男女比1対9の幻想郷に転生した魔理沙くん(♂)のお話 作:チノちゃん
……一万文字?
──やけにペースが早いな、と思った。
並々に注いだ御猪口を一口。一気に嚥下すると空になった器へ矢継ぎ早に徳利を傾ける。
魔理沙は頰を朱く染めながらとろんと顔を蕩けさせ、瞼は半分ほど閉じつつも視線だけは一直線上に私を捉えて微笑んでいる。据わった瞳と呂律の回らない口調で魔理沙は楽しげに笑っていた。
「今日は朝まで飲もうぜ……ほら、霊夢も……もっと……?」
ふらふらと身体を左右に揺らしながら再び御猪口を傾けて、空になった器を掲げてみせる。
「……飲み過ぎよ」
流石に見るに見兼ねた私は、魔理沙の隣へと腰を下ろした。
空の器を取りあげ、他の酒器と共に脇に退けてから水の注いだ湯呑を握らせる。
「あ、れ……?」
「ほら、飲んで」
すっかり出来上がっていた魔理沙は訳が分からないといった風に不思議そうな表情で私の顔を眺めていたが、優しく促すと湯呑を口に付けた。
しかし焦点も定まらなくなったのか、ぼたぼたの水を溢して膝を濡らし始めるので慌てて私は手を添える。
「もう……私が飲ませてあげるから」
「…………ん」
億劫そうに頷く、魔理沙の後ろ頭を支えながら私はゆっくりと湯呑みを傾けた。
こくこくと喉を鳴らして嚥下する魔理沙の姿は何時もよりやけに幼く見える。弟が居たら、こんな感じなのかもしれない。未だ危なっかしくておちおち眼も離せない……手の掛かる子供。
じっと眺めていたら、ふと、魔理沙の口端から飲み損ねた水が零れた。それは一筋の線になって、顎を伝い、首筋から胸元へと流れていった。
「………………」
普段の白黒衣装ではない。寝間着用に着ている無地の襦袢は大きく開けて素肌が露わになっている。
私の肌より一層白い、白磁のようなそれは零れた水滴が光を反射してキラキラと輝いていた。
私は無言のまま近くの手巾を手に取って、魔理沙の胸元へと差し込んだ。
鳩尾の辺りから円を描くように、動かすと、くぐもった声が魔理沙の口から零れ落ちる。
「動かないで……」
殆ど独り言に近い私の言葉は、何故か微かに語尾が震えていた。
そんな私の懇願も魔理沙には届かないのか大きく一度、身動ぎをしてからこてんと身体を此方に預けて来る。
魔理沙の身体が、私の腕の中にすっぽりと収まって、そのままぐうぐうと寝息が立ち始めた。
初めて会った時は同じくらいだったのに、私だけが大きくなってしまっていて、普通は逆じゃないかと思わず笑みが浮かぶ。
魔理沙はずっと、あの時から変わらない──私だけが置き去りにされている気分になって、妙に胸が締め付けられる。
線をなぞるように胸から首筋へ、水を拭って口許にまで達した時、私はぴたりと動きを止めた。
吸い込まれるように視線が魔理沙の唇で固定される。
淡い、桜色をした柔らかそうなそれを見た時、無意識の内に私は喉を鳴らしていて。
「ねぇ、魔理沙。起きてよ」
花の蜜に誘われた虫のように、その小さな頬に手を添えて私は顔を近付けていた。
「じゃないと──」
吐息が触れ合う、その距離で私は止まり、魔理沙の表情をまじまじと見つめた。
上気した頰。濡れた唇。伏せられた睫毛に彩られた瞼と、細い首筋から肩までの線がやけに艶かしい。
何から何まで触れれば壊れてしまいそうなそれを、私はそっと抱き締める。
「──手遅れになっちゃうよ?」
二つの影が重なった。
初めて味わう、魔理沙の唇は甘味なんて何処にもないのに酷く甘く感じられて、一度味わっただけだというのに既に虜になった私はその極上を独り占めしたくてどうしようもなくなっていた。
「……まりさ」
そっとその場に寝かせるように押し倒す。
馬乗りになりながら、何度も何度も魔理沙の唇を貪って、それでも尚乾くことなく、緩んだ唇の隙間に舌を差し込んでいた。
歯茎の一つから丁寧に、溶け合わせるようにゆっくりと舐っていく。
やがて口蓋にまで達すると、魔理沙が一度びくんと肩を揺らしたのでそこを重点的に責めたてる。
「ん……あ……ふぅ」
ぴちゃぴちゃとした水音と、微かにくぐもった声が漏れる。魔理沙の反応を確かめながら、私は己の下腹部の疼きに従って、舌先をくねらせた。
目を瞑った魔理沙の顔が余りにも可愛く感じられて、私の残ったなけなしの理性が擦り切れようとしている。
唾液塗れの口を離すと、名残惜しげに透明な橋が私と魔理沙の間に掛かった。
「魔理沙……すき……」
返答はない。
当たり前だ。眼の前の少年に意識はないことは分かり切っていた。寝込みを襲うなんて、酷い裏切りだと思う。
──でも、ずっとこうしたかった。
一度ぷつりと糸が途切れてしまえば後は崩れ落ちるだけ。私は急くように襦袢の帯を解き、裾を開いて己の恥部を曝け出す。
指を宛行えば先走った汁が薄く秘裂から滲んでいて、そのぬるりとした感触に我ながらどれだけ興奮しているのかと呆れてしまった。
何度か馴染ませるように指を上下に擦り上げて、軽く沈める。
膣内に異物が侵入する痺れる様な感覚。直ぐに奥には行かずに浅く出し入れを繰り返し、入口をゆっくりと魔理沙用に解していく。次第に圧迫感から来る不快感は薄れていって、私はふぅと息を吐くと指の本数を増やして飽く迄中を解す事に専念した。
中を押し上げる動きに合わせて腰が勝手に揺れる。甘い嬌声が喉から溢れそうになって、魔理沙を起こしてはいけないと唇を噛み締める。
「あっ♡ んっ♡ ふっ♡ まりさぁ♡」
ぐじゅぐじゅと粘り気のある水音が、自分の秘所から漏れているかと思うと羞恥に頭が沸騰しそうになった。
──それでも動かす指は止められなくて。
ぐじゅっ! ♡ぐぽっ! ♡ と一際大きな音で卑猥な空気を掻き混ぜて、私の膣内は何度も痙攣する様に蠢いて締め付ける。
魔理沙の顔を眺めながらする自慰行為は今まで感じた事がないくらい気持ち良くて、脳天にまで痺れるような快感の波に眼の前がちかちかと点滅し始めた。
早く達したくて、更に激しく指を動かす。自分の好い所も爪で弾いたり強く押し付けたり、私は夢中になって快楽を貪った。
濡れそぼった秘部からは止め処なく蜜液が溢れ出て、太股を伝って床にまで滴り落ちる。ふやけた指先で壁を押し上げて、ざらつく天井を擦る度に腰が何度も浮き上がった。
「あっ♡ あっ♡ イっ……く♡ まりさっ♡ まりさぁ♡」
うわ言のように何度も魔理沙の名前を呼びながら、高みへと駆け上る。
目眩がする程の多幸感に包まれて、私はかくんっと腰を跳ねさせて絶頂に達した。
「─────ハ、ぁっ……♡」
真っ白に染められた思考が戻って来ると共に、身体中から力が抜けて魔理沙の上へ崩れ落ちる。荒い呼吸を繰り返しながら、虚ろな目で目前の光景を眺めた。
あれだけ乱れたというのに、下腹部は今も乾いてじんじんと熱く疼いている。甘い余韻に浸りながらも更なる快楽を求めて、眼下に倒れた雄を貪れと、抗い難い本能が全身を突き動かす。
無意識に伸びた指先でそっと魔理沙の身体を撫で擦る。頬から首筋、鎖骨から胸板とゆっくりと掌で味わうように降下させていく。
本当に男という性なのかと疑わしくなるくらい華奢な身体だけれども、今はまだ成長途中だからなのだろう。手の下には柔らかくも硬い筋肉の感触がした。
興奮冷めやらぬ状態で辿る指先の行き着く先は男の象徴。布越しにそっと指を添えて撫で擦ると、それは緩やかに屹立し始めた。
私はごくりと生唾を飲み込んで、其処へ顔を埋める。指も使って優しく揉み込む様に刺激を与えて、私は頰ずりをした。
嗚呼──なんて愛おしいんだろう。
どくんどくんと脈打つのが掌から伝わってきて、私の行為に反応してくれているのだと嬉しくなった。
「魔理沙……優しくするから……」
まさか役に立つ事は永久にないだろうと思っていたあの時の紫の話が活かされる日が来るとは思わなかった。
『良いですか? 霊夢、男というのは──』
必死に記憶の引き出しを掻き分けて紫の言葉を思い起こす。そうして何度も脳内で練習したように、そっと襦袢の裾に手を伸ばした。
男はデリケートな生き物で、女と比べて性欲も薄いから一度絶頂してしまうとそれで終わってしまうらしい。だからこの一回は本当に丁寧に、時間をかけて味あわないといけない。
念願のモノが間近に迫るという興奮で息を荒げながら、私はそれをそっと解放した。
「────は、ぁ? ♡」
思考が、止まる。何が起こったのか理解不能だった。ぶるんと勢いよく巨大な物が飛び出してきたかと思えば、それは私の頬をぺちりと叩いたのだ。
ぽかんと呆けた視線の先には、大きく屹立した肉の棒。
──大きい……余りにも大き過ぎる。
私の頤から頭の天辺を優に超えて堂々と鎮座する肉の槍は何本もの血管を浮かび上がらせながらグロテスクにびくびくと脈動し、まるで一個の生き物のように
生々しく存在を主張していた。
恐る恐る手で触れると、火傷しそうな程の熱と、手の中で硬くそそり勃つ肉の棒を直に感じて脳髄がぐらりと揺さぶられる。
「──ひっ♡」
潜在的恐怖を感じて身を捩り、咄嗟に手を離す。
そのまま逃げるように眼を逸らそうとして、視線が私の意志とは反して縫い留められたかのように離れない事に気が付いて絶望した。
強い雄の匂いに全身が強張って、ごくっと生唾を呑み込む。鼻から頭にかけて抜けていく香りは心地よくて堪らない。まるで極上の銘酒を味わった後のような酩酊状態のまま、私は抵抗虚しく、ふらふらと眼前の雄へと吸い寄せられていく。
「はっ♡はっ♡はっ♡はっ♡」
──あ、これ……駄目なやつ。
蕩けきった頭と思考は、もう使い物にならない。私は抵抗する事も出来ずに導かれるようにその剛直をそろりと手を添えて──そのまま唇へ触れさせた。
ちゅっ♡ちゅっ♡と何度も口付けを落とす。唇越しに伝わる鼓動と熱に思考が焼かれて何も考えられなくなる。
そのままぺろりと一舐めすると、その甘美な味に身体が歓喜に打ち震えた。
もっともっとと欲望に背を押され、私は大きく口を開く。
「──はぁ……む♡ ちゅぷ♡ れる……♡」
味わうように口に含んで亀頭を舌でなぞり上げる。半分以上も咥内に収まり切らなかったが、竿の部分を丁寧に舐ってから先端の穴を吸い上げてみれば、我慢汁がどんどんと流れ出てきて私の口内を満たしていく。それをちゅうちゅうと吸い出して味わいながら、私は夢中になって奉仕を続けた。
「じゅぼっ♡れろっじゅるぅっ♡ぐぽっ! ぐぽぉっ! ♡ちゅぅぅぅっっ♡」
必死に口を窄めながら抽送を繰り返し、生暖かい唾液が口の中で肉棒と絡み合って淫らな水音が響いていく。
舌先で鈴口を突くと魔理沙がぴくんと震えたので、刺激するように何度も続けて攻め立てる。そうすればその度に小さく呻くのが可愛らしくて堪らない。
もっと気持ち良くなって欲しい──そんな一心で懸命に奉仕を続けていると、次第に口の中で跳ねる肉の棒が激しく痙攣し始めて──私はぴたり、と動きを止める。
夢中になりすぎて危ない所だった。一遍こっきり、せっかくの大切な射精をこんなあっけなく終わらせる訳にはいかない。
ちゅぽんと肉棒を引き抜いて、もう一度鈴口に口付けを落としてから口を離す。
涎とも先走りとも分からない汁でべとべとなった口許を拭いながら、獣欲に満ちた瞳を魔理沙へと向けた。
──限界は近い。あと少しで目の前の男の子は精液を吐き出して果ててくれる。
その事に悦びを覚えながら私は腰を上げて体勢を整え、己の秘所へと巨大な棒の先端を宛行う。
最初こそ本当に入るのかという不安と恐怖で一杯だったけれど、今はそれを上回る大きな期待に鼓動がどくどくと早鐘を打つ。
「まりさぁっ♡ 入れるっ! ♡ 入れちゃうからねっ!? ♡」
同意なんて取らない形式ばかりの確認を口にしながらゆっくりと腰を下ろす。亀頭に触れた秘所が熱と共に吸い付くように密着して、そのまま腰を沈めていく。ずぷずぷと肉壁を掻き分けて侵入する異物を、私の膣内は喜ぶ様に締め付けて──
「─────お゛っ?! ♡♡♡」
……動けない。今までの快楽が遥か過去の出来事のように思える程の刺激が全身を駆け巡った。
熱い。熱い熱い熱い熱い!! 火傷しそうな程に熱く滾った鉄杭が私の膣内を無理矢理押し広げて侵入する。身を裂かれる様な圧迫感と、脳髄を直接殴りつけられるかのような未知の刺激に、少しでも油断すれば気を遣ってしまうと確信した。
震える腕で身体を支えながら必死に呼吸を整える。たったの数秒程度の挿入なのに全身にびっしょりと冷や汗を掻き、毛穴から噴き出た汗が雫となってぽたぽたと落ちていく。
──こんなの、どうすれば……。
──ひとまず、落ち着いて……。
何度も浅い呼吸を繰り返し、目の前が真っ暗になるような絶望感に襲われながら、私は助けを求める様に意味もなく四方を見て。最後に魔理沙へと眼を向ける。
──視線がかち合った。
「あ────?」
魔理沙が、私を見ている。
半開きで、眠たげに。でも確りと。
その目は私の顔を捉えていた。
「んひィッ──!? ♡ぅぅう゛う゛う゛ッ!! ♡♡♡」
余りにも想定外の状況に頭が理解を拒否して、その瞬間に半ばで停止していた腰が落ちた。
ずぷっと一番太い部分が私の中を貫く衝撃に意識が一瞬で吹き飛ばされて、思考が真っ白に染まる。
もう何が何だか分からなかった。ただ気持ち良くて、訳が分からないくらい幸せで。頭の中で何度も何度も火花が散ったような錯覚に襲われながら私は全身を大きく痙攣させた。
ぷしっ! ぷしゃぁぁあああっ!! ♡ と、私の秘所から信じられない程の潮が噴き出して、魔理沙の全身を汚していく。
その光景が、余りにも淫靡で蠱惑的で美しくて。そんな魔理沙が見ている中でだらしない顔を晒し、無様に絶頂し続ける自分は余りにも醜く、情けない存在だった。
「だ……め……♡ みないでっ……! ♡」
「………………」
ぷしゅぷしゅっ! ♡と断続的に秘所から潮を噴出させながら必死に懇願する。顔を抑え、逃げるように腰を上げる。
だけど、足腰はがくがくと震えてとてもじゃないけど立ち上がれそうになく、私はただ幼子の様に嫌々と駄々を捏ねることしか出来なかった。
恐ろしかった。もし魔理沙に幻滅され、拒否されようものなら──そんな想像をしただけで涙があふれ出しそうになる。
なのに、身体が全く言うことを聞いてくれない。全身が溶け落ちたみたいに力が入らず、辛うじて僅かに浮き上がった腰はかくかくと滑稽に震えるだけだ。
「霊夢、なんで……裸。……夢?」
うわ言の様な呟きと共に、私の頬に掌が添えられた。
優しく頬を撫でられて、私はきゅっと瞑っていた瞼を恐る恐る開いて見る。
出来のいい西洋人形の様に精巧で美しい顔は未だに酒精が抜け切らないようで、はっきりと赤らんだままだった。
はらりと垂れた前髪の隙間から見える榛色の瞳は気怠げに細められていて、普段の朗らかな態度との格差に恐怖して私の身体から血の気が引いていく。
「ち、ちが……これは……わたし……」
眼の前の綺麗な子を穢してしまった罪悪感と、嫌われる恐怖から口がうまく回らない。言い訳の言葉すら浮かばずに口籠ってしまう私を余所に、魔理沙は不思議そうに首を傾げていた。
でもそれもほんの僅かな間だけで、魔理沙はすぐに何か思い至ったように薄く微笑む。そして上体を起こすと私の後頭部に腕を回して、ぐっと自分の方へ引き寄せた。
「夢──なら、良いよな?」
「……え?」
耳元で囁かれた声はいつも聞くものよりも数段低く、吐息交じりでぞくりとした。
ぞわぞわと背筋を駆け巡る未知の感覚に動揺する私が真意を尋ねるより前に、私の腰に手が添えられて──
──どちゅんっ!! ♡♡ と、肉が叩きつけられる音。
下から突き上げられた肉棒が私の子宮を圧迫し、電流の様な衝撃が脳髄を駆け巡る。
「─────ッッッ!? ♡♡♡」
声にならない悲鳴を上げ、私は背を仰け反らせた。膣内を掻き分け、強引に侵入してきたその先端は今まで最奥だと思っていたその場所を易々と貫き、容赦なく叩き付けて来る。
そしてそのままぐりぐりと亀頭の先端で押し潰す様に子宮口を刺激されると、目の前に火花が散った。
まるで身体を内側から造り変えられているかのような錯覚を覚える程の強烈な快楽に眼の前が真っ白に染まり──ぐいと意識を引き戻される。
腕を引かれたと気付いた時には、視界一杯に狂おしい程整った顔が広がっていた。
「っ。やば……腟内あっつ……」
眉を顰めながら魔理沙が私の身体を掻き抱く。お互いの身体がぴったりと密着して、肌が触れ合った個所から熱が広がっていく。汗ばんだ肌同士が吸い付くように張り付いていて、互いの境界線が曖昧になるような感覚に陥る。
熱い吐息が混ざり合う距離で視線が交わされ、夢見心地の様な気分で私はぼんやりとそれを眺めていた。
「舌、出して」
「……ふぁ♡」
言われるがままに口を開けて舌を出すと、「……やっぱ夢だな」と呟いた魔理沙が私の舌へと吸い付いた。
お互いの唾液を送り付けるような濃厚な接吻。一方的に流し込まれる魔理沙の唾液を必死に嚥下すると、身体が熱に浮かされた様にぽぉっと熱くなる。
それと同時に下腹部からじわじわと広がる様な快楽が全身に広がっていって──気が付いた時には私も夢中で舌を絡ませていた。
ざらついた舌の表面同士が擦れる度に気持ち良さで身体が跳ねる。
此方も必死に舌を動かして魔理沙の咥内へと侵入して、歯列をなぞったり、頬の内側や上顎の弱い所を舌で突いていく。
ぴちゃぴちゃといやらしい水音が響いていき、舌を絡め合う度に得も言われぬ快楽で身体がびくつく。
混ざり合った唾液を吞み下す度に生まれる熱がどんどん大きくなっていって──私は訳も分からずに夢中で口付けを続けていた。
その間も抽挿は続いていて、どんどんと私の膣内から溢れ出す蜜が滴り落ちて結合部から噴き出している。
「んむ♡ れる♡ あっ♡ ふッ、あぁっ♡」
咥内を蹂躙されながら腰を動かされると、下半身から脊髄を通って脳髄までを貫かれるような錯覚が駆け巡る。
余りに暴力的な快楽に全身が蕩けて、膣内で蠢く肉棒が擦れる度に自分の口から出たと思えないような媚びた喘ぎ声が漏れ出した。
堪らず快感に耐え兼ねて口を離すと、頤を摘まれ強引に向き合わされる。
「逃げんな」
「だ、めっ……♡ んっ──むうぅぅっ♡♡」
咎めるような口振りで接吻が継続される。
魔理沙は私の後頭部に手を回すと、ゆっくりと此方に体重を預けてきて、私はあっさり床に引き倒された。
逃げ場を失って一瞬戸惑うも──すぐ、膣内が掻き回されて気持ち良さに思考が押し流される。
私に覆い被さる様にしてのしかかってきた魔理沙は、腰をぐりぐりと押し付けて私の子宮口をこじ開けようとしているかのようだった。
肉棒が奥へ奥へと突き出される度に、私の脳内に残ったなけなしの自尊心ががりがりと音を立てて崩壊する。
私が上で、魔理沙が下。そうやって今までずっとやってきて、これからも永遠に私が主導権を握るはずだったというのに──気が付けば立場は逆転していて、しかも一方的に犯されているという今の状況は私にとっては不本意極まりないもので。
それなのにも関わらず、膣内はこれ以上ない程きゅんきゅんと疼いて完全に屈伏してしまっている。
──これが本当の自分なんだと身体が勝手に受け入れているかのような反応に私は恐怖を覚えた。
自分が自分で無くなってしまうような、そんな恐怖。
私は必死に逃れようと魔理沙の胸板に腕を突っ張るも、突き放そうとする力はあまりにも弱々しいものだった。
こつこつと亀頭が子宮口を突く度に、拒絶の意志はあっさりと瓦解して身体は快楽に打ち震えてしまう。
「──やぁ……っ。もう、ゆるしてえ゛っ……」
恐怖と快楽に正気を溶かされて、気付けば私は恥も外聞も捨てて懇願していた。
涙と汗でくしゃくしゃになった顔を隠す気力すらなく、ただ力なく首を振って必死に拒絶する。
私の願いを聞いた魔理沙は意外そうな表情を浮かべて──それから直ぐに、にこりと微笑んだ。
「じゃ、止めようか?」
「…………え?」
ぴたり、と腰の動きが止まる。
覆い被さった状態から上体を起こした魔理沙が、私を見下ろしたまま腰をゆっくりと引いていく。
絶頂寸前まで昂ぶった状態でお預けを食らった切なさで膣襞がぐねぐねと蠢き始める。
ぶるんと鎌首をもたげて私の中から顔を出した亀頭の先と膣口との間には粘度の高い体液の橋が掛かっていた。
外気に触れてぬらりとした光沢を帯びたそれを凝視して、ごくりと喉が鳴る。
気付けば内股になってもぞもぞと太股をすり合わせ、秘所が空気に触れる刺激にすら敏感に反応してしまっている自分がいた。
無意識に腰が浮く。もっと強い刺激を期待して、物欲しげにひくつく恥部を魔理沙の肉棒へと押し付けてしまう。
私のそんな浅ましい動きを目で追いながら、魔理沙は真顔で首を傾けた。
「……どっちだよ」
「そっ……それはぁ……♡」
「ハッキリ言わなきゃ分かんないだろ」
魔理沙の亀頭が秘所の割れ目に僅かに埋まり、くちゅりと湿った音を響かせる。それだけで私の理性はどろどろに蕩けていって、もう何も考えられなくなっていた。
ただその先に待っている快楽を想像し、私は懇願する。
「……ください」
「聞こえない」
無慈悲に返される拒絶の言葉に、私は泣きそうになった。
──言えない。言えるはずがない。これ以上言ってしまえば本当に戻れなくなってしまうという確信。私がずっと上だったのに。こんなの間違ってる。間違っているはずなのに──!
「お゛ひゅっ♡」
ごりっ、と亀頭に入口を圧迫された。沈黙に耐え兼ねたのか魔理沙が僅かに腰を突き出して膣口を刺激したのだ。
子宮口から直接快楽の電流を流し込まれたような強烈な快感に私は目を見開いて絶頂しかけるも──魔理沙はそれ以上私の膣内へと侵入しようとはしない。
膣内が寂しそうに疼き、下腹部の奥が煮え滾る様な熱さできゅんきゅんと収縮を繰り返す。
「言えよ」
「〜〜〜〜〜っ♡♡♡」
膣襞が勝手に蠢いて子宮口と亀頭の僅かな隙間に吸い付く様にして密着する。自分の意志と裏腹に媚びた様な動きで精液をねだる淫乱な自分の身体に、涙が止まらなくて──私の精神が崩壊した。
「くださいっ……! まりさのおっきいおちんぽでわたしのおまんこ、ずんずんってぇ……! ♡めちゃくちゃにしてほしいのぉ♡♡♡」
それは余りにも情けない醜態。
もう自分が何を言っているのかも理解できず、私はただひたすらに淫猥な言葉を並べ立てた。
その間も私の腰はかくかくと上下して勝手に快楽を得ようと蠢き──既に限界まで張りつめていた魔理沙の肉棒がびきびきと音を立てるかのように更に硬度を増していく。
魔理沙は暫く何の感情も抱かぬ瞳で私を見下ろしていたかと思うと、薄く微笑んで私の頭に手を乗せ、優しく撫で始めた。
「意地悪してごめん……頑張ったね。霊夢」
「──あっ♡」
ぞくぞくぞくっ、と快感が背筋を駆け上っていき、脳髄にじわりと染み渡る。
脳細胞の一つ一つが丁寧に破壊され、溶かされて作り替えられているかのような圧倒的な多幸感。
頭の芯から伝わるぴりぴりとした電流のような甘い快楽に陶酔し、口の端から涎が垂れる。私は息を荒げて犬の様にだらしなく舌を出して完全に屈伏していた。
「はぁ……んっ♡ まりさ♡ まりさしゅきぃ♡」
「ははっ……霊夢……すげぇエロい顔してる……」
何で勘違いしてしまっていたんだろう。これが本当の私なんだ。そう理解してしまった途端、今までの自分が滑稽で仕方がない。
今は兎に角魔理沙が愛おしくて堪らなかった。
その華奢な身体も、可愛らしい顔立ちも。髪を優しく梳かれたり頭を撫でられたりするのがとても心地よくて幸せで、嬉しくて仕方ない。
魔理沙が望む事なら何だってしてあげたくなる。私の今まで培ってきた力も、地位も、全てを捧げてもまるで惜しくない。だからもっと褒めてほしい。頭を撫でていっぱい可愛がってほしい。
完全敗北──私はだらしなく床に寝転びながら、自分から進んで秘所を指で広げてみせる。魔理沙の肉棒を咥え込んだままひくひくと蠢いている膣口を見せつけるようにして、私は快楽に蕩け切った笑顔で腰を浮かし、前後に揺らしておねだりした。
「は、早く……♡おちんぽでごしごしして♡ 一杯精液出して気持ち良くなって欲しいの♡ 私の事ただの雑魚だって分からせて……♡♡ 」
「…………」
真顔になった魔理沙は無言のまま私の両脚を抱え込み──そのまま体重を掛けて、一気に子宮口まで肉棒を突き入れた。
ごぢゅん、と鈍い音が響くと共に脳天に突き抜ける様な快感が駆け巡り、頭の中が真っ白になる程の暴力的な快楽で意識の全てを塗り潰され、意識が飛びかける。
「──悪いけどさ、最初っから止める気何てさらさら無いから」
「あ、あぁ……っ♡ しゅきぃ……♡」
耳元をくすぐるような囁き声。
絶頂の余韻に浸る間すら与えられず、私の奥めがけて深々突き刺した肉棒を更にぐりぐりと押し付けてくる。
お腹の形が変形してしまうのではないかと思う程の圧迫感に私は悶絶する暇もなく、何度目か分からない高みへと導かれる。
「あっ♡ あっ♡駄目っ、待って! イくっ、イっちゃうからっ! ♡う゛あっ……あ゛ぁああぁあ〜〜ッ! ♡♡♡」
「イけよ」
責めるような声音で囁かれると同時に、私の秘所からはぷしっと音を立てて愛液が噴き上がった。
私の膣が意志とは関係なしに肉棒から精を搾り取ろうといやらしく締め付ける度に、その刺激で更なる快楽を呼び起こされて──どんどんと絶頂の間隔が短くなっていく。
そうしてくたっと脱力して絶頂の余韻に浸っていると、腰を持ち上げられて意識を引き戻される。
「まだ、俺がイってないんだけど?」
「──あひっ!? ♡♡♡」
指先で私の腹をとん、と叩くと魔理沙はにっこりと微笑む。
一瞬の硬直の後、私は必死に首を縦に振って頷いて見せると、抵抗する気なんて微塵もないと言わんばかりに自ら両腕を魔理沙の背に回して──さながら服従の証であるかのようにだらしなく快楽に蕩けきった表情でそのままへらりと笑みを浮かべた。
「えへへ♡」
「────……っ」
ぐっ、と一瞬喉を鳴らした魔理沙が力強く私の腰を掴んで──凄まじい勢いでピストンを開始した。
真上から振り下ろすように子宮口をノックされ、下腹部の形を変えんばかりの荒々しい抽挿に私は目を白黒させながら絶叫する。
「あ゛っ♡ イったあっ♡ もうイったからぁ♡ おう゛ッ♡ イっ、〜〜〜っ!? ♡♡」
「……俺ももうイくから」
「うんっ♡ 射精してぇ、奥にいっぱいだひてぇっ♡♡」
がつがつとした腰の動きがより一層激しさを増す。肉棒が一際大きく膨張し、どくんっと脈打った次の瞬間──大量の白濁液が私の膣奥目掛けて注ぎ込まれた。
「っあ──あぁ……♡」
「……霊夢っ!」
同時に絶頂に達した私の中に収まりきらなかった精液が結合部から溢れ出て、私のお尻を伝って床を汚していく。
これで名実ともに魔理沙の所有物になってしまったという事実をお腹の奥に刻み付けられた熱の塊に多幸感を覚えながら、私はぐったりと身体を弛緩させて余韻に浸った。
「はぁ……♡おなかのなか、あついぃ……♡♡」
少し名残惜しい気持ちを抱きつつも、魔理沙の肉棒が引き抜かれる。
栓を失った膣口から信じられない量のどろりとした白濁液が逆流し、流れ落ちる感覚に私はぶるりと身を震わせた。
喪失感と充実感の入り混じった複雑な感情が胸の中に渦巻いたが、今はこの余韻に浸っていたい。
ふわふわとした浮遊感の中、私はゆっくりと瞼を閉じて──ぐいと、再び腰を持ち上げられる感覚に意識を引き戻された。
「───は、え……?」
「一回で、終わるわけないだろ」
冷徹な声色で宣言されて思わず視線が下に向く。
見れば、既に硬さを取り戻して臨戦態勢に入っている肉棒が、私の秘所の入口に触れていて──
「ゆ、ゆるして……」
か細い懇願は、私のお腹が変形する程奥まで一気に突き入れられた肉棒によって搔き消された。
ぱんっぱんっという肉のぶつかり合う音が部屋に響き渡る中、容赦のないピストンに泣き叫びながら懇願するも魔理沙は私の両脚をがっちりと掴んで離そうとせず──私はそのまま意識を手放した。
燃え尽きた……
この中で見たい物は?
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兎に角レイマリ!
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他キャラとのH
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ストーリー重視で(過去編)