※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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処刑

「なんだよっ、それはぁ!」

 

シュラは、リタの変わった姿を見ながら、すぐに拳を振るう。

様々な国を旅をしたシュラの拳法は、凄まじく、対応する事は通常ならば難しいだろう。

だが。

 

「ぐっ!」

 

その拳は、リタ本人に当たる事はなかった。

背中から生えている蝶の羽が、シュラの攻撃を防いでいた。

その防御を通り抜けるように行動しても、それらは全て防がれる。

 

「くそっくそっ!」

 

悔しさに思わず叫ぶ。

だが、そんなシュラの事を無視し、リタは、その手にある王の弓で、その狙いを真っ直ぐと定めている。

 

「ふっ」

 

その光の矢の速さは凄まじく、先程の非ではない。

そして、その一撃は。

 

「えっ」

 

ワイルドハントの面々の1人であるドロテアは貫かれる。

シュラと戦いながらも、それを行った事。

それは死んだドロテアも、そしてシュラも予想外だった。

 

「お前程度ならば、戦いながら他の罪人を処刑するぐらいは簡単だ」

「貴様ぁ!」

 

そう、シュラは怒りと共に拳を放つ。

蝶の羽から来る電撃で、拳を伝わって痛みを感じる。

だが、それでも、目の前にいるリタを始末する事。

それしか、頭にはなかった。

だからこそ、蝶の羽が広げた瞬間、その姿が露わになった時は笑みを浮かべた。

 

「愚かだな」

「へっ」

 

だが、その先にいたリタは、既に王の弓を持っていなかった。

そして、その代わりに持っていたのは、王の剣を構えていた。

シュラは、すぐに瞬間移動を行おうとしたが。

 

「ふんっ」

「あっ」

 

一閃。

シュラの身体を真っ二つに斬り裂く。

斬り裂かれた瞬間、シュラの顔は呆けたまま死を迎えた。

そして、そのままリタはシュラの血によって汚れた王の剣を一瞬で振るい、そのまま地面を王の剣で叩く。

それと共に、残りのワイルドハントの面々もまた、死を迎えた。

 

「・・・」

 

その光景を見た後、リタはその場を去ろうとした。

 

「なぁ、王様」

「なんだ」

 

その最中、リタにウェイブは問いかける。

 

「やっぱり、このままじゃ、戦わないといけないのか。

あのギラと」

「そうなる可能性は高いな。ギラは、今の帝都を気に入らないからな」

「・・・そう考えるのも無理はないでしょう」

「ラン、お前まで」

 

そのリタの言葉に対して、ウェイブは思わず叫ぶ。

 

「これまでの戦いの中、私はあの方は戦士としては異質だと思っている。

自ら邪悪と名乗っていながら、これまで誰も殺さなかった。

ならば、その目的は自然と分かります」

「そうか、ならば情報をやる」

「情報?」

 

それに対して、ウェイブは首を傾げた。

 

「ギラが、次に狙うのは、クロメだ」

「「っ」」

 

その衝撃に対して、ウェイブ達は言葉が止まった。

生存アンケート ボルスは

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