※この作品はR-18です。

FG ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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20年前の物語(2)


 

バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムは、右手に持つ350ミリガンランチャーの後部に、左手に持つ94ミリ高エネルギー収束火線ライフルを接合させた対艦徹甲散弾砲をガンダ([リンス])ムジェミナス L.O.ブースターLに向けて発砲する。

 

しかし、リンスは慌てない。

 

ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLは、散弾の散布界以上の高度に上昇し、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムからの攻撃を回避した。

 

そして、機首を下げ、両肩のバインダー先端に装備されているビームキャノンを撃ちながら、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムに向かって降下していく。

 

バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムは、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLからの反撃を右に回避して、対艦徹甲散弾砲を撃つ。

 

近距離からの攻撃ゆえ、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLは回避できないと思ったのだろうが…

 

なんと!!

 

ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLは機体を急落下させて、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの攻撃を回避したのだ!!

 

ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLはモビルスーツ形態になると、対艦徹甲散弾砲発射のために動くことができないバスタ([ジミー])ーデュエルガンダムに向けて、右手に持つアクセラレートライフルタを連射した。

 

ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLの攻撃は、もちろん全弾命中。

 

しかも、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムはシールドを持っていないため、防御することもできない。

 

胴体に装着されているアサルトシュラウドも通常装甲なので、防御力向上の役に立っていない…。

 

◆

 

ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLからの攻撃を全弾くらってしまったバスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの耐久値は75パーセントにまで減ってしまった。

 

「ちくしょうッ!!

ブタがァッ!!」

と、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムは右手に持っていた350ミリガンランチャーを投げ捨て、バックパックからビームサーベルを抜き、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLに斬りかかるが、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLは左に回避して、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの斬撃をかわす。

 

そして、右手で左肩口からビームサーベルを抜き、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムを斬りつけた。

 

「うがァッ!?」

 

この一撃で、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの耐久値は65パーセントにまで減った。

 

「ちくしょうがァッ!!」

と再び、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムはガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLに斬りかかるが、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLは素速くバスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの背後に回り込み、袈裟斬りした。

 

これはクリティカルヒットだったようで、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの耐久値は、一気に49パーセントにまで減った。

 

バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムのコクピットルーム内は、耐久値が50パーセントを切ったことを報せる警報音が鳴り響く。

 

「うるせぇんだよッ!!

クソがァッ!!」

と、もはや、ジミーは冷静さを失っていた…。

 

こうなると、もはや、ジミーに勝機などあろうはずがなかった…。

 

◇

 

バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムにとどめをさそうと、リンスは武装スロットから『SA(特殊攻撃)』を選択した。

 

すると、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLがアクセラレートライフルを両手でかまえる。

 

そして、アクセラレートライフルの銃口にエネルギーが集束されていく―。

 

一方、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムは何を考えているのか、投げ捨てた350ミリガンランチャーを拾うと、94ミリ高エネルギー収束火線ライフルの後部に接合させ、超高インパルス長射程狙撃ライフルにし、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLに向けて撃った。

 

しかし、ガンダ([リンス])ムジェミナスL.O.ブースターLは、バスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの苦しまぎれの攻撃を余裕でかわすと…

 

「いっけぇぃ!!」

と、アクセラレートライフルを撃った。

 

ガンダ([リンス])ムジェミナス L.O.ブースターLの反撃は、完全なカウンターだった。

 

超高インパルス長射程狙撃ライフル発射直後で、動くことのできないバスタ([ジミー])ーデュエルガンダムは、回避も防御もできず、ガンダ([リンス])ムジェミナス L.O.ブースターLの攻撃をまともにくらってしまったバスタ([ジミー])ーデュエルガンダムの耐久値はゼロになり、爆発のエフェクトにつつまれた…。

 

 

『BATTLE ENDED.』

と、試合終了がアナウンスされると、観客席からは盛大な歓声が起こった―。

 

◇

 

【レイト】のイートインスペースでは

ラナ

ラナの彼氏のパトリック

ユキ

リサ

が、リンスの【レイト】のメインバトルステージでのガンプラバトル6連勝を祝福していた。

 

「6連勝、おめでとう☆」

と

ノンアルコールビール

で乾杯するリンス、ラナ、パトリック、ユキ、リサ。

 

「ブチのめしたのが、あのムカつくジミーだったから、喜びもひとしおだね☆」

と言うラナ。

 

「言えてる☆」

と、ラナに同意するユキ。

 

「でも、ジミーさん…

あのまま、黙って引っ込んでないと思うケン★」

と言うパトリックを

 

「アンタ、誰の味方なのよ!?」

とラナにニラまれ、ビビるパトリック…。

 

「夫婦漫才は、ご遠慮いたします☆」

と、ラナとパトリックを茶化すリンス。

 

その時、リンスの携帯電話に、メールが着信した。

 

携帯電話の画面を見るリンス。

 

「あっ…♡」

と、頬が赤くなるリンス。

 

「彼女からのお誘い

だね☆」

と笑うリサ。

 

「うん…★

その…いいかな?」

と訊くリンスに

 

「いいよ☆」

と笑うリサ。

 

「みんな…

ごめんね…★」

と、去っていくリンス…。

 

 

去っていくリンスの背中を見ながら

「私とパトが夫婦漫才だったら、リンスは何なのよ★」

と言うラナ。

 

「女同士

でも、夫婦っていうのかな?」

と言うユキ。

 

「女同士だったら

婦婦(ふふ)

になるんじゃないの?」

と言うリサ。

 

「つ〜か、祝勝会の主役がいなくなったんじゃ、私らも、ここにいる理由がなくなったわね…★」

と言うラナ。

 

「言えてる★」

と、ラナに同意するユキ。

 

「んじゃま、私らも帰るとしますか★」

と、リサが立ち上がると

 

「んじゃ、パトリ氏。

勘定お願いね☆」

と笑うリサ。

 

「ゑっ?

何でオレが?」

と困惑するパトリック。

 

「まさか、割り勘とでも思っていたんですか?」

と、パトリックをニラむユキ。

 

「男見せろ、パト★」

と、彼女であるラナにまで言われてしまい

 

「そんなぁ〜★」

と、悲しみの絶叫をあげるパトリックだった…。

 

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