※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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宇宙へと向かう城

僕達は、すぐにその場から脱出する事に成功した。

だけど、既に帝国の兵士がこちらまで迫っていた。

 

「それで、脱出の経路はあるのか?」

「厄介な事にね、どうやらボリックはかなりの数の警備を敷いていたようだねぇ」

「さすがに、この人数を一気に逃げるのって、難しくないのか!第一、あのエスデスだったらすぐに追いつくだろ!」

 

僕達が逃げる最中で、他のナイトレイドのメンバーと共にすぐに走っていた。

地理に詳しいジェラミーを筆頭に逃げているが、それでも捕まるのは時間の問題だ。

 

「なに、既に逃走手段は用意してある」

「本当に!どこに」

「ギラ、君の持つ王の槍にね」

「それって、もしかして!」

「確か、言っていたキングオージャーの最後の力、でも、どこに」

「それだったら、僕が知っている、こっちに!」

 

それと共に、僕達はあの遺跡に向かった。

周囲を見ても、誰も人の気配は感じなかった。

だが、その最中で、僕が見たのは。

 

「彼女は」

「・・・イェーガーズのセリューだな」

 

そこにいたのは頭が既に無くなっていた死体。

そして、その正体は既に分かった。

おそらくは、ここで戦いが起き、彼女は死んだ。

 

「ギラ」

「あぁ、分かっている」

 

既に死を覆す事は出来ない。

だけど、後悔はある。

もしも、彼女と出会う事が早ければ。

何か変わっていたかもしれない。

そんな後悔を余所に、俺達はすぐに城に辿り着く。

 

「あっ、ギラさん!」「んっ、来たか」

「スレッタ!それにヤンマまで!」

 

そこにいた面々を見て、俺は驚きを隠せなかった。

 

「良いから、さっさとそこに突き刺せ、そうすれば、蘇るんだろ」

「あぁ、分かった」

 

疑問を余所に、俺はそのまま王の槍を台座に突き刺す。

それに合わせるように、周囲が変形していく。

 

「えっ!?」「なっなになに!?」

 

僕達がそれに驚きを隠せなかった。

同時に、外を見ると、そこには窓が開いていた。

 

「おいっこれって、本当に危険種なのか!」

「でも、これでどうやって逃走を」

「とりあえず」

 

すると、C.C.さんは近くの柱にしがみ付く。

 

「えっと、何をしているんだ」

「捕まってろ」

「えっ」

 

同時に城が動き出した。

どこに動き出したのか、疑問に思っている間に、窓の外の光景が変わっていく。

 

『ぎゃあぁあっぁぁあ!?』

 

俺達は、思わず叫んでしまった。

俺は必死に王の槍にしがみつき、他のメンバーはその衝撃に叩きつけられる。

 

「はぁはぁはぁ、一体、何がって」

「なんじゃこりゃぁ?!」

 

それと共にタツミの声をきっかけに窓の外を見る。

その窓の外にあったのは青い球体。

それが一体何なのか、俺達には分からなかった。

 

「おいおい、どうなっているんだよ、確かに夜だけど、こんな場所ありかよ」

「一体、ここは」

「宇宙だ」

「宇宙?」

 

それと共にC.C.さんは何かを知っている様子で、窓の外にある球体を見つめる。

 

「そして、あれが私達が住んでいる星、チキューだよ」

「チキューって」

 

それと共に、見つめた先で、目を見開いていた。

 

「そもそも宇宙って、一体」

「簡単に言えば、空のさらに上だよ」

「あれって、なんだ、もしかして太陽なのか!?」

「つまり、俺達は宇宙まで行く飛行船に乗っているという事なのか!?」

 

宇宙まで来る危険種。

それには、俺達は驚きを隠せなかった。

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