【書籍化】大司教の権力を悪用して純真無垢な聖女とセックスしたら、毎晩イチャラブご奉仕されるようになった話 作:月見ハク
夜闇の中、大雨が降りしきっている。
外廊下の屋根の下で、俺はマイと唇を重ねていた。
「んっ、ぇぁっ……リンゼさま、あッ、んむっ……ん、ちゅ、んぅっ……」
くちゅくちゅと舌の絡まる音が脳内に響き、うるさかった雨音が遠くなっていく。
彼女の熱い口内をかき混ぜ、溶け落ちそうな舌を舐め回す。マイの喉奥から火照った空気が漏れ、俺の顔を温めていく。
押さえた彼女の後頭部は冷たく濡れているのに、抱き寄せた体は燃えるように熱い。
抱き締めて、口内をむさぼって、マイがどれほど酒――媚薬に翻弄されているのかが分かる。舌を震わせ、吐息を漏らすたびにイっているのだろう。
彼女の熱で、俺の体もみるみる火照っていく。股間が勃起してはち切れそうだ。
マイがほしくてたまらない。
「ん……ぁぁっ……はぁっ、いやです、リンゼさま……離れないでくださいっ……」
いったん顔を離すと、彼女が泣きながら唇を当ててくる。
細い体からは力が抜け、腰も砕けている。支えていなければ地面に倒れてしまうだろう。
なのにマイは俺のローブを必死につかみ、キスを続けようとしていた。
そんないじらしい姿に、今すぐ押し倒したくなる。
俺はなけなしの理性を総動員し、彼女にささやく。
「マイ、このままでは体が冷えてしまう」
「やだ、リンゼさまっ……離れたく、ないです」
追いすがるように彼女が口づけをしてくる。涙に濡れた唇がしょっぱくて美味しい。つい濃厚なキスを再開したくなる。
ここまでマイが願望を表に出すのを初めて見る。媚薬で理性のタガが外れてしまっているせいもあるのだろう。
「安心しなさい。今夜はずっとそばにいる」
「ほんと、ですか?」
「ああ、本当だ。だが君の毒を抜くのはここだと難しい。執務室へ行こう」
優しく慰めるように言うと、彼女は唇を離して俺の胸元へ顔を埋めた。
「はい……大司教さま」
胸の中でコクリとうなずく。
(すごいな)
媚薬の作用で、気が狂うほどの性感に襲われているだろうに……すさまじい自制心だ。マイがどれだけ自分を抑えてきたのかが分かる。
「自分で歩けるか?」
「はい……」
手を差し出すと、彼女は下唇を噛んでから、俺の手ではなくローブの袖をきゅっとつかんだ。
神殿の廊下を、マイの歩幅に合わせてゆっくり歩く。
もう消灯時間はとっくに過ぎている。途中で司教連中に出くわすこともないだろう。
彼女は俺の後ろをぴったり歩き、胸元を押さえて荒い呼吸を抑えようとしていた。俺のローブをぎゅっと握る様子は、まるで迷子になるのを恐れる幼子のようだ。
実際、今の彼女は似たようなものなのだろう。
執務室へ入ると、先に入ったマイがこちらを振り向く。
彼女は相変わらず俺のローブの裾をつかんでいた。今夜はもう、離さないつもりなのだろう。
暗い執務室の中。
俺は魔導灯を点けるのも忘れ、見惚れていた。
純白のベールから垂れる黒髪はしっとりと濡れ、金色の瞳は涙で揺れている。
わずかに開いた口元からは甘ったるい吐息をこぼし、胸元をずっと押さえていたせいかローブのそこだけがシワになっている。
せっかくの謁見用のローブは下のほうが泥だらけだ。
媚薬に溺れ、物欲しそうな瞳でこちらを見つめ、服装も乱れに乱れているのに。
マイは、どこまでも清純だった。
「マイ、ローブの泥を落とそう。浄化の術は使えるか?」
「ん……んっ……、ごめんなさい、できないです」
「そうか」
無理もない。この状態では上手く術が練れないのだろう。
彼女の頬に手を添えて魔力を浸透させる。マイの魔力は風で揺らめく炎のように不安定だった。
「あっ、ん……リンゼさまの魔力、好きです……」
マイが俺の手に、手のひらを重ねてくる。
ピタリと頬を寄せ、心底気持ちよさそうに目を細めた。
俺ももう、我慢の限界だ。
「マイ、
「はい……」
彼女がローブの前紐を解こうとする。だが体が小刻みに震えてうまくできないようだ。
「ごめ、なさ……指が、上手に動かせなくて」
「そうか、なら俺が――」
「リンゼさまに……脱がせてほしいです」
マイが泣きそうな顔で懇願してくる。そのおっかなびっくりといった感じは、まるで一世一代のわがままとでも言わんばかりだ。
泣き虫で甘えん坊な様子は年相応の幼さを感じるのに、これまで見てきたどの彼女よりも色っぽい。
情交を求めるような眼差しに、股間がさらに熱くなる。
「ああ、いいよ」
まずは彼女の黒髪に被さっているベールを外し、床に落とす。
小さい顔の輪郭に沿って手を這わせ、肩のラインをなぞり、胸元へ移動させる。
「んッ……あっ……」
白い上着のような薄いローブの前紐を解き、左右に開く。
中の青地のローブの前紐も抜くと、ローブ全体がゆるんだ。
だが、それだけではするりと脱がせられないようだ。
だから華奢な両肩をつかみ、布地ごと手を下ろしていく。
「んぁっ……ん、ふ、ぅっ……」
布が肌をこする感覚がたまらないのだろう。マイは苦しそうな吐息を漏らしてビク、ビクと痙攣した。
美しい肩がさらされ、豊満な胸元が露出したころ、やっとローブがするりと滑り落ちた。
眼前に、あられもない白い肢体が現れる。
胸は白いシルク生地で覆われていた。強めに巻かれ、豊乳のボリュームをできるだけ抑えようとしている。
ショーツも同じすべすべとした生地で、触り心地がよさそうだ。
「やはり君は、ありのままが最も美しいな」
「はぁ、ぅっ……リンゼ、さま……」
彼女がきゅっと目をつぶり、肩を震わせる。どうやら言葉だけで絶頂してしまったようだ。
「下着も脱がすよ」
「んッ……」
胸に巻かれている布の結び目に触れただけで、マイが再び目を閉じる。
ほどくと、たぷんと乳毬が揺れて布がはらりと下に落ちた。
大きな乳房の先端で、桃色の乳首がピンとこちらを向いて尖り立っている。
しゃぶりつきたくなる生乳を見つめながら、手のひらを下腹部へ滑らせていく。
ショーツの結び目もほどいて床に落とす。
発情したマイの裸体に、息をのんだ。
吸い寄せられるように白い乳房に触れる。温かい柔乳に手のひらが吸い付き、埋もれていく。
なのにクニとした乳首は手のひらを押し返すように硬い。これまでにないほど芯が通っている。
「あッ、んぅっ……ッ」
「マイ、これから君を何度もイかせ、中を
これは治療だと言いかけ、口を閉じる。
もう建前は必要じゃない。代わりに。
「君と肌を重ね、体の隅々まで味わい、最奥に証を刻んで……俺のものにする」
奥底から湧きあがってくる情動そのままを告げる。
マイが、乳房を揉む俺の手をそっと包んだ。
小首をかしげ、嬉しそうに潤んだ瞳から涙をこぼす。
「リンゼさま……どうか、私のすべてを確かめてください」
全身が沸騰し、俺は彼女を思いきり抱き寄せた。
勢いで上向いた口元にしゃぶりつく。
「んぅ゛っ……ぇぁ、んぅ、んっ……ふっ……」
狭い口内で舌を絡ませ合いながら、あり余る乳房を揉み込む。「んぅッ」と喉奥で切ない声が鳴る。またも絶頂してしまったのだろう。
俺はもう片方の手を彼女の股下へと滑らせ、ぐっしょりと濡れそぼった恥肉へと指を当てた。
「ん゛ッ、あぁっっ……!」
マイの全身に電流が走ったようだ。内股をぎゅっと閉じ、俺に抱き締められながら背中を反らしている。そのせいで彼女の下腹部が俺の股間をぐっと押してきて、たまらず射精しそうになる。
「媚薬でかなり敏感になっているね。そんな君もたまらない」
耳たぶを甘噛みしながらささやき、何度もマイを絶頂させる。
同時に膣内に二本の指を挿入し、彼女の一番弱いザラザラしたところをこすった。
「はぁっ、あッ、あぁっ、ん゛うぅぅぅぅっ――――ッ」
マイの体がガクガクと震え、膣穴から愛液が噴き出す。膣肉が指をきゅっと圧迫してきて、彼女が信じられないほどの絶頂に見舞われているのが分かった。
さらに絶頂を上塗りするために、ジュブジュブと指を出し入れする。
「んぁッ、あぅッ、あッ、ああッ、リンゼさまっ、やめっ……」
愛液をかき出すたびにマイが可愛い喘ぎ声を上げ、イく。
悲鳴のような嬌声が室内にこだまする。
「もっとイく姿を見せてくれ」
指の付け根まで挿し込むと、彼女の顔が天井を向いた。
「ん゛あっ、あ゛ああぁぁぁんっ――――ッッ」
噴き出た愛液が絨毯にボタボタと落ちる。甘く絶叫したマイが、俺の胸元に体を預けてくる。
もう立っていられないのだろう。だが俺が奥まで指を挿入したままなので、立ったままイき続けるしかない。
「あぅっ、うッ……ふっ、ぁ、あぁッ、ん゛んっ……ッ」
マイは俺にしがみついたまま、何度も絶頂を繰り返した。
指を抜くと、彼女の膣口から栓が抜けたように蜜液があふれ出る。
俺も手首まで温かい愛液にまみれていた。
その甘蜜を舐め取りながら、胸の中の少女を見下ろす。
短時間で一生分の快楽を味わっただろうマイは、まだ弱々しい喘ぎ声を漏らしていた。
「マイ、平気か?」
「は、い……リンゼさま」
うっとりと見上げてきた彼女の頬は朱く染まっている。
だが裏腹に、細い肩をブルリと震わせた。
「だいぶ冷えてきた。一度温まろう」
そういえばマイも俺も雨の中でびしょ濡れになったのだ。
俺は彼女の腕を引き寄せながら、執務室にある小さい扉を開ける。
魔導灯を点けると、中は大理石張りの小さい浴室だった。
先代の大司教が趣味で造らせたもので、俺も鍛錬後に汗を流す際や、自身の衣服を洗うときに使っている。
「リンゼさま、ここ……」
「専用の浴室だ。君も中を見るのは初めてだろう? 俺も誰かを入れたのは初めてだ」
「リンゼさまの秘密の場所、ですよね」
どうやらマイもずっとこの部屋の存在が気になっていたらしい。
「まあ、そういう言い方もできる」
「……うれしいです」
彼女がまた泣きそうな顔で微笑んだ。
二人で狭い個室に入った安心感からか、ぎゅっと腕にしがみついてくる。柔らかい乳房が押し潰される感触に股間が火照っていく。
俺は小さい浴槽にある蛇口をひねり、湯をため始めた。
魔道具をふんだんに使った設備だ。個人用の入浴施設など、大貴族や王族でもめったに持ち合わせていない。
無駄に金が掛かるので正直撤去しようと思っていたが、こうしてマイと入れるなら残しておいてよかった。
壁際にあるもう一つの蛇口もひねる。
すると天井から伸びる鉄管から、粒状になったお湯がサーっと振ってきた。
「すごい、これ……やんっ、あッ……」
水流の降り注ぐ場所にマイを立たせると、彼女はその刺激だけで可愛く鳴いた。
狭い浴室に甲高い喘ぎ声が反響する。
「少しこれで体を温めるといい」
「はい……んッ、ぁっ……リンゼさまも、あッ、温まって、くださいっ……」
マイが水流の性感に身を震わせながら、俺のローブをつかんだ。
脱いでほしいとその揺れる瞳が訴えている。
「ああ、そうするつもりだよ」
悪趣味な謁見用のローブを脱ぎ、近くの
下着を下ろすと、ありえないほど張り詰めたペニスが飛び出した。血管が浮き、ビクビクと脈動している。
マイは俺の胸板に手を添えると、ぼんやりと肉棒を見下ろした。
「リンゼさまの、すごく、大きくなってます」
恥ずかしがりやの彼女が、こうまで俺の股間を凝視するのも初めてだ。これも媚薬の効果だろうか。
「俺が君を欲している証だ」
反り返った男根を、マイのなめらかなお腹に当てる。肉竿の裏側で柔らかい肌を感じ、気持ちよさで射精しそうになる。
「んッ……リンゼ、さま……もっと、してください……もっとさわって、私のぜんぶ、知ってほしいです」
「君のことはずっと見てきた。知っているよ」
「もっと、知ってほしいです。いろいろな私を……私の、汚いところも」
思わず苦笑してしまう。
きっと聖女にあるまじき怒りの心や、誰かを守るためなら敵に立ち向かおうとする意思のことを言っているのだろう。
可愛らしい嘘をついてしまうところや、意外に甘えたがりなところ、だが素直になれず我慢してしまうところを言っているのかもしれない。
わがままで自分勝手な一面だとでも思っているのだろう。
汚いところも知ってほしい、か。
それは恋慕の情というより、無条件で自分を愛してくれる存在への憧れなのかもしれない。
願ったりかなったりだ。
俺は、マイのすべてを手に入れたい。
「ああ、教えてくれ。どうあったとしても、君は全部が美しい」
全裸の彼女をかき抱き、後頭部をつかんでキスをする。
「んむっ、んぁっ……ぇ、ぁ……」
お湯が頭から降り注ぎ、俺とマイの体を流れていく。
その水流に沿うように、彼女の薄い口端を舐め、小さい顎を舐めすくい、細い首筋に吸引のあとを刻んでいく。
「あッ、あっ、あんっ……リンゼさま、もっと……しるし、付けてください」
綺麗な鎖骨を舌先でなぞり上げ、ふくらみの増していく上乳に吸い付く。チュ、チュと音を立てながら大きなおっぱいに舌と唇を埋める。舌でれろれろと舐め回しながら乳房の頂点へと近づいていく。
マイの乳肌は赤子のようにきめ細かく、どこまでも柔らかく瑞々しい弾力があった。火照りとお湯のせいか、今までで一番温かい。
柔乳を下からすくい上げ、淡い乳輪を舌先で舐める。
「あぁッ、んうぅっ……ッ」
小さい体が震え、桃色の乳首がさらに尖り立つ。見れば彼女は、指を甘噛みして性感に耐えていた。
だがその瞳はじっと俺を見つめ、さらなる愛撫をねだっている。
「マイ、こうされるのは好きか?」
舌の上に乳首を乗せ、れろと弾く。
「あぅッ、んんっ……好き、ですっ……」
聖女としては罪深い質問だったのだが、マイは驚くほど素直に答えた。
媚薬に飲まれている今しか見られないだろう反応だ。
もっと言わせたい。
「これはどうだ?」
舌先で乳首のさらに先端をほじり、そのまま乳首ごと柔乳の中へ押し込んでいく。
「ふぅっ、ん゛んッ……すき……です、リンゼさまの舌、だから……」
その切なげな声にゾクゾクする。歪んだ独占欲が満たされていくようだ。
「では、これは?」
可愛い乳輪ごと乳首をしゃぶる。じゅるっと音を立てて吸い込むと、お湯と一緒にほんのりマイの汗の甘みがあった。
「ひぁッ、あぁんっ……ッ、ぅっ、く……すき……すき、ですっ……」
涙まじりの声色に全身が高揚する。俺は取りつかれたように乳首を吸引した。舌腹で乳輪ごと舐め回し、大口を開けて柔乳を頬張る。じゅじゅと吸い上げ、ぱっと口を離す。たぷんと揺れて元の形に戻るおっぱいに夢中になる。
そんな身勝手な愛撫にたやすく絶頂し、甘ったるい喘ぎ声を上げる姿が愛おしい。
体を起こし彼女に顔を近づける。一心に俺だけを見つめてくる眼差しに、聞く。
「マイ、こうして見つめ合ってする口づけは、好きか?」
「……好き、です……リンゼさま」
涙で揺れる金色の瞳に射抜かれ、心臓がドクンと跳ねた。
自然と唇が近づいていく。まるで元の場所へ戻るように、俺とマイは唇を重ねた。
「んっ、はぁっ、んむっ、んっんんっ……んちゅ、ぁっ、んむ……っ」
吐息すら閉じ込めるように口内をむさぼる。顔を当てるようなディープキスだ。わずかに漏れるマイの息が湯気よりも熱い。
俺の胸板で潰れる乳房を無理やりに揉み上げ、体の前面を押し付けて彼女の柔らかさを味わう。股間をぐいぐいと下腹部へ押し当て、獣欲を伝える。
長い口づけをほどくと、マイが呼吸をした。
「はぁっ、あッ……リンゼさま……ほしい、です」
「なにがほしい?」
「リンゼさまの、硬いの……入れてください」
涙ながらの懇願に、下半身がカッと熱くなる。
「マイ、挿れるぞ」
彼女の片足を持ち上げ、太ももを抱える。ぱっくりと開いたピンク色の秘所に肉棒をあてがうと、一思いに貫いた。
「はぁッ、あうっんうぅぅっ……!」
ジュグと音がして、俺の股間がマイの膣と密着した。対面立位の体勢のまま腰を振り始める。
「あぁっ、んぁっ、リンゼさまっ、あッ、はげしっ、んっあっ、リンゼさまっ――」
半開きの口を向け、彼女がキスをねだってくる。その表情も愛おしい。
「んむっ、んっ、んっんッ、ふ、ぁっ、んちゅっ、んっんっんっんッ……」
グチュグチュとマイの膣内を肉棒で犯し、その反応を口内で堪能する。
体を滴り落ちてきたお湯がピストンの勢いで跳ねる。抽送でかき出された愛液も混じり合い、飛び散っていく。
締め付けの増した膣内に肉竿をぎゅうぎゅうと圧迫され、一気に射精感がこみ上がってくる。
「ぐっ、出すぞ、マイ」
「はいっ、あッ、奥、おく、に……出してください」
「ぐぅっ、うぅぅぅっ……!」
ドビュルルルルッ、と凄まじい勢いで精が発射された。溜めに溜め込んだ精液がビュルルと噴き上がっていく。尻奥がたまらない収縮を繰り返し、熱いものが尿道をこそぎ取るように吐き出されていく快感。愛する女と抱き合いながら膣奥に精液を放つ快楽に気絶しそうになる。
口から快感を逃がし続けるマイをきつく抱き締め、残りの精をひり出すように股間を突き上げる。
「は、あぁッ、あ゛ああぁぁぁっ――――ッッ」
彼女の絶叫が浴室内に反響し、鼓膜がとろける。
鈴口が決壊してビュービューと子種汁が流れ出ていく。
尿道を熱い塊が駆け抜けていく快感に恍惚としながら、俺はマイの体をさらに抱き締めた。
「はぁっ、はぁっ……出て、ます……熱いの、たくさん……」
荒く呼吸をする彼女から肉棒を引き抜くと、膣口からトプっと白濁液があふれた。
一度にここまで大量の吐精をしたのは初めてかもしれない。
だが、俺の肉棒はまだ隆々とそそり立っていた。
「マイ、後ろを向きなさい」
「んっ……」
強烈な絶頂に襲われたばかりだというのに、マイは素直に後ろを向いた。壁に両手をつき、背中を反らしてお尻を差し出している。
本来だったら快楽で失神していてもおかしくはない。だが膨大な魔力のおかげで、彼女はさらなる快感も受け入れようとしていた。
本当に、マイは最高だ。
「挿れるよ」
「はい、リンゼさま……」
魅惑的な桃尻を亀頭の先端でなぞりながら、目当ての割れ目へとあてがう。
くちゅくちゅと膣口をいじって焦らしながら、性感に身をよじらせるマイの裸体を眺める。
細くてしなやかな背中。艶めかしさを体現したような流線形のくびれ。そして丸みと弾力のあるお尻。
上から降りそそぐ水流が彼女の瑞々しい肌に当たって弾け、一部は色っぽい体のラインに沿って腰を流れていく。
こんなに淫らで背徳的な光景もないだろう。
俺は這い上がってくる情欲のままに、マイの割れ目へ肉棒を埋めていった。
「んッ……はっ、あぁっ――ッッ」
バチュ、と俺の股間が弾力のあるお尻に当たる。彼女の腰に降ったお湯が俺の太ももをつたい落ちていく。
「っ……相変わらず、すごい締まりだ」
根元まで挿し込んだ瞬間、膣口がもう離さないとばかりに締め付けてきた。今しがた精を放出していなければ、これだけで射精していただろう。
ぐっぐっと股間を押し出すと、中の膣肉がぴったり密着してくる。俺の形を覚えきった膣内が気持ちいい。
「ん゛っ……んんっ、ぅッ……」
マイが噛み締めるような声を漏らすと、膣内がきゅうきゅうと肉竿をしごいてきた。唐突な快感に思わずくぐもった声が出てしまう。
彼女が懸命に膣中を締め上げてきたようだ。そうすれば俺が悦ぶのだと、これまでの情事を経て体が学んだのだろう。
そんな健気で淫靡な姿に、股間が熱を取り戻していく。
「マイ、動くぞ」
「はい……んッ、はぁっ、あッ、あぁっ……ッ」
後背位で腰を前後に動かすと、マイが顎を上向かせた。
バチュ、バチュと何度か股間で彼女のお尻を叩く。一回一回の抽送がまるで射精しているような気持ちよさだ。
マイのほうも出し入れのたびにイっているのだろう。快楽を逃がすように上を向いたり、こらえるように下を向いたりしている。振り乱された黒髪が白い肩や頬に張り付いていて淫らだ。
やがて腰に弾みを付けながら、ピストンを小刻みで速いものにしていく。
「あぅっ、あっあッ、んっ……あっあっあっあッ……」
狭い浴室に、腰を叩きつける小気味いい音が響く。
肉棒で奥を突くたびに、彼女の胸元で巨乳が前後に揺れていた。下を向いて重量を増した乳房がたぷんたぷんと前後する振動が、密着した股間を通じて伝わってくる。
流れるお湯が飛び跳ねるその豊乳をむんずとつかみ、今度は俺が前後左右に揉みしだく。「ん゛ぅ」と感極まったように喘ぐマイが可愛い。
パンパンパンと腰を打ち据えているうちに、乾いた射精感が本物の射精衝動となってこみ上げてきた。
「また、出る。中に出すぞ、マイ」
「は、ぃ……あッ、あっあっあっあぁッ、あんっ、んぁッ……あっあっあっあっ――」
彼女の腋の下から両手を差し入れ上半身を起こす。背中を弓なりに反らせたマイのお尻に、容赦なく股間を叩きつける。
小刻みなピストンの衝撃が、時間差で彼女の乳房を上下に揺らす。
ほとんど痙攣するように腰を動かしていると、尻奥がゾワリとして太い快感が這い上がってきた。
「ぐっイく、っう゛う゛っ……!」
ぐぐっと肉棒を押し込んだ瞬間、ビュルルルッと精液が流れ出た。尻穴がすぼみ前立腺が精をひり出していく。マイの子宮へ精汁を注いでいく快感で頭が真っ白になる。ビュル、ビュルと滾り汁が尿道を通過するのが卒倒しそうなほどに気持ちいい。
「――っ、あ゛ぁッ、ああぁぁぁっ……あぁっ……ッ――」
彼女は全身をビクビクと震わせ、喉奥から絞り出すように喘いでいた。
何度も尻奥を力ませ、精を流し込んでいく。
残り汁さえ注ぎ終わり、肉棒が中で脈動するだけになったころ、俺は腰の力をゆるめていった。
マイのお尻を押し潰していた股間が離れ、
ひくつく膣口からはまたも大量の白濁液があふれ、床に垂れていく。
彼女へ種付けしたという充足感で胸がいっぱいになる。だがすぐに次の情欲が湧いてきてしまう。
俺の絶倫が底なしだったら、きっと無限に抱き潰していただろう。
気づけば、浴槽からお湯があふれて排水溝へ流れこんでいた。
「マイ、湯に浸かろうか。一休みだ」
体を離すと、彼女はへたり込みそうになりながら壁にしがみついた。
「はぁ、はぁ……はい、リンゼさま……」
浴槽の蛇口をひねってお湯を止めると、マイが壁に体を密着させながら横目で何かを訴えていた。
「どうした? 入らないのか」
「いえ、あの……入浴剤を、使ってもいいですか?」
「俺の贈った入浴剤、持ってきていたのか」
「はい……初めての王城だったので、お守りに……」
「ふむ、取ってこよう」
濡れた体のまま執務室に戻ると、床に脱ぎ捨てられた彼女のローブから小瓶を取り出す。
フタのところに、青色の紐がリボンのように巻かれている。
それはかつて俺が本のしおり代わりに渡したものだった。
静かな浴室に、ザブンと湯のあふれる音が鳴る。
小さい浴槽に、俺とマイは向かい合って
射精後でやや疲れた体に、温かいお湯が沁みていく。
「これ、お湯に溶かすと気持ちいいんです」
子どものように楽しげな声で、マイが微笑む。
彼女が湯面に数滴垂らすと、すぐにお湯にとろみが付いた。みるみるお湯全体が粘液状になっていく。
マイはそれを両手ですくうと、ヌチャヌチャと音を立てて混ぜ始めた。
少女が遊んでいるように見えるのに、なぜか無性にいやらしく見える。
「まるで潤滑剤だな。こんなふうになるとは知らなかったよ」
遠視の術で何度も視ているのだが、初めて知ったように振る舞う。
「ふふ……驚きましたか?」
少し得意げなマイが可愛らしい。
「マイ、もっとこちらへ来なさい」
「……はい……」
妖艶さを
お湯の中で、彼女が浮かんだ気がした。ふわりと近づいてくる裸体を抱きとめる。
「んっ……ぁッ……」
マイのおっぱいが俺の胸板に密着すると、ぬるりとした感触があった。開いた股間に彼女の柔らかい下腹部がおさまり、そこもぬるぬると滑る。
(これは、ヤバいな)
元々、こうして情事の際に性感を高め合う用途があるのだろう。催淫効果も含んでいそうだ。その証拠に、マイの肌が滑るたび全身がビクッと震えてしまう。
視るのと、実際に味わうのとでは大違いだ。
「確かに気持ちがいいな」
「……んッ……はい、あっ……んっ……」
わずかに揺すって体をこすり合わせると、マイが甘い吐息を漏らし始める。
どうやらまだ媚薬は抜けていないようだ。
ヌチャ、ヌチャと卑猥な音が響き、粘っこい湯面が波打つ。
彼女を太ももの上に乗せると、まるで快楽を求めるように股をこすり始めた。体が無意識に動いてしまうのだろう。目をつぶって顔をしかめ、熱い息を発しながら腰を揺するマイが淫靡だ。
「ハァ……」
あまりの気持ちよさに、思わず間抜けなため息が漏れてしまう。
すると彼女は乳房をむにゅうと押し付け、上下に動かし始めた。
ぬめった柔肌が心地いい。コリと硬くなった乳首がこすれてくすぐったい。
胸元でヌチュヌチュと淫らな音が鳴る。
マイは「んっ」「うッ」と小さく喘ぎながら、どうやら俺に性感を与えようとしているようだった。
純朴な聖女の淫らな奉仕に、鎮まっていたはずの肉棒が硬くなっていく。
マイは体をこすり付けながら、薄くまぶたを開いた。
「リンゼさま、これ、好きですか……?」
俺は、彼女の求める言葉を返す。
「ああ、好きだよ……マイ」
すると彼女は心底嬉しそうなため息を漏らした。
媚薬に侵されているというのに、頬をつたう涙が澄んだ宝石のように美しい。
「よかった、です……」
「……マイ、挿れてもいいか」
彼女はうなずく代わりに肩にしがみついてきた。体を浮かせ、唇を重ねてくる。
「んっ……ん……」
湯の中で浮かんだマイの腰をつかむと、ゆっくりと俺の股間へ沈めていく。
ヌルリと、肉棒が彼女の膣中へと滑り込んだ。本当に潤滑油の効果があるらしい。
「あぁっ、はぁッ……ん、リンゼさまの、気持ちいいです」
「君の中も、すごく気持ちがいい」
「んッ、あぁっっ……ッ」
ニュル、ニュルと膣内を肉竿が往復する。催淫効果で敏感になったペニスで、膣中の感触を隅々まで堪能する。潤滑油で滑りやすくなっているマイの膣が、ぎゅっぎゅっと肉棒を締め付けようとしてくる。
絶世の名器にしごかれ、これまで味わったことのないほどの快感が立ち上ってくる。
それはマイも同じのようだった。
「あぁっ、あぁんっ、リンゼさまっ、またっ……きちゃう、あぁッ、んっ、あっ、イっちゃい、ますっ……ん゛んっ、あぁっ……ッッ!」
ブルリと彼女の体が震え上がる。深い絶頂に達したのだろう。
だが潤滑剤のせいで肌が滑り、出し入れが止まらない。
俺はマイのぬめった腰を押さえると、真上にズンと突き上げた。
「――ッ、あああぁぁんっ――――ッッ」
彼女の体が飛び上がり湯面が激しく波打つ。密着していた乳房が滑り上がって、目の前でたぷんと大きく揺れた。
ズン、ズンと繰り返し最奥を
湯面を激しく揺らしながら、対面座位でマイを犯す。
「あぅッ、あぁっ、あぁんっ、んぁッ、んっうぅっ、あぁっ、く、あ゛ああぁぁんっっ――――ッッッ」
後ろに倒れそうなほど仰け反った彼女が、腕を伸ばしてきた。
顔面が、ぎゅうっと柔らかい乳房の中に埋まる。マイは俺の頭を抱きかかえるようにしながら絶頂に喘いでいた。
ぬるぬるする乳肌を舐め回しながら、彼女を見上げる。
「マイ、こうやって奥を突かれるのは好きか?」
「すきっ、好きです……リンゼさま」
ぼうっと尻奥が熱くなり、射精衝動がみなぎってきた。
本当に自分の性豪ぶりには呆れる。注いだそばから精巣が新たな精を作り出すのを感じる。
その全てを受け入れるマイは、たまったものではないだろう。
「イくぞ、マイ」
「んぅッ、あぁっ、ふッ、ん゛ううぅぅぅっ――――ッッッ」
強く頭をかき抱いてきた彼女の最奥へビュルルルッと精を解き放つ。射精の快感と柔らかい乳房に圧迫される感覚で頭がぼうっとする。胸の谷間に顔が押し潰されて息ができないのすら気持ちいい。
柔乳を通してトクトクと心臓の鼓動が聞こえてくる。彼女の全身が絶頂に震えるのが伝わってくる。果てしない快楽に襲われているのに、マイの火照った温もりが落ち着く。ずっと包まれていたいと思うほど彼女の胸の中が心地いい。
俺は肉棒の脈動がおさまるまで、股間を小刻みに突き上げ続けた。
お湯がぬるくなってきたころ、俺は楽園のような圧迫から解放された。
「……ごめんな、さい……苦しかったですか……?」
自分のほうがよほど苦しそうなのに、マイが心配そうに見下ろしてくる。
「いや……悪くなかった」
「ごめんなさい……夢中で、しがみついてしまって」
「いい。君の体に包まれるのは好きだ」
「ぅ……」
彼女が動揺したように言葉を詰まらせる。
可愛らしい反応だ。やっと媚薬が薄れてきたのだろう。
「そろそろ出ようか。お湯も冷えてきた」
「はい、リンゼさま……」
浴槽の栓を抜き、再び水流を浴びて入浴剤を洗い流す。
羽毛のタオルで彼女の体を拭きとっていると、「んッ」と感じ入ったような声を漏らした。
媚薬が抜けきっていないのか、もともと感じやすいせいなのかは分からない。
だがこんな反応を見られるなら、今後も浴室で抱くようにしたいと思う。
お互いタオルを巻き、執務室に戻る。
コップに水を入れて差し出すと、マイが嬉しそうに微笑んだ。コクコクと小さい喉が動くのを眺めながら、俺は自分のローブから避妊薬を取り出す。
すると彼女が俺のタオルをそっとつかんだ。
「どうした?」
「あの……リンゼさま、まだ……熱が、さめないです」
ずいぶんと、控えめなおねだりだった。
そんなに遠慮しなくとも、俺は喜んでマイを抱くというのに。
「そうか……なら、最後まで毒を抜かないとな」
彼女の軽い体を、ソファーへ押し倒す。
タオルがはだけて広がり、火照った裸体が外気にさらされる。
俺も巻き付いていたタオルを外すと、マイの開いた股ぐらへ腰を埋めた。
「んっ、あぁッ……」
再びいきり立った肉棒で彼女の膣内をかき混ぜ、蹂躙する。
俺はマイの匂いがソファーに染み込むまで、彼女を犯し続けた。
***
カタ、と窓の木枠が揺れる音で、目が覚める。
まぶたを開けると、白い陽射しが執務室を照らしていた。
わずかなほこりが宙を舞い、きらきらと輝いている。
早朝の空気だ。
マイは、仰向けになった俺の上で寝ていた。しがみつくようにうつ伏せになり、静かな寝息を立てている。
股間は、まだ繋がったままだ。
昨晩はソファーで二度、彼女の膣奥に射精したのを覚えている。騎乗位で犯したあとお互い抱き締め合い、そのまま眠ってしまったらしい。
その間、聖騎士長からの念話で起こされなかったということは、異常なしということだろう。
安堵のため息をつき、執務室の結界を張り直す。
胸元で眠るマイの黒髪を撫でると、「んっ」と可愛らしい声が聞こえた。
「……おはようございます、大司教さま……」
すっと首を上げ、ふんわりと微笑む。
相変わらず彼女は寝起きがいい。
「おはよう、マイ。よく眠れたか」
「はい……大司教さまの体、温かかったので」
そういえば室内はだいぶ肌寒い。
本当なら底冷えしそうなものなのだが、むしろ体は火照っている。体温の高いマイがずっと密着していたおかげだろう。
「毒は抜けたようだな」
「はい、あの、昨日はありが……」
そこで彼女の言葉が止まった。「あの」「えっと」と口ごもりながら、どんどん顔を赤くしていく。
昨晩の濃厚なセックスを思い出したのだろう。
媚薬に浮かされ、思いをあふれさせ、何度も性交をせがんだ淫らな自分を。
「あ……の、私……えっとっ……」
だがこれ以上黙っていたら、マイは泣いてしまうだろう。
すでに目端に涙がたまり始めている。
「マイ、昨晩は
「え……?」
「聖女の弱点は酒だ。多少の耐性はついただろうが、君の魔力でも根本的な克服はできない。今後も細心の注意を払うように。分かったね」
「はい……あの、浄化の儀式……」
「ああ、浄化の儀式だ。聖女マイ」
真顔で告げる俺に、彼女は目を丸くして……瞬きを終えるころには穏やかな聖女の顔になっていた。
全てを慈しむような笑顔で、俺を見つめる。
「大司教さま、ありがとうございます」
「ああ、大司教として当然の務めだ」
「おかげで、体の調子がいいです」
「そうか」
「髪の毛も、すっかりぼさぼさになってしまいました」
「そうだな」
見たこともないほど乱れた黒髪に苦笑する。ヌべリエのように毛先が外に跳ねている。
ポンポンと手ぐしで直してやると、マイが手のひらへ頬を寄せてきた。じゃれつく子猫のようにすりすりと小首を動かしている。
「私、こうやって触られるの好きです、大司教さま」
「ああ、私もこうして君に触れるのは好きだよ、マイ」
ふふと嬉しそうに笑う彼女の顔はもう、少女のものに戻っていた。
「……口づけを、してもいいですか……リンゼさま」
「俺も、そうしたいと思っていたところだ」
そっと唇が重なる。
空気は乾いているのに、マイの唇はしっとりとした潤いがあった。ぷるんとした唇を舐めていると、彼女の膣中で肉棒が熱を帯びていく。
「……あの、リンゼさま」
「なんだ」
「毒が……まだ、抜けてないみたいです」
「そうか。では儀式の続きをしよう」
優しく微笑み合い、キスをする。
早朝の温かい執務室で。
俺は再びマイを犯すことにした。
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