今から20年前―。
ミモザの母親のリンス
は、アスマン大学の2年生だった。
10歳の頃からガンプラバトルを始めたが、その頃から、リンスのガンプラバトルの技量は抜きん出ていた。
20歳となった現在、リンスはビビッ島全土でも有名なガンプラファイターとなっていた―。
◇
ビビッ島東部にある都市アスマンにあるガンプラバトルアリーナ【レイト】のメインバトルステージでは、宇宙空間のバトルフィールドで
ガンダムEZ-8ターボ
vs
のガンプラバトルが行われていたが…
勝敗は火を見るより明らかだった…。
ガンダムEZ-8ターボは、旧キットのガンダムEZ-8の両肩アーマーを、BB戦士のガンダムGP01フルバーニアンの物に換え、バックパックも、BB戦士のガンダムGP01フルバーニアンのバックパックを装備した、黒、灰色、白で塗り分けられた
BB戦士のパーツを使っているとはいえ、機動性が高いはずのガンダムEZ-8ターボだが、ガンダムEZ-8ターボのファイターは、自分の愛機をまったく使いこなせておらず、高い機動性に振り回されていた…。
その、ガンダムEZ-8ターボの、あまりにみっともない戦いぶりに、観客席からはブーイングが起きていた…。
ガンダムEZ-8ターボは、2、3発は回避したが、残りは被弾…。
間髪入れず、
『BATTLE ENDED.』
と、試合終了がアナウンスされると、
敗れたガンダムEZ-8ターボのファイターは、観客達からのブーイングをあびながら、ステージに落ちている自分の愛機を回収するのだった…。
◇
「アイツ、弱すぎるよね☆」
と、観客席でガンダムEZ-8ターボのファイターを嘲笑わうラナ。
「うん…。
たしかに、自分の
と言うユキ。
「あのEZ-8のファイター…
たしか
とか名乗ってたよね★」
と言うリサ。
「何、それ?」
と笑うユキ。
「おぉっ☆
いよいよ、真打ち登場だよ☆」
とラナに言われたリサとユキ、そしてラナはバトルステージを注視する―。
◇
『本日のメインバトルステージでのガンプラバトル第2戦のカードは、リンス
というアナウンスが流れると、観客席から怒涛のような歓声があがった。
バトルステージ前に身長170センチのリンスと、身長は180センチ以上はあろう、屈強な体つきの青年ジミーが出てきた。
『みなさんもご存知の通り、リンス選手は当アリーナのメインバトルステージでのバトルは現在5連勝中☆
ここで、リンス選手が6連勝するのか!?
それとも、ジミー選手がリンス選手の連勝を止めるのか!?
注目の対戦です☆』
というアナウンスが流れ、観客席からはリンスコールとジミーコールがあがった―。
バトルステージ前で対面するリンスとジミー。
「悪いが…
お前の連勝記録は、ここで終わりだ☆」
と、リンスを見下ろすジミーに
「あなたに『お前』呼ばわりされる筋合いは無いわ。」
と、ジミーを見上げるリンス。
「そいつは悪かったな…
リンスちゃん☆」
と、リンスを挑発するジミー。
しかし、リンスはジミーの挑発に乗ることなく、握手もせずにコクピットルームに向かった。
「図に乗ってんじゃねぇぞ、ブタがッ!!」
と暴言を吐いて、ジミーもコクピットルームに向かった―。
◇
『GUN-PLA Battel, Stand up.』
システムが起動し始めた。
『Please set your GP base.』
GPベースを、スロットにセットする。
『Begining Plavsky particle dispersal.』
ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。
形成されたバトルフィールドは、平原。
『Please set your GUN-PLA.』
ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。
コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。
球体操縦桿を握り、そして―
『Battel start!!』
バトルスタートの合図が鳴り響く―!!
「リンス!!
ガンダムジェミナス L.O.ブースターL
出ます!!」
カタパルトデッキからガンダムジェミナス L.O.ブースターLが、バトルステージに向かって発進した―。
◇
リンスの
濃淡2色の青と白で塗り分けたHGガンダムジェミナス L.O.ブースターの両肩のスラストビームキャノンから電磁誘導レール【スラストシザース】を無くしてビームキャノンモードを無くし、大推力スラスターとしての機能に特化させている。
一緒に付いているバインダーも小型化され、バインダーの先端に、通常のビームライフルと同程度の威力のビームキャノンが装備されている。
全体的に見れば、ベース機最強の武器だったスラストビームキャノンがなくなったため、火力は大幅に低下しているが、高速飛行モードでの攻撃が可能になっていることから、戦闘力は引けを取らない
機体名の
バトルステージに出てくるなり、高速飛行モードに変形する
まもなく、レーダーがジミーの
正面モニターに、ジミーの
【機体名】
バスターデュエルガンダム
【ベースキット】
1/144 HG デュエルガンダム
【ガンプラタイプ】
汎用型モビルスーツ
【ガンプラ属性】
陸
【戦場適応】
宇宙戦 ◎
空中戦 ✕
地上戦 ◎
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◎
接近戦 △
【ファイター】
ジミー
ジミーの
デュエルガンダムの両腕をバスターガンダムの腕に換え、胴体と両足にアサルトシュラウドを装備し、手持ち武器に改造した350ミリガンランチャーと94ミリ高エネルギー収束火線ライフルを持った、バスターガンダムに準じた塗装が施された