「そっそんな経緯があったんですねぇ」
スレッタが慌てた様子が見えた僕達は、すぐに事情を話した。
すると、スレッタはすぐに慌てるのを止めて、納得するように頷いた。
「分かって貰えて、良かったよ」
「そりゃ勿論!ギラさんは悪い人には見えなかったので、指名手配だって聞いた時にはびっくりしましたが、違うと聞いたら、納得しました!
それに、もしもギラさんがキングオージャーを使う人だったら、私も伝えないといけないので」
「伝えるって、何を」
そうしていると、スレッタは、懐から何かを取り出した。
その形はまるで王冠だった。
しかし、錆びだらけのようだが。
「これは?」
「初代皇帝の王冠です。それが必要になると、お母さんが言っていました」
その一言に、僕達は驚きを隠せなかった。
「へぇ、偶然とは怖いね。いや、もしかしたら必然だったのかな?」
「スレッタは、何時からここに」
僕は思わず問いかけた。
それに対して、スレッタは俯きながら、ゆっくりと口を開く。
「お母さんが殺されてからです。お母さんが言っていました。何時か、帝国を良くする為に王様が来るはず。その王様に、これをって」
「まるで、我々が来る事を知っていたような言葉ですなぁ。少し怪しい気がしますが」
「だけど、僕は信じるよ。その言葉が正しい事を」
それと共に、僕はゆっくりと、その手に王冠を持つ。
すると、先程まで、錆びだらけの王冠の塗装が剥がれていく。
それは、外側の錆であり、それが剥がれると共に現れたのは黄金に輝くと共に6つの宝石が埋め込まれていた。
「これって」
「・・・」
すると、宝石がまるで導くような光の線が出てくる。
「行ってみよう」
未だに分からない最中、僕達はゆっくりと進む。
その先には遺跡だった。
だが、他と比べても明らかに大きく、城のような形をしていた。
「もしかして、ここが」
「そのようだね」
ゆっくりと、僕達はその城の中へと入っていく。
城の中は、寂れているが、その城内は、どこか見覚えがあった。
「これは、帝国の城内部によく似ておりますな。という事は」
「おそらくは、ここで間違いないだろう。そして」
見れば、玉座が見える。
その真ん中には何かを差し込む為の穴が見える。
「これは」
「おそらくは、この城、いやシュゴッドを起動させる為の鍵穴でしょうね」
それを見て、カグラギはすぐに判断した。
けど、これをどうすれば。
「・・・これは、まさかね」
「知っているのか?」
「あぁ、俺の国にある国宝の槍にそっくりだ。武器としての価値はないと思っていたが、まさかね」
「それは、今はどこに」
ジェラミーに、僕は尋ねると。
「ボリックの奴が権力の証として使っているよ」
その言葉を聞けば、次の目的は決まった。
「ならば、俺達が向かうべきは安寧道の本部!」
生存アンケート ボルスは
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生存
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死亡