水妖精の宿は高級宿ということもあり、ハジメ達にも一人一部屋用意されている。
つまりハジメにも一部屋用意されているというわけだ。
普段ならユエとシアを呼んでイチャイチャしているが、今日は呼ぶことなく、代わりにクラスメイトの優花を連れ込んだ。
“魅了”によって優花はメスの顔となり、ハジメに犯されるのを今か今かと期待していた。
バタンと、部屋の扉を閉める。
「んっ……❤️ ちゅっ❤️」
同時に、キスを開始する。
互いに腕を背に回して軽く抱きしめ合い、優花はクッと顎を上に向けて、ハジメは少し下の方に向いて、舌を絡ませ合う。
盲目になってしまった優花には、もうハジメしか見えない。
胸の奥が熱くなっていき、満たされる感覚、これまで感じたことのないような多幸感……麻薬すらをも上回る幸福に、眷属でもなんでもないただの人間である優花が耐えられるはずがなく。
「ぁ……❤️」
腰が抜けて、ハジメに体重を寄せる。
「ご、ごめん、南雲く……ハジメ❤️ 力が、抜けちゃって……❤️」
自慰行為なんかとは比べ物にならないような快楽を、キスだけで与えられて、優花はあっという間に蕩けた。
そのままハジメに身を寄せ、腕を回す。
弱い力で、密着し、抱きつく。
優花は心が満たされる感覚を味わっていた。
しかし同時に、正体不明の、渇きのようなモノも感じ取る。
とても幸せ、これまでで一番の幸せである、それは確実なはずなのに。
身体の奥底が疼くような、切ない感覚だ。
それを埋めるかのように、何度も何度もキスを繰り返す。
ハジメをグッと押し倒し、舌を絡ませ合う。
呼吸のために口を離すと、唾液の橋がかかり、淫らな光を反射させる。
それでも、渇きは治まらない。
「はぁ……はぁ、あ❤️ 南雲……んっ、ハジメ……❤️ もう、限界……❤️」
頬を赤く、息を荒くして、腰を持ち上げ、ショートパンツを下着ごと脱いでいく。
つーっ❤️ と、愛液が糸を引き、脱いだショーツに落ちる。
完全に発情状態、雌の本能が刺激されて、まんこがちんぽを欲している。
目の前のオス様に服従したがっている、ちんぽを入れられたがっている、犯されたがっている。
ハジメの方もズボンを脱ぎ、勃起した肉棒を見せつけている。
そこに、優花は跨り。
「んっ……」
ぬぷっ……❤️
「んぁっ……❤️」
ずぷずぷずぷっ❤️❤️
「ぁああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ❤️❤️❤️」
奥まで肉棒を咥え込んだ優花は、思わず腰を抜かし、ハジメの方に倒れ込む。
まだ眷属ではない優花には、あまりにも大き過ぎる快楽に、息を荒くし、肩を揺らしている。
「ぁう……なに、これぇ……❤️❤️ ぁあイっ……❤️❤️ あたま、おかしくなっちゃうぅ❤️❤️」
甘えた声を上げる優花、ハジメはその頭をゆったりと撫でる。
このまま腰を動かしたい気分ではあるが……あえてそうせず、優花の調子が整うのを待った。
そして、二分ほどして。
優花は呼吸を整え、ゆったりと身体を起こす。
「それじゃあ、いくよ……❤️」
「いいの? 本当に大丈夫?」
「うん……それに、ハジメに気持ちよくなって、ほしいから……❤️ じゃあ……❤️」
腰をゆっくりと持ち上げ、落とす。
ぱしんっ❤️
「んあっ❤️❤️」
腰をゆっくりと持ち上げ、落とす。
ぺちんっ❤️
「ああっ❤️❤️」
ぱんっ❤️
「んひぃっ❤️❤️」
ゆったりとしたペースで行われるピストン。
快楽が大きいため、最初こそ身体を起こした優花だが、途中からはハジメを抱きしめ、見つめ合いながら腰を動かしていく。
「あっ、あんっ❤️❤️ んんっ、はあっ❤️❤️ ハジメ……これっ、しゅきぃ……❤️❤️ ひっ、ああっ❤️❤️」
ぱんっ❤️ ぱんっ❤️ ぱんっ❤️ ぱんっ❤️
静かな部屋に、肉が弾ける音が響く。
愛液に加え、玉のような汗が飛び散り、淫らな臭いが周りに充満していく。
「ッッ❤️❤️ あ〜〜ダメだめだめイクイクイッッ❤️❤️❤️」
ぷしゅーっ❤️❤️
イキ汁を噴き出しながら、優花は雌へと変えられていく。
知性の欠片すら失われた白痴の笑みを浮かべ、腰をゆさゆさと揺らす。
これまでのように腰を浮かすことはできないが、それでも気持ちいいのか、身体はビクッ❤️ ビクッ❤️ と震えている。
「んー……ちゅっ、ちゅっ❤️❤️ あー……ハジメのちんぽおっきくなったぁ❤️❤️ あ〜〜これすごいすごいぃ❤️❤️ ちんぽ、子宮奥にクるぅぅう……ッ❤️❤️」
キスを何度も繰り返しながら、絶頂を繰り返し。
ハジメも、そんな優花の膣肉の心地良い締めつけにより、限界に近付いていた。
「っ、だし、て❤️❤️ ハジメ、いっぱい、きもちよく……ッ❤️❤️」
にちにちにち……❤️❤️
ぱんっ❤️❤️
ぱんっ❤️❤️ ぱんっぱんっぱんっ❤️❤️
それに気付いた優花は、力を振り絞って腰を持ち上げ、落とす。
「っ、優花、
「はっ、あっ❤️❤️ んぁっ、だめっイクっ❤️❤️ あぁあ〜〜〜クるクるクる〜〜〜〜〜ッッ❤️❤️」
ぶびゅびゅびゅびゅぅぅぅぅううっ❤️❤️どぷっ、どぷっ❤️❤️ びゅるるるるぅぅぅぅううっ❤️❤️
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ❤️❤️❤️」
優花の絶頂と共に、望み通りに子宮に向けて大量の精液を放つ。
亀頭で子宮口にキスをして、中にドロドロ濃厚な赤ちゃん汁を注ぎ込む。
そんな中出し射精と同時に、優花の身体は徐々に変化していく。
(あぁぁああっ、おなかの奥、熱い……❤️❤️ かわるっ、なにかが、かわって……❤️❤️❤️)
全身が、身体の芯から熱を帯びていく。
特に中出しされた子宮が疼いて、甘い絶頂が止まらない。
「ぁぁああ〜〜〜〜〜〜〜ッッ❤️❤️❤️❤️❤️」
びくっ❤️ びくっ❤️ と、優花は身体を跳ねさせ、そして意識を手放したのであった。
「ん、ぁ……」
「おはよう、優花」
「ハジメ……おはよう」
それから二分程で、優花は目を覚ました。
最初こそ何かが変わったように感じたが、実際には大きな変化は無いように感じる。
だが身体を起こし、下腹部を見ると、そこにあった。
ハジメの所有物となった証とも言える、淫紋が。
まるで誇らしげに、桃色に輝いていた。
「あ、これ……❤️」
優花は淫紋について、ハジメから聞いていない。
だが何故か、淫紋についての知識を知っていた。
これを刻まれた者は、ハジメのことが大好きになって、ハジメに絶対服従となる。
「これでわたし、ハジメの眷属になれたんだ……❤️」
「あ、うん。そうだよ」
「これで私の全ては、ハジメのモノ……なんだか、不思議な気分❤️」
優花はハジメの眷属に、実質的にはハジメの奴隷となった。
眷属とは言うが、ハジメの命令には絶対服従の、逆らうことのできない奴隷だ。
普通なら嫌だと思うはずなのに、これまでの自分だったら絶対に嫌だったはずなのに、優花は、眷属になれたことが何よりも嬉しかった。
「それよりハジメ……服、ベトベトだよ? 脱がせてあげるね」
「あっ、そういえば……ありがとね」
「ん……それと私も」
ハジメの服を脱がせると、優花も服を全て脱ぎ、生まれたままの姿となる。
そして、ハジメの肩をそっと押して、ベッドに共に横になる。
「……ハジメ。これから何する? 何かしてほしいこととか、ある?」
ハジメに身体を寄せ、優花は耳元で囁く。
「今日は……このまま一緒にいてほしいな」
「うん、それじゃあ一緒に寝よっか」
さらに、身体をべったりとくっつける。
そして、しばらく間を置いて、続けて言う。
「もし何か……えっちなこととか、シたくなったら、いつでも言ってね❤️」
そっと、ハジメと唇を重ねる。
「私が、いっぱい気持ちよくしてあげるから❤️」
そうしてこの夜は、長く心地が良いものへと変わっていくのであった。
◆◇◆◇
夜明け。
朝靄が立ち込める中、色々と準備を終えたハジメ、ユエ、シアはウルの町の北門に向かう。
そこから北の山脈地帯に続く街道が伸びているのだ。
馬で丸一日くらいだそうだが、魔力で動く自動車があるので、それに乗ればもっと早く到着することだろう。
ウィル・クデタ達が、北の山脈地帯に調査に入り消息を絶ってから既に五日。
生存は絶望的ではあるし、ハジメももう死んでいると思ってはいるが、万一ということもある。
生きて帰せば、イルワのハジメ達に対する心象は限りなく良くなるだろうから、出来るだけ急いで捜索するつもりだ。
幸いなことに天気は快晴、搜索にはもってこいの日だ。
いくつかの建物から人が活動し始める音が響く中、表通りを北に進み、やがて北門が見えてきた。
と、ハジメはその北門の傍に複数の人の気配を感じ目を細める。
特に動くわけでもなくたむろしているようだ。
朝靄をかきわけ見えたその姿は……愛子と生徒六人の姿だった。
目隠し越しのシルエットだけでも、昨日見たので分かる。
「……え? なんで、ここに?」
愛子達のいる方向に視線を向ける。
ビクッとする愛子だったが、毅然とした態度を取るとハジメと正面から向き合った。
ばらけて駄弁っていた生徒達、園部優花、菅原妙子、宮崎奈々、玉井淳史、相川昇、仁村明人も愛子の傍に寄ってくる。
ばらけて駄弁っていた生徒達、園部優花、菅原妙子、宮崎奈々、玉井淳史、相川昇、仁村明人も愛子の傍に寄ってくる。
優花については、ちゃんと早めに部屋に返したが……もしかしたら、優花を犯したのがバレたのかもしれない。
そう思っていたのだが。
「私達も行きます。行方不明者の捜索ですよね? 人数は多いほうがいいです」
「え? あ、その話?」
予想とは全く異なる話だった。
優花を犯したのがバレたわけではなさそうだ。
でも見てみると、愛子達の背後には馬が人数分用意されているので、本当なのだろう。
昨晩、優花からチラッと効いた話ではあるが……どうやら清水幸利が行方不明になっているらしいので、探しに向かうつもりだったのだろう。
「……まぁでも、一緒には流石に無理です。ほらこれ」
ハジメは宝物庫から魔力駆動の自動車を取り出す。
突然虚空からそれなりの大きさの自動車が出現し、ギョッとなる愛子達。
「僕達はこれに乗って行くので。もし仮に連れて行くにしても、一人、いや二人が限界です」
ハジメは暗に、二人以上は連れて行かないと言っていた。
自動車に乗れる人数の限界というのもあるが、それ以上の足手まといは作りたくないというのもある。
ハジメは速攻で敵を殺せる力を持つが、不意打ちされたら流石に対応できない。
人数が増えれば隙も増えるので、あまり連れて行きたくなかったのだ。
「先生と、あと一人。僕も早めに行きたいので、行くなら早めに決めてほしいです」
とはいえ、愛子の行動力はかなりのものだ。
放置していたら勝手に動いて面倒事になる可能性も高いし、それなら手元に置いておいた方がいい。
そしてもう一人は、
「私が行く。……えっと、行っても、いい?」
園部優花が、声を上げた。
周りのクラスメイト達も何か声を上げようとしたようだが、その前にハジメが話を遮る。
「じゃ、早く乗って。人命がかかっているから、早めに出発したい」
そうして有無を言わせず、愛子と優花の同行が決まったのであった。
◆◇◆◇
自動車に乗り、悪路を走行するハジメ達。
今回については、隣に愛子先生を乗せている。
「……そういえば、なんですけど」
「何ですか?」
愛子が尋ねる。
「もしかして、ユエさんとシアさん以外にも、“魅了”された人っていたり……」
「あー……いま、す」
苦い顔をしながら、ハジメは言った。
「不本意ではあったんですけど、リリアーナ王女が“魅了”されて、眷属になってます」
「……え?」
「え? 王女が? 本当に? 本当に言ってるんですかハジメ君!?」
「あっちょっ揺らさないでっ、おい揺らすな!」
ハジメの肩を掴んでガンガン揺らす愛子だったが、すぐにユエとシアが引き離す。
「あの時は、“魅了”の性質を理解してなかったので……それに、この目隠しもなかったなら、目が合って、そのまま……」
「……」
「あ、あと。この能力、どうやらトータスに来る前からあったみたいで……ここに来た時点で多分、香織と雫も眷属になっていました」
「うっそぉ……?」
優花もこれには驚き、愛子にいたっては驚きすぎて何も言えなくなっている。
学校での様子から見ても、二大女神がハジメの眷属になっていただなんて予想すらできなかったのだから。
学校では、別段ハジメと距離が近いわけでもなかったし、付き合ってるなら距離が近い光輝だろうと思っていたから。
それは優花もそうだし、他のクラスメイトもそうだし、愛子もそうだった。
「……ま、詳しい話は後にして、降りましょう。ここからは徒歩で行きます」
北の山脈地帯。
ハジメ達はその麓で、車を降りる。
・南雲ハジメ:優花と恋人になった。
・園部優花:好きになった人にはめっちゃ尽くしてくれる。自分より相手を想う献身的な性格。