「はぁ、今日も手掛かりはなしですか……清水君、一体どこに行ってしまったんですか……」
悄然と肩を落とし、ウルの町の表通りをトボトボと歩くのは召喚組の一人にして教師、畑山愛子だ。
普段の快活な様子がなりを潜め、今は不安と心配に苛まれて陰鬱な雰囲気を漂わせている。
心なしか、表通りを彩る街灯の灯りすら、いつもより薄暗い気がする。
「愛子、あまり気を落とすな。まだ、何も分かっていないんだ。無事という可能性は十分にある。お前が信じなくてどうするんだ」
「そうですよ、愛ちゃん先生。清水君の部屋だって荒らされた様子はなかったんです。自分で何処かに行った可能性だって高いんですよ? 悪い方にばかり考えないでください」
元気のない愛子に、そう声をかけたのは愛子専属護衛隊隊長のデビッドと生徒の園部優花だ。
周りには他にも、毎度お馴染みに騎士達と生徒達がいる。
彼等も口々に愛子を気遣うような言葉をかけた。
クラスメイトの一人、清水幸利が失踪してから既に二週間と少し。
愛子達は、八方手を尽くして清水を探したが、その行方はようとして知れなかった。
町中に目撃情報はなく、近隣の町や村にも使いを出して目撃情報を求めたが、全て空振りだった。
当初は事件に巻き込まれたのではと騒然となったのだが、清水の部屋が荒らされていなかったこと、清水自身が“闇術師”という闇系魔法に特別才能を持つ天職を所持しており、他の系統魔法についても高い適性を持っていたことから、その辺のゴロツキにやられるとは思えず、今では自発的な失踪と考える者が多かった。
元々清水は、大人しいインドアタイプの人間で社交性もあまり高くなかった。
クラスメイトの中にも特別親しい友人はおらず、愛ちゃん護衛隊に参加したことも驚かれたぐらいだ。
そんなわけで、既に愛子以外の生徒は、清水の安否より、それを憂いて日に日に元気がなくなっていく愛子の方が心配だった。
護衛隊の騎士達に至っては言わずもがなである。
ちなみに、王国と教会には報告済みであり、捜索隊を編成して応援に来るようだ。
清水も、魔法の才能に関しては召喚された者らしく極めて優秀なので、上層部は楽観視していない。
捜索隊が到着するまで、あと二、三日といったところだ。
次々とかけられる気遣いの言葉に、愛子は内心で自分を殴りつけた。
事件に巻き込まれようが、自発的な失踪であろうが心配であることに変わりはない。
しかしそれを表に出して、今、傍にいる生徒達を不安にさせるどころか、気遣わせてどうするのだと。
愛子は、一度深呼吸するとペシッと両手で頬を叩き気持ちを立て直した。
「皆さん、心配かけてごめんなさい。そうですよね。悩んでばかりいても解決しません。清水君は優秀な魔法使いです。きっと大丈夫。今は、無事を信じて出来ることをしましょう。取り敢えずは、本日の晩御飯です! お腹いっぱい食べて、明日に備えましょう!」
無理しているのは丸分かりだが、気合の入った掛け声に生徒達も「は~い」と素直に返事をする。
騎士達は、その様子を微笑ましげに眺めた。
カランッカランッ
そんな音を立てて、愛子達は、自分達が宿泊している宿の扉を開いた。
ウルの町で一番の高級宿だ。
名を“水妖精の宿”といい、昔、ウルディア湖から現れた妖精を一組の夫婦が泊めたことが由来だそうだ。
ウルディア湖は、ウルの町の近郊にある大陸一の大きさを誇る湖で、琵琶湖よりも大きいらしい。
当初、愛子達は、高級すぎては落ち着かないと他の宿を希望したのだが、“神の使徒”あるいは“豊穣の女神”とまで呼ばれ始めている愛子や生徒達を普通の宿に泊めるのは外聞的に有り得ないので、騎士達の説得の末、ウルの町における滞在場所として目出度く確定した。
元々、王宮の一室で過ごしていたこともあり、愛子も生徒達も次第に慣れ、今では、すっかりリラックス出来る場所になっていた。
農地改善や清水の捜索に東奔西走し疲れた体で帰って来る愛子達にとって、この宿でとる米料理は毎日の楽しみになっていた。
全員が一番奥の専用となりつつあるVIP席に座り、その日の夕食に舌鼓を打つ。
「ああ、相変わらず美味しいぃ~異世界に来てカレーが食べれるとは思わなかったよ」
「まぁ、見た目はシチューなんだけどな……いや、ホワイトカレーってあったけ?」
「いや、それよりも天丼だろ? このタレとか絶品だぞ? 日本負けてんじゃない?」
「それは、玉井君がちゃんとした天丼食べたことないからでしょ? ホカ弁の天丼と比べちゃだめだよ」
「いや、チャーハンモドキ一択で。これやめられないよ」
地球の料理に近い米料理に、毎晩生徒達のテンションは上がりっぱなしだ。
見た目や微妙な味の違いはあるのだが、料理の発想自体はとても似通っている。
素材が豊富というのも、ウルの町の料理の質を押し上げている理由の一つだろう。
米は言うに及ばず、ウルディア湖で取れる魚、山脈地帯の山菜や香辛料などもある。
美味しい料理で一時の幸せを噛み締めている愛子達のもとへ、六十代くらいの口ひげが見事な男性がにこやかに近寄ってきた。
「皆様、本日のお食事はいかがですか? 何かございましたら、どうぞ、遠慮なくお申し付けください」
「あ、オーナーさん」
スっと伸びた背筋に、穏やかに細められた瞳、白髪交じりの髪をオールバックにしている。
宿の落ち着いた雰囲気がよく似合う男性で、この宿のオーナーのようだ。
「いえ、今日もとてもおいしいですよ。毎日、癒されてます」
愛子が代表してニッコリ笑いながら答えると、オーナーも嬉しそうに「それはようございました」と微笑んだ。
しかし次の瞬間には、その表情を申し訳なさそうに曇らせた。
何時も穏やかに微笑んでいる彼には似つかわしくない表情だ。
何事かと、食事の手を止めて皆がオーナーに注目した。
「実は、大変申し訳ないのですが……香辛料を使った料理は今日限りとなります」
「えっ!? それって、もうこのニルシッシル*1食べれないってことですか?」
カレーが大好物の園部優花がショックを受けたように問い返した。
「はい、申し訳ございません。何分、材料が切れまして……いつもならこのような事がないように在庫を確保しているのですが……ここ一ヶ月ほど北山脈が不穏ということで採取に行くものが激減しております。つい先日も、調査に来た高ランク冒険者の一行が行方不明となりまして、ますます採取に行く者がいなくなりました。当店にも次にいつ入荷するかわかりかねる状況なのです」
「あの……不穏っていうのは具体的には?」
「何でも魔物の群れを見たとか……北山脈は山を越えなければ比較的安全な場所です。山を一つ越えるごとに強力な魔物がいるようですが、わざわざ山を越えてまでこちらには来ません。ですが、何人かの者がいるはずのない山向こうの魔物の群れを見たのだとか」
「それは、心配ですね……」
愛子が眉をしかめる。他の皆も若干沈んだ様子で互いに顔を見合わせた。
オーナーは、「食事中にする話ではありませんでしたね」と申し訳なさそうな表情をすると、場の雰囲気を盛り返すように明るい口調で話を続けた。
「しかし、その異変ももしかするともう直ぐ収まるかもしれませんよ」
「どういうことですか?」
「実は、今日のちょうど日の入り位に新規のお客様が宿泊にいらしたのですが、何でも先の冒険者方の捜索のため北山脈へ行かれるらしいのです。フューレンのギルド支部長様の指名依頼らしく、相当な実力者のようですね。もしかしたら、異変の原因も突き止めてくれるやもしれません」
愛子達はピンと来ないようだが、食事を共にしていたデビッド達護衛の騎士は一様に「ほぅ」と感心半分興味半分の声を上げた。
フューレンの支部長と言えばギルド全体でも最上級クラスの幹部職員である。
その支部長に指名依頼されるというのは、相当どころではない実力者のはずだ。
同じ戦闘に通じる者としては好奇心をそそられるのである。
騎士達の頭には、有名な“金”クラスの冒険者がリストアップされていた。
愛子達が、デビッド達騎士のざわめきに不思議そうな顔をしていると、二階へ通じる階段の方から声が聞こえ始めた。
男の声と少女二人の声だ。
何やら少女の一人が男に文句を言っているらしい。
「おや、噂をすれば。彼等ですよ。騎士様、彼等は明朝にはここを出るそうなので、もしお話になるのでしたら、今のうちがよろしいかと」
「そうか、わかった。しかし、随分と若い声だ。“金”に、こんな若い者がいたか?」
デビッド達騎士は、脳内でリストアップした有名な“金”クラスに、今聞こえているような若い声の持ち主がいないので、若干、困惑したように顔を見合わせた。
そうこうしている内に、三人の男女は話ながら近づいてくる。
愛子達のいる席は、三方を壁に囲まれた一番奥の席であり、店全体を見渡せる場所でもある。
一応、カーテンを引くことで個室にすることもできる席だ。
ただでさえ目立つ愛子達一行は、愛子が“豊穣の女神”と呼ばれるようになって更に目立つようになったため、食事の時はカーテンを閉めることが多い。
今日も、例に漏れずカーテンは閉めてある。
そのカーテン越しから、若い男女の会話の内容が、小さいながら聞こえてきた。
「それにしても
「もう慣れた。障害物くらいなら探知できるしね。まぁでも、文章を読めないのが厄介な点か」
「大丈夫。
「わっ、私もします!」
「ははっ、ありがとね二人とも」
その会話の内容に、そして少女の声が呼ぶ名前に、愛子の心臓が一瞬にして飛び跳ねる。
彼女達は今何といった? 少年を何と呼んだ? 少年の声は、“あの少年”の声に似てはいないか?
愛子の脳内を一瞬で疑問が埋め尽くし、金縛りにあったように硬直しながら、カーテンを視線だけで貫こうとでも言うように凝視する。
それは、傍らの園部優花や他の生徒達も同じだった。
彼らの脳裏に、およそ四ヶ月前に奈落の底へと消えていった、とある少年が浮かび上がる。
クラスメイト達に“死”というものを強く認識させた少年、消したい記憶の根幹となっている少年……。
尋常でない様子の愛子と生徒達に、フォスや騎士達が訝しげな視線と共に声をかけるが、誰一人として反応しない。騎士達が、一体何事だと顔を見合わせていると、愛子がポツリとその名を零した。
「……南雲君?」
無意識に出した自分の声で、有り得ない事態に硬直していた体が自由を取り戻す。
愛子は、椅子を蹴倒しながら立ち上がり、転びそうになりながらカーテンを引きちぎる勢いで開け放った。
シャァァァ!!
存外に大きく響いたカーテンの引かれる音に、ギョッとして思わず立ち止まる三人の少年少女。
愛子は、相手を確認する余裕もなく叫んだ。大切な教え子の名前を。
「南雲君!」
そこにいたのは……黒髪の、金属製の目隠しをした少年。
背丈は……ハジメとほとんど変わらないように見えるが、目が見えないせいで、確証が得られない。
「ん?」
そして少年……ハジメ側も、突然近づいてきたのが女性だとは分かっても、それ以上は分からない。
突然呼んできたはいいものの、目隠しをしている状態だと、目の前にいるのが何者なのか全く分からない。
「女性、ですよね? 諸事情で目隠しを外せないので聞きますが……誰でしょう?」
目の前にいるのが女性だということは分かったので、目隠しは取らずに尋ねる。
「は、畑山愛子です!」
「え゙っ……ウッソ、先生……?」
名前を聞いて、ハジメは変な声が出た。
まさかのまさか、予想外の人物との遭遇だ。
「南雲君……生きて、生きてて……よかった……!」
死んだと思っていた教え子と奇跡のような再会。
感動して、涙腺が緩んだのか、涙目になる愛子。
今まで何処にいたのか、一体何があったのか、本当に無事でよかった、と言いたいことは山ほどあるのに言葉にならない。
「ぐすっ……えっと、その。その、目は……」
「僕の“魅了”を抑えるためのものです。決して怪我とかではないので大丈夫です」
「み、魅了?」
「僕の“魅了”は女性にしか効かない代わりに、効力が強くで、常に効果が発動されるんです。下手したら、ただ僕の視界に入っただけで発動することもあったんで、それを防ぐために……」
簡単に目のことを説明し、ハジメは不安そうな声を上げていた愛子を落ち着かせようとする。
「まぁそういうわけなんで、怪我とかは無いです」
「そ、それならよかったです。それで、このお二人は……」
「あー、えっと……僕の“魅了”の被害者です」
「被害者?」
「目が合っただけで魅了してしまったんで、責任を取る覚悟で連れてるんです。もうこの二人は、僕以外の異性を好きになれなくなったから」
「……」
ハジメの言ってることはいわば、二股してますというだけなのだが……割と深刻なトーンで言われたので、愛子も何も言えなかった。
確かに、未来永劫、ハジメ以外の異性を好きになれなくなるというのは、地味ながら大きな話だ。
「そ、それで……何で戻らなかったんですか?」
そしてここで本題に入る。
何故ハジメが王都へ戻らなかったのか、という話だ。
とはいえハジメからしてみると、戻らないつもりはなく、戻る途中だった。
あとは、食事も届いたこともあり、愛子に断って、食事をしながら話をすることに。
「いや、とりあえず迷宮から出た後、ホルアドに向かってたんですよ。あむっ……その途中で依頼を受けてここに来ただけで……んむっ……まぁ、そんな感じです」
「え、あ、そうだったんですね……」
適当に食事をしながら、愛子の問に答えていった。
大迷宮のことだとか、解放者のことだとか、そういうのはいい感じにはぐらかし、それっぽい話で脚色して説明していった。
だが、食事をしながら片手間で話をしているように見えたからなのか。
「おい、お前! 愛子が質問しているのだぞ! 食べながら答えるとは、無礼だと思わんのか!」
愛子専属護衛隊隊長のデビッドが、怒りを露にする。
愛する女性が蔑ろにされているように見えたのか、耐えられなかったのだろう。
拳をテーブルに叩きつけながら大声を上げた。
「それに、なんだその薄汚い獣は? 同じテーブルに忌むべき獣を座らせるなど言語道断! せめてその醜い耳を切り落としたら――」
「は?」
そして、シアのことを侮辱したその瞬間。
ハジメは目隠しを外し、怒気を纏う。
そしてゆっくりと、声のした方、デビットへと詰め寄る。
そして、
ズバァン!
「@#%""=@#$@@%№℃℉‰$#!?!?!?」
ハジメは、デビットの股間を蹴り上げた。
玉を潰されことによる異次元の激痛に、デビットは泡を吹き白目を剥いて、その場に倒れてしまう。
「殺さなかったことを有り難く思え、ゴミクズが」
これまでとは明らかに異なる、というか想像すらつかないような態度の豹変に、その場にいた誰もが凍りつく。
「……すみません、突然立ち上がって」
「えっ、あ……」
そして元の席に座り、目隠しを付けると、これまでと同じ丁寧な言葉遣いへと戻った。
この豹変具合が、より恐怖を掻き立てるのであった。
「ちょっと待て何だよアレ……ノータイムで股間蹴るなんて……」
「やっべぇ……南雲、何があったんだよ」
「羨ましいけど、あんなん、手ぇ出せねぇよ……!」
特にハジメのことをよく知るクラスメイト達は、何があってもハジメや、その付き人であるユエとシアには手出ししないと、心の底から誓うのであった。
◆◇◆◇
夜。
ハジメは夜風に当たりに外に出ていた。
「まさか先生に会うとは思わなかった」
色々話を聞いてみた感じ、魔法による土壌改善を中心に色々とやっているらしい。
中々いい感じに成果が出ているらしく、今では愛子は“豊穣の女神”と呼ばれているのだとか。
「ま、会ったとしても、やることは変わんない」
このまま先生達と合流し、行動を共にする、というのも少し考えはしたが……受けた依頼の話がある。
それに何より、ユエとシア、特にシアに負担を強いることになる。
亜人族が差別されている以上、クラスメイトはともかくとして、この世界の人は白い目に見られるのは確実だ。
だから、合流はしない。
会いに行くことはあれど、行動は共にしないつもりだ。
そんなことを考えていると。
「……あの、南雲君?」
ハジメの後ろから、声が聞こえてきた。
そちらを見てみると、そこには女性っぽいシルエットがあった。
目隠しをしているため、魔力で象られたシルエットしか見えないが、身体付き的には女性だ。
クラスメイトとの関わりはそこまで深くなかったので、声だけでは誰かは判断できない。
「んっと……誰だ?」
「園部優花よ。ところで……いつも、その目隠し付けてるの?」
現れたのは園部優花という少女だ。
ハジメの記憶だと確か、栗色の少し長めの髪をした子だったはず。
それとオルクス大迷宮への遠征の時に、彼女を助けた覚えもあった。
「うん。“魅了”を無闇に発動させないためには、これが一番だから」
「そう、なんだ」
優花はそう言って、ハジメへとゆっくり近付く。
そして、ハジメの身に着けている目隠しに手を掛けると、それを外した。
「ッ!? えっちょっ、園部さん――」
「ねぇ、南雲君……あの日、大迷宮で助けてもらって、いなくなって……それからずっと、胸が辛くて、あなたのことばかり考えてしまって……」
「っ、それは……!」
「大丈夫。あの時は“魅了”されてなかったから。けど、今……んっ」
優花はハジメとジッと目を合わせる。
すると彼女は一瞬、わずかに目を見開き、同時に頬が高揚する。
そして、そのままゆっくりと首の方へ腕を回し、抱きついた。
「これが“魅了”なんだね……これまで以上に好きが溢れて、なんか幸せ……」
あの時のハジメの“魅了”は、まだ弱かった。
助けられた時点では、優花に対する“魅了”は発動していなかったが……それとは関係無しに、ハジメに惚れてしまっていた。
もし仮に、ハジメがクラスの嫌われ者だったりして、元々の好感度が低かったら、惚れることはなかっただろうが、そうはならなかった。
そして今、その想いは“魅了”によって増大させられ、永遠のものとなった。
「確かユエとシア、だっけ? 二人も魅了されてるんでしょ?」
「う、うん」
「魅了したから責任を取るって、言ってたもんね?」
「うん……」
その言葉を聞くと、優花は少しハジメから離れ、そして、
ちゅっ……❤️
そっと唇を重ね合わせた。
目を見て、ハジメの視線を感じて。
「それじゃあ……私の責任も、取ってくれるよね?」
「……もちろんだよ」
そっと優花の背中を、そこから伝うように尻を撫でる。
不本意な形ではあるが。
優花は自ら望んで、魅了された。
おそらくは、ハジメのものとなることで、確実に結ばれるために。
ハジメはこれから始まることに、新たな女を喰らうことができる喜びに、無意識ながら股間を震わせるのであった。
・南雲ハジメ:嫌われ者ではないので、クラスメイトからの好感度は低くない。むしろ高めの生徒もいる。
・園部優花:ハジメに助けられたあの日、恋心が芽生えた。それが魅了によってブーストされ、永遠の愛となった。
なんか、優花が肉食っぽくなりました。こういうことするのって香織とかのイメージがあるんだけどなぁ。