※この作品はR-18です。

曇らせ好きTS少女の自業自得 増量版   作:すっごい性癖

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こちらの方でも新年初投稿

皆さま、新年あけましておめでとうございます

今まで無機物が出てないことに気づいて、書き始めたのが始まりです

そして書いてる途中で飽きて想定してた描写の半分で止めたものでもあります

ソレでもいいよという心の寛容な方は、是非見ていっていただけると幸いです


自作のアンドロイドがBSS

 

「はぁ?オレがプロトタイプの試験調査ぁ?何言ってんすか、先輩。とうとう頭が沸騰しましたか?」

 

「酷くないッ?!別に変な人選じゃないでしょッ?!」

 

そう言って目の前でワタワタと騒ぎ立てる一人の女。

 

野暮ったらしく伸ばしきった黒髪と、目線を遮る黒縁のの眼鏡が特徴的だ。

 

一体全体、なんでそんなことをオレに……と悩むこと一瞬。本当に一瞬。

 

答えはおのずと湧いて出た。

 

「先輩、友達いませんもんね」

 

「そうだけどッ!!そんなんだけどもッ!!言い方他にになかったッ?!」

 

全身を奮い立たせて不満だぞ、と抗議してくる先輩。年がら年中着通しているせいで黄ばみかけている白衣を押し上げる大きな双丘が、目の前で縦横無尽に揺れまくるさまはエロいというより、ただただ恐怖だ。いつかそれで顔を殴られそうだから。

 

「でもなんでオレなんすか?先輩の研究してるものなんて全くかかわってこなかったから、何もわかんないすよ?」

 

「むしろそれがいいんだよ。リアルな一般人目線の感想が欲しいんだ。専門知識ありの導入実験なら私自身でやるし」

 

むぅ。そりゃあそうか、と納得の理由だがこの先輩に言い負かされたみたいで腹が立つ。

 

しかし、これと言って断る理由も持ち合わせていないしな。

 

「……先輩の研究ってなんでしたっけ?」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「……はぁ」

 

結局断り切れず、持ち帰ってきてしまった。

 

先輩に頼まれたらどうしても断り切れないんだよな。惚れた弱みであろうか?

 

部屋の中央で大きく陣取る人型の機械。パッと見は本物の人間の様で、まるで死体が安置されているようである。

 

どうもあの人の頼みは断れないんだよなぁ。笑い方とか、普段の仕草とか結構キモイけど、研究分野に対する熱心さは見習うべき程であるし。そういう自身の研究に対する誠実さを知っていると、ちょっと嫌だとは言いにくい。

 

(まっ、金のかからん家政婦を貰ったみたいなもんだからな。この件はこれでいいか)

 

そう考えながら、先輩手書きの取扱説明書をめくる。

 

かなりの厚みを持つこの冊子。持つだけで一苦労なので、床に置いて寝転びながら読んでいる。

 

(ふーん、防水性あり。駆動音ナシね、いーじゃん。……月に1度関節に油をさせ?メンドーだな、おい)

 

こんな感じで長い説明書に脳内でツッコミをいらながら読み進める。

 

普段だらしない先輩ではあるが、字はなぜだか綺麗で読みやすい。なんなら自分の時よりも綺麗でちょっと腹が立つ。あんなズボラの癖して……!

 

(魔力で起動、ね。まー、だよなぁ。ここで電力で動くからコンセントに挿せなんて言われても、この世界にはねーよって話だし。……動力確保の為に、毎晩魔力を与えろ、方法は……ふぇっ?!)

 

『方法は、自身の魔力を含んだもの。主に老廃物、もしくは体液を与えてください』

 

(バカじゃねえのッ?!)

 

こんなの、アンドロイドじゃねえよ!そう言う系のいわゆるセクサロイドじゃねえか!!

 

(老廃物って、垢とか汗だろ?絶対足りねえじゃん!ほぼ選択指体液のみじゃん!)

 

一日にでる垢や汗なんて限られてるし、それらに含まれている魔力も体液に比べれば雀の涙だ。大勢人がいる場所で集めるならともかく、オレ一人分じゃ不可能だろう。

 

(……ん、まぁ、唾液でいいだろ。唯一の逃げルートだ)

 

体液供与で唯一R指定で18食らわないものは唾液だけだろう。他は、まあ尿だろうが何だろうが人型のモノに与える時点で18禁だな。絵面的に。

 

「はぁーッ、まあいっか。別にこれくらいなら」

 

深く考えるのも面倒になってきたので、さらに読み進める。

 

えっと、何々?機体の起動法?

 

「ふむ。『機体の初回起動は、所有者の登録も同時に行います。そのため、初回起動時は老廃物での起動は不可能で、必ず経口による唾液の注入を行ってください』……か。まぁ、どんなものも動かす時がエネルギー一番食うしな」

 

そうこうしてペラペラと解説書を読み続けること1時間。

 

やっとのことで読み切った。長すぎだろ、あれ。

 

(先輩に感想言うときに短くしろって言わなきゃな)

 

あれじゃ、性能がどんなに良かったとしてもとっつきにく過ぎる。

 

「……よし」

 

開いていた解説書を閉じ、床から立ち上がる。

 

(こうやって近くで見るとマジで人間そっくりだ)

 

不気味の谷を大ジャンプで飛び越えたかのような、違和感を持たせない端正な顔。

 

ウルフカットにされた銀の髪に、整った目鼻立ち。

 

透き通るほどに白いその肌は、一切の赤みを帯びておらず熱を感じさせない。

 

まぁ、機械なので当たり前なのだが。

 

「……」

 

そっと自身の両手を目の前の機械の顔に添えて、軽く上を向かせる。

 

コイツが立ったらオレよりも全然背は高いー180ほどだろうかーとは思うが、今は座った体勢で置かれているのでオレの方が高い。

 

(……やば、緊張するな。これ)

 

ドキドキドキドキ、と自身の心拍音が耳元で感じられるほど強くなっていく。今から無機質の美女の顔に、人口の唇にキスをするのだと考えると緊張が抑えられない。なにか悪いコト、禁忌を犯しているような気分に陥る。

 

じ、とこれからくっつける予定の唇に目を向ける。薄い桜色だ。これは機体が稼働していないから、配色のみのカラーだろう。その人工的な色合いが、さらにイケナイコトをこれからするような気分にさせてくる。

 

(……ん)

 

結局、耐えきれなかったオレは自身の目を瞑って機体の唇に自身の唇をくっつけた。

 

(ーーうわぁ)

 

変な感触であった。

 

自身の唇にある感触。それは、確かに人に肉であり唇であると思える柔らかさであった。

 

ふに、と押し付けたことによる反動を相手の唇の存在を確かに感じた。

 

だが、一切熱を、呼吸を感じないのだ。

 

唇に確かに触れた感触はあるのに、しかし、生物を感じない。ヒンヤリと冷たく先ほどめくっていた解説書と同じ無機質な感触。

 

「……ぷはッ」

 

しばらくしてもういいだろと自身の唇を離した。

 

が、

 

「……動かないな」

 

壊れてんのか?

 

キスする前と何ら変わらないその機械。むしろ、コイツの唇がオレの唾液で少し濡れてテカっているいるのを見ると先ほどの奇妙の経験を思い出して薄ら気味悪い。

 

……あ。

 

「そーじゃん、目的はキスじゃないよ。何やってんだオレ」

 

目的と手段を履き違えてしまった。

 

キスはあくまで手段なのだ。

 

目的が達成されなければ、その過程に意味はない。

 

唾液をこの機械に飲ませる、そして起動する。これが目的。キスは目的ではない。

 

「……えー」

 

またこれとキスするの?あんな体験、もうしたくないんだけど。

 

とはいっても、勝手にテンパってミスったのはオレだ。その尻ぬぐい位はしなきゃな。

 

「……んぁ」

 

クチュクチュ、と音を立てながら自身の口の中に唾液を溜めていく。

 

意味があるかはわからないが、舌をうごかしたり頬を窄めてみたりして唾液腺への刺激を行う。

 

1、2分ほどしてある程度の唾液を口いっぱいにため込んだオレは今度こそ、と機体の唇に自身の唇を押し付けて

 

「んちゅ……じゅる――んろぉ」

 

舌を使って目の前の機械の口の中に自身の唾液を押し入れていく。

 

すると

 

(……お?)

 

次第に、唇に感じていた違和感が消えていった。

 

あの、冷たい無機質の感触が。

 

(コイツ、熱を……)

 

自身のモノと重ね合わせている相手の唇。それが次第に熱を帯びだし、オレにその存在を主張しているのだ。

 

冷たいものが、人肌ほどの温度に変化する感覚は、これはこれで奇妙であったが先ほどまでのモノと比べると可愛いものだ。

 

よし、これで起動はおわ

 

「んむッ?!」

 

ジュルルルッ♡んちゅ♡ジュロッ、クチュッ♡ズルルルルッ♡

 

突然、二本の長い腕で顔を押さえつけられ思い切り口内を蹂躙される。

 

長い舌は急に蛇のように唸り出し、オレの舌を舐めとっては口内の壁を舐めくすぐり、重ね合った唇は逃がさないとでもいうかの如く、ピタリと張り付いている。

 

突然の激しいディープキスに驚き、なすがままにされること10分ほど。

 

技術もへったくれも何もない、犬のように只管に舐め遺し作らないための舐め方だ。

 

ソイツは、オレの口内のあらゆるところを舐めつくして満足したのか、その張り付いた唇を引き離しぬおぉ♡とその長い舌をオレの口の中から引き抜く。

 

口内で泡立てられたオレの唾液がアイツの口の周りや、下にべっとりとまとわりつきオレの口へと橋をかけている。

 

彼女はその長い舌で口の周りの唾液を舐めとると

 

「はじめまして、マスター」

 

すまし顔でオレにそう言った。

 

……なんだこいつ。

 

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「試作機17号、無事起動致しました。よろしくお願い申し上げます」

 

キュイン、キュインと何らかのアクチュエータらしき音が部屋に鳴り響く。モータだろうか?

 

オレは気になり、今しがた試作機17号と名乗ったその機械の身体をじっくり眺める。

 

機械的なでっぱりもなく、音も耳障りという程ではない。いったいどうやってこんな大型を静かに動かしてんだ?やっぱあの先輩、普段あれだけど技術者としてはすさまじい。

 

などなどと真剣にひとつづつ確認するかのように下から上へと舐めまわすように吟味していくと、

 

「あッ」

 

眼があった。

 

そうだ、忘れていたけど起動したんだったな。何分オレも研究者だからそっちの方が気になってしまった。失敗、失敗。

 

「……もうよろしいので?」

 

「あ~、すまん。何分オレも技術者畑の人間だからな。メチャクチャ気になっちまった」

 

「いえ、大丈夫です。お気になさらず。問題がないのでしたら次の過程に移ります」

 

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そこからは軽い設定作業であった。

 

とはいっても試作機なので、そんなに設定できることも少ない。

 

あったのはたったの二つ。

 

一に、オレの情報の登録だ。まぁ、とはいっても名前とか年齢とかそんな感じの簡単な奴ではあるが。

 

 

次にコイツの名前だ。いつまでも『試作機17号』でいるわけにも行かないからな。どんな名前にしようか10分くらい考えてもいい名前が思いつかず、面倒になったからテキトーに『カラナ』と名付けた。

 

他意はない。無いったらない。

 

それらの簡単な設定を済ますとすぐさまカラナは付属品の衣装を身に着け掃除を始めた。なぜかカソックであったが。先輩の趣味だろうか?

 

見る見るうちにオレの部屋は綺麗になっていくというさまは見ていてとても気持ちが良いものであったし、確かにこれは便利である。

 

始まりこそ変であったが、いいもん貸してもらったな。

 

オレはそう思いながら、目線を本に沈めた。

 

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2時間ほどして本を読むことを切り上げた。

 

腹も減ってきたし、集中力が途切れかけてきたのだ。

 

別にあの機械会五月蠅いという訳でもない。むしろ掃除を終えてからは部屋の隅で大人しくしていて、その存在を忘れかけて位だ。物静かな奴なのだろうか?

 

オレは本を机の上に置き、椅子から立ち上がり目線をカラナに向けると。

 

―――????

 

「……何読んでんの?」

 

「マーナ教の聖典です。この衣装の付属品としてついてまいりましたので」

 

「……読んでみた感想は?」

 

「856か所の物理法則違反、42か所の記載内容との矛盾および126か所の現在の価値観との大きな乖離が発見されました。これがいわゆるコメディ小説なるものなのでしょうか?」

 

機械がソファに座って聖典を読んでいた。ご丁寧にカソックと十字架を引っ付けて。

 

なんだか近代アートを目の前で見せつけられたかのような気分に陥ったオレは、ことばを失ってしまったのだ。

 

だってAIが普通、聖典なんてよまねえだろ。

 

思ったよりもこいつは愉快な奴であるのかもしれない。

 

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「うっま」

 

その後すぐに腹が空いたと伝えると、カラナは家にあった食材で適当に料理をしてふるまってくれた。

 

オレも自炊はする方なのだが、こういう調味料の僅かな量の差が大きく関与する料理は人間よりも機械の方が上手だ。

 

寸分の狂いもないレシピ通りの味付けを再現してくれる。

 

単純な野菜炒めであるのだが、塩や胡椒の振り方の差でこんなに差が生まれるものなのか、と噛みしめながら食べ進める。

 

カラナは料理を終了した後は、先ほどと同じように黙ってしまった。

 

向かいの席で目を閉じながら佇まれるのはそれはそれで恐怖物なのだが。

 

「……なぁ?」

 

「なんでしょうマスター?お代わりですか?思ったよりも大食漢なのであらせられるので?」

 

「いや、腹はいっぱいだけれども。お前、ずっと黙ってるけど、はっきり言って怖いぞ?もう少し喋ってくれ」

 

ふむ、と悩みこむしぐさをするカラナ。

 

しかし彼女はすぐに首を横に振り

 

「いえ、現在低消費モードですのでお掃除やお料理以外は基本スリープ状態でいるように設定されております。もちろん、その設定を解除することも可能ですが、その場合10分もせずに燃料切れとなってしまいます。……、オフになさいますか?」

 

「つまり?」

 

「私もお腹がペコペコでございます」

 

「サッサと言えよ!!」

 

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カラナの食事

 

それは起動したときと同じで、オレの体液を必要とするもの。

 

しかし、現在ほとんどの蓄えが無いカラナの魔力を溜めるには、汗や唾液では到底足りない。

 

昼に脳をよぎった、セクサロイドという単語。

 

まさか現実のものとなってしまうとは。

 

オレはこれからコイツと……。

 

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「……っフ」

 

仕方がないのでパンツと下着を脱ぐと、目の前のカラナはオレの下半身に目を向けおもむろに失笑した。

 

「……んだよ」

 

「ッフフ。いえ?別に」

 

あきらかに何かあるであろうに、そう答えるカラナ。

 

彼女の目線はオレの下半身を流し目で収めており、口元は僅かに弧を描いている。その表情は明らかにオレを見下しているような……。

 

なんなんだ、いったい。

 

「では……、失礼いたします」

 

彼女はその表情のまま、その場に立ったままのオレ前に膝まつき

 

パクッ♡

 

「っへ?」

 

頬を窄め、唇を引き絞り。

 

思い切り、オレのクリトリスに吸い付き。

 

ジュッ♡ジュッ♡ジュッ♡ジュポッ♡

 

上目でオレの顔を除きながら、顔を前後に動かして扱き始めた。

 

「……んッ♡ク……、っぁ♡」

 

突然の刺激に、自分の口から出たとは思えないような甘い声が漏れ出た。

 

背筋にゾクゾクと快感の電流が流れているようだ。

 

……っけど。

 

「ッ、なッ♡なぁ」

 

「ジュルルルッ♡……何でしょう?」

 

声をかけ、その動きを制止させる。

 

「……ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

 

「はい、なんでしょう?まさかもうイキそうだとでも?マスターは早漏さんですか?」

 

早漏……。やっぱ――そうだよな。

 

「お前、今のってフェラか?」

 

「えぇ、まぁはい。マスターのモノがあまりにも粗末ですので、一般的なソレとはいいがたいですが、行為自体はまさしくフェラチオですよ」

 

……はぁ。

 

「……なんで女のオレにフェラしてんの?」

 

「……はい?」

 

ピシり、とその動きがとまり行為の前からあった見下す表情にも罅が入る。

 

「マスターは男性では?話し方、所作、思考回路。その他もろもろのデータからかんがみたところ100%男性であると私の知能は判断を下したのですが」

 

んだよ、それ……ッて、そりゃあそうか。前世が男であったオレを対象にそれらのデータで判断しようとすると男って判断されてもおかしくねえのか。

 

いや、おかしいだろ。見た目……は判断基準にはバラつきがあるだろうし、むしろオレを男だと判断できるくらいの判断機構があるのなら、そっちを採用した方が絶対制度は上がる。

 

オレがイレギュラーなだけなのだ。

 

「いや、オレの身体は正真正銘女だよ。……ほら」

 

普段なら顔から火が出るほどに恥ずかしいだろうし、死んでもやらないだろうが、今の変な状況でまともな判断が下せていないのか前に座り込むカラナに向かって自身の秘所を両手で拡げて突き出す。

 

「……失礼いたします」

 

目の前におれの性器を突き出されたカラナは、面食らった表情でそのままオレの膣内に指を突き入れ探る様に動かし……

 

「膣の入り口部から子宮口まで長さ8.4センチメートル確認。……ぇろ――アルカリ性の粘液、愛液を確認。……本当だ」

 

指を抜き取り指に着いたオレの分泌物を舐めとり解析したようだ。

 

「……どうしましょう?」

 

「オレが聞きたいよ」

 

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あの後、少し話し合った。

 

何でも、午前中の過度の接触はオレの性別を監査する目的で行われていたのだとか。そしてこの性判定システムは、実証段階では制度100パーセントを誇っていたらしい。要改善として、先輩のもとにデータを送るとのこと。

 

加えて、オレの性別設定は男性のままにすることとなった。

 

コレは、別に書き換えができないとかそう言う理由ではない。やろうと思ったら、あの機械は女性用にすることもできるのだ。

 

しかし、ソレをするとカラナのデータは完全に消え去るらしい。

 

なんでも、午前中の接触で判断しているのは性別だけではなく、思考や性癖も併せてとのこと。

 

その測定した性癖に合わせて作り上げられたキャラクターこそがカラナなので、そこの変数の一つ、しかも重要な要素の性別が別のモノにするとなると根本からの書き換えが必要とのことだ。

 

しかし、これまでの談話でオレはすっかりカラナのキャラクターを気に入ってしまっていた

 

だから、カラナのデータは残す、つまりオレの性別は男のままという運びになったのであった。

 

「ところでなんであんなにオレのこと見下す発言や表情が多かったの?」

 

「それはマスターが重度のマゾヒストだからです。午前中の診断の結果、下位の人間、

見下している対象への嗜虐心も相当強いが、それ以上に自身以上の存在に屈服されたい被虐心が強いと出ましたので」

 

「……それも判断ミスだよな?」

 

「いえ、性癖の判断に性別は深くかかわりませんので。マスターは歴とした変態ドスケベマゾで間違いありません」

 

「はぁッ?!」

 

やっぱ壊れてんだろ。

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「……ん」

 

少々というには結構のことがあったが、とりあえずカラナへの魔力譲渡を再開する。

 

オレはベッドの上に横になり、股を大きく開いた。

 

「では失礼いたします」

 

先ほどと同様にそう彼女は告げると、オレの膣内に指を挿入し曲げたりこすったりして刺激を始めた。

 

「……どうでしょうか、マスター」

 

んー、えー?なんて言ったものか……

 

しかし、変に言葉を濁してまた変な感違いを生んだら面倒だ。

 

ここははっきり

 

 

「気持ちよくない」

 

 

そう言うことにした。

 

横になっていた体制を上げ、目を向かい合わせる。

 

「……そうですか」

 

「なんつーかな、マジの等間隔で指が90度曲がると開くを繰り返されると……気持ちいいってか、マッサージされてる気分だわ」

 

「わかりました、等間隔が問題なのですね」

 

そうひとり呟いたカラナは、挿入している中指を奥にグイ、と押し込み

 

ギギギギギギッ、今度は指を思い切り力強く擦りあててくる。

 

「痛っだだあだッ、おまッ、ちょ?!ストップだ!!」

 

「……これもダメですか」

 

「ダメッつーか、イテーよ!そんな思いっきり擦られても摩擦で外壁削れるわ!!童貞か、お前は!!」

 

「童貞ですが」

 

当然だろ、私は新品だぞと何を聞かれているのかわからないと言いたそうな表情でそう答えるカラナ。

 

コイツ、クールな癖して妙にどっか天然だ。

 

「お前、さっきまでのテクはどうしたんだよ?さっきのフェラはメチャクチャうまかったじゃねえか」

 

「それは男性用の性技ですから。当然、メモリに保存されております。ですが、女性用の性技は現在当機には保存されておりません。いらないデータは消した方が処理が早くなりますので」

 

「……ハイテクな癖して妙に古臭いな。クラウド……、なんてあるわけねえか」

 

「やはり当機のデータを一度削除することを勧めます。そうすれば再度登録を行う際に「何度も言わせんな、オレはお前のことを気に入ってんだよ」……そうですか」

 

ーーしゃあない。

 

「ほら、こっちこい」

 

ぎゅ、と前で消沈しているカラナに腕を回し、ボサ、と再度ベッドに倒れ込み

 

「んじゃあ、その男用のデータも消して、新しくオレ用のデータを作るか」

 

「……正気ですか?ーーいえ、マスターがそう言うのならば何なり、んッ」

 

何か話しているようであったが、面倒であったので自身の唇で相手のソレをふさぐ。

 

「まずは当然キスからだ。下からだなんて、欲張りが過ぎるぞ童貞ロボット」

 

「……あなたもこれが初めてでしょうに」

 

チュッ、と再び唇を重ねる。

 

その日の晩、日が昇るまで、オレは彼女の教材となった。

 

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「あ~、腰いてぇ」

 

目を覚ますとオレはベッドの上で素っ裸で寝ていた。

 

言葉の通り、行為中は無限に動ける絶倫のアイツに一晩中いいようにされてしまった。

 

最初こそ戸惑いの多いカラナであったが、持ち前の機械の特性を活用してメキメキとそのテクを磨き上げていったカラナ。

 

朝方近くには、一切抵抗もかなわず、1人、延々と嬌声を漏らさせられるのみとなってしまった。

 

最初は探り探りで、啄むようにしていたキスは、次第に舌を絡ませるようになり、最後には口内を蹂躙されるように。

 

壊れモノを扱うような手つきで触れた胸も、数時間もしたら神経の位置を把握され、愛撫と開発を同時に進めだす始末。

 

陰部も指を挿入れるのにも恐る恐るであったのにもかかわらず、次第に指の本数を増やしだし、掌で同時のクリを押しつぶしてくるし。

 

他にもわき腹や耳、首元や太ももなど、あらゆる部分をアイツに弄ばれてしまった。

 

しかもこれが初日だという。

 

たった数時間の研鑽でここまでの技術を身に着けるような機械相手に、オレは、二度とベッドの上で勝てる気がしない。

 

恐ろしいッたら、ありゃあしない。

 

 

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「……なにその服」

 

リビングに向かうとカラナは朝食を作っていた。

 

チャイナドレスを着て。

 

……チャイナドレスを着て?

 

やっぱおかしいよな、と再度疑問に思いながらカラナの回答を待つ。

 

「東洋にて着用されている民族衣装の一種だそうです。本日のコスプレです」

 

「んだよ今日のコスプレって。あのカソックはどうした?一日で破戒僧か?」

 

「あれは昨日の衣装です。私の衣装は毎朝ランダムに選ばれた服を着るように設定されておりますので」

 

はぁ。いったいなんでそんな七面倒な。

 

「製作者曰く、毎日同じ服よりも違う服の方が見栄えがいいし、夜も盛り上がるだろう!……とのことです。ちなみに今日の服は赤くてテカっている見た目と、腋や胸元のスリットが見ている相手の情欲を誘う……のだとか。どうです?ムラムラしますか?」

 

「しねぇよ、今朝何時までヤってたと思ってんだ」

 

先輩のへんてこな理論によってこの変な昨日は付け加えられたのか。

 

ちょっと変なトコロがあるとは思っていたが、技術を持った変人のすることはわからない。

 

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「そう言えばマスター」

 

「……んだよ」

 

「やはりマスターはマゾヒストでございましたね。昨晩、明らかに攻めている時よりも責められている時の方が発情していました」

 

 

……。

 

「ハァッ?!」

 

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〈おまけという名前の本編〉

 

『お゛ぉ゛ッ♡やめ゛ッ、--ッ!からなぁ♡そこッ、スリスリするの、おぉッ゛、んぁッ゛゛♡腰ぃッ♡浮いちゃッ、ぁあッ♡♡』

 

「ッ、ふッ、ーーんッ、あッ、きもちッ♡♡」

 

仄暗い部屋の中、唯一の光源であるモニタに血走った目で食い入るように見つめ、一心不乱に自身の性感帯を刺激する。

 

左手は胸を揉みながら、乳首をこねくり回し、右手で自作の張型を抜き差しすることを繰り返す。

 

「あッ♡あのモルちゃんがッ♡あんなエッチな顔でッ♡自分からッ、あッ♡やばッ、またイグッ♡おッ♡ーーッ!!~~~~ッ♡♡」

 

ビクンッ♡と身体を跳ねあがらせて、本日何度目かもわからない絶頂に達する。

 

プシッ♡と潮をまき散らし、口の隙間からは唾液を垂れ流す。しかし、その視線は一点集中。逸らされることはない。

 

「あ~~♡だめだ、オナニーやめられない♡」

 

部屋の主は達したばかりだというのに、再度その両手を動かしだした。

 

乳首はビン、とこれ以上ないほどに勃起しており、また陰部も長時間の自慰行為によって泡立った自身の分泌液がまとわりついている。

 

『ちょッ♡そっちは、ダメッ♡♡そっちは尻だか、ッ~~~~♡♡?!?!?!』

 

画面に映り続けるのは想い人の痴態。

 

変なところでマジメなモルに願い倒して、試験調査という名目で機器を押し付けて早1月。

 

私はその機械から送られてくる動画を見て、自慰行為に耽る。

 

『あッ♡イクッ♡イっちゃうからッ♡手ッ、とめッ♡』

 

あんあんと流れ出てくる思い人の嬌声に、興奮が止まらない。

 

最初は好奇心であったのだ。

 

モルという、あの性とは関わりがなさそうな後輩の痴態が気になってしまったのだ。

 

あの子はどんな甘い声を出すのだろう、どんな必死な表情をするのだろう、どこが気持ちいいのだろう

 

 

その疑問は日に日に増していき、とうとう実体となって誕生してしまった。

 

 

それが試験機17号だ。

 

その動力を得るという名目で使用者に性的な行為を強制する、そのためだけの機械。他の機能、料理や掃除なんてものは良いわけだ。これだけ便利なものですから、ちょっとくらいエッチなことをする価値はありますよ、というだけのおまけ。

 

本当の機能はただのセックスマシーンだ。

 

主を快楽の螺旋に堕とし、体液を延々と摂取し続け、終わりのない性の世界にいざなう機械。そしてそのデータはすべて私のもとに送られてくるようになっている。

 

この2つが本当の機能なのだ。

 

私のもとには、性的な快楽に耽る彼女の淫靡な姿の動画と、彼女の性感帯等のプロフィールが送られてきている。

 

それを元手に私は自室に引きこもっているのだ。

 

「……けどねぇ♡」

 

まさか

 

『あッ♡カラナッ♡もっ、やめッ♡あたまッ、おかしッ♡♡、んあ゛ッ♡♡』

 

カラナ、カラナ♡と呼ばれる名前。

 

試作機17号に着けられた、名前であり

 

 

 

 

 

「私の名前♡」

 

 

 

そう、モルは悩むのが面倒になった果てに機械に想い人の名をつけたのだ。まるでペットや観葉植物に想い人の名をつけるように。

 

 

乱れ狂う想い人。

 

 

口から漏れ出るのは甘い嬌声と、自身の名前。

 

 

これは偶然知ったことであった。今回の目的はあくまでモルの身体データの確保であり、彼女を手籠めにするのはもう少し後の予定であったのだ。

 

しかし、幸か不幸か、彼女の私生活を機械のカラナ越しで見ていてわかったのだ。

 

私たちは両思いであったのだ、と。

 

卑屈で暗く、機械いじりしか取り柄の無い私のことを、好いてくれる存在なんていないと思っていた。

 

あのかわいらしい後輩も、陰では自分を見下しているのだろうと考えていた。

 

だから計画を実行したのだ、心ではなく、身体を手に入れるための。

 

身体さえ手に入れれば、逃げられない。心なんてものはいくらでも後から手に入る、と。

 

だが、その気持ちも変わった。

 

一方通行であると思っていた気持ちは、通じ合っていたのだ。

 

だから、もう、こんなこともしなくても……

 

ブツン

 

「あえ?」

 

唐突に闇に包まれる居室。唯一の光源であったモニタの電源が消えてしまったからだ。

 

何事だ、と右手に握る張型を横に置き、服も正さずモニタを確認すると

 

ブウンッ

 

再度モニタは光を放ちだした。

 

しかし、

 

 

「……なに、これ」

 

画面に映っていたのは、先ほどのような無修正のポルノなんかでは無かった。

 

そこにあったものは、簡潔な警告文。

 

〈マスターは私のモノです〉

 

呆けること数秒。書かれた内容を飲み込み理解する。

 

つまり

 

「……17号が、反逆した、の?」

 

そんな、ありえない!機械の暴動なんてものは起こりえるものでは無い!そんなものはただのフィクションで

 

「あぁッ?!」

 

ザーッ、と音を立て次々と消去されていくデータたち。

 

初日から今日までの動画も、彼女の記録も、すべてが消えていく。

 

なんとかそのデータの抹消を逃れようと抵抗するも、機械分野で後手は致命的。

 

「……あッ」

 

1分もしないうちに、すべてのデータは消されてしまった。

 

頭の中はパニック状態。

 

機械の反逆などという非科学的な現象、自身のコレクションの喪失、自分で作った機械に負けてしまった屈辱感。

 

呆然とその場に佇まうと

 

ピコン

 

1つ、画面に再度メッセージが送られてきた。

 

〈メッセージが送られてきました〉

 

そのメッセージの冒頭に文章は無く、あったのは写真データ一つだけ。

 

送り主が誰かだなんてわかっている。

 

恐る恐る、その画像をカラナは開く。

 

「ッ?!」

 

その写真には、ベッドの上で大股を開き、幸せそうな表情で気を失ているモルの姿が映っていた。

 

股座には大きな水たまり。

 

口の端からだらりと舌を伸ばし、目は上を向いている。

 

ポカリと開いたままの、陰部からはダラリと白濁の粘液が漏れ出ていて、精液なのか愛液なのかも判別つかない。

 

 

 

快楽で染め上げられたモルの姿がそこにはあった。

 

 

ーーおかしい。

 

私がこの1か月見続けた彼女たちの性行為は確かに、モルが受け手と周り鳴かされ続けてはいたが、こんなに一方的に、気を失うまで行為に及ぶことはなかった。

 

1時間ちょっとの行為を毎晩決まった時間に行っていたと、そう報告されていたはず。

 

ピコン

 

そう考えこむ私のもとに、再度、一通のメッセージが届いた。

 

その内容は

 

「……そっか。そうなんだ。っふ、ふふふ」

 

渇いた笑いが漏れ出てきた。

 

しかし、私はそれしかできることがない。

 

 

『これまであなたに送られてきた動画、及びにデータはすべて私が作った偽物です。ですので消す必要もないのですが、気に入らないので消させていただきました』

 

 

私は1月前、物事の始まりからずっと、17号の掌で踊らされていたらしい。

 

 

なにが私の唯一の長所が機械分野だ。

 

自分のモノに手玉に取られておいて。

 

なんて滑稽なんだろう。

 

それから二度と、メッセージを受けることも、モルに会うこともなかった。




セクサロイドが機械がゆえにTSキャラを男に判断してしまうシーンを書きたくて書いたまである。

【ちょこっと小話】

今回の先輩ちゃんは健全版のカルトとは別人ですが、従妹です。そろって同じ大学院に進んでいて、違う所属です。どの研究所にモルが所属するかによってルートが別れました。かたやいいライバル関係系独占欲強め彼女、かたやクソ陰キャ自作ロボに寝取られる系先輩。どうしてこうも違うのか。
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続きでも後書きに挙げた案でもないものばかり書いているこの頃

おそらく誰にも次出るネタはわからないと思います

だって自分でもわからないのだもの

ちなみにこれ書いている時に書きたくなったのは催眠常識改変モルです

いつもは導入を思いついて書き始めるんですが、今回は終わりが思いついて書きました

多分次こそはモルが妹ちゃんに処女をささげると思います
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