※この作品はR-18です。

悪の崩壊世界で   作:ボルメテウスさん

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特撮や実写版の作品でのヒロインの官能系は、ある意味、御法度だと考えていました。現在でも、あまり肯定的ではないですが、YouTubeで、アキバレンジャーが配信されて、そういう考えも、ありだと考えてしまいました。
なので、今回は、以前から少し書きたかったディストピア物を合わせた内容を、書かせて貰いました。
また、興味がある方は、ぜひ、こちらでの応募もお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=304190&uid=45956


崩壊世界の王に転生

 スーパー悪者ワルド。それは、機界戦隊ゼンカイジャーに出てきた世界の一つで、簡単に言うと、かなり治安の悪い世界だ。

 

 元々、一つの組織だけでも、地球に大きな危機を迎える程だ。

 

 そんな、組織が、スーパー戦隊の数だけ存在し、さらには、それ以上も存在する。

 

 そして、この世界では、ヒーローがいない。

 

 その結果、ヒーローはいない影響もあり、この世界には、まさしく無法地帯だ。

 

 しかし、皮肉な話、悪が数え切れない程、存在する為に、世界は滅びていない。

 

 悪の組織は、互いに自分達の邪魔をする存在を許さない。だから、他の組織の悪事を潰すために手を組む事はあっても、基本的に仲が悪い。 

 

 だからこそ、ヒーローがいないにも関わらず、世界の秩序は保たれているのだ。 そして、悪の世界であるからこそ、当然のように犯罪が多い。

 

「はぁ、なんで、この世界に転生してしまったのか」

 

 俺はそう呟く。俺の名前は、田中太郎。元日本に住む平凡なサラリーマンだった男だ。 そんな俺は、ある日突然死んだ。死因は不明だ。気がついたら、この世界にいた。

 

 しかも、どういう訳か、この世界で生きていた頃の記憶も持っていた。 まあ、記憶があると言っても、名前や年齢などは覚えていたけど、自分がどんな人間だったかを忘れてしまっていたんだよね。 ただ、自分の名前だけは思い出せたから良かったよ。 

 

 さて、前世の記憶を思い出した俺は、これからどうすれば良いのか、未だに悩みがある。「いや、これは、マジでヤバい」

 

 そう言いながら、周囲を見る。そこには、スーパー戦隊に出てきた戦闘員だけではなく、おそらくは悪の怪人達まで多くいる。

 

 そして、奴らは、俺に襲い掛かってくる。

 

「はぁ、本当に嫌になるよ」

 

 そうしながらも、この世界で、手にする事が出来た力を、解放する。

 

『オーマジオウ』

 

 鳴り響く音と共に、俺の姿は変わる。

 

 白基調のボディに金色のアクセントや、毛皮のような装飾。

 

 

 

 それこそが、俺の、この世界で手にした力であり、アナザーオーマジオウ。俺が、この世界に転生し、手に入れた力だ。 「さて、行くぞ!」 

 

 そう言って、俺は襲い掛かる怪人達に対して、構える。

 

 奴らは、こちらに向かって、無数の光弾が放たれる。 それに対して、俺は手を前に翳した。

 

 それによって、無数の光弾をかき消す。 そして、俺はそのまま、前へと進んだ。

 

  「なっ!?」 

 

 怪人達が驚く声が聞こえる中、俺は怪人達の懐に入り込む。 そこから、怪人達に蹴りを叩きこむ。 

 

 それにより、怪人達は吹き飛ばされていく。 そして、そのまま、怪人達は爆発していく。 そんな中で、怪人達は逃げようとする。

 

「まぁ、逃げるならば、それで良いけど」

 

 そう言っている間にも、背後から攻撃が来る。 それに対して、振り向きもせずに裏拳を放つ。 すると、怪人の一人が殴り飛ばされる。 「お前ら! 何をしているんだ!!」 

 

 そうして、他の怪人達が集まりだす。 その中には、幹部クラスの怪人もいる。しかし、それは、どうでも良かった。

 

  「何って、お前らが先に仕掛けてきただろう?」 

 

 そう言うと同時にため息を吐く。

 

「知るか! 貴様の力を手に入れば、俺がこの世界で支配する!」

 

  「なら、仕方がないな」 

 

 俺はそう呟くと、一気に加速をする。

 

  それと同時に、怪人達の目の前に現れる。 怪人達は驚きながらも、俺に攻撃をしてくる。 

 

 それを捌きつつ、一人一人の腹パンを決める。 そうしながら、周囲の怪人を倒していると、後ろから巨大なビームが迫ってくる。 その威力を見て、俺は笑みを浮かべた。 

 

「ふむ、なかなかだな」 

 

 そう言いながら、俺は、後ろに目を向ける。 

 

 そこには、怪人達よりも大きな人型のロボットがいた。

 

 スーパー戦隊では、既に馴染み深い巨大化した怪人達。

 

 この世界では、珍しくないだろう。

 

 まぁ、最も。

 

「この力の前では、無意味だがな」俺はそう言うと共に、迫りくる巨大ロボを見据えた。 巨大ロボの頭上から光線が降り注ぐ。 それに対して、俺は手を向けた。 「無駄だ」 俺の手に触れた瞬間、全ての光が消える。 それに驚いている間に、俺は走り出す。 一瞬にして、巨大ロボの前に移動すると、そのままアッパーカットを打ち込んだ。 それによって、巨大ロボは宙に浮かぶ。 そして、俺は腕を引く。 それに合わせて、巨大ロボも宙に浮かび上がる。 そして、俺は手を離す。 すると、巨大ロボはそのまま落ちていき地面に激突した。 地面が大きく揺れ動く中、俺はゆっくりと歩き出した。

 

  「.さて、そろそろ終わりにするかな」

 

  そう言って、俺は右手を上げた。 

 

「消え失せろ」 

 

 その言葉とともに、俺は腕を振り下ろした。 

 

 それと共に、空から隕石を降らせる。 その一つ一つの大きさは小さいが、数が多く広範囲に降り注いだ。 それにより、怪人達が吹き飛ぶ。 中には、押しつぶされ死ぬ者もいた。

 

 それによって、周囲には既に敵はいなかった。

 

「……まったく、毎回、これだと、嫌になるよ」

 

 そうしながら、俺は、自身の能力で、未来予知をしながら、今後の事を考えながら、ゆっくりと進んでいく。

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