※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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革命の後は

僕達は、そのままバッタと共に、サソリーヌがいるナイトレイドの基地へと行く事になった。

 

「それにしても、まさか、こんな形で再会するとは思わなかった」

 

そう言いながら、アカメの言葉に対して、僕もまた頷く。

何時、再会出来るのかどうか分からなかった。

だからこそ、アカメと再会出来たのは嬉しい。

嬉しいのだけど。

 

「アカメ、その、僕を拘束するのは分かるけど、これはさすがに痛い」

「そうか?」

 

一応、ナイトレイドの秘密の基地という事もあり、僕を警戒する事もあり、アカメが僕の腕を押さえている。

だが、その抑え方だと、後ろから胸が当たってかなり恥ずかしい。

 

「一応聞くけど、本当にこの男が邪悪な王なの?」

「噂で聞いた容姿も同じだし、実際に見たアカメからの証言からも間違いないと思うぞ」

 

そうしながら、ピンク色の髪の少女、マインが僕の方へと目を向けながら言う。

そして、ブラートと呼ばれる男性もまた、それに同意するように言う。

 

「けど、噂で聞いていた性格とかなり違いますね」

「そうだよな。帝都に現れた時には、かなり大声で叫んでいたけど、性格もかなり違うよな」

 

そう、あの時の出来事を知っているレオーネとシェーレが首を傾げる。

 

「ギラは昔から小さい子の世話をしていた。

その時は自分から悪役になっていたから、それに関係しているんだろう」

「いやぁ、あぁ言う時は、こう、悪者みたいに言うと、どうにか動けたから」

「おいおい、本当にこんなので大丈夫なのかよ」

 

アカメからの証言を聞き、僕が実際に答えるのと同時に、ラバックは呆れたように言う。

 

「まぁ、帝都をなんとかするまではね」

「なんとかって、そのままお前が皇帝にはならないのか?」

 

僕の発言に対して、タツミは首を傾げたように言う。

その事に関しては、僕は首を横に振る。

 

「僕には、王様になる資格はないよ」

「資格って、ギラは確か、皇帝の血を引き継いでいるだろ、だったら」

「反対に言えば、僕はそれだけしかないんだ」

 

タツミの言葉に対して、僕はその答えを言う。

 

「国を、民を幸せするには、王様には多くの力が必要だ。それは戦闘における力じゃない」

「それは」

「民を導く多くの力がいる。何よりも、突然現れた僕が王様になって、皆は納得する?」

 

それに対して、全員は、すぐに答える事は出来ない。

 

「弟は、本当だったらもっと必要な事を学ぶ時間が必要だったんだ。

それが多くの不幸があって、そして、民の事を不幸にする奴らに利用されている。

だからこそ」

「その目を覚ませる為にか。そういう事だったら、革命軍で一緒に活動しても良いんじゃないのか?」

「それも、良いけど、たぶんだけど、僕が所属したら、その」

「その?」

「僕を王様にするから、弟を処刑する方向性になるんじゃないかなって」

「それは「あり得るな」ブラート」

 

僕の言葉に対して、ブラートは頷く。

 

「これまで大臣に唆されたとはいえ、ここまでの帝都にしたのは現皇帝だ。

ならば、それを倒した王を確実に王位を継がせる為に、革命軍は処刑する可能性は大きい」

「そんなのって」

「実際に、起きる可能性があるからな」

 

僕の意見に対して、理解している者も多い。

それと同時に。

 

「だったら、実際にお前、どうするんだ?革命が終わった後は?」

「さすがに帝都にはいられないからね、どうしようか」

 

そう、僕は悩む。

 

「・・・そっか、だったら」

「アカメ?」

「・・・なんでもない。とにかく、この基地の地下に、そのサソリーヌがいるんだな」

「あぁ、間違いない!けど、どうしよう」

「まぁ、元々は破棄する事も前提にしていたけど、とりあずはボスが帰ってきてからだな」

 

それと共に、これからの方針についてを考える事にした。

 

「さて、せっかくギラが来た事だし、今日は豪華な料理を「よしっ、ならば、僕が作るよ。アカメも手伝って」えっ、それは」

「豪華な料理も良いけど、バランスを考えないとね。えっと例えば」

 

そう、僕はすぐにアカメを調理場へと向かう事にした。

 

「・・・なぁ、ラバック、もしかして、ギラはこういう事はかなり気にしているから」「肉だらけの生活から、抜け出せるかもな」

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