※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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その罪を償うように

「えっ」

 

その光景に、僕は驚きを隠せない。

それは、確かにボルスが斬られたからだ。

だけど、斬られたのは、ボルスが身に纏っていたガスマスクだった。

 

「これで、この場において帝国軍人のボルスは死にました」

「これは一体」

 

その状況の疑問は、俺は勿論、斬られた本人も驚きを隠せなかった。

 

「私はあなたからされた事を忘れません。それは嘘ではありません」

「ならば、なぜ」

 

ボルスは、そのままカグラギに詰め寄るように言う。

 

「・・・あの時、あの米には毒がありました。どこの誰がやったのか、今になったら分かりません。もしも、あのまま各国に出していれば、我が国は信用を失っていた」

「そんな事が」

「だからこそ、私はあなたには感謝している。だからこそ、この場で、あなたを消します」

 

そう、カグラギは、懐から取り出したのは何かの布だった。

 

「あなたは、あまりにも恨みを買いすぎた。この先、あなたを狙うのはナイトレイドだけではない。多くから狙われる。

ならば、今日より、あなたはボルスの名を捨て、我が国の一員になって貰いたい」

「ですが、僕には」

「なぁに、心配しなくても、あなたの家族は我が国トウフの住人として既に受け入れています。この先、あなたへの脅威はありません」

 

まさか、カグラギが言っていた消すというのは。

 

「ボルスさんの存在を消すという事」

「ギラ殿には失礼をした。なにせ、この計画は決してバレてはいけない。成功するまでの間、あなたにも騙されて欲しかったのでね」

 

言われてみれば、殺すとは、カグラギは一言も言っていなかった。

 

「・・・それでも、私は、罪の無い大勢の人間を生きたまま焼き殺した業はあまりにも深い」

「ならばこそ、我が国に来て欲しい」

 

そのまま、ボルスへとカグラギは目を見つめる。

 

「これから、あなたのその力は、民の幸せの為に働いて欲しい。命を奪った分、命を育んでください」

「・・・そんな事で、良いんでしょうか」

「えぇ、勿論、なんだって、我が国は世界の胃袋!ならばこそ、1人でも多く、その力が欲しいのです。

何よりも、事、炎に関しては作物にとっては天敵。あなたには、それを守る為の力になって欲しい」

 

そう言ったカグラギは、腕を組みながら。

 

「これより、あなたの名はクロダですな。これより頼みますぞ」

「っ」

 

それに対して、ボルスいや、クロダさんは涙を流している様子だった。

 

「・・・まったく、最後まで騙されたよ」

 

けど、今回は本当に良かったと思う。

 

「さて、ギラ殿への報酬がまだでしたな」

「んっ、報酬?」

 

すると、カグラギが何か取り出した。

 

「実は、我々が探し求めているシュゴッドの居場所が分かりました」

「本当なのかっ、それは一体」

 

すると、カグラギは、そのまま、こちらに見せる。

 

「この帝都で、古代遺跡があるとされる場所。

そこに、我々が探す存在が眠っています」

生存アンケート ボルスは

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