※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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より困難な道のり

Dr.スタイリッシュとの戦いが終わった後、僕達はすぐにその場を離れた。

その場をすぐに移動する事もあり、クワゴン達にも手伝って貰いながら移動する。

 

「それにしても、まさか、こんな問題が出てくるとは」

 

そう言いながら、僕は、先程のサソリーヌの一言に、驚きを隠せなかった。

サソリーヌは、あの後、すぐに別の場所へと向かった。

それに対して、バッタはまるで真っ白になりながら、僕達と一緒に来ていた。

 

「ねぇねぇ、王様王様ぁ」

「んっ、君は確か」

 

そう僕が悩んでいると、後ろから話しかけてきたのは、確か、新しく来たというナイトレイドのメンバーの1人だった。

 

「いやぁ、こうして王様と知り合うのは結構緊張するねぇ」

「うぅん、王様と言っても、僕、邪悪の王だけど」

「邪悪の王って、言われても、その態度で言われても」

 

そう、彼女は飴を舐めながら笑みを浮かべる。

 

「そう言えば、自己紹介がまだだったね。私はチェルシーだよ、よろしくねぇ」

「あぁ、よろしく」

「さて、自己紹介をした所で、さっきの問題って、なんなの?」

 

それと共に、その場にいた全員がこちらに目を向ける。

 

「・・・それが、サソリーヌは出てきた後、『私のカブタンはどこに!』と言って、去って行っちゃったんだ」

「カブタン?」「私の?」

 

その言葉に対して、その場にいた何名かが首を傾げた。

ただ1人、タツミだけは。

 

「えっ、それって」

「あぁ、これっていわゆる」

 

そのまま、僕もタツミも頷く。

 

「どういう事?説明してくれるかい?」

 

そう、レオーネが尋ねてきた。

 

「実は、バッタがサソリーヌの事が好きだったみたいで、その、ここまでの道中、玉砕覚悟で告白するつもりだったんだ」

「告白、あれ、でもさっき」

「私のカブタンって言っていたけど、それって」

「あぁ、それは俺が見たよ。確かカブトムシのような奴だったよな」

「ふむ、つまり纏めれば」

 

その場にいた全員が、まさしく思い出した単語を口に出す。

 

『三角関係』

 

まさしく、それであった。

 

「解決方法って、あるの?」

「無理だろうな。ゴッドカブト、ゴッドスコーピオン、ゴッドホッパー。

この三体のシュゴッドは、特に扱いが難しいからな」

 

そう、言ってくれたのは、頭から角を生やした男の人だった。

 

「えっと、あなたは?」

 

そう、僕が尋ねると、そのまま少し驚いたような目で見ていた。

 

「ライニオール様」

「んっ?」

 

僕の姿を見て、そう呟いた。

 

「いえ、やはり面影があったと思いまして」

「ライニオールとは」

「もしかして、初代皇帝の事なのか」

 

それに対して、彼は頷いた。

 

「えっと、彼は一体」

「説明が遅れました、私はナジェンダ。この組織の長を務めています。そして、こちらは私の新たな帝具スサノオで、生物型です」

「それって、つまり、1000年前の事を知っている!」

 

それは、僕でも驚きを隠せなかった。

 

「えぇ、ですが、このままではキングオージャーもまだ不完全でしょう」

「やっぱり、カブタン達が「いえ」んっ?」

 

そう、僕が聞いていると。

 

「キングオージャーの完全な力を発揮した姿には、20体のシュゴッドが必要です」

「・・・まだ、そんなに」

 

それには驚きを隠せなかった。

 

「その中でも、特に困難なシュゴッドを仲間にするのは、かなり難しい」

「そんなにか?」

 

僕がそう尋ねると。

 

「何よりも、それは城と間違えてしまう程の巨大だからな」

 

それが、これからの困難な道を実感させる。

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