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「なんだよっ、それはぁ!」
シュラは、リタの変わった姿を見ながら、すぐに拳を振るう。
様々な国を旅をしたシュラの拳法は、凄まじく、対応する事は通常ならば難しいだろう。
だが。
「ぐっ!」
その拳は、リタ本人に当たる事はなかった。
背中から生えている蝶の羽が、シュラの攻撃を防いでいた。
その防御を通り抜けるように行動しても、それらは全て防がれる。
「くそっくそっ!」
悔しさに思わず叫ぶ。
だが、そんなシュラの事を無視し、リタは、その手にある王の弓で、その狙いを真っ直ぐと定めている。
「ふっ」
その光の矢の速さは凄まじく、先程の非ではない。
そして、その一撃は。
「えっ」
ワイルドハントの面々の1人であるドロテアは貫かれる。
シュラと戦いながらも、それを行った事。
それは死んだドロテアも、そしてシュラも予想外だった。
「お前程度ならば、戦いながら他の罪人を処刑するぐらいは簡単だ」
「貴様ぁ!」
そう、シュラは怒りと共に拳を放つ。
蝶の羽から来る電撃で、拳を伝わって痛みを感じる。
だが、それでも、目の前にいるリタを始末する事。
それしか、頭にはなかった。
だからこそ、蝶の羽が広げた瞬間、その姿が露わになった時は笑みを浮かべた。
「愚かだな」
「へっ」
だが、その先にいたリタは、既に王の弓を持っていなかった。
そして、その代わりに持っていたのは、王の剣を構えていた。
シュラは、すぐに瞬間移動を行おうとしたが。
「ふんっ」
「あっ」
一閃。
シュラの身体を真っ二つに斬り裂く。
斬り裂かれた瞬間、シュラの顔は呆けたまま死を迎えた。
そして、そのままリタはシュラの血によって汚れた王の剣を一瞬で振るい、そのまま地面を王の剣で叩く。
それと共に、残りのワイルドハントの面々もまた、死を迎えた。
「・・・」
その光景を見た後、リタはその場を去ろうとした。
「なぁ、王様」
「なんだ」
その最中、リタにウェイブは問いかける。
「やっぱり、このままじゃ、戦わないといけないのか。
あのギラと」
「そうなる可能性は高いな。ギラは、今の帝都を気に入らないからな」
「・・・そう考えるのも無理はないでしょう」
「ラン、お前まで」
そのリタの言葉に対して、ウェイブは思わず叫ぶ。
「これまでの戦いの中、私はあの方は戦士としては異質だと思っている。
自ら邪悪と名乗っていながら、これまで誰も殺さなかった。
ならば、その目的は自然と分かります」
「そうか、ならば情報をやる」
「情報?」
それに対して、ウェイブは首を傾げた。
「ギラが、次に狙うのは、クロメだ」
「「っ」」
その衝撃に対して、ウェイブ達は言葉が止まった。
生存アンケート ボルスは
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