※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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屍決闘

俺様は眼前にいる彼らを見つめる。

 

「クロメの屍人形か」

 

彼らの目には生気はまるでない。

 

既に死んでいる人間である事は分かる。

 

そして、八房を壊せば、彼らは元の死体へと戻る。

 

「だけど、その前に言おう、ありがとう」

 

彼らがどのような経緯でクロメの屍人形になったのか分からない。

 

それでも、彼らがクロメの近くで戦ってくれた。

 

そのおかげで、今日まで確かに生きてこられた。

 

だからこそ。

 

「俺様が、せめて送ろう。王鎧武装・凌牙一閃」

 

その呟きと同時に、俺の腕から赤いエネルギーのクワガタの角を生成する。

 

それを合図に、眼前にいる屍人形の一体であるナタラの槍が襲い掛かる。

 

槍は、真っ直ぐとこちらに向かってくる。

 

それに対して、俺はクワガタの角で突き攻撃を放った。

 

角先と槍先から火花が散り、ナタラの胸元に突き刺さり、身体を突き破った。

 

だが、屍人形であるナタラは怯むことなく反撃してくる。

 

屍人形であるナタラは

 

大振りの薙ぎ払い。その一撃をかわした直後、俺は地面を蹴って跳躍していた。

 

空中で一回転して体勢を整えつつ、着地する。

 

すると、ナタラともう1人であるドーヤは、その二つの銃口をこちらに向けてきた。

 

真っ直ぐと、銃弾はこちらに放った。

 

それに対して、俺様は瞬時に王の盾を構えて、その銃弾を無数の火花を全て受け止めていた。

 

同時に、俺はそのまま、王の盾と同時に構える。

 

「その命!天へと帰る時だ!」

 

その言葉と同時に、俺は両腕を広げる。

 

そうする事によって、両腕は巨大なクワガタの顎へと変わる。

 

そして、そのままナタラとドーヤを挟む。

 

2人は、その手にある武器で、その攻撃を防ごうとする。

 

顎から感じる感触は、まさしく肉を引き千切るような痛みだ。しかしそれは痛みだけでは無い、まるで魂そのものを削り取られているかの様な感覚でもあった。

 

それでも。

 

「今、解放する」

 

それを最後に、ナタラとドーヤの身体を完全に斬り裂いた。

 

そして、それが2人の最後であった。

 

「・・・終わったのか」

 

そうして、見つめた先。

 

そこでは、アカメとクロメ。

 

2人もまた戦いが終わりに近づいていた。

 

アカメの、その手に刀が地面に突き刺さる。

 

クロメもまた後ろへと跳びながら、真っ直ぐとアカメの方へと向かって走る。

 

それに対して、俺様もまた、その手にある王の剣を投げる。

 

「アカメ!」

 

その言葉と同時だった。

 

アカメは、そのまま王の剣を手に取る。

 

同時に、クロメが振り下ろした八房に対して、アカメは王の剣で対抗した。

 

その鍔迫り合いの最中に、アカメは。

 

「一度でも良い!力を貸してくれ!」

 

それと共に、アカメの手にある王の剣から巨大な赤いエネルギーの刃が現れる。

 

そして、一閃。

 

八房は、その一閃によって斬り裂かれた。

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