※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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正義の味方

「コロっ奥の手!」

 

セリューは、眼前にいるヤンマに対して、すぐに奥の手を使う事にした。

本来、彼女の戦闘スタイルは帝具であるコロとの連携を行いながら、状況に応じた十王の裁きによる武装で戦う事。

だが、その武装はヤンマの罠によって、全てが使用出来なかった。

同時に、既にナイトレイドがすぐ近くにいる状態では時間との勝負だった。

だからこそ、すぐに勝負を決める為に、奥の手を発動させた。

 

『ガアアアァァァ!!』

 

セリューの宣言に合わせるように、コロの姿もまた変わる。

赤く燃え上がるような身体と共に、周囲を揺るがす程の衝撃波。

同時にコロは真っ直ぐとヤンマに向かって、突っ込む。

 

「おい、舐めんじゃねぇぞ、俺が造り出したこの王の剣が。

1000年前の武器に何時までも負ける訳ないだろ」

 

その一言を告げると共にヤンマは、王の剣にあるレバーを操作する。

それに対して、セリューが疑問に思うよりも先に、コロの巨大な拳がヤンマへと振り下ろされる。

 

「何を言ってっ」

 

だが、その視線を向けた先に、その変化を見て驚きを隠せなかった。

ヤンマの、その背中からは青い羽が飛びだしていた。

常に制御しきれない力は電撃と火花を散らし、スパーク音が迸っている。

そして、その力は凄まじく、コロを吹き飛ばした。

 

「なっ」

「王鎧武装・凌牙一閃」

 

そのまま、ヤンマは宣言する。

 

「なっ」

「王の剣の力によって引き出された危険種。その力を100%以上に発揮させる事で出来る姿。

最も、リスクは大きいが、てめぇをぶっ殺すには十分過ぎるがなぁ!!」

 

それと共に、王の盾を銃にして、コロを貫く。

 

「コロっ!」

 

まるで雷を思わせる一閃。

それによって、コロのコアは一瞬で貫かれる。

 

「てめぇが散々行ってきた悪事で、あの犬ころの弱点は丸見えなんだよ」

 

それと共に、既にヤンマは王の剣を構えていた。

ゆっくりと、その瞬間がスローモーションのように、セリューは見えた。

 

「ようやく、てめぇの五月蠅い正義を黙らせる事が出来る!」

「こうなったらっ」

 

同時にセリュー自身の本当の意味の奥の手を発動させようとした。

頭の中にある爆弾。

それこそ、彼女自身の切札。

 

「最後に言っておく、俺の正義とてめぇの正義は全く違う、なぜか分かるか?」

「はぁ、何を」

 

そう、セリューは叫ぼうとした。

だが、王の剣から飛び出たエネルギーは、彼の相棒であるキングトンボを模した形で、その口を貫く。

 

「てめぇは確かに正義の味方だったかもしれないな。

盲目で、愚かで、見境ないけだものの正義の味方だよ」

 

それを最後に、ヤンマは、確かにセリューを処刑した。

生存アンケート ボルスは

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