※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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こちらの方で既に予告させて貰いますと、王の反逆に関しては、再来週にて、最終回を迎える予定となっています。
今後の予定を合わせて、お知らせすると、今週はVSワイルドハント編、アカメクロメ姉妹編、帝都最終決戦を三週間に分けて送ります。
偶然とはいえ、キングオージャーの最終回後に合わせる形で、こちらのSSも終わらせて、幸いだと思います。
これからの応援、よろしくお願いします。
また、こちらの方で新たな募集をしていますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=308995&uid=45956


その王は不動

最後のシュゴッドが覚醒した。

それは、この戦いの終わりが近づいている事を意味していた。

だが、未だに準備を続けており、三ヶ月の準備が行われていた。

その最中、その1人は、帝都に降り立っていた。

 

「・・・ここか」

 

その呟きと共に、彼女は堂々と帝都の中へと入る。

 

「おい、あれって」

「気にすると負けだぞ、あいつを相手に大臣も手が出せないからな」

 

そう、女性に対して、門番はひそひそと噂を呟く。

同時に、彼女を迎え入れた2人の人物がいた。

 

「お待ちしておりました」

「先程ついたばかりだ、それよりも、情報は本当だろうな、ラン」

 

そう、彼女はそのままこの場で帝都を招いた人物であるランに対して、睨み付けるように言う。

それに対して、ランは物腰柔らかい笑みと共に、頷く。

 

「えぇ、既に情報は揃っており、間違いありません。

ですが」

「既に許可は貰っている。大臣も、私に手を出す事は出来ない」

 

それと共に、彼女がそのまま取り出した書類。

そこにあったサインには、ブドー将軍の名が刻まれていた。

 

「さすがは、用意周到ですね、リタ様、では」

 

そのまま、ランもまた、すぐに歩き出す。

そんなランの横を歩くウェイブは、少し複雑な表情をしていた。

 

「なぁ、ラン、本当に良いのかよ、隊長に内緒で」

「幸い、隊長もクロメも今は休暇中。その間の指揮系統は私に任されております。

そして、この事は既にブドー将軍も承知しております。

何よりも、リタ様自身の公平さは信じられますから」

「ウェイブと言ったな」

「はっはい!」

 

そう、話しているとウェイブはリタの言葉と共に、思わず直立で立つ。

 

「これから私が行うのは、この国の法律には従わない。

あくまでも私の国の法律で行う刑だ。

もしも、貴様が気に食わないのならば、私に対して攻撃をしても良い」

 

そう、リタは呟きながら、言う。

 

「まぁ、別に良いけど、ここって」

 

そうしていると共に、どこかの劇場へと辿り着く。

同時に、リタはその劇場のドアを蹴り破る。

 

「あぁ、なんだぁ?」

 

同時に、その劇場にいた人々が、リタ達に目を向ける。

それと共にウェイブもまた、視線を向けると。

 

「なっ」

 

そこに行われていたのは、目にも背けたくなるような非道なる行為。

 

「あぁ、なんだぁ、まさか、これはこれはイェーガーズの奴らに見た事のない奴だなぁ、こんな所で何をしているんだ」

「何って、お前らこそっ何をしているんだよ!」

 

それに対して、ウェイブは思わず叫んでしまう。

それに対して、集団の中心にいた男は、笑みを浮かべる。

 

「何って取り調べだよ、こいつらは帝国批判の劇を行っていたからな、その罪での取り調べだよぉ」

「てめぇ!!」

 

それと共にウェイブは叫ぶが。

 

「それともやるのか、大臣の息子である俺に対して」

「っ」

 

同時に、それは権力を笠にしている行為。

何よりも、大臣の息子という立場はこの場で最も権力がある事を示している。

 

「まぁ、逆らった以上は容赦はしないけどな、そこの女も同犯だけど」

 

そう、リタに対して、言おうとした時だった。

 

「・・・実験体の囚人を解放した事により、各地で大きな被害をもたらした事」

「なに?」

「問答無用で人を斬り、殺人行為、違法な錬金術による実験、様々な誘惑による魔女の行為、海賊行為、子供への虐待」

「お前」

「既にこちらでは調べがついている。

貴様達に行うべきは既に死刑である事以外は変わりない」

 

そう、リタは、眼前にいる面々に対して呟く。

 

「俺が大臣の息子だとしてもか」

「関係ないな」

 

同時にリタは、そのまま手に持った王の剣を構える。

 

「法とは王を穿つ矛…法とは民を守る盾…なればこそ、不動なり!地が裂け、天が降ろうとも、このリタ・カニスカは揺るがない!」

 

同時に、その手にある王の剣を構えている。

 

「さて、ウェイブ、悪いですがこの場では」

「何を言っているんだ、ラン。

この場において、どっちが正しいかなんて、分かりきっているだろ」

 

同時にランと同じくウェイブもまた構えていた。

 

「こんな民を蔑ろにする奴と、例え別の国だろうと民の為に戦う王。

どっちにつくかなんて、分かりきっているだろ!」

「そうですか、あなたを誘って、良かったですよ」

 

その言葉と共に、リタもまたその剣を構える。

この場においてのみの共闘であり、帝都を揺るがす戦いが、今始まろうとしていた。

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