【書籍化】ヤニ吸う寿音さんのお口が疼く~仕事を辞めたら長身デカパイヤニカスイケメンお姉さんに拾われて甘々セフレ生活が始まってしまったお話 作:37級犬築士
まあ、この作品寿音さんという一人のメインキャラ一点突破でエロ書いてますからね、キャラ増やすと支障が出るかもなのであくまでモブ。名前はあえて出さない方向で
マンションからそう遠くない場所にあった商店街、そこで見た賑やかな雰囲気。そしてその雰囲気の源たる人の熱気、人、そう人だ。女の人がいっぱいなんだ。
全体的に姦しい、昼間の商店街となれば主婦がひしめくのも自然なんだけど、それでも女の人がいると意識せざるを得ない。
道を歩く主婦も、お店の店頭で品を売る店員も店主も、そのほとんどが容姿の整った女性ばかりで、そしてなにより僕よりも背が大きい。
平均身長175センチはあるだろう、それに若く見える人も多いし
だから、つまるところ男の身で踏み入るにはどうも異物な気がして仕方ない。ここは女の園という物かもしれないのだ。
「……身構えなくていいよ」
「!」
心を読まれたのか、逡巡する身をその手が押さえつける。なでなでされて、ちょっと、乳首は止めて欲しい。くすぐったい。
「女人禁制じゃないよ、まあでも男の人は寄りづらいかもね……そんな空気あるし」
「……」
「怖い所じゃない、ないない……いい子にしてれば食べられないからさ」
逆に、いい子にしないと食べられる危険もあるのか、そんな見方も出来てしまうのでは?
しかし、今更踵は返せない。物理的に、僕は寿音さんの腕の中で、ぎゅっと潰されて、小さくなってしまった。
女の子が人形を体の前で抱えて締め付けるみたいな感じで
抱きしめられて、身長差があるからつま先がかろうじて地面に付く程度に持ち上がる。
そうやって何をしたいのかと、意図はすぐ理解できてしまった。
「あ?」
「ひッ!」
持ち上げられて、目が合ったのはガラの悪そうな、金髪のおばさん。顔立ちは整っていてかっこいい感じ、だから凄みがある。
「ヤンママちゃん、コロッケ二個頂戴」
「あら、寿音ちゃんじゃないの……って、誰よ誰よその子!嘘、彼氏作っちゃったの!?」
「!」
声の大きさで身がすくむ。抱えあげられた僕は、肉屋の店主か店員かは知らない、けれども、とにかく美人で染めた派手金髪に反して目元はおっとりと柔らかい。
人妻さん、ヤンママさんって言ってたし、人妻。急に親近感?身構える意識は減った。取って食われはしないと、一応警戒ラインは下がった。
背の高い顔立ちの良い女性。あと、エプロンの膨らみがすごい。大きい。
寿音さんよりも大きいかもしれない。
「……ボク、本当に寿音ちゃんの彼氏かい?」
「え、その……あの、はじめまして、清藤凜です……えっと、彼氏、だと思います」
「うっわ、本当に彼氏だったの……通報する?」
「!」
「大丈夫、この子成人してるから……凛、怯えすぎ」
「あ、そっちの意味で……僕が通報されるかと」
「?」
「?」
「なに仲良し見せつけてんだい……ほら、さっさと受け取る」
「「どうも」」
手渡されたコロッケが暖かい。香ばしい匂いが胃袋をガツンと殴る。
揚げてから、まだそんなに時間が経っていない。かといって冷めてもいない、ちょうどいい食べごろだ。
手に持ってかぶりつく。肉屋さんでコロッケの買い食い、初めての経験だ
「美味しい?」
「……すごく」
かぶりついて、味に舌が唸ったと思えば二口目三口目と、一気に食べてしまった。
甘くて美味しいコロッケ、しっとり滑らかな芋の触感とサクサクの衣、これは沢山食べられちゃいそうだ。
「ん、良い食べっぷりだ……坊主、美味しいかい?
「は、はい……美味しいです」
「あはは、可愛い顔してるねこの子!よしよしよしよし!!余分に持っていくかい!?」
「あ、晩御飯の内容決まってるから……凛、ちょっと降りてね」
「え、はい」
下に足が付く。
地に足を付けると、やっぱり二人とも背が大きい。
見下ろす店主のヤンママさん、とてもうれしそうに見ている。
「背が低いね、けど大丈夫だよ。ウチのコロッケ食ってりゃすぐデカくなるさね……バカ息子みたいに無駄にデカくなったら困るけどね、あはははは!」
「はぁ、えへへ」
「んで、あんた歳は?まだ学生かい?」
「……ッ……んぐ、あの……けほ、その……なんといいますか」
学生か、いや違うとは言えるけど、その先が無くて困る。
ヤンママさんは品定めする目つきで僕をじろじろと
「凛、ちょっと後ろ下がって」
「にゃはは、食べやしないって。ガキ産んだババアだよこっちは」
「それ、鏡見てもう一度言ってください」
「寿音ちゃん言葉がきついよ……あれ、でも褒められてる気もするね」
ヤンママさんは満足そうにその豊満な胸を揺らした。
背筋を伸ばしたら、体が一段と大きく見える。寿音さんよりも大きいかも、色々と
「凛、見すぎ」
「……なにも、別に」
「なんだい、まだ乳離れできてないのかい?」
「ちょっと、アタシのだからさ……勝手に食べちゃ駄目だよ」
「ははは、わかってるから大丈夫だよ……寿音ちゃん、今度馴れ初め教えてよね」
「……はぁ、わかった。じゃ、そろそろ行くね」
「また来な!」
「……」
気風のいい声に手を振った。
店から離れても、ヤンママさんの声は大きくて聞こえる。商店街の入り口に店があるから、いい呼び込みになりそうだ。
「……もう、ヤンママちゃんったら……凛、離れちゃ駄目……もっと一緒にくっついて歩くよ」
「はい、でも歩きづらくないですか?」
「その時は抱えるから……はぁ、食いつき良すぎ。ちょと想定外だね、こりゃ」
珍しく、というか顔をしかめる所を始めて見た。
あの人、寿音さんとは仲睦ましい関係性が見て取れる。でも、それがちょっとだけ最後は崩れて
僕のせいで、僕に向ける感情を良しとしなくて
「ここ、馴染み多いから……色々あいさつ回りながら楽しもうか」
「……はい」
予期しないものを見られた。
寿音さんの知り合いを通して、寿音さんを知ることができた。この商店街、ちょっと楽しみだ。
× × ×
「あれ、寿音ちゃんだ!久しぶり!!」
「え、なにその子……童顔、可愛い♡」
「あ、あの……えっと」
「こらこら、年上をイジメるなギャル二人」
タピオカドリンクの店前で黒髪と金髪の女子高生二人に絡まれた。背の大きい、180センチはあるギャル二人にまじまじと見降ろされて、寿音さんに抱きかかえられたまま見世物にされて、逃げられない。
「彼氏なんだ、ていうか年上?中学生に見えるっしょこれ」
「ま、顔幼すぎ……肌綺麗、なんかズルい。むかつく」
「え、あわわ……その、僕にどうしろと」
「遊んでくれたら許してあげる♡」
「逆援交しちゃう♡……お小遣いあげるからさ、アタシの家おいで~♡」
「!?」
胸元を見せてきたり、スカートを際どくまくったり。
なんというか、二人共になれた様子で誘惑している。
「困ります、それに……初対面」
「関係ないって、あたしらショタコンだし……初対面で十分♡」
「エッチするにも十分♡……ね、ライン交換しよっか♡」
迫ってくる。後ずさりして寿音さんのおっぱいに頭が埋まる。けど、二人のお胸も同時に距離を詰めてくる。
背も大きいだけじゃなく、胸もかなり大きめ、というか普通にエッチすぎる体形だ。見ないようにしていたけど、女子高生だから意識しないようにしていたけどッ
色々と、発達が良すぎるッ
「こら、ギャルズ……わかってやってる?」
「!」
「だめ、この子アタシのだから……勝手に味見したら、怒るよ」
低い声だ。
低音ボイスなのは知っているけど、妙にいつもより低い声。
凄みがある。
「「ええ~」」
「————怒るから」
「「……」」
沈黙が流れる、抱きかかえられて、おっぱいがじゃまで僕には寿音さんの顔は見えない。
見えないけども、二人の顔が凍っていることはわかる。
「……じゃ、じゃあね~」
「彼氏ちゃんばいばい、寿音さんも……すんませんした」
獣を前にしたように後ろ歩きで距離を置いて、一気に反転逃げて去って行った。
「あはは、若いねえ……急に走り出したくなるお年頃だ」
「……寿音さん、怒ると怖い?」
「大丈夫、君には見せないから……君にはね」
「ぁ……はい」
僕の彼女様は大変お強いと知った。
愛されていてよかった。いい子でいよう。
× × ×
商店街を巡る。露店売りする食べ物を食べて、いい商品を見つけたら買って、寿音さんのお金で。
払うと言ったけど、結局財布は没収されてしまった。ウェストポーチからは寿音さんの財布しか出てこない。
あと、財布の中には分厚いお札の束が見えたのは、見間違いじゃないと思われる。
「お箸とお膳、外行きの服に、洗剤とシャンプー、みりん、砂糖、魚屋で干物、白菜、ネギ、ナス、大根、切り干し大根、ミョウガ、カツオ節と昆布、干しシイタケ……色々買っちゃった。常備菜作りたかったし、ね」
にしても色々と買い過ぎだ。両手に持った袋のビニールが悲鳴を上げている。
「……持ちますか?」
「大丈夫、まだ軽いから」
「でも、申し訳ない……です」
力の差を示されるのが悔しいわけじゃない、彼氏としてマナーの問題もある。いや、主にそれが全般。
「大変そうだったから、いいのに」
「……それでもです」
持った瞬間歩くスピードが幼稚園児になってしまったのも、きっと気のせいだ。あの時だけ僕は重力が10倍になったのだろう。
うん、言い訳が悲しい。
「そっか、男の子だね……じゃ、重いものもってよ、アタシの後ろに歩いて、こんな感じに」
「持ちませんから……その、お……っぱ……ぁ、持ちませんからッ!!」
街中でエッチな単語を言わせに来る、寿音さんは平常運転だ。
「別にいいのに、まあでもみんな振り向くかもね……え、私のおっぱい?って」
「なんでですか、普通嫌でしょ。男の声で、その……聞こえたら」
「……凜は可愛いから、皆嬉しがるだろうね。ま、あとここは女の人ばっかりだし、おっぱいの話も世間話になっちゃうから……単語ぐらいじゃどうとでもないかな?」
「そんな、こと」
「セックスの話もするよ。皆エッチなこと好きだし」
「……ここ、変……変な、商店街ですね」
変態な商店街と言いかけたけど、どうにか飲み込んだ。
日々の暮らしからして、僕も大概だと気付いたから。
「変?そうかな?」
「……変ですよ」
日本で、なんでここが有名な場所として取り上げられていないのか気になる。
商店街で道行く人、男がいないわけじゃないけど、とかく女の人が、それも身長が高くて、胸が豊かな人が多い。
さっきの肉屋さんもそうだ。ヤンママさんもすごく大きくて、道行く女子高生二人も大きい。
魚屋さんも、八百屋さんも、お胸の大きな人妻や、その娘と思われる高身長で発育の良い学生さんもこれまたいっぱい。
乾物屋の店番をしていた中学生の女の子には、僕かわいいね、寿音ちゃんの弟かな?なんて言われてしまった。
年上も、年下も、背が大きくて胸も大きい。ここは巨人の国なのかも知らない。いつのまに豆の木を登らされたんだ僕は。
「身長、もっと伸ばしたい……牛乳、まだ間に合うかな」
背が大きくなりたい、成長期はもう過ぎてるけど。
「伸ばしたい、せめてあと五センチ」
「……寿音さんが思うに、飲んだ牛乳は背に効くことはなさそうだけどね」
「はいはい、どうせ吸いだされるかしごいて出されますよ」
「わかってるじゃん、にゃはは~愛い奴め」
「んんむッ」
人目があるのに、商品を持つ手で抱き寄せられて、顔が谷間に埋まる。
ちょっと汗の匂い、良くない匂い。無条件に、落ち着かされる匂い。
「まあ、成長はいつか来るからさ……今はその身長を楽しみなって、いい物でしょ。女の子に見降ろされて、可愛いって言われるの」
「……そんな、こと」
「あ、じゃあさっさと身長伸ばしちゃおっか。牛乳でも飲みに行く?行こうか、良し決まった」
「んむ……っぷは、あの……何を」
胸に押されて歩かされる。
わからないから、寿音さんを見るけど、その顔は悪い企みを思いついた顔だ。嫌な予感しか、いや、エッチな予感しかしない。
「銭湯があるんだよね、そこでさっぱりしましょ……ほら、牛乳も飲めるし」
「銭湯、ですか……まあ、確かに悪くない提案ですね」
商店街をずっと歩いていた。それなりに規模のある通りだったし、立ちっぱなしで休むところが欲しい頃合いでもあった。
「……行こうか、銭湯」
「うん……じゃあ、賛成で」
何を考えているかはわからない。でも、行く場所は公衆浴場だ。
お風呂に入っている間は別行動、何も起きるわけが無く。
次回もお楽しみに、感想・評価など貰えますと日々の励みになります。
寿音さんをイラストに起こしたい。依頼したいけど、長身デカパイ性癖が合致する絵を描く絵描きが見つからない。見つかっても募集してない。
好きで執筆してるけど、絵も描けるようになりたかった。スキルツリー解禁されんかな?