翌週、中間テストの結果が出る。
須藤は鈴音が勉強を教え過去問もあったので退学の心配は無い。問題は山内、池、本堂の3人、本堂は勉強会に最初から出ていたのでコイツも大丈夫だとは思う。
茶柱が教室に入って来て持ってきた紙を貼り出した。
茶柱
「良くやった。このクラスからは退学者は出ない」
茶柱の言葉に皆喜んでいた。
俺は貼り出された紙に書かれた5教科全ての点数を暗算すると5教科の平均点は85点だった。
思いの外低い点数てはあったが赤点退学者が出なかった事がなりよりだった。
そして、茶柱が出て行くと俺も教室を出てトイレと向かう廊下でBクラスにさしかかった時、急にドアが開き女子生徒が飛び出して来た幸いにコレを避けたが、その後もう1人のピンクの髪をした女子生徒とぶつかり共に転倒する。その彼女は俺の股間の上に跨がる格好となりその後にこのクラス担任の星乃宮が現れそれをみるなり
星乃宮
「あら、帆波ちゃん大胆ね。それにキミは確か佐枝ちゃんのとこの九頭くんじゃない」
ピンク髪の女子
「ッウ┈┈千尋ちゃん」
ピンク髪の彼女のスカートは捲れて中のピンクの下着が俺から見えていた。
「それより、早く退いてくれないか。それとあんた下着が見えてるぞ」
星乃宮
「へぇ、下着見えてるって帆波ちゃん」
ピンク髪の女子
「えっ、キャッ」
慌ててスカートを直し自分の状況を理解すると彼女の大事な場所に硬くなっている俺の股間が当たっているのがわかったのか彼女は顔を真っ赤にして立ち上がった。
そして俺も立ち上がる。
教室のドア付近には他の生徒の姿があって、「帆波ちゃん大丈夫」「一之瀬平気か」等と声が掛けられていた。
ピンク髪の女子
「ご、ごめんにァしゃい。わたしはこのクラスの一之瀬帆波です。怪我は無いかにァ┈┈」
「んっ┈┈ああ大丈夫だ。俺はDクラスの九頭龍司だ。ところであの娘は?」
星乃宮
「それは、私から話すわ。彼女は白波千尋、今回赤点を採って退学になるわ」
一之瀬
「星乃宮先生、何とかならないんですか?」
星乃宮
「これも、ルールだからね」
「何だ、キミら過去問使わなかったの?」
一之瀬
「えっ、過去問?」
「そっ過去問。ヒントはあったハズだけど」
一之瀬
「そ、そんな┈┈」
男子生徒
「九頭、それはどういう事だ」
「┈┈┈キミは?」
男子生徒
「あっ悪い。俺は神崎隆二だ」
「神崎ね、今回の中間テストにおいてだけは過去数年にわたり同じ問題が出題されているんだ。ヒントは小テストの最後の3問に教師の退学者は出ないだよね、千恵ちゃん」
星乃宮
「ち、千恵ちゃん┈┈ウ~ン┈イケメンに言われると、背中がゾクゾクしちゃう┈┈当たりよ。九頭くん」
一之瀬
「そんな┈┈┈」
「まっ、その白波さんだっけ彼女の退学は何とかなると思うけどな」
一之瀬
「えっホント」
神崎
「それは、ホントなのか」
「まぁそれはキミら次第かな。情報料として俺に100万Ptを払うなら教えても構わないよ」
男子生徒
「ふざけるな、良いから早く教えろ」
神崎
「柴田落ち着け」
一之瀬
「┈┈┈┈┈┈」
「時間は有限だからね、俺がトイレから戻るまでに結論を出してくれ」
一之瀬
「┈┈九頭くん、ホントに100万Pt払えば千尋ちゃんは退学にならないの」
「ああ、それじゃ俺はトイレに行くから」
星乃宮は苦笑いしながら俺を横目で見ていた。そして、教室のドアに人影に隠れていた1人の見知った女子生徒を見かけた。
トイレで小便を済ませBクラスに向かうとドアの前で星乃宮が待っていた。
星乃宮
「どうするつもり?」
「まぁ後は千恵ちゃん次第だよ」
星乃宮
「わたし次第?」
俺と星乃宮が教室の中に入った。
一之瀬
「九頭くん、情報料の100万払います。教えて下さい」
「そっか100万出すんだ」
星乃宮
「帆波ちゃん、皆、納得したのね」
一之瀬
「はい」
神崎
「今回だけです」
星乃宮
「そう、わかったわ」
「話がついたなら説明するよ。千恵ちゃん確かここではPtで買えないモノは無いんだよね」
星乃宮
「ええ無いわよ」
「そう、Ptで買えないモノは無い。コレはここでの絶対的なルールだ、そのルールは等しく適用されなくてはいけない。ならば、その彼女の足りない点数を千恵ちゃんから買えば彼女の赤点は無くなる。そうだよな千恵ちゃん」
神崎
「なる程、その手があったのか」
一之瀬
「星乃宮先生、幾らですか?」
星乃宮
「まったく、初めてだよ。赤点の点数を買うなんて発想は。流石だね初日にSシステムを理解してPtを貰っただけはあるね」
一之瀬
「┈┈┈先生」
星乃宮
「┈┈今回だけの特別処置につき1点10万Ptで売るわ」
一之瀬
「わかりました」
俺は貼ってあった紙の赤ラインの点数を見る、全教科でラインの下7点足りて無いと計算した。
すると、70万Ptか俺の情報料とで170万Ptになる。
クラスで貯蓄でもしたのか、うちのクラスとは流石に違うなと俺は心の中で感心していた。
その間に星乃宮と一之瀬の間でPtのやり取りが行われた。
一之瀬
「それで、九頭くん。情報料を払うからID教えて」
「う~ん┈┈今回はキミの普段見れないモノも視れたし中々の感触だったから、それを情報料としとくよ」
一之瀬
「┈┈┈┈┈」
星乃宮
「ふふふ。そうだね帆波ちゃん」
神崎
「どういう事だ一之瀬」
一之瀬
「┈┈聞かないで┈」
一之瀬は顔を真っ赤にして下を向いた。
「まぁそう言うことで俺は教室に戻るよ」
一之瀬
「待って九頭くん┈あ、ありがとう。それで何かお礼がしたいから連絡先を交換してくれないかにァ」
「良いぞ」
端末を出して一之瀬と連絡先を交換した。その後、神崎共連絡先を交換し俺は教室を出る。
そして、見知った顔の女子生徒の名前を思い出した。
「確か網倉麻子、親子丼も楽しんだ娘だけどそっか┈┈使えるな」
Dクラスの教室の中に入った。