※この作品はR-18です。

【書籍化】大司教の権力を悪用して純真無垢な聖女とセックスしたら、毎晩イチャラブご奉仕されるようになった話   作:月見ハク

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第46話 二度目の告白

 日が傾いてきた聖堂内に、規則的な水音が響いていた。

 

 タライに張ったお湯の音ではない。

 俺が、マイの膣内を指でかき混ぜている淫音だ。

 

「はぁっ、ぁっ、あんッ……リンゼさまっ、またイっちゃっ……んぅッ、あぁッ……」

 

 彼女はタライの中で、足を広げて立っている。

 俺は中腰になりながら、マイの秘所をひたすら弄んでいた。

 

「だいぶほぐれてきたなマイ。処女の膣が、指を三本も飲み込んでいる」

 

 三本の指で手招きするように、彼女の膣奥から蜜をかき出す。クチュクチュという音が鳴り、愛液とわずかな白濁液があふれた。

 

「ふぁっ、んうぅっ……も、中きれい……です」

 

「そのわりに蜜液がどんどん漏れ出てくるな」

 

 マイの紅潮した顔を見上げ、意地悪く言う。

 

 この愛撫を初めてから、何度絶頂させたのかはもう覚えていない。

 

 執拗で粘着質な行為がいつ終わるか分からないだろうに、マイは俺の言いつけどおり、足腰を震わせながらも立ち続けている。

 

 二、三度、彼女は俺の腕に手を伸ばしてきたが、注意をしてやめさせた。そのせいで今マイは腰の横で拳をぎゅっと握っている。

 

 淫らな拷問に耐えているような姿に、嗜虐心がゾクゾクと湧いてきてしまう。

 

 指を引き抜き、愛液にまみれた指先を舐めると甘い蜜のような味がした。

 もっと味わいたい。

 

「マイ、よく耐えたね。ベッドへ行こう」

 

「え……あっ」

 

 彼女を横抱きに抱えると、ベッドへ移動しシーツの上に寝かせる。

 

 仰向けになった裸体の上で、大きな乳房がたぷんと揺れた。

 マイはもう大事なところを隠すことなく、なすがままに腕を投げ出している。

 

 少し湿った黒髪がシーツの上に広がり、潤んだ金色の瞳がうっすらこちらを見上げていた。

 その妖艶な表情に、心臓の鼓動が早くなる。

 

 俺はピンと上向きに立った桃色の乳首に顔を近づけ、れろと舐め上げた。

 

「あっ、あぁんッ……」

 

「敏感で、可愛い乳首だね」

 

「んッ……!」

 

 可愛いという言葉に弱いのか、マイが耐えられないという感じで目をつむる。

 

「れろ、ぇろぉ……ああ、清らかな味がする。湯浴みで綺麗になったか、隅々まで確かめてあげよう」

 

「く……ぅ、はい、リンゼさまっ……」

 

 しっとりした生肌を存分に舐めながら、顔の位置を下げていく。

 その向かう先が秘所であることをマイも分かっているのだろう。力んでいた内股がゆっくり開かれ、綺麗な割れ目を自分からさらしていった。

 

 アソコを舐める行為は、以前なら恥ずかしがってやんわり抵抗していたのに。

 

「ずいぶんと素直になったな。おかげでマイのここを味わいやすい」

 

「んッ……はい……」

 

 従順な返事に、肉棒がドクンと脈打つ。

 

 彼女の膝を持ち上げ、左右に開かせる。くぱっと開いたピンク色の媚唇に舌なめずりをしながら、俺はすぐにそこを舐めず、焦らすことにした。

 

 膝の内側をぺろりと舐め、太ももへとゆっくり舌を走らせる。

 

「あっ、はぁッ……んんッ」

 

 すべすべな太ももの内側に舌腹を当て、肉感の増すほうへと這わせていく。太ももの付け根に到達すると、甘く濃厚な女の匂いがした。

 

 さらに焦らすため、もう片方の足も同じように舐める。

 

「あぁんッ、んく、あぁっ……んっうぅッ……」

 

 鼠径部のくぼみに舌先を走らせると、聞いたことのない可愛らしい悲鳴が聞こえた。

 秘部の周辺をこんなに舐められたことがないから、こそばゆい性感に戸惑っているのだろう。

 

 ヒクヒクと収縮する蜜口を眺める。

 開いた股の中心で、鮮やかなピンク色の膣内があらわになっていた。その蜜穴からは透明な愛液がトロトロと分泌されている。

 

(何度見ても、絶景だな)

 

 形も色もいいのに、愛液も美味だ。

 そこから漂うマイの匂いに耐えきれず、俺は予告もなしに女陰へしゃぶりついた。

 

「ひぁッ、あっ、ああぁぁんっ――ッ」

 

 じゅるじゅると卑猥な音を立てて膣を吸引すると、彼女の尻が浮く。

 

「愛液があふれ出てくる。うまいな……もっと味わわせてくれ」

 

 花肉の中へ舌を押し入れ、縦横無尽に動かしながら甘露汁を吸い上げる。

 

「あぁッ、そんな吸っちゃ……あッ、あっあっ、あんんっ――ッッ」

 

 ひたすらに湿地帯を犯す音と、快感に鳴くマイの声が聖堂内に響く。

 もっと、彼女のよがる声を聞きたい。

 

 敏感な肉粒(クリトリス)を唇で挟み、ちゅうっと吸い付く。

 

「あっ、やぁッ、んんんんっ――ッッ」

 

 ビク、ビクとマイの尻が跳ねた。下腹部を痙攣させ、全身が強張っている。

 太ももに頬を挟まれるかと思ったが、彼女は健気に股を開き続けていた。

 

 ふと、最初の処女検査で舐めたときを思い出す。快感から逃れるため、俺の頭を押しのけようとしていたのが懐かしい。

 

 マイの股の間に腰をあてがうと、痙攣し続けている体を抱きしめる。

 

 彼女は大量の汗をかき、体は熱く火照っていた。

 荒い吐息を落ち着かせるように、湿った黒髪を撫でる。

 

「最高だ。この触れ心地、香り……マイ、挿れるよ。いいね」

 

「はい……リンゼさまの、ほしいです……」

 

 挿入をせがんでくる彼女に、ドクンと肉棒が膨張した。

 

 濡れそぼった膣口を先端でつつき、なおも焦らす。ぁっぁっと感じ入った吐息を漏らすマイを楽しんでから、俺は股間を埋めた。

 

「あうっ、んんッ……!」

 

 ニュプ、と肉棒が膣肉に飲み込まれる。

 

 散々にほぐしたおかげか、今朝同じ正常位で挿入したときよりもすんなり入っていく。だが肉竿にまとわりついたヒダがぎゅうっと収縮し、きつく圧迫してくる。

 

 絶頂を重ねた膣特有の締まりなのだろう。まるで生まれて初めて挿入を果たしたような心地だ。

 

「ぐっ……すごいな、君の中は」

 

「う……んぅッ、リンゼさまっ……」

 

 求めるような声とともに、膣内がさらに締まる。

 今朝から何度も射精したはずなのに、一寸も持ちそうにない。

 

 俺は動きを止めると、この射精直前の快感を堪能することにした。

 

 体重を掛け、自分の体全体で彼女の裸体を包み込む。

 

「マイ、俺の首に手を回してくれ。体をもっとくっつけよう」

 

「はい、リンゼさまっ……」

 

 ぎゅうと密着感が増す。

 

(マイの体が吸い付いてくるようだ)

 

 肌と肌の境界が薄れていく心地よさが広がる。

 いつの間にか彼女の体は汗まみれで、ヌルヌルとした気持ちのいい吸着感があった。

 

「これは、気持ちがいいな」

 

「んっ……わたしも、きもちいいです」

 

 マイの柔らかい体が、俺の体に合わせて形を変えていく。なのに彼女の熱い芯は確かにここにあるのだと感じる。一つの熱の塊になってしまったような一体感だ。

 

 彼女が俺の腰を太ももで挟む。もっと密着したいのだろう。

 熱い膣内で肉棒がたまらず跳ねる。するとマイの太ももに力が入るのが分かった。

 

「リンゼ……さま」

 

 彼女がつぶやく。まるで虚空に呼びかけているようだ。

 あまりの快楽に意識が朦朧としているのだろう。

 

「どうした、マイ」

 

「きもちよくて……あたま、ヘンになりそうです」

 

「ああ、そうだな」

 

「でも……しあわせ、です……」

 

「……そうか」

 

「リンゼさま」

 

「なんだ」

 

「好き、です」

 

 目をつむり、夢うつつのような声だ。

 無意識に出た言葉なのだろう。

 

 それだけに、俺の理性をたやすく突破してしまう。

 熱情が全身を駆け巡り、膣内で再び肉棒が跳ねた。

 

「マイ」

 

 彼女の唇を塞ぎ、言葉を閉じ込める。

 

 股間を密着させたまま、尻筋をすぼませるようにして肉棒を押し込む。

 

「んむっ、んんッ……」

 

 重ねた唇がビクと震えた。

 自然に開いた口内へと舌を滑り込ませ、小さい舌に絡ませる。

 

 ぐっぐっと肉棒を押し込むたびに、マイの喉奥から空気が漏れる。柔らかい体が強張り、首に回した腕にぎゅっと引き寄せられる。

 

 俺はシーツが沈み込むほど彼女の体を押し潰していた。豊満な乳房は俺の肌に吸い付き、抽送で揺れる余裕すらない。

 

「んっ、んッ……ぇぁ、は……んぅっ、んんッ……」

 

 ヌチュヌチュと結合部から音が聞こえる。気づけば俺はマイの肢体をがんじがらめにしたまま、小刻みなピストンを繰り出していた。

 

 ひしとしがみついてくる彼女をさらに抱き締め、体全体で拘束する。

 肌と肌のあいだにわずかな隙間も許さない。

 

「んっぅっ、ぁっんッ、んんッ、んっぁっぁっぁっぁッ――」

 

 熱い膣奥を亀頭でノックし続ける。口内に息を発するような嬌声が充満していく。

 

 最高の女だ。

 甘い吐息を漏らす口も、声も、細い腕も、肌も、胸も、この膣も、心も。

 全部俺のものだ。誰にも渡さない。

 

 この女を孕ませたい――。

 

「マイ、子種を注ぐぞ」

 

「っは……あぁんっ……ッ」

 

 ひときわ奥に肉棒を押し込むとマイが甘美な声を漏らす。ぎゅうと膣内に圧迫され、精巣が決壊した。

 

「ぐぅっ、う゛うぅぅっ……!」

 

 ビュクビュクと精液が押し出されていく。先端が当たっている膣奥へ種付け汁を塗り付ける。子宮へ精子を注ぎ込んでいる快感で気が狂いそうだ。もっと奥へ流し込みたくてマイの熱い体を必死に抱き締める。

 

「ん゛ぅっ、ぅッ……ああぁぁぁ……っ、――ッッ」

 

 マイが横を向き、絞り出すような嬌声を上げた。

 さらされた首筋にしゃぶりつき、膣内の奥へと精の残り汁をひり出していく。

 

 射精のたびに互いの体が痙攣する。

 種付けの快楽に溺れながら、俺はひたすらマイを押し潰した。

 

 

「――は、ぁッ、はぁっ、はぁ……っ、リンゼ、さま……」

 

 やっと呼吸が落ち着いてきたころ、室内は夕闇に包まれていた。

 

 マイも絶頂の余韻から抜け出し、意識が覚めてきたようだ。

 

 あんなに強烈な射精をしたというのに、俺の肉棒は彼女の膣中でまだ剛直している。それどころか新たな射精衝動が湧いてきて、マイを犯したくてたまらない。

 

 このままでは休みなく彼女を抱き潰してしまう。

 一度、休憩を。

 

「んッ……リンゼさま」

 

 引き抜こうとすると、マイがうっすら目を開いた。その瞳が懇願するように揺らいでいる。

 

「やめないで、ください……もっと、ほしい……です。も、一度……奥まで……っ」

 

「ッ……はは」

 

 思わず乾いた笑みがこぼれた。

 獣欲がマグマのように高ぶり肉棒が膨らんでいく。

 

 せっかく人が加減をしようと、理性を総動員したというのに。

 

「すまないが、もう治まりがきかない」

 

「……はい、リンゼさまに……いっぱい、してほしいです」

 

 俺はベッド脇のテーブルに腕を伸ばすと、手ぬぐいを二枚取った。

 

 マイの細腕をつかみ、両手首に巻きつけ拘束する。

 

「ぁっ……」

 

 彼女の金色の瞳に、うっすらと快楽への怯えがにじむ。

 

 だがそれも、今の俺には獣欲を昂らせるスパイスでしかなかった。

 

 

 ◇

 

 

「あぁッ、んっ、あっあっ、あぅっ……んうぅっ――」

 

 すっかり暗くなった室内で、俺は四つん這いになったマイのお尻に腰を打ち付けていた。

 

 彼女の手首は手ぬぐいによって固く結ばれ、目元も手ぬぐいによって覆われている。何度も背中を反らすマイを見下ろしながら、後背位で執拗に膣奥を責めていた。

 

 彼女の肩をつかみ、無理やり上体を起こす。

 反り返るような体勢になったことで、肉棒がマイの弱いところを擦り上げる。

 

「んうっ、あッ、あぁうぅッ――、ん、はあぁあ……っ、あっ、ああぁぁんっ――ッッ」

 

 バチュンッと股間で打ち据えれば、彼女は顎を上向かせて叫ぶように喘ぐ。

 黒髪が乱れ舞い、大きな乳房がたぷんと弾むのを感じた。

 

 強張っていたマイの体からふっと力が抜ける。

 貫くような絶頂に襲われ、気を失ってしまったのだろう。

 

 肩をつかんでいた手を離すと、白い体がふらりとベッドに倒れた。

 

 目隠しで手首を縛られ、力無く横たわった彼女を眺める。

 まだ肉棒は繋がったまま。奥に種付けもできていない。

 

「マイ、起きるんだ」

 

 横向きになったマイに覆いかぶさり、膣内を突く。

 

「んぅッ……ぁっ」

 

 抽送の衝撃で、彼女が意識を取り戻す。しかし待っているのは終わらない快楽地獄だ。

 

 バチュバチュと音を立てて腰を叩きつけながら、横を向いた二つの乳毬を見下ろす。

 

 手首を縛られているせいで乳房が両腕に挟まれ、その大きさが増して見える。腰を振るたびにたぷんたぷんと激しく揺れ、先端の蕾が前後に動き回る。

 両乳房が時間差でずれて弾むのが、見ていて愉しい。

 

 俺はマイの腰をつかんで固定すると、腰を激しく動かし始めた。

 

 パンパンという衝突音が聖堂内にこだまする。

 結合部から愛液が飛び散り、彼女の桃尻や俺の股間を濡らしていく。

 

「孕め、マイ」

 

「はあっぁッ、あぅっ、あぁんッ、あっあぁっ……ん゛うぅぅぅぅっ――――ッッッ」

 

 膣内がきつく収縮し、肉棒を引き抜けないほどに締まる。先端を吸引され、尻奥から射精感が這い上った。

 

「ぐっ、うおぉぉっ……!」

 

 ビュルル、ビュルッと精液が吸い出されていく。腹奥にある精巣が射精とともに飛び出していきそうな快感だ。マイの胎内に精子を注いでいるという歓喜で、全身がガクガクと震える。

 

 体が燃え上がってしまいそうな絶頂に、俺はしばらく痙攣していた。

 

 

 

「――ハァ、ハァッ……」

 

 気づけば、俺は肩で息をしていた。

 

 周りを見ると、もうすっかり暗闇に満ちている。

 天井のステンドグラスを月明かりが透過し、床を淡い虹色に染めていた。

 

 俺はゆっくりと、膣内から肉棒を引き抜いた。

 

「んッ……」

 

 マイが感じ入った声を漏らす。だが彼女はもうとっくに気絶していた。

 

 膣口からトプと大量の白濁液があふれ出る。俺の体のどこにこんなに溜まっていたのかと思うほどの量だ。

 

 生まれて初めて、精巣が空っぽになるまで吐精した。

 

 心が、最愛の聖女に種付けをしたという充足感で満たされていく。

 

 俺はベッドを降りると、棚の中に掛けてあった自分のローブから小瓶を取り出した。

 マイのもとへ戻り、目隠しと手首の拘束を外す。

 

 彼女の目元は、涙で赤く腫れていた。

 手首にも、きつく締めすぎたせいか縛られた痕が残っている。

 

 マイを、俺だけのものにしたという証だ。

 そんなふうに思ってしまう、歪んだ自分に苦笑する。

 

 ――好き、です。

 

 彼女がポツリとつぶやいた言葉が、脳内に反響する。

 

「俺もだよ、マイ」

 

 小さい耳元にそっとささやく。

 

 俺は避妊の丸薬を口に含むと、マイに口移しで飲ませた。

 

 

 ◇

 

 

「……リンゼ、さま……」

 

 チュと胸元に感じたこそばゆさで、意識が浮上する。

 

(朝、か)

 

 まぶたの裏が明るい。吸い込む空気にも朝の匂いが混じっている。

 

 ふと、二の腕が軽いことに気づく。

 昨晩はマイに腕枕をして寝たはずが、そこに彼女の重みがなかった。

 

「リンゼさま……んっ……」

 

 チュ、と今度は鎖骨にキスをされたような感覚があった。

 

 ――遠視の術。

 

 視界の中にマイの姿を映し出す。

 彼女は仰向けになった俺の上に寝そべり、上半身のいたるところに口づけをしていた。

 

「んっ……ぇぉ」

 

 舌先で乳首を舐められ、くすぐったさに体が震える。起きているのがバレてしまっただろうか。

 

「……リンゼさま、かわいい……です」

 

 マイはそうつぶやくと、途端に頬を赤らめた。言ってみたものの恥ずかしかったのだろう。

 

 はぁ、とため息をつき、今度は肌と肌をすり合わせ始める。

 柔らかい乳房がむにゅ、むにゅと胸板をこすって気持ちがいい。

 

 聖衾中、朝はいつもこうしてくれていたのだろう。彼女の温かい治癒魔法が全身に浸透していく。

 

「ん……ぇ、ぁ……」

 

 マイが濃厚な口づけをしてきたので、俺は滑り込んできた舌先をれろりと舐めた。

 

「んッ、あっ……リンゼさま……!」

 

「おはよう、マイ」

 

「お、おはようございますっ……あの、起きていたのですか?」

 

「ああ、少し前からな。マイの聖衾はとても可愛らしいな」

 

「あ、えっと……あの」

 

 瞳を泳がせ、耳を真っ赤にしているマイが本当に可愛らしい。

 垂れ下がった黒髪が朝陽に艶めき、白い素肌が輝いている。

 

「君は、朝も美しいんだな」

 

「えぇっ、あっ……ぅぅ」

 

 さっきからほとんど言葉になっていないのが面白い。

 

「もう朝になってしまったな」

 

「……はい」

 

「体も完全に回復したようだ。そろそろ服を着て、鐘を鳴らすか?」

 

 ロレンティアには、昨日の朝から丸一日は安静にしろと言われているらしい。

 つまり、もう時間だ。

 

 もっとこの幸福なむつみ合いを続けたかったが、仕方がない。

 

 体を起こそうとすると、マイがそっと俺の胸に手を添えた。待ってという意思表示だ。

 

「どうした?」

 

「あ、あの……もう少し、休んだほうが、えっと……」

 

「魔力も整っているし、疲労感すらないが」

 

「で、でも……まだ、早朝です」

 

 腰の上に乗っているマイの下腹部が、濡れている。

 

 ああ、そうか。

 

 どうやら、彼女も俺と同じ気持ちだったらしい。

 

「そうだな、まだ早朝だ。……君の魔力を確かめてもいいか? 治癒魔法を使い続けて負担も大きかっただろう」

 

 懐かしい建前を口にする。

 

 するとマイは目を見開き、それから嬉しそうに微笑んだ。

 

「はい、お願いします……リンゼさま」

 

 

 

 

「――んっ、あっ、あぁんっ、リンゼさまの、奥、当たってっ……あぁぁんっ――」

 

 柔らかい尻を鷲掴みにし、股間を突き上げる。

 

 マイは今、仰向けになった俺にうつ伏せで体を密着させながら、下からの突き上げに喘いでいた。

 

 上体を少し起こした彼女の胸元には、大きな乳房が実っている。

 俺はそれをちゅうちゅうと吸いながら、朝一番のピストンに励んでいた。

 

「あぅっ、んッ……リンゼさま、つよく、吸っちゃっ……んぁっ、あぁんッ」

 

「マイ、出すぞ」

 

「ふっ、んうぅっ、は、はいっ……出して、くださいっ……」

 

「ぐ、うぅっ……!」

 

 ドビュルルッ――と大量の精液が放出されていく。一度の射精でマイの胎内を全て満たしてしまいそうなほどの量だ。

 

「んんっ、ああぁぁぁっ……ッッ んッ……リンゼさまの、いっぱい、出てますっ……は、ぅぅっ……ッ」

 

 再び目の前の乳首に吸い付く。

 

 俺は赤子のようにマイの乳房を吸いながら、精を注ぎ込み続けた。

 

 

 

 

 俺の呼吸に合わせて上下する黒髪を、優しく撫でる。

 

 彼女は俺の胸板に顔を埋め、ゆっくりと息を整えていた。

 

「……リンゼさま」

 

「ん?」

 

「リンゼさまの魔力、とても……濃くなっている気がします」

 

「ああ」

 

 俺もさっきから、自身の体内に意識を向けていた。

 

(魔力が、増大している)

 

「きっと長時間の聖衾のおかげだろう」

 

「そう、なんですか……ふふ、よかったです」

 

 心底嬉しそうなマイの髪を、くしゃくしゃと愛でる。

 

 確かに聖衾のおかげもあるだろう。

 魔力の枯れた体に、聖女たちの治癒魔法を注がれたのだ。一時的に魔力が活性化したというのも十分あり得る。

 

 だが、上がり過ぎだ。

 

 魔力の量も、制御も、三倍……いや四倍に膨れ上がっている。

 

(これが……聖女と交わることで得られる力、なのか?)

 

 ――王家の血を引くものは、聖女と交わることで膨大な力を得る。

 

 古文書の言い伝えだ。

 

 だが俺は王族とは縁遠い平民だ。

 にも関わらず、マイと繰り返し交わったことでここまでの力を得たとしたら。

 

 王族が、目の色を変えて聖女を欲するのも分かる。

 

 

 俺も、無意識下でこの力を求めていたのだろうか。

 だからこんなにも聖女を欲していたのだろうか。

 

(いや、違うな)

 

 くしゃくしゃにした彼女の黒髪を、今度はわしゃわしゃと手のひらに収めてみる。

 

「あ、あの、リンゼさま……」

 

 すっかり髪の乱れたマイが、困ったように顔を向けてくる。

 

「もう少ししたら、服を着ようか」

 

「……はい、わかりました」

 

 一瞬残念そうに目端を下げた彼女が、すっと物分かりのいい聖女の顔になる。

 

 かと思えば、コテンと頭を俺の胸板に預けてしまった。

 

(本当に、面白い子だ)

 

 俺はただ純粋に、マイを欲している。

 

 聖女の力など、別になくても構わない。そう思える。

 

 だが――。

 

「くく……」

 

「……リンゼさま?」

 

 聖女を抱き潰すことで、得られる力。

 これを利用すれば、以前よりもマイを守り抜くことができる。

 

 邪魔者を、徹底的に排除できる。

 

 俺はマイの黒髪を指先でくるめると、もう一度ほくそ笑んだ。




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