※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

35 / 62
恨みの積み重ね

新型危険種の脅威を村から救った後、僕達はすぐにアカメ達と合流する為に行動をしていた。

 

「それで、ジェラミーは、これから行う事に協力して欲しいと」

「まぁね、俺としては、信者達はあまり犠牲者を出したくないからね、犠牲は最小限にしたいのさ」

「犠牲か」

 

その言葉を聞いて、僕は、思わず首を下に下げる。

以前の新型危険種の1件もあり、僕は犠牲者をこれから出したくない。

だけど、これから行う作戦では、その犠牲が出る可能性がある。

 

「だけど、ギラ、君はその犠牲を出したくないんだろ」

「理屈では理解出来ている、だけど」

 

そう、僕が落ち込んでいる時であった。

 

「噂で聞いていた人物像とは、随分と違うようだが」

「誰だ?」

 

そうしながらも、僕はすぐに振り返る。

すると、そこに立っていたのは一人の女性がいた。

銀髪の女性であり、軍服を身に纏っている女性がいる。

 

「誰だ、お前は」

「まぁまぁ、落ち着きたまえ、ギラ。

彼女は、フローレイティア=カピストラーノ。俺が招待した天才軍師と呼ばれた帝国の軍人だよ」

「帝国の、なぜ」

「先輩からの頼みでね、貴方達と合流するように言われてきました」

「先輩?」

 

それに対して、僕は首を傾げる。

 

「ナジェンダだよ、君も知っているだろ」

「あぁ」

 

僕は、そのまま手を叩き、納得する。

だけど、なぜ、このタイミングなんだろう?

 

「それは勿論、俺が呼んだからさ」

「ジェラミー、どういう事だ?」

「決まっているだろ、こういう作戦を行うには、彼女のような策を考えるタイプが必要だからね」

「そうなのか」

 

確かに僕自身はかなり行き当たりばったりな所が多いのは認める。

 

「革命軍に関しても、了承している。だけど、ジェラミー、少し厄介な事になっている」

「厄介な事?」

 

それに対して、疑問に思ったジェラミーがフローレイティアさんに聞く。

 

「北の異民族の生き残り。彼らが帝都への報復の為にある危険種を生み出した」

「北の異民族?」

「数年前、エスデスが殲滅した一族だ。だけど、それが一体?」

「彼らは、エスデスによって、憎しみを植え付けられた。

その復讐の為に、自らを犠牲にして、造りだした」

「それ程、危険なのか」

 

それに対して、フローレイティアさんは頷く。

 

「その土地の、毒蟲、病気、様々な毒素を混ぜ、まるで八岐大蛇を見間違う程のムカデの危険種。

奴をこのまま放っておけば」

「帝都を含め、この土地が滅んでしまう」

「全く、厄介な事になったね、さて、それに対抗する術は」

「・・・あぁ、あるんだな」

 

それと同時に、僕は、その手にある王の剣を構える。

 

「さて、フローレイティア、君に聞く。お前さんは、この国の為にその身を捧げる覚悟はあるかい?」

「・・・それは既に覚悟は出来ているが」

「ならば、仮契約という事だな」

「「えっ?」」

 

そう、困惑をしている僕とフローレイティアさんは、ジェラミーの糸によって、無理矢理抱き合わされる。

それによって、キスをしてしまう。

 

「んぐっ!?」「んっ、ジェラミー、いきなり、どういうつもりだ!」「何って、決まっているだろ、国を救う為にね」

 

それと共に、僕はゆっくりと息を吐く。

 

「C.C.さん、これって」

「ふむ、短時間ならば可能だな」

「・・・分かった」

 

それと共に僕は、否俺様は、王の剣を構える。

 

「ギラ?」

「この戦いは、命を救う為の戦い、ならば俺様が、その恨みを叩き潰す!だからこそ、今こそ、蘇れ!レジェンドキングオージャー!」

「レジェンドっ」

 

その言葉と共に、クワゴン達が、俺達の元へと来る。

同時に、これまでは合体する事が出来なかったカブタン、バッタ、サソリーヌも合体する事で、その姿はまさしくレジェンド・キングオージャーが誕生する。

生存アンケート ボルスは

  • 生存
  • 死亡
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。