カグラギからの取引と共に、俺達はそのまま真っ直ぐと向かう。
そこでは、どうやらナイトレイドとイェーガーズとの戦闘が行われていた。
同時に、こちらに向かって、何かが来ていた。
「今のはっ」
「どうやら、かなり危険そうだね」
見れば、骨だけとなった巨大な危険種がそこにいた。
その危険種から放たれた一撃によって、周囲の地形を破壊したと思われる。
「ギラ殿、あのまま放っておけば」
「分かっているっ」
カグラギの言葉と共に、俺は、そのまま構える。
カグラギの言葉通り、このままではボルスという男を殺してしまう。
それが、正しいとはとても思えない。
本音を言えば、ここでカグラギを止めたい。
だけど、あの危険種を放っておけば、この周囲は危険だ。
だからこそ。
「降臨せよ、キングオージャー!」
その叫びと共に、瞬時にキングオージャーへと変わるクワゴン達。
だが、それだけじゃない。
「それじゃ、俺達の力も見せてやるとするか」
「ジェラミー」
それと共に、ジェラミーとタランチーノもまた、クワゴン達の後ろへと来ていた。
タランチーノは、そのままキングオージャーの背中へと装着する。
「良いのか」
「俺もあまり好きではないがね、しかし、同時に気になるのさ、あのカグラギの考えがね」
「ならば、今は、共に戦おう、この!」
同時に、背中にタランチーノが装着した事で誕生した新たな王。
「タランチュラキングオージャーで!」
それと共にこちらの存在に気づいた危険種が、既にこちらに向かって再び攻撃を行おうとした。
だが、両肩にある巨大な砲台となったタランチーノの足を構え、その銃口からそのまま放った。
それに気づいた危険種もまた、反撃するが、その一撃に耐える事が出来ず、吹き飛ばされる。
「さて、これで、どうにかっ」
そう、考えている時だった。
タランチーノが何かに気づいた様子だった。
「爆発するって、何がっ」
そう見ていると、タランチーノの示すそれが何なのかすぐに分かった。
「タランチーノ!」
俺の叫び。
同時に、タランチーノが吐き出した糸が、戦場にいたナイトレイド達を掴んだ。
「うぉっと、なにこれっ、糸!?」
「あれは、キングオージャー」
「という事は」
「良いから、こっちに!!」
すぐにキングオージャーの中へと避難させると同時に、爆風が襲い掛かる。
幸い、キングオージャーの中にいた事で、ナイトレイドの面々は無事な様子だ。
「ギラ、なんで、ここに」
「少し用があって、その道中で、危険種を見つけたから」
「なるほど、脅威ではあったが、逆に彼をここに引き寄せてしまった訳か」
「そういう意味では幸運だけど、あれ、ギラ?」
俺は思わず周りを見る。
先程まで、キングオージャーの中にいたはずのカグラギがいない事に気づく。
「悪いっ、俺は少し離れる!」
「ギラっ」
こちらに向かって叫ぶ声が聞こえる。
だけど、それよりも、俺は急ぐ。
先程、ハチスケが教えてくれた。
カグラギが、森の中へと入った事を。
俺は、そのまま走ると共に、その場面が見えた。
「ようやく、会う事が出来ましたな、ボルス殿」
「っカグラギ様」
そこには、傷だらけになっているマスクを被った男性がいた。
おそらくは彼がボルスだろう。
「あなたが行った事への礼、ここで返す時が来ましたな」
同時に、その腰にある王の剣を構えていた。
それに対して、ボルスは、どこか諦めたような表情で、力なく座っていた。
「・・・そうか、私も報いを受ける時が」
「えぇ、あなたが燃やした事への礼です」
それに対して、カグラギは、真っ直ぐと、剣を振り下ろす。
「止めろぉ!!」
すぐに叫びながら、その手にある王の剣を構える。
だが、無情にも、振り下ろされた王の剣は、ボルスを斬り裂いた。
生存アンケート ボルスは
-
生存
-
死亡