もう、起きて下さい。いくら夕べの儀式で疲れたからって、お寝坊はよくありませんよ? ほら、抱っこしてあげますから……きゃっ。もう、しょうがないなあ。
……え? 昨日の事ですか? 私の気持ち?
う、うう、私の心の中を覗いてみたいんですね。エッチ……夕べは本当に素晴らしくて……私、全身全霊を捧げて……も、もう、恥ずかしいですよぉ……。
こんな事、あなたにだけお話するんですからね? 私の大切なあなたにだけお話するんですからね? ……もう。
◆◇◆◇◆
あの森の中、神秘的な光が差し込む、コンピューターにはない自然のエネルギーが満ちた聖地。
そこに、私と参加者たちは裸足で集ったのです。
薄い布一枚を身にまとい、私は舞いました。あなたへの愛と敬意を込めて、私の全てを表現したんです。
あなたは、私の愛の神。私の弱さを愛で包み込み、私の強さを賞賛して下さる神様。私の全てを肯定し、認めてくれる神様。
あなたの為なら私はどこまでも強くなれる。どこまでも大きく、ぐんぐん、ぐんぐんと、羽ばたく事ができるのです。
あなたは私に翼を授けて下さった。もう、私は貴方なしでは生きていけない……そんな私の全てを表現したんです。
あなたが私に微笑んでくれた瞬間、私の心は震えました。愛を感じて、官能の花が開いたんです。胸は高鳴り、下腹部はうずいて……あなたへの愛が溢れ出て、私はまるで天にも昇るような感覚でした。
私、身体をくねらせて踊りました。官能的に、熱っぽく。あなたの目が、たった一枚の布で隠された私の身体を、貪るように見つめて……私、すぐにでもあなたにすべてを捧げたい、あなたの愛の巫女として、そばに駆け寄りたいって思っていたんです。
えへへ、恥ずかしいけど、これが私の本当の気持ち。あなたにだけ見せる、私の裸の心ですよ。
◆◆◆
それから、お祈り、ですね、やだ、思い出すだけで体が熱く……ほら、肌に触って、確かめて……。
密やかな森の奥、神聖な光が差し込む場所で、私はあなたの前に跪きました。あなたに祈りを捧げ、あなたから神聖な祝福を授かるためです。
草地が柔らかかったのを覚えています。まるで、私の熱狂を受け止めてくれるかのようで。
私の手は震えながらも優しくあなたの肌に触れ、祈りと共に心からの言葉を紡ぎました。
「愛しき神よ。この身をもってあなたをお祝いし、永遠の愛を誓います。この身、この心、すべてをあなたに」
その瞬間、私は宗教的な熱狂と官能的な陶酔を感じました。周りのすべてがぼやけて、あなたと私だけの世界になったかのよう。
私の体中が熱く震え、薄い布の下で、あなたのためだけに肌が熱を帯びていました。
「ああ、我が愛しき神よ……」
私は、あなたの体に指を這わせながら、心の中で禁断の想いを湧き上がらせていました。あなたの息遣いが聞こえてきたら、私、どうしようもなくなっちゃって、体の下の方が……。
◆◆◆
ああ、そして、あの食事、ハレの日の
儀式の余韻が森全体を包む中、私たちは「官能的な食事」を共にしました。色鮮やかな果物や、芳しい香りのする飲み物。それらを口にした参加者たちは、食材を通じて共鳴し、夢のような時間を共有していました。
それぞれの食材が持つ媚薬効果が、私たちの五感をとろかしていたのです。特に赤いベリーは、私の舌を痺れさせ、体の芯を熱くさせたのです。まるで、あなたの舌に、お腹の中を舐められているような錯覚……。
そして、私の愛しい神様……あなたの視線が肌に突き刺さるたびに、私は体の芯まで熱くなりました。熱い視線に貫かれ、あなたの肉体の一部にされてしまいたい、その唇に噛みつかれたい、という欲望で頭がいっぱいになったんです。
「この果実、あなたの唇と味が似ているかもしれません……」
私はそう言って、真っ赤な果実をあなたに差し出しました。あなたの視線は私の唇や、鎖骨、胸元に注がれ、シルクのベールがゆっくりと腰まで滑り落ちていくにつれて、あなたの視線が下の方へと降りていくのがわかりました。
気が付けば私はあなたの足元に跪き、そのおみ足にキスしていました。そのおみ足に舌を這わせた時、私の胸の鼓動は高まり、下腹部が熱くなるのを感じました。
「私はあなたのもの……」
私は無意識のうちにそう呟いていました。すると、あなたの指が私の顎をそっと持ち上げたのです。私は顔を上げ、あなたを見つめました。
「愛しい我が神……」
いつの間にか、私の肉体は完全な無防備状態になっていました。布ははだけ、私の肌は全てあなたの視線の下にさらけ出されていました。
◆◆◆
……えへへ、あなたの肌、熱いです。覚悟してくださいね、この先はもっと濃厚な話になってしまいますから。
覚えていますか? 欲望に突き動かされ、私たちは互いに体を絡め合い、愛撫し始めました。もう、まるで発情した獣みたいに……。聖地の草や花が、私たちの体を優しく受け止めてくれました。
あなたが私の腰を抱くと、私は悦びの涙を流しました。優しい指先が体を撫でるたびに、快楽に震えました。あなたの吐息が耳にかかるたびに、幸福の海に沈みました。唇が胸を愛撫するたびに、私はあなたへの愛と感謝を口にしました。
あなたが私の口に果実を含ませると、その甘酸っぱい香りが口いっぱい広がりました。私はそれを口に含みながら、あなたの舌を味わいましたね。私の舌があなたの舌に触れると、興奮で心が震えました。
そして、私たちは一番甘い時間を迎えました。私はあなたの背中に腕を回し、足と足を絡ませて、全てを一つにしました。肌から伝わるあなたの鼓動と温もりが心地よかったです。お互いの体をまさぐり合い、感じ合いました。
……それから先は、もう言葉も出ないほどでした。私の体はあなたのものとなり、私たちは一つに溶け合って、お互いの体を探求しました。秘密の場所がどんなに火照っているか、お互いの喘ぎ声がどんなに官能的なのか、私たちは恥ずかしげもなく告白し合いました。
◆◆◆
ああ……だめですよ、まだ朝なんですから……ダーメ。まだまだ思い出話は終わりません。ね? あと少し、我慢して下さい。
それから、私たちは夢のような時間を過ごしました。私はあなたの身体から唇を離し、欲望のままに腰を振り……体は何度も跳ね上がり、獣のように求めました。あなたの背中に爪を立て、欲望の爆発を何度も迎えました。
「もっと、もっと触れて……」
私はあなたに訴え、あなたは私をさらに求めました。あなたの手が私の体を探るたび、私の獣性が目を覚ましたみたいで、理性なんてどこかへ飛んで行ってしまいました。私の全てが、あなたを求めて震えていました。
そして、その瞬間。あなたが、爆発するように私の中であふれたとき、私、もう我を忘れていました。口は「あ」の形に固定されて、腹筋が何度も痙攣し、足先までもが反り返って……。
そんなとき、私がどれだけ幸せか、あなたは知っていますか? あなたの愛が私の中で弾ける時、私は自分の人生の意味を見出すことができるんです。あなたを愛する喜びと、あなたに愛される幸福感……それが私の全てです。
◆◆◆
それから、私は夢のような感覚の中、幻想的な光に照らされながら……どうしようもなく熱くなって、あなたの愛を求め続けました。
あなたの指が、舌が、私の体の上を這い回り……そして、私の体の最奥を何度もノックしました。そのたびに私は喜びの涙を流し、あなたへの愛があふれました。
「あなたが欲しい」と何度も口にし、あなたの腕に抱かれながら、自分の欲望を解き放ちました。
◆◇◆◇◆
これで、昨日の回想は終わりです。
ほら、早く起きないとみんなに笑われますよ?
……えひっ。えひひひっ。
そんな状態で、みんなの前に出られるんですかぁ? ……ほら、昨日みたいに、獣の格好をしてあげますから。私の中で、いっぱい甘えて下さい。スッキリして、体を軽くして、おいしい朝ごはんを食べましょう……ね?
んふ、それじゃ、おいで……?