※この作品はR-18です。

FG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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20年前の物語(1)


 

今から20年前―。

 

 

ミモザの母親のリンス

 

【挿絵表示】

 

は、アスマン大学の2年生だった。

 

10歳の頃からガンプラバトルを始めたが、その頃から、リンスのガンプラバトルの技量は抜きん出ていた。

 

20歳となった現在、リンスはビビッ島全土でも有名なガンプラファイターとなっていた―。

 

◇

 

ビビッ島東部にある都市アスマンにあるガンプラバトルアリーナ【レイト】のメインバトルステージでは、宇宙空間のバトルフィールドで

ガンダムEZ-8ターボ

vs

ZZ(ダブルゼータ)ガンダム

のガンプラバトルが行われていたが…

 

勝敗は火を見るより明らかだった…。

 

 

ガンダムEZ-8ターボは、旧キットのガンダムEZ-8の両肩アーマーを、BB戦士のガンダムGP01フルバーニアンの物に換え、バックパックも、BB戦士のガンダムGP01フルバーニアンのバックパックを装備した、黒、灰色、白で塗り分けられた機体(ガンプラ)だ。

 

ZZ(ダブルゼータ)ガンダムはHGUCではなく、無改造の旧HGだ。

 

 

BB戦士のパーツを使っているとはいえ、機動性が高いはずのガンダムEZ-8ターボだが、ガンダムEZ-8ターボのファイターは、自分の愛機をまったく使いこなせておらず、高い機動性に振り回されていた…。

 

その、ガンダムEZ-8ターボの、あまりにみっともない戦いぶりに、観客席からはブーイングが起きていた…。

 

 

ZZ(ダブルゼータ)ガンダムは、バックパックからミサイルを発射する。

 

ガンダムEZ-8ターボは、2、3発は回避したが、残りは被弾…。

 

間髪入れず、ZZ(ダブルゼータ)ガンダムはダブルビームライフルを撃つ。

 

ZZ(ダブルゼータ)ガンダムが撃ったダブルビームライフルの直撃をくらったガンダムEZ-8ターボの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれた…。

 

 

『BATTLE ENDED.』

と、試合終了がアナウンスされると、ZZ(ダブルゼータ)ガンダムの勝利に、観客席からは盛大な歓声が起こり…

 

敗れたガンダムEZ-8ターボのファイターは、観客達からのブーイングをあびながら、ステージに落ちている自分の愛機を回収するのだった…。

 

◇

 

「アイツ、弱すぎるよね☆」

と、観客席でガンダムEZ-8ターボのファイターを嘲笑わうラナ。

 

【挿絵表示】

 

「うん…。

たしかに、自分の愛機(ガンプラ)を使いこなせていないね…。」

と言うユキ。

 

【挿絵表示】

 

「あのEZ-8のファイター…

たしか

黒鋼(くろがね)のライオン

とか名乗ってたよね★」

と言うリサ。

 

【挿絵表示】

 

「何、それ?」

と笑うユキ。

 

「おぉっ☆

いよいよ、真打ち登場だよ☆」

とラナに言われたリサとユキ、そしてラナはバトルステージを注視する―。

 

◇

 

『本日のメインバトルステージでのガンプラバトル第2戦のカードは、リンス vs(バーサス) ジミー!!』

というアナウンスが流れると、観客席から怒涛のような歓声があがった。

 

バトルステージ前に身長170センチのリンスと、身長は180センチ以上はあろう、屈強な体つきの青年ジミーが出てきた。

 

『みなさんもご存知の通り、リンス選手は当アリーナのメインバトルステージでのバトルは現在5連勝中☆

ここで、リンス選手が6連勝するのか!?

それとも、ジミー選手がリンス選手の連勝を止めるのか!?

注目の対戦です☆』

というアナウンスが流れ、観客席からはリンスコールとジミーコールがあがった―。

 

 

バトルステージ前で対面するリンスとジミー。

 

「悪いが…

お前の連勝記録は、ここで終わりだ☆」

と、リンスを見下ろすジミーに

 

「あなたに『お前』呼ばわりされる筋合いは無いわ。」

と、ジミーを見上げるリンス。

 

「そいつは悪かったな…

リンスちゃん☆」

と、リンスを挑発するジミー。

 

しかし、リンスはジミーの挑発に乗ることなく、握手もせずにコクピットルームに向かった。

 

「図に乗ってんじゃねぇぞ、ブタがッ!!」

と暴言を吐いて、ジミーもコクピットルームに向かった―。

 

◇

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal.』

 

ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは、平原。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「リンス!!

ガンダムジェミナス L.O.ブースターL

出ます!!」

 

 

カタパルトデッキからガンダムジェミナス L.O.ブースターLが、バトルステージに向かって発進した―。

 

◇

 

リンスの愛機(ガンプラ)・ガンダムジェミナス L.O.ブースターL―。

 

濃淡2色の青と白で塗り分けたHGガンダムジェミナス L.O.ブースターの両肩のスラストビームキャノンから電磁誘導レール【スラストシザース】を無くしてビームキャノンモードを無くし、大推力スラスターとしての機能に特化させている。

 

一緒に付いているバインダーも小型化され、バインダーの先端に、通常のビームライフルと同程度の威力のビームキャノンが装備されている。

 

全体的に見れば、ベース機最強の武器だったスラストビームキャノンがなくなったため、火力は大幅に低下しているが、高速飛行モードでの攻撃が可能になっていることから、戦闘力は引けを取らない機体(ガンプラ)である。

 

機体名のL(エル)は、リンスの頭文字である―。

 

 

バトルステージに出てくるなり、高速飛行モードに変形するガンダ([リンス])ムジェミナス L.O.ブースターL。

 

まもなく、レーダーがジミーの機体(ガンプラ)を捉えた。

 

正面モニターに、ジミーの機体(ガンプラ)のデータが表示される。

 



 

【機体名】

バスターデュエルガンダム

 

【ベースキット】

1/144 HG デュエルガンダム

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

陸

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◎

接近戦 △

 

【ファイター】

ジミー

 



 

ジミーの愛機(ガンプラ)・バスターデュエルガンダム―。

 

デュエルガンダムの両腕をバスターガンダムの腕に換え、胴体と両足にアサルトシュラウドを装備し、手持ち武器に改造した350ミリガンランチャーと94ミリ高エネルギー収束火線ライフルを持った、バスターガンダムに準じた塗装が施された機体(ガンプラ)だった―。

 

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