※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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戦いを終えた後の目的

僕は、アカメと2人で話す為に外にいた。

幸い、周りはクワゴン達が警戒している事もあり、俺達はそのまま話す事が出来た。

 

「ギラ、話というのは」

 

他の誰にも聞かれてはいけない。

アカメにとっては、大きな問題であり、もしかしたら彼女自身への裏切りかもしれない。

それでも。

 

「その、本当に今更なんだけど、クロメは、殺すしかないのかな」

 

それが、未だに僕の中の迷いがあった。

アカメにとっては大切な妹。僕自身もまた、記憶を忘れていたとはいえ。

 

「・・・殺すしか救えないから」

 

それと共に見せたアカメの表情は、これまでのどれよりも残酷で、同時に苦痛に満ちた表情だ。

その言葉を言った時の彼女の様子に対して、僕は、どうしたら良いのか分からない。

だけど。

 

「探せないのか、助ける方法を」

「帝国が、忠誠を誓わせる洗脳はそれ程に強い。だから」

 

そのまま、アカメは俯きながら。

 

「・・・分かった、確かに無理かもしれない」

「ギラ」

「アカメと僕だけだったら」

「えっ」

 

同時に僕は、覚悟を決める。

 

「ヤンマ、ヒメノ、カグラギ、リタ、ジェラミー。それにC.C.さん。

彼女達とも一緒に考えよう。

僕達だけでは無理でも、救える方法はある」

「それは無茶だ」

「無茶かどうかは僕が、いや俺様が決める」

 

既に俺様は覚悟を決めていた。

 

「俺様の目の前では誰も死なせない。それは決めている。

それは、クロメも同じだ。

俺様はどんな手段を使っても、帝都を平和にして、クロメも救う」

「ギラ」

「だから、アカメもその為に力を貸してくれ。」

 

それに対してアカメの目は見開きながら、こちらを見る。

 

「なんで」

「・・・俺様は邪悪な王だ。自分の望みの為だったら、どんな手段も使う。なによりも大事な妹を助けたい姉を救わない理由はないだろ」

 

それだけ言うとアカメもまた頷く。

 

「だったら、ギラ」

「なんだ?」

「私の願いも聞いてくれるか」

「アカメの願い?」

 

俺様もまた、それに頷く。

 

「帝国も救い、クロメも救い、全てが終わった時、私と一緒に旅に出たい」

「旅に」

 

その言葉は、僕にとっても未知だった。

 

「旅」

「あぁ、帝国の外に」

 

それを聞いて、僕は、どう思ったんだろう。

この戦いが終われば、僕はおそらくは帝国にいられない。

だからこそ、外の世界へと向かう事になるだろう。

その時は、誰かと一緒じゃないと考えていた。

けど。

 

「・・・1人じゃないんだったら、怖くない」

「ギラ」

「うぅん、怖くない、そう思えただけだ、一緒なら」

「そうだな、一緒なら」

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