軽井沢と共にモールへとやって来た。
「何処に行くんだ」
軽井沢
「そうだなぁ、とりまカラオケに行こう」
「カラオケか、いいよ」
軽井沢
「なら、決まりね」
俺と軽井沢はカラオケ屋の受付で部屋を借りた。
2人ということもありそんな大きな部屋では無い、長椅子が1つとテーブルが置かれステージは有った。
長椅子に腰を下ろすと当然軽井沢も横に座った。
飲み物とポテチ等を頼むと直ぐに店員が運んで来た。
軽井沢
「ねぇ九頭くん、今朝櫛田さんと一緒に登校したでしょう。もう付き合ってるの?」
「確かに櫛田とは一緒に登校したが、付き合ってはいない。まぁこれは櫛田にも言ったが俺は特定の女の子と付き合うコトは無い」
軽井沢
「それって、複数の女子と付き合うってコトだよね。それって酷いよね」
「まぁそれは本人が納得してれば問題無いだろう。他人がとやかく言う事では無いハズだ」
軽井沢
「そうだけど┈┈ねぇ、こんな話しはもう止めて歌おっか」
「ああそうだな」
俺達は2、3曲づつ歌い時間になりカラオケ屋を出た。
軽井沢
「イャ~楽しかった。ねぇ、九頭くんは楽しかった?」
「そうだな、久し振りに歌ったよ」
軽井沢
「凄く上手かったよね」
「なぁ軽井沢、腹減って無いかこの後、飯でも食ってから帰るか」
軽井沢
「そうね、そうしよっか。そんで、なに食べるの?」
「あそこに、焼肉屋んでこっちにはイタ飯屋、んでそっちに洋食屋に中華屋だがどれにしたい」
軽井沢
「そうだな、焼肉屋がいいかな」
「焼肉かいいね、そこにしようか」
軽井沢
「なんかさ、2人で焼肉ってもしかして、あり?」
「おい、選んだのは軽井沢だろうが」
軽井沢
「ははは、そうだったね」
「軽井沢は期待していたってことか?」
軽井沢
「な、なにバカな事言ってるのよ。そ、そんな事ないでしょ」
「そっか、残念だな」
軽井沢
「ちょ、どういう意味よ」
「別に、さぁ行こうぜ腹減った」
軽井沢
「ちょ誤魔化すな」
店に入り店員に案内されて席で注文をする。その後は普通に会話して食事を楽しんだ。会計を済ませ(カラオケ屋は割り勘でここは俺が支払った)外に出るとすっかり日が落ちていた灯りは外灯のみとなっていた。
「軽井沢、手でも握るか」
軽井沢
「えっ┈┈えっと」
軽井沢は左腕にしがみついた。
軽井沢
「こっちにしてあげる。右側は今朝櫛田さんがしたからね」
「なる程」
腕を組んで寮まで帰った。昇降機に乗り俺は4階で降りる。
軽井沢
「今日はありがとう九頭くん。連絡先、交換しない?」
「おう、俺も楽しかったぞ。連絡先かいいぞ」
俺と軽井沢は連絡先を交換した。
「また、明日な」
軽井沢
「また明日ね九頭くん」
ドアが閉まり昇降機は上に上がったいった。
翌日から、順に佐藤、篠原、松下の順で放課後デートをして各々と連絡先も交換し一週間が過ぎた。
今週から、水泳の授業が始まるらしい、そんな話しを聞いた。そして、その授業が始まる日、朝登校し「おはよう」と挨拶しながら教室に入ると1部の男子生徒達が何やら輪を作りワイワイと騒いでいた。
自分の席に着いて清隆に訪ねた。
清隆
「ああアレは、女子の胸の大きさを賭けの対象にしているみたいだ」
「何だソレ、また下らないコトをしてるな」
鈴音
「貴方達は参加しなくていいのかしら」
「そんなコトした日にやぁ、女子全員のヘイトを買っちまうだろう」
鈴音
「少しはまともな発言もするのね」
「だが、アレは酷いから潰してくるかな」
鈴音
「ホントは参加したいんじゃないの」
「ははは、そう言うコトにしとけ」
俺は輪の一団に近づく
「なぁ何してんだ」
山内
「何だよ、九頭。お前も参加するか?」
外村
「今日は水泳の授業日、女子の水着姿で胸の大きさを予想しているでござる」
「それで、賭けているのか」
池
「当たり前だろそんなの」
外村
「倍率表はこの通り、1番人気は長谷部、2番人気は佐倉、3番人気は櫛田でごさるよ」
「それで、賭けの上限は有るのか」
外村
「特に決めていないでござるが」
「ふ~ん、なら水泳の授業に出てる女子で競うのか」
山内
「授業何だから当たり前だろ」
「よし、良くわかった。胴元は山内、池、外村でいいんだな」
外村
「そうなるで、ござるな」
「じゃあ俺は櫛田に100万Ptを賭ける。倍率は5倍だな」
俺は外村の端末を借りて100万Ptを振り込んだ。
山内
「お前ふざけるなよ、何だよそのPtは一体何処でくすねてきたんだ。まさか、女子達からか」
池
「おい、大丈夫かよ。当たったら払えないぞ」
山内
「何、心配すんな絶対当たらねぇから」
俺は席に戻って座る
鈴音
「貴方も参加したんじゃないの、最低ね」
「まぁ確かにな」
そして、水泳の授業が行われたが、長谷部、佐倉、軽井沢、松下、篠原等は見学となり水着にはならなく櫛田は水着姿で登場した。
鈴音も当然水着姿で俺達の前に現れた。
「決まったな、アイツら払えるかな清隆」
清隆
「まぁ無理だろうな」
鈴音
「何の話しをしているのよ」
「ああ、朝の賭けの話だ。俺が櫛田に100万賭けて倍率は5倍、俺は500万をアイツらからもらえるコトになった話だ」
鈴音
「貴方、何でそんな無茶なコトしてるのよ、それに100万って一体どうしたのよ」
「ん、アルバイト」
鈴音
「はぁ―ふざけないで」
「それより、アイツらの顔見てみろ。ひきつってるぞ」
鈴音
「まぁ自業自得でしょうね┈┈┈それより2人共、何か武道を習っていたのかしら、筋肉がそれのつきかたしているけど」
清隆
「ピアノと茶道なら習ってたぞ」
「まぁ俺は全てのスポーツをな」
すると担当教師がやって来た。
何やらタイムを競う話しになり、高円寺との勝負で俺が勝ち見事に担当教師から報奨の5000Ptを受け取った。
放課後、俺は話しをしに山内、池、外村達のところへ行った。
「さて、払ってもらおうか500万」
山内
「ふざけるな、無効だ無効」
「はぁぁ俺は朝、ちゃんと確認したハズだ参加した生徒でとな、今さら無効は無い」
外村
「払えないでごさるよ」
「なら、どうするつもりだ、胴元はお前達3人だろ」
池
「100万なんて賭けるヤツいないだろ普通は」
「それも確認したハズだ、上限は有るか無いかを、そして外村は決めて無いとな、ならば徐が無いならば100万を受け取った時点で賭けは成立してるんだよ」
平田
「九頭くん、もうそこら辺で許してくれないかな。彼らももうこんなコトしないだろうし」
「イヤダメだ平田。コイツらにはもっと反省してもらわないとな」
山内
「じゃあ俺らにどうしろっていうんだ」
「そうだな┈┈┈先ずは俺の100万を還せそれでお前達3人には各々100万Ptの借用書を書いてもらう、今後入ってくるPtは全てその返済に充ててもらう、勿論還し終ったら入るPtはお前達の分だ、ソレを茶柱に渡す」
池
「それじゃ俺達生活出来ないだろ」
「心配するな、学食には無料の定食が有ったし、コンビニやスーパーにも無料品が有ったぞそれで何とかやりくりしろ」
山内
「俺はそんなコトはしないぞ絶対にな」
「へぇ他の2人はどうするんだ」
外村
「拙者は従うでござるよ」
池
「俺もそうするよ」
山内
「何だよ2人共、こんなの従うコト無い。そもそも賭けは無効何だよ」
外村
「無理でござるよ、九頭氏は朝、録音してたでござるから」
山内
「えっ、九頭てメェそんなコトしてたのか」
「ああ、当たり前だろ。どうせお前らは絶対にごねると思ってたからな。この証拠を提出して判断してもらってもどうせ同じ答えになるハズだ」
平田
「そこまでするのは、余りに酷く無いかな」
「平田、なら聞くが賭けの対象になった女子生徒達はどうなんだ」
平田
「それは┈┈」
「だから、俺は女子生徒達全員に迷惑料としてPtを払うつもりだ、それと今後こんなバカなコトしない様にな」
平田
「┈┈┈┈┈」
山内
「┈┈┈┈┈」
池
「┈┈┈┈┈」
外村
「┈┈┈┈┈」
3人は借用書を書いて俺は茶柱に提出して来月から返済まで3人に入るPtを俺に振り込む手続きをして、女子生徒達に各々、10万Ptを支払った。
俺はそれでも、実質100万の利益になった。
誤字報告ありがとうございました。
修正致しております。