※この作品はR-18です。

王の反逆!   作:ボルメテウスさん

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マムを救う為

周囲を、囲んでいる暗殺者に対して、俺達は、その手にある王の剣を構える。

 

「先程は、油断したが、今度はやられない!」

 

それと共に、暗殺者は俺達を周囲を囲むように言う。

 

「ふんっ、雑魚が粋がるなよ」

「あなたがやったんじゃなくて、私がやったのだけど」

 

そう、ヒメノさんは言っている間にも、暗殺者達は、その腕をまるで鞭のように伸ばし、こちらに襲い掛かってくる。

それには、さすがに驚きを隠せなかった。

 

「なるほどな、危険種の身体を喰らって、その特性を得た所か、いかれているな」

 

そうヤンマは呟きながらも、冷静に攻撃を避けていた。

 

「これだけの身体を動かせるのは確かに凄いけど、醜い事に変わりないわ」

 

そして、ヒメノさんは、それらの攻撃を華麗に避けていた。

 

「ぐっ」

 

対して、俺様は、その手に持つ王の剣で、攻撃を受け止めるのが精一杯であった。

相手は歴戦の暗殺者を相手に、俺は反撃はあまり、行えない。

けれど。

 

「ならば、簡単だ!俺様は、雑魚の攻撃など、関係ない!!」

 

その叫びと共に、俺様は、襲い掛かる攻撃に対して、手に持った王の剣で受け流していく。

無数の攻撃を受け流しながら、その攻撃が向かった先を何度も調整していく。

 

「なっ、こいつっまさかっ」

 

そうして、互いの拳が、絡まっている。

 

「ヤンマっ、分かっているな!」

「ちっ、仕方ないな」『トンボ!オージャフィニッシュ』

 

鳴り響く音声と共に、その手にある王の剣には電撃があり、そのまま絡まった腕に触れる。

 

「「「なっぎゃぁぁぁっ!!」」」」

 

それによって、奴らは、そのまま痺れ、そのまま倒れる。

 

「へぇ、面白いわね」

「別に、これぐらいはな、それよりも、こいつらはどうするの」

「問題ないわ、セバス」「はい」

「「えっ?!」」

 

突然、現れた執事、さらにはその周囲には、兵士がいた。

 

「こいつらを送り返しなさい。

あと、ここに近づけば、アナフィラキシーショックが起こすように仕掛けておいて」

「了解しました」

 

その言葉と共に、奴らは、そのまま連れて行かれた。

 

「・・・さて、それじゃ、行くわよ」

「えっあぁ」

 

そのまま、先程、言われた言葉に従うように向かう。

向かった先は、イシャバーナの城の中。

その中でも、豪華な場所へと案内される。

 

「ここは?」

「私のマムがいる部屋よ」

 

その言葉と共に開いたドア。

そこにいたのは、1人の女性。

後ろでまとめた明るい金髪と青い瞳のスタイルの良い巨乳美人だ。

だが、その目は、虚ろである事が分かる。

 

「マムの名前はゼニス・グレイラット。

私の本当の母親じゃないわ」

「それって、どういう事だ?」

 

俺は、思わず、聞き返してしまう。

 

「本当のパパとママは、私が生まれて、間もない頃に、帝都の奴らによって、暗殺された。その後、王位を継いだ私はセバスを始め、数多くの使用人達が育てくれた。マムは、その中で、私に医療の事を教えてくれたの」

「そうなのか」

「正直に言うと、幼い頃に、パパとママを亡くなった私にとって、マムは、もう1人の母親同然なの。だけど、帝都の奴らが」

 

同時にヒメノは、その手には、血が出そうなぐらいに握り絞めていた。

 

「そんなんだったら、断れば良いじゃないか」

「どんな奴だろうと、治療を来れば、受け入れるわ。その分、報酬は貰うけど。だけど、マムの治療は、私には無理だわ」

「・・・ならば、俺様にどうすれば良いんだ」

 

それと共に、ヒメノに問いかける。

 

「マムは心を壊れた。だからこそ、心を治すには、愛が必要なの。そして、あなたはマムがかつて愛した人に、どこか似ている気がする」

「それで、本当に治るのか?」

「・・・分からないわ、だけど、その治療法が分からない以上は、それしかないの」

 

そう言って、ヒメノは、俺様に目を向ける。

 

「これから、マムを愛しなさい。それが私の条件よ」

「おいおい、そんなので、本当に治せると思っているのか」

 

さすがにヤンマは、そこで止めに入る。

だけど、それに関しては、同じだ。

だが。

 

「出来るだろうな」

「C.C.さん!」

 

その話を聞いていたC.C.さんの言葉に、驚きを隠せなかった。

 

「あなたは、確かギラと一緒にいた」

「C.C.だ」

「それで、本当なの」

 

そう問いかけるヒメノに対して、C.C.は笑みを浮かべる。

 

「あぁ、だけど、それは同時に、お前のマムが行為を行う事。

それは、覚悟しておけよ」

「C.C.さん、それって」

 

それに対して、ヒメノは、ため息を吐きながらも。

 

「・・・それで、治らなかった時、私は容赦なく、殺すわ」

「えぇ?!」

「良いだろう」

「えぇ?!」

 

僕の意見を無視し、そのまま行為を行う事になってしまう。

どうすれば良いのか、僕はヤンマの方へと目を向けると。

 

「こうなったら、覚悟を決めるしかないようだな」

「えぇ」

 

どうやら、僕に味方はいないようだ。

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