Fate/Samurai Remnant 妄想短編 作:銀猫
浅草、長屋町の外れにある草原。
日中では子供の遊び場や、なにかしらの催しのために使われることが多い開けた場所。
「ふっ、はっ!てぇい!!」
人が寝静まり、明かりの消えたその場所で二振りの木刀を振っている人物。
端から見れば鍛錬にも見えるだろう。あるいは、子供がチャンバラのようにただガムシャラに振っているようにも見えるかもしれない。
「ほっ!とぉっ!!たぁっ!!」
だが、その動き、その太刀筋はあるものを目指していた。
野良の動物もいない夜中、その動きを見る存在はいないと思われた。
「てぃ!―――今日も、来たのか」
「はい」
キリがいいところでやめ、木刀を降ろした彼は木の影から様子を伺うようにしてみていた少女に呆れたような、あるいは待っていたような、優しい表情を向けた。
彼――セイバーがこのように深夜の鍛錬を始めたのは、ある朝見たモノに感じるところが在ったからだ。
「…あの先に、伊織の目指すものがある、か」
【マスター】と【サーヴァント】
盈月と呼ばれるあらゆる願いが叶うとされる願望機を巡る戦いでサーヴァントとして召喚されたセイバー。
そのマスターである宮本伊織は剣士としての頂を目指し、日夜鍛錬を怠らない浪人であった。
召喚され、伊織と共に戦っていたセイバーは当初彼の強さを疑っていた。
そもそも魔術が使えるとはいえただの人間とサーヴァントでは天と地ほどの力の差がある。
だから彼の目指すものにも興味がなかった、が。
「…ふぅー…ほっ!」
伊織の鍛錬を見て、その動きに感じるものがあった。
『セイバー』は異国の地では剣士という意味ではあるが、セイバー自身は武人ではない。
剣を持ち、振るい、相手を斬るのも戦う上での手段として行っているものだ。
だから伊織の【二天一流】という戦い方も単純に「相手を斬ればいいだけ」と気にも留めてなかった。
「ふっ、ふっ、ほっ!」
しかし、朝見た伊織の鍛錬に、なぜか惹かれた。
理由はセイバー自身分からない。だが、伊織の目指すもの、それに興味が出た。
とはいえ、先に伊織の戦いについて文句を言ってしまった手前、その戦い方を聞くのが憚れてしまった。
「とぉっ!!」
そのため、見様見真似、朝の鍛錬、共に戦う時に目に焼き付けた伊織の動きを真似していた。
「…むぅ」
だが、先ほど言ったようにセイバーは武人ではない。
いくらサーヴァントとはいえ、見た動きを思い出しながら剣を振るのはただの真似事に過ぎない。
おまけに使っている獲物も自前の刀ではないためどこかしっくりこない。
「――ん?」
「あ」
とはいえ、そうするしか伊織が目指すものを知ることができないと、もう一度覚えている動きをやろうと踏み込むために体制を変えたとき、視界の隅に人の姿を見た。
知らない相手なら、無視をして続けていたか、あるいは追い払っていただろう。
「君は…カヤ?」
「えっと…あ、あはは…」
しかし、それが今現在この世にいる少ない知己である少女カヤだった。
セイバーが気付いたことに、気まずそうに、あるいは少し恥ずかしそうに、誤魔化し笑いをする。
それにつられてか、セイバーも笑みを浮かべた。
「二天一流の?」
「ああ。伊織が何を目指すのか、知りたくなった」
あれから、こんな深夜にセイバーが何をしているのかとカヤが聞いて応えていた。
もちろん伊織には内緒だと約束をさせて。
「とはいえ、最初に伊織の戦いについて物申してしまってな。だからこうやって動きを真似て見ていたのだが…しっくりこないものだな」
「あー、だから似てたんだ」
「む?カヤは二天一流の動きを知っているのか?」
「二天一流は私とお兄ちゃんの養父の流派なんです。存命の頃は手伝いとかしてたのでよく見てたんですよ」
苗字が違うが二人が兄妹であるのはセイバーは知っていた。
刀を振ることはできないが、型の動きならカヤもわかる。
「そうだ!セイバーさん、私が二天一流の動きを教えましょうか?」
「いいのか?それは助かるが…」
「いいんです!だってセイバーさんとお兄ちゃんは…ふふふ」
「?」
カヤはセイバーと初対面したときからある勘違いをしていた。
あまり気にせずに軽く流していたのだが、それを指摘しなかったせいかその勘違いがそのまま続いていた。
「ところで、カヤはなぜこの様な夜更けに此処に?」
「えっ、あー…実は月を見に…」
「月?…おぉ…!」
言われて初めて気づいたが夜空に浮かぶ月がとても美しかった。
それ自体もそうだが、月の光で淡く青白く輝く草原は、とても幻想的で美しい光景だった。
「なるほど。これは見事なものだ」
「はい。前に偶然、帰りが遅い時にこの光景を見てしまって…それからお兄ちゃんに黙ってこっそりと」
「なるほど、お互いに伊織に秘密があると言う訳だな」
まるで共犯だと言う様に微笑むセイバー。それを見てカヤは「はわっ」と自分の顔が赤くなり、つい顔を背けてしまう。
「ではカヤ、早速型を教えてもらいたい」
「相手は兄嫁相手は兄嫁相手は兄嫁相手は兄嫁(ブツブツブツブツ)」
「カヤ?」
「はぅ!?不束者ですがよろしくお願いします!」
「う、うむ?」
それからカヤの指導の元、二天一流の型を教えてもらった。
カヤも動きを知ってるだけでそれが正しいモノ、とは限らない。
しかし、やはりセイバー以上に動きを知るカヤの指導で本当の二天一流の動きに近づいた。
「はぁ!」
「おぉ〜!すごいです!お兄ちゃんと全く同じです!」
「…いや、まだだ」
素人目のカヤからしてみたら確かに伊織とそっくりだ。
だが、セイバーが目指すのはその先。言うなればこれからやっと始めることができる。
「はああ〜…セイバーさんはやっぱりすごいですね。強い女の人なのにもっと高みを目指すなんて」
「む?……ああ。そうだ、言い忘れた」
「?」
同性でありながら強い人に尊敬するカヤにセイバーはずっと忘れていたことを伝えた。
「私は男だ」
「へー、そうなんで…え?」
軽く流そうとしたが、内容を頭で理解してかカヤが止まった。
それからカラクリ人形のようにギギギッと首を動かしてセイバーをみる。
「あの…今、男って?」
「うむ」
「男の人……?」
「ああ、そうだ」
「セイバーさんが男?」
「そう言っている」
「………………ふわああああああ!!??」
夜の浅草に響き渡るカヤの絶叫。
幸か不幸か、遅い時間だからか町人たちは寝静まっており、眠りを妨げられて驚いた野鳥が羽ばたく音に声がかき消された。
「えっ!?嘘ですよね!?そんな綺麗なお顔で男性!?」
「何を言う、カヤの方が麗しいではないか」
「へっ?いやそんな…えへへ…じゃない!」
完全にパニックになってるカヤはセイバーの褒め言葉に照れるが、そうじゃないと首を振る。
「あっ、そうだ!お兄ちゃん、お兄ちゃんも知ってるんですか!?」
散々祝言だの逢引きだの揶揄っていたがまさか同性だと言うことを知らないのかと聞いた。
「それは勿論知ってる。先日も共に湯屋に行ったからな」
「えっ、一緒にお風呂…!?」
裸で湯船に浸かる2人
それを想像してカヤは無意識にセイバーの股間を見てしまう。
先程まで性別を誤って認識していたが、セイバーにもついているものはついているのだ。
違うと分かっていてもセイバーの見た目は凛とした女性のようだ、それなのに男性の性器があるというのは想像できなかった。
「なんだ、気になるのか?」
「ふぇ!!?」
「言っておくが、私のは伊織よりデカいぞ」
「ふぁぁ!!!!??」
誇らしく言うセイバーにカヤは顔を真っ赤に慌てた。
セイバーが平然と卑猥なことを言ったのは単純に認識の違いで、彼が生前の時代は性に対しての意識が今以上に緩かった。
もちろん無理やりなのはご法度だが、子供を作ることが女の仕事として認識されていた時代を生きていた。
そうなれば女性を悦ばせる性器の大きさは男の強さの象徴の一つとして語られていた。
「そ、そうなんですね……」
「さて、鍛錬に戻るぞ」
様々な爆弾をばら撒いて何事もなかったかのようにセイバーは再び二天一流の型を振り始めた。
「てぃ!たぁ!とりゃ!」
「…………っ…」
踏み込みながら木刀を振るセイバー。
かつて養父が指導する際に「腕だけでなく下半身も動かさなければならない」と言ってるのを見たことがある。
もちろんそんな指導を受けたことがないセイバー。
だが、彼は命のやり取りをする戦いの中で培った経験から、体全体で動かす重要性を知っていた。
「(あの下で、兄ちゃんよりも…)」
激しく動く下半身。
袴の下、見えないセイバーの男性器が揺れるのを想像してハッとする。
「(ダメダメダメ!私ったら何を考えてるのよ!セイバーさんは本気で二天一流を扱おうとしてるの!)」
指導を買って出たのに不埒な考えを頭に浮かべてしまったことにカヤは首を振って煩悩を払い、ちゃんとセイバーの動きを見なければと凝視する。
「たぁぁ!」
「え?」
思いっきり斬りかかるセイバー。その下半身は一糸纏わす、巨大な性器をぶら下げていた。
「き、きゃぁああああぁぁっ――
――あ?」
悲鳴をあげたカヤは自室の布団の中から飛び起きた。
「(…顔、合わせづらいなぁ…)」
まさかセイバーがそんな事をする夢を見るなんて、とカヤは少し陰鬱な気持ちで歩いていた。
昨夜セイバーが男だと言うこと、ナニが伊織よりもデカいと言ってたのまでは本当だ。
だが鍛錬はそこまでで、夜道をセイバーに家まで送り届けられ、自分の布団で寝た。
当然、セイバーが下半身を露出させ、性器をカヤが目撃した事実もない。
だが、想像したのは間違いない。
だから今夜も鍛錬に励むセイバーを見たら思い出しそうと、ため息をついていた。
そうしてる内に草原にたどり着いた。
「あれ?」
だが、セイバーが見当たらない。
今日も同じ頃合いから鍛錬をすると言っていたが、気が進まなかったカヤは少し遅れて家を出た。
本来ならセイバーがもう鍛錬を始めていると思っていた。
「あっ」
辺りを見渡すと、大きな木に寄りかかっているセイバーを見つけた。
カヤは休憩中なのかと近づいた。
「寝てる?」
穏やかな表情で目を閉じているセイバー。
カヤはそっと顔を覗き込んだ。
「(男の人だけど……すごく綺麗だな)」
やはり美麗なセイバーの顔。
本人がそう言っていたのだが、女にしか見えない。
「……」
そして、自然と視線は顔から胸、銅、そして股間へと向かう。
男性であると確かめる唯一で手っ取り早い方法。
「……失礼しまーす…」
元々、カヤは好奇心旺盛な子だ。
昨夜見た夢も相まって気になったら確かめずにはいられなかった。
「お、おぉ…」
袴をずらせば、褌に収まりきらないであろう巨根が勃っていた。
「(こ、これが……男の人の……セイバーさんの……)」
「そう見られると恥ずかしいな」
「ふぁっ!?」
寝ていると思っていたセイバーはバッチリと目を開けており、カヤの反応に少し笑っていた。
「お、起きてたんですか!?」
「ああ。月明かりがあまりにも心地よくてしばらく身を任せていたらカヤが来たからな。起きようと思ったのだが、あまりにも熱心に見つめていたので起きるに起きれなかった」
「はわ、その…これは、えと…」
いくら昨夜猥談をされたとはいえ、これではカヤが夜這いをしてると言われても仕方ない。
しかし上手い言い訳も思いつかずしどろもどろになるカヤをセイバーは優しく笑ってポスっと頭を撫でた。
「心配せずともカヤを責め立てるつもりはない。それに子を産み、育てるのは母となる女子(おなご)にしかできない役割だ。カヤもいずれは娶られ、子を成すのだから男の体に興味を持つのは悪き事でないよ」
「セイバーさん…」
カヤの行為を糾弾することもなく、むしろ肯定してくれた。
そう、たとえ男性であってもセイバーは優しい人なのだとカヤは改めて思った。
「それより、いいのか?褌の上から見るだけで」
「え、あの、それは…」
いや、やはりセイバーは不思議な人だと思った。
肝が据わっているというべきか、あるいは無頓着とも言うべきか。
流石にそこまで見せてもらうと言うのは遠慮をしようとした。
「カヤには二天一流を教えてもらったからな。私が代わりに教えれるのはそれくらいだ」
「いや、あの、セイバーさん!?」
本当に好意だけで言ってきているセイバー。
カヤは断りたいが、ここまで言ってもらって断るのは失礼ではないかと思ってしまうほどだ。
「ほら、遠慮するな」
「…で、では、拝謁させていただきます」
覚悟を決めたカヤはセイバーの褌に手をかけた。
するっ、と布が擦れる音を立てて褌が解かれる。
そして外気に晒されたのはセイバーが自負するように確かに大きな男根だった。
「(あ……すごい……)」
この時代、銭湯は混浴が当たり前だが浴場は薄暗い。
そのため、男性器を目撃することはあっても注視することはほぼなかった。
太い竿に腹まで反り返った亀頭、太さだけで言えばカヤの手首くらいはありそうな逞しい男根。
「(な、なんだか……お股が…❤)」
淫夢で想像していたよりも倍は大きい性器につい見入ってしまう。
それが、男として、雄として、あるいは王としての魅力でもあった。
ただの武家の養女である少女の心など簡単に堕ちるほどだ。
「ふふっ、ずいぶん熱心に見るな」
「え、あ、その…」
「気になるのなら触っても構わんぞ」
「あっ…じゃあ…」
もうカヤの中で遠慮や躊躇など消えていた。
セイバーやカヤ自身気づいてないが、その目は淫らな色に染まっていた。
今はもうセイバーの性別を確かめる知的好奇心から性的欲求へと変化していた。
始めて異性の性器を見るカヤはおそるおそるといった様子で、だが興奮したようにその形を確かめるように触れていく。
「わっ……大きい……❤」
硬く、張りがありながらも柔らかさを感じるセイバーの男根にうっとりと目を細めた。
素性を聞いてないカヤが知らないことだが、セイバーが生きた古来の時代に数多もの女性を悦ばせるために鍛えられ、何人もの子を孕ませたその男性器はまさしく益荒男と言えるだろう。
触れる手から感じる熱と硬さにカヤの【雌】は屈服していた。
「(これ……これが、男の人の……❤)」
「っ…カヤ、そろそろ手を…」
セイバーもカヤが性器に執着してることに苦笑いをこぼした。
だがこれ以上は必要ないだろうと、止めようとした。
「(すごい…ビクビクしてる…❤)」
「あの、カヤ?」
カヤはセイバーの制止の声が聞こえてなかった。
その目は、思考は、体は、もうすでに【魅了】されていた。
「はぁ…❤はぁ…❤はぁ…❤」
「まっ、カヤ!それっ!!」
性的知識が一般的な町娘程度しかないカヤは女としての本能か、あるいは雌としての思考か。
透け通るような綺麗な手でセイバーの竿をゆっくりと扱き始めた。
流石にこのままでは婚姻を結んでいない娘との不貞にまで発展しかねないとセイバーは止めようとした。
しかし、言葉では止まらないし無理に止めようにも守ると誓った大事な相手を傷つけかねないと実力行使も躊躇った。
「すごいっ❤セイバーさん❤大きくなって❤」
「っ、ダメ、カヤっ、手を、手をッーーーあぁっ!!」
「きゃぁっ!?」
我慢できず、カヤの手の中で射精してしまった。
ビュルルルルッと、セイバーが戦いのさなかで操る水流のように勢いがある精液にカヤは驚いたように悲鳴をあげた。
「(あ……セイバーさんの……精液がいっぱい……❤)」
男根から溢れ出す、熱くて、粘りけのある白濁色の液体。
それが手の中で暴れているのを恍惚とした表情で見つめていた。
「(すごい臭い……でも、嫌じゃない…❤)」
「はぁ……はぁ…――」
「あっ…ご、ごめんなさいセイバーさん!もうやめにしま」
「――カヤ」
普通ならむせ返るほどの匂いに嫌悪感はなく、むしろどこか癖になると思っていたら肩で息をするセイバーにカヤはハッとした。
そういえばセイバーが止めるような声をかけていたような気もするカヤはここまででやめようとした。
「え?」
「…カ、ヤぁ…」
だが、セイバーに名前を呼ばれるといつの間にか地面に押し倒されていた。
いつもなら衣服が汚れる、とか、犯される、とか、慌てるが辛そうに顔をゆがめるセイバーを見てそんな思考が飛んでいた。
「す、まない…抑えが…!すまない…すまない…!」
「セイバーさん…」
カヤの胸へと頭を押し付けるように、それでも最後の一線を超えないように耐えてるのだろう。
左手で地面を必死に掴むように、右手で自分性器を締め付けるように握りしめているセイバー。
「(こんなに辛いのに……私のために我慢してくれてるんだ……)」
いつも優しく笑ってくれるセイバーが苦しそうに耐える姿にカヤの心は自然と高鳴った。
それに、セイバーがここまで苦しんでるのも自分が原因だった。
「いいですよ。セイバーさん」
「カ、ヤ?」
そう考えると罪悪感もあった。申し訳ない気持ちもあった。
だが何より、セイバーならいいと思えた。
「私を……好きに抱いてください」
カヤを汚さないように必死に自分で握る手の上から優しく自分の指をなぞらせた。
現界を超えてる雄と、それを受け入れる雌。
「っぁ……❤❤ぅぁっ……❤❤!!」
「はぁ……すごいぃ❤カヤの膣内ぁ、気持ちぃぃ❤❤」
月明かりが照らす草原で交わる影。
痛みで舌をかまないようにと、脱がされた自分の褌を口に突っ込まれて呻くカヤ。
その男を知らない秘裂をセイバーの滾った肉棒が貫く。
「ぁ……はぅ……❤」
破瓜の痛みなど気にならないほどの快楽。
初めてなのに、痛みがないわけではないのに、それを凌駕するほどの快感がカヤを襲っていた。
「(すごい……私のお腹の中に❤❤……男の人が入ってるんだぁ…❤❤)」
「はぁ……はぁっ❤❤これがぁ……カヤの味かぁ❤」
カヤは初めての性行為による快感に、セイバーは生前より久方ぶりの性行為による快感でお互いに身を酔わせていた。
野外であることも、他人の目があるかもしれないことも二人にとっては些末なことだった。
「んっ、んぅ……❤」
「あぁ…カヤ、カヤぁ…❤」
「らいひょうふ…❤らいひょーふ…❤❤しぇいはーふぁん❤❤」
褌を詰め込まれたせいで呂律が回らない声で大丈夫と応えるカヤにセイバーの中の自制心が音を立てて崩れていく。
腰同士が繋がったままでセイバーはカヤと唇を重ねる。
「んぷぅ❤ぁむっ……ちゅぅ❤」
「んちゅっ、れろぉ…❤❤…はむぅ……❤❤」
口の中でカヤの褌が二人の唾液で濡れていく。
無意識にセイバーの手が発育途中の小振りな胸に伸びる。
無意識にカヤの手がセイバーの首筋に伸び、更に深い接吻を要求する。
「んぁぁ❤セイバーさぁん!もっと、もっとください!!」
唾液に塗れて重さを増した褌が溢れ落ちるとカヤはもっと激しい性愛を求める。
それに応えるようにセイバーはカヤの細い腰を掴んで腰を激しく打ち付ける。
「ぁぅ!❤んぁああ!!❤ひ、ぃあああっ!!❤」
「はぁ……はぁ……❤カヤっ、すごいぃ❤」
お互いに本能を刺激されたのか、それとも単に相性がよかったのか。
まるで【長年愛し合った夫婦】のように初めてとは思えないほど熱く激しい行為をする二人。
セイバーの腰使いの激しさもさることながら、カヤの締め付ける膣圧も凄まじいものだった。
「はぁ、んんぅ!❤ひぁあっ!❤」
「っ、ふっ……はぁっ……!!❤」
パンッパンッと、腰と腰がぶつかり合う音が鳴り響く。
外気と性器の擦れる熱が二人の理性を更に溶かしていった。
「はぁ……❤はぁ……❤もうっ、出してぇッ❤膣内に出してぇぇぇぇッ❤❤」
「あぁっ、出すぞ!カヤの中に全部出してやるぞ!!」
限界が近づいてきたのかセイバーはより激しく腰を打ち付ける。
軽く何度も絶頂しながらカヤも足を絡ませて離れないようにしがみついた。
カヤを挟み込むように木に押し付けるようにして、その胎内の最奥まで突き入れる。
そして、一際強く腰を打ち付けた瞬間、鈴口と子宮口がくっつきあうように密着した。
「ッあ゛ぁ―――!!!❤❤」
それが合図のように、セイバーが絶頂してカヤの手の中に出したよりも濃厚で膨大な精液が吐き出された。
どびゅるるるるぅうううぅぅうっ!!
「ひぁああああぁあうぅあぁああうううんっーーー!!!!????❤❤❤」
射精という言葉では生易しいほどの量の精液がカヤの胎内へと流し込まれた。
既に何度も軽く絶頂していたカヤだが、子宮へと侵入する熱いセイバーの精液にそれまでの快感が一気に爆発し、視界がバチバチと明滅した。
「ぁ……❤ぁああ……ッ!?!❤」
ビクビクッ!!と絶頂の余韻で震えるカヤを押さえつけたまま、セイバーは最後の一滴まで流し込もうと射精を続ける。
今まで経験したことのないほどの快楽に意識が飛びそうになるカヤだが、その意識は子宮からの熱い熱によって意識を引き戻された。
ビュルルルッと長い射精がようやく終わるころにはぐったりとセイバーの肩に頭を乗せて幸せそうな笑みを浮かべた。
その夜から、2人は何度も会った。
「あぁっ❤深いっ❤深いですっ❤❤」
前から背中から、横になって立ちながら、木に寄りかかって岩に座って、あらゆる体位で愛し合った。
そして今もまたこうして『昼間の浅草の廃墟』でセイバーとカヤは体を繋げていた。
「はぁ……❤んっ、んんぅ❤」
「あぁ……柔らかい……❤」
女性器を刺し尽くした、唇を奪い尽くした、尻を揉み尽くした、胸をしゃぶり尽くした。
男性器を締め尽くした、唾液を吸い尽くした、股間を舐め尽くした、精液を呑み尽くした。
それでも二人は愛し合い続けた。
夜の鍛錬の後じゃ足りない。もっと欲しいと思った二人がその他の時間でも求め合うのは当たり前の流れだった。
「カヤ、声聞かれる…❤」
「うぅ❤我慢、できませっ❤」
いくら人気がない廃墟とはいえふとした表紙に誰かが来るかもしれない。
だから声を抑えようとしても快楽に抵抗できず、声が漏れてしまう。
「んぷ❤」
「あむ❤」
そうなれば声を抑える、という誰に対する言い訳なのか唇を合わせて声を抑えるために接吻を交わす。
「んふ……ふぁ……❤」
「んん……ちゅる、ぁ……っ❤」
口を吸いながらセイバーは腰を打ち付ける。
その衝撃にカヤの膣が締め付けを強くして、それに呼応するように子宮へと大量の精液を流し込む。
「んぅ❤んんぅ❤」
「んあぁぁぁぁ❤❤❤」
お互いに達すると離れた唇から混ざり合った唾液が二人の距離感を表すかのように橋を作った。
そしてその距離感を確かめるかのように、また二人は体を重ねた。
夜中にセイバーが二天一流らしき動きをしてるのをカヤが優しい表情で眺めてるのから思いついたネタです。
本当はこっちがメインで考えて「夜中に会って…明らかにカヤの表情的に最初じゃないな」と思って書いてました。
個人的に腐向け作品を作るのが苦手なのでセイバーが男性だった場合、相手がカヤぐらいしかできなかった…