逆襲のサキュバス✖️ダンジョン 作:ましゅまろバスターズ★
少女は走った、走り続けた。
町を抜け、森の中を駆け、
見つからない所へ、見つからない所へと、走り続けた。
少女はふと、森の中で足を止める。
疲れた、足が痛い、お腹空いた、喉乾いた……
それだけじゃない、何かとんでもなく、嫌な気配がした。
ガサガサ
ガルルルル
ピーピー
森のざわめき。生き物達のさわぎごえ。
それらを掻き分けるように、大きな巨体が、姿を現した。
真っ白な、二階建て家屋のような巨大に、ライオンのような顔とたてがみ、
その名を、魔獣【レオル・ガルトューレ】という。
魔獣とは、一般に、魔法を扱う獣の事を指すが。
この魔獣は炎魔法を操る。
木造建築の村が襲われたら、甚大な被害を生む怪物である。
「私の家族を殺した魔獣……こんな所にも……」
少女は震え声で後ずさるものの、もう遅い。
【レオル・ガルトューレ】は、たてがみを、はためかせながら。
少女へと、一直線に襲いかかる。
ガォオオオオオ!!
(ああ、まだ死にたくない。
私はただ、あの人と一緒に、幸せに暮らしたいだけなのにっ……
どうして、こんな事に……)
少女は目を瞑り、神に祈った。
(ん?あれ?………なんでだろう?、
殺されかけているのに、すっごくムラムラする……)
死の間際。
少女は死の恐怖の中で、性的興奮を感じるという、不思議な感覚を味わった。
「キミ……凄いねぇ。才能あるよ」
「え?」
少女の耳元で、甘ったるい声がした。
それは、この世のエロい事を全て凝縮して、解き放ったような、それはそれは甘い声で。
その快楽信号は、少女の耳へと速やかに侵入し、少女の幼い脳細胞を、とろとろに溶かしていった。
「あ”っ!!、お”、おおぉ♡♡」
ビクビクビク、ビクビク、ビク!!
次の瞬間、少女は、一瞬の内に絶頂した。
どこも触っていないのに、まるで快感を直接脳にぶち込まれるような感覚で、
何も分からないまま、ただただ何度もイキ狂った。
「お”お”っ♡、あ”あっ!ああっ♡」
ぶしゅぶしゅ、ぶしゃぶしゃっ!
しかし少女にとってそれは、今までのどんな性行為よりも気持ちよかった。
痛みのない、ただただ純粋な快感に、頭が溶かされてバカになっていくような。そんな幸福感に包まれていう。
「凄いねキミ、もう一段上げちゃおうか♪」
甘い声が再びした。次の瞬間。
「お”おぉぉおおっ!!」
少女は、口から泡を吹いてガクガクと震えた。
訳の分からない程の快感に包まれて、ぶしゃぶしゃと尿を漏らしながら
「キミ、天才だよ。生身で四段階を喰らって立ってられるの、大人でもいないよ」
甘い声がそういって、快楽地獄が終わった。
少女は息を切らしながら、ぼんやりとした目を開けた。
目の前には大きな白いライオン、【レオル・ガルテューレ】が、
白目を剥いて、地面に倒れていた。
「ハァ、ハァ」
少女は荒い息で、意識を朦朧とさせていた。
「ねぇキミ。サキュバスにならない? キミならきっと、凄いサキュバスになれるよ??」
少女の右隣から、あの甘い声がした。
少女はそーっと、右を振り向いた。
「さきゅ、ばす??」
少女の隣には、背の高くて胸とお尻がぼいんぼいんの、全裸のお姉さんがいた。
しかし首から下が漆黒の肌で覆われて、乳首が凄く大きい。
さらに、胸や目の周り、そして下腹部に、赤く光る複雑な模様がかたどられている。
「フフフッ。キミまだ幼いのに、エッチなコトたくさんシてきたんだねぇ。感心感心!
それに、まだまだ伸びしろがある。
どうだ? ワタシのように、もっとエッチで強い女になってみる気はないか?
ワタシは、キミが一体どんなサキュバスになるのか、興味が出て来たよ」
サキュバスのお姉さんは、そう続けた。
少女は驚いた顔でお姉さんを見上げる。
お姉さんは堂々としていて強そうで、少女の目にはかがやいて見えた。
こんな目をした大人になりたいと、そう思った。
「あのっ、サキュバスになったら。貴方みたいにカッコよくなって、大人の男にも負けなくなりますか?」
少女は思い切って、そう尋ねてみる。
「フフッ、ワタシみたいにカッコよくなるのは険しい道のりさ。
だが、大人の男を潰すぐらいなら、すぐにキミも出来るよ」
サキュバスはニヤニヤとした笑みを浮かながら、そう言った。
「じゃあ、なりたいです、さきゅばす。
私には、殺したい人がいるので、その人を殺して、幸せになりたいんです。
でも、喉が渇いてお腹が空きました。
それに、お漏らしして、せっかくのウェディングドレスが、ぐちょぐちょなんです……」
「そうか、大切な服だったんだな。すまない、調子に乗って強くしすぎた。
ご飯は、そうだな、せっかくだから、気持ちイイのをあげるよ。好きでしょ?」
サキュバスは、少女の顎に優しく手を添えて、顔を近づけると。
少女の小さな口に、長い舌をねじ込ませた。
「んぐぅぅ!!?」
少女はつま先だちになり、ビクビクと身体を痙攣させた。
サキュバスお姉さんの口内から、甘くて濃い唾液が注ぎこまれ、
気持ちよすぎて頭がおかしくなった。
ちゅぱ♡
サキュバスが口淫をとくと、少女はお腹いっぱいになって、地面に膝をついた。
「おいしい、おいしい。 お腹、いっぱいだよぉぉ、ううっ……うわぁあああん」
少女はその場で泣き崩れてしまった。
満腹感なんて、何年ぶりだろうか。
少女はずっと、鬼畜な親父さんのもとで、いつもお腹と背中がくっつきそうなぐらい腹ぺこな生活をおくってきた。
「もっとっ、もっとおいしいのくださいぃ!」
少女は胃袋を掴まれたのか、サキュバスの太ももに抱きついておかわりをせがんだ。
「もうお腹いっぱいだろう? ったくしょうがねぇなぁ、腹壊すなよ?」
サキュバスは
「んんんんんっ!!!?」
少女は満腹と快感からくる幸福感で、泣きそうになっていた。
おいしい。おいしい。気持ちいい。
お股のおまんこが、キュンキュンとけいれんして、よろこんでいるのがわかった。
ちゅぱぁ……
「けほけほ……」
少女はサキュバスの唇から解放されて、ごほごほと咳き込んだ。
何度絶頂したのだろうか。
少女の顔はとろけきっていて、頭の中はしあわせでいっぱいだった。
おまたからは洪水のような愛液が溢れだし、白い華奢な太ももや、貰ったばかりウエディングドレスを、さらにビショビショに濡らしていた。
「キミ可愛いね。 名前はなんて言うんだい?」
サキュバスは慈悲に満ち溢れた優しい声で、少女に尋ねた。
「わ、わたしの、なまえは、とうか、です……」
舌がだらけきって呂律が回らない口で、少女は答えた。
「そうか、トウカ、いい名前だ。
トウカにはサキュバスとしての、底知れない素質がある。
もしかしたらワタシを
いいかトウカ。まずはサキュバス試験を受けろ」
「サキュバス、しけん、ですか?」
「そうだ。サキュバス試験は過酷な試験だ。才能がなければ死ぬ。
だが試験を突破すれば、お前は晴れてサキュバスだ。 一般人男性程度なら、触れずに殺せる力が身につく。
どうする? 死ぬのは怖いか?」
少女は、ふるふると首を横にふった。
「怖く、ないです。
私は強くなって、あのクソ親父をぶちころして……
あの人と幸せになります」
その目は
復讐と純愛に満ちた、覚悟のきまった瞳。
「ふふ、いい目をしている。
いいだろう。ワタシが試験会場の近くまで連れていってやる。
ワタシにできるのはそれくらいだ。その先は、テメェで頑張れ、トウカ」
「はい……ありがとうございます」
少女――
なんて優しいお姉さんなのだろう。
好きな男の子との別れが悲しくて、生きる意味を見失いかけた時、お姉さんが助けてくれた。
「私も、お姉さんみたいなサキュバスに、なりたいです」
少女の目は輝いていた。
「ほう、生意気な。せいぜい頑張るこったな。 それと、ワタシの名前はヒルナツだ。これからはヒルナさんと呼べ」
「ヒルナさん、ですか。可愛い名前ですね!」
「うるさい黙れ」
「ぎゃあぁぁぁあ♡♡」
少女はまた絶頂地獄を喰らい、ぶしゃぶしゃと潮吹きをまき散らした。
かくして、
次に待ち受けるは、サキュバス試験。
険しい試練の乗り越えて、彼女はサキュバスになれるのだろうか?