※この作品はR-18です。

淫魔神と契約を交わした俺   作:弱虫さん

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7話 茶柱と取引

 

茶柱

「お前ら2人はここで呼ばれるまで待て、決して声を出すな。出せば退学にするぞ」

 

「理不尽だぞ、そんなの」

 

茶柱

「いいから黙って待て」

 

俺と清隆は別室の給湯室に入れられ待つことを命じられた。ドアをノックする音が聞こえ茶柱の「入れ」の声が聞こえた。ドアが開き誰かが入って来た。

 

茶柱

「来たか堀北、それで何の用だ」

 

鈴音

「単刀直入にお聞きします。何故わたしがDクラスなのでしょうか、入試の問題でも良い結果だと自負しています。ですのでAクラスの間違いだと思うんですが、今すぐクラスの移動をお願いします」

 

茶柱

「確かに入試の結果は良いな、だが優秀では無いと判断された。だからお前は Dクラスへ配属されたのだ。優秀だと言うならば九頭は何故Dクラスに配属されている、お前より優秀だと思わないのか」

 

鈴音

「そ、それは」

 

茶柱

「2人とも良いぞ出てこい」

 

茶柱に呼ばれて俺と綾小路は給湯室から出ていく。

 

鈴音

「えっ、何で2人がここに」

 

茶柱

「わたしが呼んでおいた」

 

鈴音

「聞いていたのね」

 

「ああ、聞いた」

 

清隆

「悪いな堀北」

 

茶柱

「堀北、お前に面白い事を聞かせてやる。先ずは九頭だが入試における全ての教科でも満点を取っている、此はこの学校創設以来初の快挙だ、しかも小テストでも満点だったな。次に綾小路だが、コイツは入試の教科全てに50点で小テストでも50点だった」

 

清隆

「いや~偶然ってあるんですね」

 

「清隆、随分面白い事してるんだな」

 

鈴音

「綾小路くんあなた、いったい」

 

茶柱

「堀北、お前がDクラスに配属されたのは間違いは無い。たとえ学校に問い合わせても変わらない。もしAクラスに上りたければこの2人を上手く使え。話しは以上だ、九頭以外部屋を出ろ、少し九頭と話しがある」

 

堀北と清隆は部屋を出され、俺だけが部屋に残された。

 

茶柱

「さて九頭、先ずはお前に謝らねければならない。済まなかった」

 

「えっと、どういう事で」

 

茶柱

「本来お前はAクラス配属の予定だったのだが、とある事情でわたしがDクラスに配属を求めた結果、お前はDクラス配属となったのだ」

 

「そっか、別に構わないがなAでもDでも俺には恩恵に何の意味も無いしね」

 

茶柱

「まぁ確かに九頭の学力なら、何の心配も無いのは事実だな」

 

「それで、何故俺をDクラスにしたんだ」

 

茶柱

「先程、堀北にも言ったが、お前の力でAクラスへ導いてもらいたい」

 

「何故Aクラスに拘るのか、俺には理解出来ない。俺が知らない何か特別な事でもあるのか?もしくは強い想いでもあるのか」

 

茶柱

「特別な事は何も無い、それにお前がそれを知る必要も無い。それでは協力を頼めるのか」

 

「┈┈┈┈そうだな、Aクラスの恩恵等はどうでもいいが、今の0から這い上がってAクラスになるのは相当大変だが、それも面白いかもな」

 

茶柱

「なら協力するのだな」

 

「そうだな、協力はしてやる。但し2つ条件がある」

 

茶柱

「何だその条件とやらは」

 

「1つ目は、今の部屋より大きな部屋はあるか?」

 

茶柱

「あるぞ、出来た当初は教師も同じ寮に住んで居たからな5LDKと3LDKとがある」

 

「では5LDKの部屋をくれ」

 

茶柱

「部屋の方も問題無いし、それと多少の便宜も図ろう。但し極力退学者を出さずに頼むそれが条件だ」

 

「退学者を出さずにか、また、難易度が上ったな」

 

茶柱

「お前ならばそれくらい可能なハズだ」

 

「随分と過大評価してくれる」

 

茶柱

「当たり前だ、その為にお前をワザワザDクラスにしたのだからな。それで2つ目は何だ?」

 

「昇格出来たなら、俺と身体の関係を持ってもらう」

 

茶柱

「・・・良いだろう、では端末を寄越せ」

 

俺は茶柱に端末を渡した。茶柱は端末を受け取ると操作をして返してきた。

 

茶柱

「私の連絡先だ、それと部屋の方は少し待て手続きがあるからな」

 

「ああ承知した」

 

茶柱

「もう帰って良いぞ」

 

「ああそうだ、とある事情とは清隆絡みだろ」

 

茶柱

「お前が知る必要は無い」

 

「さいですか」

 

俺は部屋から出て行き教室へと戻ると、平田と櫛田が待っていた。

 

櫛田

「あっ戻って来た。待ってたんだよ」

 

「どうした」

 

平田

「九頭くん少し良いかな」

 

「構わないけど」

 

平田

「実は、僕達勉強会をすることになったんだけど、その講師役をキミに頼めないかと思って」

 

櫛田

「九頭くんお願い」

 

「講師役ね。聞くが赤点組は参加するのか」

 

平田

「それが、一夜漬けで大丈夫だと断られてね」

 

「そっか、一夜漬けね。アイツら退学したいのかね」

 

平田

「それは、出来ればさせたく無いんだけどね」

 

「まぁそれは本人次第だと思うぞ」

 

櫛田

「わたしが、誘ってみるよ」

 

「まぁアイツらが来ても俺には教わりたくは無いと思うけどな」

 

櫛田

「じゃあ九頭くんには、他の人達をお願い出来るかな」

 

「まぁ仕方ないな、引き受けるよ」

 

櫛田

「ありがとう九頭くん」

 

平田

「助かるよ九頭くん」

 

「場所と日程が決まったら教えてくれ」

 

平田

「わかった、宜しくお願いするね」

 

帰りにモールへ向かいラーメン屋で食事をして寮へと帰った。

翌日、昇降機を待っていると停止してドアが開く、坂柳と女子生徒が乗っていた。

 

「おはよう有栖、久しぶりだな」

 

坂柳

「おはようございます。龍司くん」

 

「後ろの人は始めましてだね、俺はDクラスの九頭龍司。宜しくな」

 

「初めまして、わたしはコイツと同じクラスの神室よ」

 

「有栖と同じクラスか、仲が良いのかい」

 

坂柳

「ええ、真澄さんには助けてもらっています」

 

「そうか、良かったよ」

 

1階に到着してドアが開き俺は先に降りて2人が降りるまでドアを押さえていた。

 

坂柳

「ありがとうございます」

 

神室

「へぇDクラスに、あんたみたいなのも居るのね」

 

坂柳

「真澄さん、龍司くんに失礼ですよ」

 

「構わないよ、確かにうちのクラスは不良品だからな」

 

坂柳

「龍司くんは違いますよ」

 

「ありがとう、有栖。たまには一緒に行くかい」

 

坂柳

「ええ喜んで」

 

神室

「(コイツがこんな態度を取るなんて珍しいわね)」

 

坂柳

「そういえば、DクラスはPtが0でしたが、龍司くんは大丈夫ですか?」

 

「有栖心配してくれてありがとう。だが、大丈夫だよ」

 

坂柳

「要らぬ心配でしたね。それより、小テスト私と一緒で満点だったそうですね」

 

「まぁな、何とか解答してあってたみたいで安心したよ」

 

神室

「ウソ、あの小テストコイツと一緒で満点だったの」

 

坂柳

「聞いてなかったのですか?真嶋先生が言っていたのを」

 

神室

「そう言えば言ってたような気がする」

 

坂柳

「噂で聞きましたが、随分とお盛んなようですが、もう彼女は出来たのですか」

 

「有栖の耳にも届いていたか、だけど誰とも付き合ってはいないよ」

 

坂柳

「そうですか、では今度私ともデートして下さい。連絡先を交換しましょう」

 

「ああ、いいよ」

 

俺は端末を借りて連絡先を交換した。

 

坂柳

「真澄さんも交換されては」

 

神室

「まぁ一応交換はしとく」

 

神室とも連絡先を交換した。

学校に着いて昇降機に乗りAクラスの前で2人と別れ俺はDクラスへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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