誤字報告、ありがとうございます。
先ずは寝床を確保しなければ始まらない。
共同スペース、男子エリア、女子エリアと分ける。初めに女子エリアに初期に渡されたテントを張る。下には簡易トイレで使用するビニール袋を敷き詰める。茶柱にテント、トイレ、シャワー、水、米を購入すると告げる。
数分後に設置する業者が来てトイレとシャワーを設置して給水・給湯・排水等の接続も行っていた。
(まぁこの島は学校が所有している事から、スポットになりうる場所には上下水道も敷設してあって当然だな)
そして、Bクラスから調理台、調理器具、調味料が届いて共同スペースの日陰に設置してもらった。
櫛田と平田に3、4人の班を作ってもらい薪拾い、食材確保、調理を持回りで行う様に指示する。
一通りの指示が終わり、俺はこの場所を占有し地図に記載されているスポットを占有する為に森へと入る。ベースから少し離れてから認識阻害を使いスポットを占有して回った、数は初回なので13ヶ所にした。
占有から戻ると鈴音、千秋、恵、波瑠加が食材を抱えて戻って来た。
「お疲れさん、何を抱えているんだ?」
鈴音
「とうもろこしよ」
千秋
「途中でBクラスの人と会ったけど、凄い睨まれた」
恵
「感じ悪かったよね」
波瑠加
「ホントだよね」
鈴音
「そう言えば、Bクラスから調理用品のレンタルって言ってたわよね、何かしたの?」
「ああ、占有スポットの無断使用で、Bクラスの奴等全員が、毎月俺に2万Pt合計80万Ptを支払う契約をな」
千秋
「えっ、ホントなの」
「ああ、星之宮に承認させたからな」
恵
「何ソレ、凄いんですけど」
波瑠加
「今は支払い可能だけど」
「そうだな、支払が出来なくなったら全員退学だから何としても払うだろうよ」
恵
「うわぁ、鬼畜だ」
千秋
「そっか、だから睨まれたんだね」
波瑠加
「そりゃ睨むよね」
「早く、その荷物渡してこいよ」
鈴音
「そうね、行きましょうか」
鈴音達は食材のとうもろこしを置きに行った。
調理班から「とうもろこしの茹で方」が分からないと相談があった。
其処で茹で方を教える。
「先ずは、皮を数枚剥いてから鍋に入れて浸るまで水を入れたら塩を一掴み入れて火に掛ける。沸騰させずに15分から20分程度茹で取出し、ある程度冷めたら残りの皮を剥けは良いよ」
と説明した。
「何故、沸騰させないの?」
「その方が甘みが増して美味しいからね」
「へぇー物知りだね。じゃあ、そのやり方でやってみるよ」
茶柱に追加の銛、サバイバルナイフ、スカリを注文した。
此れ迄使用したPtは150、高円寺がリタイアするとして180Pt、残りは120Ptとなった。
薪拾いから戻った清隆、佐倉、山内の3人、すると清隆が平田と話し俺の方へやって来た。
平田
「九頭くん、ちょっと良いかな?」
「どうした平田」
平田
「綾小路くん達が、Cクラスの女子を保護してきたんだけど、彼女どうやら龍園くんと揉めたらしいだ」
「そっか、ならそのまま保護すればいいんじゃない」
平田
「良いのかい」
「まぁ、どうせ高円寺はリタイアするから問題無いと思うよ」
平田
「えっ、高円寺くんはリタイアするのかい」
「まぁ、それだけの仕事はしてくれたからな」
平田
「そうだね。それで、スポットは幾つ占有したの」
「初回だから、此処を含めて15だな」
平田
「えっ、そ、そんなに、無理はしてないよね」
「全然余裕だ、夜の点呼が終れば20は占有するつもりだから」
平田
「はぁーでも無茶はしないでくれよ」
「ああ、問題無いよ」
Cクラスから来た女子生徒は【伊吹澪】と言うらしい。
鈴音
「受け入れるのね」
千秋
「スパイじゃないの?」
恵
「ありえるよね」
波瑠加
「大丈夫なの」
「ああ、俺が龍園に頼んで寄越させたからな」
鈴音
「えっホントなの?」
千秋
「どういうこと」
「Aクラスを嵌めるためだ」
恵
「えっと嵌めるって、どうするの?」
「なに、簡単なことだ。龍園はAクラスに物資を渡す契約を1人2万Ptで在学中月78万Ptで交わし。そして追加条項で各クラスのリーダーの名前を、1万Ptで教える。今、Aクラスを仕切ってるのは葛城と言う生徒で保守的と聞く、龍園の言葉だけだと信用しないから証拠が必要となり、俺がリーダーカードをデジカメで撮らせて葛城に見せ俺は最終日、朝のスポット更新後にリタイアしてAクラスは俺達Dクラスのリーダー指名に失敗する」
恵
「じゃあCクラスは120万をAクラスから貰えるってこと」
「まぁ正確には117万だな」
波瑠加
「そっか、1人参加してないもんね」
鈴音
「でも、物資をAクラスに渡すのであれば一週間、生活出来ないでしょ、其れに最終日にリーダーがリタイアって出来るの」
「ああ、体調不良とでも言えばリーダーでもリタイア出来るし、Cクラスはバカンスを堪能し数人を残してリタイアする筈だ」
鈴音
「では、この特別試験は捨ててるの?」
「まぁ捨てていると言えるのかな、奴は最終日のクラスリーダー当てとPP狙いが作戦だからね」
恵
「3クラス全部のリーダー当てをするの?」
千秋
「違う、AクラスとBクラスだよね」
「その通りだ」
波瑠加
「うちはどうするの?」
「俺達は普通に試験を受けて、最終日にAクラスとBクラスのリーダー当てて、この特別試験はトップで終る」
鈴音
「そう言えば、スポットを占有して来たのよね」
「ああ、全部で15、夜からは最終日の朝まで、20占有する」
千秋
「じゃあ、スポットの占有だけで、355Ptだよね」
「計算早いな千秋」
鈴音
「凄いわね」
波瑠加
「ホント凄いね私達のご主人様は」
恵
「ホントだよね」
鈴音
「そう、余り無茶はしないでね」
「ああ、この島は管理が行き届いているから、問題は無い」
鈴音
「そう」
「俺はコレからもう一仕事してくる」
恵
「何処行くの?」
「海に行って食材を確保してくる」
波瑠加
「ついて行っても良い?」
「ああ、良いぞ」
千秋
「私も、行く」
恵
「私も」
鈴音
「行きましょうか」