中にいた革命軍もいない。
「あれって」「まさか、盗賊退治で来たはずなのに、まさか、いきなり大物なんてね」
俺様の姿を見て、驚きの声を出している人物もいる。
だが、変わらない。
「コロ、GOっ」
そう、イェーガーズの1人が指示をする前に、そこにいた女の子が1人、止めた。
「何をしている「少しだけ、黙って」っ」
攻撃をしようとした行動に対して、問いかけようとした少女だが、その女の子から出す殺気に口を閉じる。
「・・・久し振り、ギラお兄ちゃん」
「・・・」
その言葉を聞いた瞬間、一瞬だけ疑問に思った。
目の前にいる少女には見覚えがあった。
あの時、会ったアカメとどこか同じく懐かしい感じがする。
この懐かしさは何か、一瞬疑問に思った。
だがその疑問は、2人の顔を見て、ようやく理解出来た。
「確か、まだ、俺様が村に来たばかりの時に一緒に遊んだ姉妹の」
「そう、妹のクロメだよ」
その一言に、俺様は、さすがに度肝を抜かれた。
だが、すぐに俺様は切り替えた。
「ならば、忠告する。この砦は、もうすぐ崩れ墜ちる。今すぐ、退けば、命は助かるぞ」
「へぇ、そうなんだ」
だが、そんな俺様の言葉とは裏腹に、クロメはその手にある刀をゆっくりと構える。
「えっ、クロメ、何を」「っ」
隣にいる青年が戸惑う最中で、そのままクロメは、そのまま俺様に向かって斬りかかる。
俺様もまた、王の剣を構え、受け止める。
「戦いを挑むのか」「えぇ、大好きなお兄ちゃんだからね。お姉ちゃんと一緒になる為にね」
それと共に、その目を見て悲しくなる。
「さて、結成されたばかりで、連携も何もないので、どうしますか」
「まぁ、大丈夫でしょ、なんだってっ」
そうしていると、彼らの前には複数の人間が吹き飛ばされていた。
「この人達は山賊でしょうか」
「いいえ、私のチーム・スタイリッシュだけど、一体」
「まったく、相変わらず悪趣味な実験をしているのね」
「あらぁ」
それと共にイェーガーズのメンバーの1人であるDr.スタイリッシュは、その声をした人物に目を向ける。
「これはこれは、ヒメノ様じゃないの。こんな汚い所に一体何の用かしら?」
「そんなの決まっているじゃない。お前の気味の悪い研究を潰す為よ」
「酷い言われようねぇ、本当に」
ヒメノのこれまでにない表情に対して、Dr.スタイリッシュは余裕の表情であった。
それと共に、セリューもまたそんなヒメノに対して攻撃を仕掛けようとした。
だが、それよりも早く、セリューの足下を貫く青い光。
「これは」
「ようやく見つけたぜ」
そこにいたのはヤンマだった。
「お前はぁ、悪の集団のトップっ」
「悪だとかくだらない事で、俺の仲間を殺した罪、きっちりと償って貰うからなぁ」
同時にヤンマは、煮えたぎる怒りを隠す様子もなかった。
「・・・これは、少し厄介な事になりましたね」
「まさか」
それと共にランも、ボルスも、この状況と共に自身と因縁がある人物が来ている事も察し、振り返る。
「久し振りですね、裁判官」
そうランは、眼前にいるリタに微笑む。
「・・・恨んでいるのか」
「・・・いいえ、あなたに関しては、恨んでいません。むしろ、公平に裁判をしようとした事に対して、感謝すらしていますよ」
僅かなやり取り。
それと共にリタは、そのままランに向けて聞く。
「その道を選んだ理由はあえて聞かない。だが、先程もギラが通告した通り、この砦をもうすぐ破壊される。
早々に立ち去れ」
「すみませんが、これも任務ですので。何よりも、目の前にいるギラを捕まえなければならないので」
「そうか」
そうした2人の会話と共に、ボルスに対して、カグラギは笑みを浮かべていた。
「久しいですなぁ、ボルス殿。こうして、再会したのはあの事件以来ですなぁ」
「カグラギ様っ」
カグラギの姿を見て、ボルスは一瞬戸惑う。
それは、ボルス自身の罪悪感からなのか、顔を見られなかった。
「あの時の事、やはり、私を恨んでいますか」
「えぇ、そうですね、恨んでいますね、本当に。だからこそ、あなたには罪を償って貰わなければならない」
「ですが、私も帰る場所がありますから」
そう、5人が各々の因縁を再確認するように呟くと同時に。
『王鎧武装!』
同時に5人の王もまた、キングオージャーへと変身し、そのまま戦いが始まる。
「・・・えっと、俺、どうしよう」
その最中、ぽつんっと立つウェイブは、困惑を隠せない状態であった。
生存アンケート ボルスは
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生存
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死亡