なので、今回は、以前から少し書きたかったディストピア物を合わせた内容を、書かせて貰いました。
また、興味がある方は、ぜひ、こちらでの応募もお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=304190&uid=45956
スーパー悪者ワルド。それは、機界戦隊ゼンカイジャーに出てきた世界の一つで、簡単に言うと、かなり治安の悪い世界だ。
元々、一つの組織だけでも、地球に大きな危機を迎える程だ。
そんな、組織が、スーパー戦隊の数だけ存在し、さらには、それ以上も存在する。
そして、この世界では、ヒーローがいない。
その結果、ヒーローはいない影響もあり、この世界には、まさしく無法地帯だ。
しかし、皮肉な話、悪が数え切れない程、存在する為に、世界は滅びていない。
悪の組織は、互いに自分達の邪魔をする存在を許さない。だから、他の組織の悪事を潰すために手を組む事はあっても、基本的に仲が悪い。
だからこそ、ヒーローがいないにも関わらず、世界の秩序は保たれているのだ。 そして、悪の世界であるからこそ、当然のように犯罪が多い。
「はぁ、なんで、この世界に転生してしまったのか」
俺はそう呟く。俺の名前は、田中太郎。元日本に住む平凡なサラリーマンだった男だ。 そんな俺は、ある日突然死んだ。死因は不明だ。気がついたら、この世界にいた。
しかも、どういう訳か、この世界で生きていた頃の記憶も持っていた。 まあ、記憶があると言っても、名前や年齢などは覚えていたけど、自分がどんな人間だったかを忘れてしまっていたんだよね。 ただ、自分の名前だけは思い出せたから良かったよ。
さて、前世の記憶を思い出した俺は、これからどうすれば良いのか、未だに悩みがある。「いや、これは、マジでヤバい」
そう言いながら、周囲を見る。そこには、スーパー戦隊に出てきた戦闘員だけではなく、おそらくは悪の怪人達まで多くいる。
そして、奴らは、俺に襲い掛かってくる。
「はぁ、本当に嫌になるよ」
そうしながらも、この世界で、手にする事が出来た力を、解放する。
『オーマジオウ』
鳴り響く音と共に、俺の姿は変わる。
白基調のボディに金色のアクセントや、毛皮のような装飾。
それこそが、俺の、この世界で手にした力であり、アナザーオーマジオウ。俺が、この世界に転生し、手に入れた力だ。 「さて、行くぞ!」
そう言って、俺は襲い掛かる怪人達に対して、構える。
奴らは、こちらに向かって、無数の光弾が放たれる。 それに対して、俺は手を前に翳した。
それによって、無数の光弾をかき消す。 そして、俺はそのまま、前へと進んだ。
「なっ!?」
怪人達が驚く声が聞こえる中、俺は怪人達の懐に入り込む。 そこから、怪人達に蹴りを叩きこむ。
それにより、怪人達は吹き飛ばされていく。 そして、そのまま、怪人達は爆発していく。 そんな中で、怪人達は逃げようとする。
「まぁ、逃げるならば、それで良いけど」
そう言っている間にも、背後から攻撃が来る。 それに対して、振り向きもせずに裏拳を放つ。 すると、怪人の一人が殴り飛ばされる。 「お前ら! 何をしているんだ!!」
そうして、他の怪人達が集まりだす。 その中には、幹部クラスの怪人もいる。しかし、それは、どうでも良かった。
「何って、お前らが先に仕掛けてきただろう?」
そう言うと同時にため息を吐く。
「知るか! 貴様の力を手に入れば、俺がこの世界で支配する!」
「なら、仕方がないな」
俺はそう呟くと、一気に加速をする。
それと同時に、怪人達の目の前に現れる。 怪人達は驚きながらも、俺に攻撃をしてくる。
それを捌きつつ、一人一人の腹パンを決める。 そうしながら、周囲の怪人を倒していると、後ろから巨大なビームが迫ってくる。 その威力を見て、俺は笑みを浮かべた。
「ふむ、なかなかだな」
そう言いながら、俺は、後ろに目を向ける。
そこには、怪人達よりも大きな人型のロボットがいた。
スーパー戦隊では、既に馴染み深い巨大化した怪人達。
この世界では、珍しくないだろう。
まぁ、最も。
「この力の前では、無意味だがな」俺はそう言うと共に、迫りくる巨大ロボを見据えた。 巨大ロボの頭上から光線が降り注ぐ。 それに対して、俺は手を向けた。 「無駄だ」 俺の手に触れた瞬間、全ての光が消える。 それに驚いている間に、俺は走り出す。 一瞬にして、巨大ロボの前に移動すると、そのままアッパーカットを打ち込んだ。 それによって、巨大ロボは宙に浮かぶ。 そして、俺は腕を引く。 それに合わせて、巨大ロボも宙に浮かび上がる。 そして、俺は手を離す。 すると、巨大ロボはそのまま落ちていき地面に激突した。 地面が大きく揺れ動く中、俺はゆっくりと歩き出した。
「.さて、そろそろ終わりにするかな」
そう言って、俺は右手を上げた。
「消え失せろ」
その言葉とともに、俺は腕を振り下ろした。
それと共に、空から隕石を降らせる。 その一つ一つの大きさは小さいが、数が多く広範囲に降り注いだ。 それにより、怪人達が吹き飛ぶ。 中には、押しつぶされ死ぬ者もいた。
それによって、周囲には既に敵はいなかった。
「……まったく、毎回、これだと、嫌になるよ」
そうしながら、俺は、自身の能力で、未来予知をしながら、今後の事を考えながら、ゆっくりと進んでいく。