「まさか、あそこにそんな重要な物があるとは」
僕達は、あの後、アカメの案内もあり、そのままナイトレイドの皆と合流した。
以前と変わらないメンバーという事で、誰も欠ける事はなかった事に、少し安堵する。
「だが、このおかげで今回の任務はより重要度が高まった。帝都での戦いを考えれば、間違いなく至高の帝具との戦闘は回避出来ない。
その事を考えれば、キングオージャーの最強の姿は、我々にとっても切札になる」
「それに、ギラのあの姿も」
それと共に、アカメはふと俺の持つ始祖の王冠を見る。
「それにしても、まさかギラ達の目的地がここだったなんて、あの時は考えられなかったな」
「・・・それで、その、相談があるんですが」
「ふむ、それはもしかして、ボルスの1件か」
同時にナジェンダさんは、僕から聞く前に既に分かっていたように頷く。
「ボルスって、あの時の爆発で死んだのでは」
「世間的にはな、だが、奴は生きている」
「それって、暗殺に失敗したという事じゃない、だったら」
「現状、それは出来ないし、こちらとしては行う必要はないと判断している」
そうナジェンダさんは言う。
「・・・彼に関しては、確かにターゲットに入っていたが、それはあくまでも未だに敵対が続いた場合だ。
今の彼には帝具は持っていない事で脅威ではない上に、既に監視下に入っている。
何よりも、彼自身は確かに多くの罪を背負っているが、そういう意味では我々と同じだからね」
「スタイリッシュとは、違うという事ですか」
「あぁ、そして、彼を殺す事は、彼が保護している国を敵に回す事になる。それを考えれば、狙う必要はないだろう」
「・・・なんだか、それを聞いたら、安心したかな」
それと共に、タツミはどこか安堵したように呟く。
「おぉ、まさかギラと同じ意見なのか、タツミ」
「いや、まぁ、それはな。俺も少しの間だけイェーガーズにいたけど、全員が全員悪人という訳じゃないのは分かっている。だけど、どうしても殺さなきゃいけない相手だったから」
「そうだ、我々はあくまでも平和の為に戦う。そして、外道ならば容赦なくな」
ナジェンダさんの言葉に対して、全員は頷く。
その言葉と共に、アカメはどこか俯くように見ていた。
「・・・なぁ、アカメ、この後、良いか?」
「・・・あっあぁ」
僕の言葉に対して、遅れて反応した。
この後の会話は、もしかしたらアカメにとっては嫌な会話になるかもしれない。
それでも、僕は話さなければならない。
僕は、クロメも助けたい。
その希望を探したい事を。
生存アンケート ボルスは
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生存
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死亡