Dr.スタイリッシュとの戦いが終わった後、僕達はすぐにその場を離れた。
その場をすぐに移動する事もあり、クワゴン達にも手伝って貰いながら移動する。
「それにしても、まさか、こんな問題が出てくるとは」
そう言いながら、僕は、先程のサソリーヌの一言に、驚きを隠せなかった。
サソリーヌは、あの後、すぐに別の場所へと向かった。
それに対して、バッタはまるで真っ白になりながら、僕達と一緒に来ていた。
「ねぇねぇ、王様王様ぁ」
「んっ、君は確か」
そう僕が悩んでいると、後ろから話しかけてきたのは、確か、新しく来たというナイトレイドのメンバーの1人だった。
「いやぁ、こうして王様と知り合うのは結構緊張するねぇ」
「うぅん、王様と言っても、僕、邪悪の王だけど」
「邪悪の王って、言われても、その態度で言われても」
そう、彼女は飴を舐めながら笑みを浮かべる。
「そう言えば、自己紹介がまだだったね。私はチェルシーだよ、よろしくねぇ」
「あぁ、よろしく」
「さて、自己紹介をした所で、さっきの問題って、なんなの?」
それと共に、その場にいた全員がこちらに目を向ける。
「・・・それが、サソリーヌは出てきた後、『私のカブタンはどこに!』と言って、去って行っちゃったんだ」
「カブタン?」「私の?」
その言葉に対して、その場にいた何名かが首を傾げた。
ただ1人、タツミだけは。
「えっ、それって」
「あぁ、これっていわゆる」
そのまま、僕もタツミも頷く。
「どういう事?説明してくれるかい?」
そう、レオーネが尋ねてきた。
「実は、バッタがサソリーヌの事が好きだったみたいで、その、ここまでの道中、玉砕覚悟で告白するつもりだったんだ」
「告白、あれ、でもさっき」
「私のカブタンって言っていたけど、それって」
「あぁ、それは俺が見たよ。確かカブトムシのような奴だったよな」
「ふむ、つまり纏めれば」
その場にいた全員が、まさしく思い出した単語を口に出す。
『三角関係』
まさしく、それであった。
「解決方法って、あるの?」
「無理だろうな。ゴッドカブト、ゴッドスコーピオン、ゴッドホッパー。
この三体のシュゴッドは、特に扱いが難しいからな」
そう、言ってくれたのは、頭から角を生やした男の人だった。
「えっと、あなたは?」
そう、僕が尋ねると、そのまま少し驚いたような目で見ていた。
「ライニオール様」
「んっ?」
僕の姿を見て、そう呟いた。
「いえ、やはり面影があったと思いまして」
「ライニオールとは」
「もしかして、初代皇帝の事なのか」
それに対して、彼は頷いた。
「えっと、彼は一体」
「説明が遅れました、私はナジェンダ。この組織の長を務めています。そして、こちらは私の新たな帝具スサノオで、生物型です」
「それって、つまり、1000年前の事を知っている!」
それは、僕でも驚きを隠せなかった。
「えぇ、ですが、このままではキングオージャーもまだ不完全でしょう」
「やっぱり、カブタン達が「いえ」んっ?」
そう、僕が聞いていると。
「キングオージャーの完全な力を発揮した姿には、20体のシュゴッドが必要です」
「・・・まだ、そんなに」
それには驚きを隠せなかった。
「その中でも、特に困難なシュゴッドを仲間にするのは、かなり難しい」
「そんなにか?」
僕がそう尋ねると。
「何よりも、それは城と間違えてしまう程の巨大だからな」
それが、これからの困難な道を実感させる。
生存アンケート ボルスは
-
生存
-
死亡