※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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暗殺対象

「まさか、あそこにそんな重要な物があるとは」

 

僕達は、あの後、アカメの案内もあり、そのままナイトレイドの皆と合流した。

以前と変わらないメンバーという事で、誰も欠ける事はなかった事に、少し安堵する。

 

「だが、このおかげで今回の任務はより重要度が高まった。帝都での戦いを考えれば、間違いなく至高の帝具との戦闘は回避出来ない。

その事を考えれば、キングオージャーの最強の姿は、我々にとっても切札になる」

「それに、ギラのあの姿も」

 

それと共に、アカメはふと俺の持つ始祖の王冠を見る。

 

「それにしても、まさかギラ達の目的地がここだったなんて、あの時は考えられなかったな」

「・・・それで、その、相談があるんですが」

「ふむ、それはもしかして、ボルスの1件か」

 

同時にナジェンダさんは、僕から聞く前に既に分かっていたように頷く。

 

「ボルスって、あの時の爆発で死んだのでは」

「世間的にはな、だが、奴は生きている」

「それって、暗殺に失敗したという事じゃない、だったら」

「現状、それは出来ないし、こちらとしては行う必要はないと判断している」

 

そうナジェンダさんは言う。

 

「・・・彼に関しては、確かにターゲットに入っていたが、それはあくまでも未だに敵対が続いた場合だ。

今の彼には帝具は持っていない事で脅威ではない上に、既に監視下に入っている。

何よりも、彼自身は確かに多くの罪を背負っているが、そういう意味では我々と同じだからね」

「スタイリッシュとは、違うという事ですか」

「あぁ、そして、彼を殺す事は、彼が保護している国を敵に回す事になる。それを考えれば、狙う必要はないだろう」

「・・・なんだか、それを聞いたら、安心したかな」

 

それと共に、タツミはどこか安堵したように呟く。

 

「おぉ、まさかギラと同じ意見なのか、タツミ」

「いや、まぁ、それはな。俺も少しの間だけイェーガーズにいたけど、全員が全員悪人という訳じゃないのは分かっている。だけど、どうしても殺さなきゃいけない相手だったから」

「そうだ、我々はあくまでも平和の為に戦う。そして、外道ならば容赦なくな」

 

ナジェンダさんの言葉に対して、全員は頷く。

その言葉と共に、アカメはどこか俯くように見ていた。

 

「・・・なぁ、アカメ、この後、良いか?」

「・・・あっあぁ」

 

僕の言葉に対して、遅れて反応した。

この後の会話は、もしかしたらアカメにとっては嫌な会話になるかもしれない。

それでも、僕は話さなければならない。

僕は、クロメも助けたい。

その希望を探したい事を。

生存アンケート ボルスは

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